お久しぶりです。
連休中はブログを休み、ひたっすら家族サービスしていました。
前回の記事をアップした7月21日に、望海風斗さんのワタナベエンターテインメント所属が発表されたんですね。とにかく家事が忙しかった私が知ったのはオリンピック開会式を家族で見ていた時。テレビを眺めつつタブレットで情報収集していた娘から聞きました。
テレビに釘付けだった夫も思わず「おおっ、ナベプロかぁ。泣く子も黙る老舗やな。すごいな」なんて言ってまして、しばし家族でだいもんトークに。
私は正直、「すごい~」な歓迎モードになれません。
ヤフーニュースによると、望海さんは「幅広いジャンルで活躍していく意向」との事。確かにナベプロならいろんな選択肢があるでしょう。
ですがこれは・・・
「自分が望まないジャンルでの活躍を強いられる可能性がある」という事でもあるはず。
すでに望海さんと同期の明日海さんが研音に所属し、幅広いジャンルで活躍しています。その中にはバラエティ番組でギャグをしたり、情報番組のパーソナリティーと聞こえは良いけれど実際は添え物だったりといった、謎めいた活躍もありました。
宝塚で絶大な人気があった明日海さんでも、仕事を選べないのでしょう。
エリザベートのガラコンでも、トートだけでなくシシィも担当しましたし。
私は大手事務所はいろんなコネクションがあると同時に、シビアだと思っています。
結局は、どう企業利益を上げるかを最重視するのではないかと。
ナベプロは去年の9月、ミュージカル分野で有名な城田優さんとの契約を解除しています。にもかかわらず現在も「弊社は引き続き今後もサポートして参ります」と公式サイトに載せているんですから、ドル箱な城田さんへの未練たっぷりな感じ。契約解除は城田さんからの要望であり、渋々応じたと推測します。
ナベプロはひょっとしたら望海さんに城田さんの後釜のような期待をしているかもしれないし、望海さんとしてもそれは本望かもしれない。
けれど・・・望海さんがやりたい役だけ持ってきてくれるとは限らないですよね。それこそ、「シシィをやってくれ!」ってなるかもしれません。東宝シシィが明日海さんと望海さんのWキャストになったりしたらすごいと思いません?望海さんならトートも十分に出来ると私は思っていますが、話題性を優先するならシシィかと。
城田さんは10代からナベプロにお世話になっていたのに独立を選んだのですから、よっぽどいろんな事情があったのでしょう。
30代も後半、アラフォーからお世話になる望海さんがナベプロで活躍するには、双方が相当に努力しなくちゃいけないはず。
でね、あくまで私の感覚ですが、いろいろゴタゴタするリスクがあるように思います。
退団後早々に公開したSNSや公式サイトを見る限り、望海さんは仕事を選びたい、自分がやりたい事だけをしたい印象があるので・・・
望海さんを大切にしてくれるのは夢組や梅芸や東宝だったように私は思います。
けれどどうしても仕事が舞台ものに偏るので、望海さんはいったんはフリーで活躍をする事にしたんじゃないかと。
そんな望海さんを支えてくれたのは低学年の頃からの熱烈なファンではないでしょうか。ファンクラブ幹部などの。
けれど、こういった方々だけではどう頑張っても、いろいろ限界があるはずです。
決してプロっぽいとは言い難い公式サイトに、いつまでも新規募集を始めぬファンクラブ。
そして、大胆な長期日程で組んだツアーのチケットがダブついているという現実。
各種リセールサイトに驚くほど大量に出品されています。
チケットセディナは8月3日に迫っている貸切公演を「☆手数料無料!チケットは当日会場引換!」という異例の特典で追加販売を決めましたが、これはつまり「かなり売れ残っている」事を示しているはずです。望海さんがフリーのままでは、次のコンサートツアーでのセディナ貸切はなくなるかもしれません。
で・・・
当初フリーで活躍するつもりだった望海さんだけど、いろいろ厳しい現実を目の当たりにして、大手事務所への所属を決めたんじゃないかと。
私は勝手にそう、空想しています。
そして、ファンクラブ幹部の方々が望海さんのナベプロ所属をどう思っているのかが、気になって仕方ありません。
不気味なんですよ・・・
だって、ナベプロ所属が発表された7月21日から5日も過ぎた現在、7月26日の午後の時点で、公式サイトでその発表がないんですから。
しかも最新のニュースが21日なんですよ。「INTO THE WOODS」に魔女役で出演する事が決まったというニュース。
何故、ナベプロ所属になった事をお知らせしないんでしょうね?ひとつの舞台が決まった事よりうーーーんと、大きな出来事なのに。
本来ならナベプロ所属が決まった事、そして、現在の公式サイトを閉鎖する事を真っ先に、お知らせしなくちゃいけないはずです。
現在の公式サイトは、閉鎖を免れないでしょう。
ナベプロ所属のタレントに、オリジナルドメインの公式サイトを持っている人はいないようですので。私が確認した限り、ナベプロ公式サイトとアメブロ、そして大手SNSのみでの発信になっています。
そもそも、今の公式サイトは大手企業の感覚とフィットしていない気がします。
サイトの技術力だけではなく、4月24日のニュースにある「だいもんがWOWOW宝塚プルミエールの年間ナレーターに就任いたします」のような表現もね、アウトではないかと。こういったお知らせでは何が何でも「望海風斗が~します」に統一するのが大手じゃないかと、私は思うんです。
彩凪翔さんの公式サイトも彩凪さんを「翔くん」と読んでいますし、個人事務所なら何ら問題はありません。ですが大手事務所ではその感覚はフィットしないように、私は、思っています。
業務提携ではなく正式な所属のようですから、ナベプロは望海さんにあれこれ注文を付けてくるでしょう。 ひょっとしたら、ファンクラブ幹部を始めとする熱烈なファンの方々との濃厚な関係をある程度精算するように求めてくるかも・・・
もしそうなったら、熱烈なファンの方々はどう思うかな・・・
と、ゲスゲスしちゃいます。
ホンマ、勝手に空想しているだけです。
以上、
もはやちっともトレンドではない、望海さんナベプロ入りについて、言いたい放題してみました。
コメント
初めまして
私もだいもんがナベプロにお世話になることに
少し心配でした。
このブログを拝見して、私と同じに思っていらしたので
思わずコメントいたしました。
宝塚を退団すると思っていたよりお客さんをいれるのは
大変でしょうし、いろいろなことをやりたいなら
芸能プロに入る方がいいのでしょうね。
だいもんさんは繊細な方だと思うので、
あまり慣れないテレビなどをたくさんでると
ちょっと心配になります。
東宝や梅芸だと舞台メインでしょうから少し違ったことも
チェレンジしたかったのでしょうね。
この選択がよい方向に行くことだけを願っています。
お邪魔致しました。
ゆきさん、はい、宝塚ファンは現役ジェンヌさんが好きな方が多いようですね。
望海さんを取り上げたこの記事のビュー数は現在4200を超えたばかりですが、次の、和希さんを取り上げた記事のビュー数は6000を超えています。
この度のコンサートのチケットがダブついている事もまた、宝塚ファンの現役好きを証明しているのかもしれません。
舞台メインではなくいろんな事にチャレンジするなら、これまで築き上げたものをいったんすべて忘れるくらいの覚悟がいるように私は思います。これは、舞台人として極めに極めた望海さんにとって相当な苦行になるのではないかと。
他のトップスターOGもそうですが、10代半ばから30代半ばまでいた世界をいったんリセットする事ってなかなか、出来ないように思うんですよ。
で、芸能プロダクションにとって扱いにくい存在になってしまうのかも、、、と。
結局私たちに出来る事は、望海さんの今後の幸せを願う事だけなんですよね。
私としては望海さんが紆余曲折を経て、ナベプロから夢組や東宝、梅芸にチェンジというのもアリかなと思っています。
もしそうなれば望海さんは、最初からなじみある事務所に所属するよりもたくさんのものを得るような気がするんです。
コメントありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。