鴛鴦歌合戦は「予習しすぎたらアカン」かも

大劇場公演

わ、わからん・・・

鴛鴦歌合戦のキャストを眺めて思わずつぶやいちゃいましたよ。
私はアマプラで映画版を観まして(その時の記事はこちら)、この時に予測した

峰沢丹波守→永久輝せあさん
おとみ→星空美咲さん
藤尾→美羽愛さん

は3人ともその通りでした。だけど正解した喜びより「謎のキャストが多すぎてイミフやわ」という気持ちの方が強かったです。

蓮京院(京三紗さん)?
蘇芳(紫門ゆりやさん)?
↑ちなみに蘇芳は「すおう」と読むらしい、私は知らなかった
天風院(美風舞良さん)?
麗姫(春妃うららさん)?
平敦盛(帆純まひろさん)?
秀千代(聖乃あすかさん)?

とまぁ、専科~ベテラン・路線が軒並み、映画には一切出てこない公家ないし武家っぽい役で出ているのでびびっちゃいました。

これは・・・予習しすぎたらアカンやつかもしれませんね。キャラだけ採用してストーリーはかなり変更する、そんなタイプかも。

にしてもアレンジがキツそうだなぁ、原作は浪人や町娘達、小物な殿様による軽いノリな物語なのにナオコは重そうなオリジナルキャラをたくさん用意したような気がします。
こりゃあひょっとして、根こそぎアレンジしてオリジナルっぽくなるかも?ああ、どうか「めぐり会いは再び」っぽくはならないようお願いしたいです。ナオコの宝塚愛は私にはちょっと重たいんです。

とりあえず、映画版での再予習はしない事にしました。たぶん大劇場で拝むのは全く違うストーリーだろうし。
それでも映画版通りのキャストだけまとめますと、

こんな感じ。あと道具屋六兵衛(骨董屋)の航琉ひびきさんも映画でけっこう重要な役でした。

航琉さん(93期)、和海さん(94期)、春妃さん(97期)は退団するんですね。今年度は109期生が40名入団したんですから同じ数くらいの方が退団するんでしょう。
にしても107期の静乃めぐみさんは今日付で退団なんですね、成績6位と優秀なのに。熾烈な競争をくぐり抜けたはずなのにあっけなく消えてしまう方が少なくないのも宝塚の特徴です。かと思えば同じ107期で次席の七彩はづきさんはすでにうたかたで新公主演を果たしこの度の鴛鴦でも末端ながらキャストに名前が挙がっています。だけどこの先どうなるかは全くわからない。
若い女の子達の、残酷なまでの競争ぶりをリアルタイムで感じるのが宝塚なんですね。

コメント

  1. ドラベッラ より:

    たーさん、お久しぶりです。
    江戸時代の話に敦盛って…。亡霊として出てくるのかしら。原作が漫画やゲームではないのでアレンジしやすいのでしょうね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      ドラベッラさん、お久しぶりです!確認したところ2月にお初コメントをいただきましたので3ヶ月ぶりですね。その間も遊びに来てくださっているようで嬉しいです。
      歌舞伎がすごい事になってしまいましたね、ドラベッラさんは今後どうされますか?私は今後も観劇を続けるつもりです。
      オペラはまだ未経験のままなんですよね、他の読者さんが教えてくれた「ラ・ボエーム」や学生時代に存在を知った「トスカ」に興味があるんですが・・・

      さて、
      鴛鴦歌合戦ですがそ~なんです、私は歴史は苦手(っていうか歴史「も」苦手)なんですが、平敦盛っていかにも平家物語的な名前ですよね、調べたら実際そうだったし。義経千本桜のすし屋に出てたっけ?と思いましたがこちらは平維盛でした。ちっ、アツとコレの違いかぁw

      実在した人物だけど肖像権があるわけじゃないし、アレンジしやすいんでしょうね。だけどあんまりいじりすぎないで欲しいかなぁ・・・

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. 調和の霊感3の6 より:

    関西の、たーさま

    こんばんは
    教えてもらった「鴛鴦歌合戦」の映画、昨日冒頭5分くらい見て面白そうと思ったんですが、用事が出来てそこで止まってます。
    違うものになりそうなんですね。
    ですが予習と思わずじっくり見てみたいと思います。

    私も昨日発表の配役を見た時、平敦盛で止まっちまいました。時代ちゃうし亡霊役?って思っちゃいますよね。

    私が父から聞いたうろ覚えの話では、笛の名手でめっちゃ美少年なんですけど、公演ではどんな役目になるんでしょうか。

    蘇芳については、
    地元紙で染色家の吉岡幸雄さんが、源氏物語に出てくる色目を再現し本を出版したという記事がのり、その時その本(「源氏物語の色辞典」)を買いその中に載っていたので知りました。とっても綺麗な色の襲でした。他のも素敵でした。

    しかし初見で蘇芳、すおうと読めない。
    蘇芳って字面だと僧侶しかも法力駆使する入道?いや反対にはんなりお公家さん?と妄想しています。

    話変わりますが、ジュエルドパリの和希さんのへそピ、座った席の照明の当たり具合なのかすごくよく光ってる時と、あれ?今日してないの?くらい光が少ない時とありました。基本和希さんを見ちゃうんですけど、途中からに組長にわさんも気になってきました。

    3回見られたけどあとは残るは配信です。
    どのシーンも楽しみです。途切れたりしないことを祈るのみです。笑

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      調和の霊感3の6さん、こんばんは
      映画の鴛鴦、のっけからテンポ良いですよね。デジタルリマスターなりして画質アップ&カラー化してくれたらいいのに。
      はい、予習だと思わず観るのが良いかと。皆さんとっても歌ウマだし楽しいですよ。

      だからこそ、宝塚版でも楽しく仕上げて欲しいんですよね。亡霊なんか出して欲しくない。だけどそんな予感・・・
      平敦盛は美少年で笛の名手なんですね。確かに帆純さんは美しいですもんね。
      にしても秀千代は何でしょうね?それにこれって幼名ですよね、聖乃さんが演じるのに?
      ああ~、怖い怖い、ナオコが怖い。

      蘇芳を「すおう」と読むのは難しいです、「そほう」と読みたくなりますから。
      源氏物語の色辞典・・・興味持ったんですがけっこう高いですね、シクシク。文章を読むだけなら中古本で良いんですがこの本は内容が内容だけに傷んでいる可能性がある中古本は避けたいところです。
      難しそうな名前の色といえば私が思いつくのは萌葱色くらいかなぁ。

      和希さんのへそピは席によって光りやすかったりそうじゃなかったりするんですね。
      へ~、奏乃さんのニックネームは「にわ」なんですね、やっぱ本名由来ですか~
      私も初回では和希さんに夢中になっていましたが2回目では奏乃さんが先にムチを使っている事に気付きました。

      調和の霊感3の6さんは配信も観る予定なんですね。是非感想をお聞かせください。
      私はアマゾンのファイヤースティック経由で楽天TVを観るようにしてから通信障害はほぼありません。そうそう、dTVはやはり撤退しましたね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. 調和の霊感3の6 より:

    関西の、たーさま

    先程、鴛鴦歌合戦見終わりました。面白かったー。清々しいくらい。
    これ昭和14年制作?時代劇✖️ジャスっぽい感じがすごく斬新。でもセリフまわしは昔の映画っぽい。

    で、敦盛の件解明しました。
    割と前半で、殿様が骨董品を並べて「これは静御前の初音の鼓、この笛は…」とご家来バンドの演奏にのせて笛の由来を歌う場面、ここに敦盛出てきてました。
    🎵一ノ谷の戦いで〜敗れた平氏のロマンス〜
    ってな感じ歌うシーンで一ノ谷で敗れた平家の武士たちが登場していた。

    先の敦盛のエピソードにはまだ少し続きがありまして

    源平の一ノ谷の合戦(鵯越の逆落としと同じ時系列)で負けて敗走している平家の若武者が源氏の武将に見つかり、一騎打ちになります。
    武将の方が強く若武者の首をはねようとした瞬間、若武者の顔をみると、自分の息子と変わらない17くらいの美少年。逃がそうとしますが、味方の武士が来たので泣く泣く首を打ち落とします。

    その後若武者が身につけていた笛(青葉という銘)から平家の公達平敦盛と判明します。武将はこれらの出来事から世の無常を感じて出家します(平家物語)

    去年の鎌倉殿の13人ではなかったけどこの場面は源平を扱うドラマにはよく描かれています(私もドラマの記憶)

    とりあえず敦盛はおどろおどろしい亡霊で登場はなさそうで安心しました。

    後の役は不明ですね。○○院なんて名前はお殿様の母上で未亡人ってところなんでしょうか?聖乃さんの秀千代は全くわからん。

    服部富子さんってジェンヌさんだったんですね。
    マキノ監督の奥さんは轟夕起子さん、殿堂入りのジェンヌさん。

    結婚前に勤めていた会社の理事長が映画好きで、会社とは全く関係ないのに、「日本映画講座」なんてセミナーを開催しました。古い日本映画を上映してその解説を映画監督が来て講演。結構参加する人いました。私自身はあまり興味なくて、受付の仕事してたけど。

    あと共著ですけど、古い日本映画関係の本も何冊が出版してて、無料でもらった。
    もしいま手元にあったら、絶対鴛鴦歌合戦は本に出てだろうな…惜しいことしたかも。

    そうそう、理事長は大島渚氏と友達とかでその関係で映画に興味あったのかも。
    大島渚氏には会ったことないけど、奥さんの小山明子さんは間近で見ました。そりゃもうお綺麗でした。

    マキノ家も錚々たるメンバーで宝塚と接点はあるし、なおこさんそこに目を付けたのかもしれませんね。

    バカンス中に長々と失礼しました。
    ではまた。よろしくお願いします。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      調和の霊感3の6さん、お返事遅くなりすみません、映画版鴛鴦歌合戦の感想をありがとうございます。
      敦盛の件、教えてくださりありがとうございます。静御前の鼓のくだりはなんとなく覚えていますがその後の笛についてはすっかり忘れていました。私は麦こがしの壺が関係しているような気がして映画終盤をチェックしたんですが違っていて、それですっかり解明を諦めたんです。

      平家物語のエピソードを教えてくださりありがとうございます。「敦盛最期(あつもりのさいご)」というとても有名な章らしいですね。私はちっとも知りませんでした。鎌倉殿には出ていなかったそうで、2012年の「平清盛」はどうだろう?とちょろっと調べてみたのですが敦盛はいないようです。「盛」が付く名前はたくさんあったのにな~

      はい、敦盛がおどろおどろしい亡霊ではなくて良かったです。帆純さんの美貌が活かされる敦盛である事を祈っています。

      はい、服部富子さんはジェンヌOGでした。演じたお富は華やかな美人で歌も上手く、お春の存在が霞んでしまいそうに私は感じました。マキノ監督の奥さんもジェンヌOGなんですね。

      調和の霊感3の6さんは元・勤め先の理事長さんの影響でお仕事とは関係ないにも関わらず日本映画について学ぶ機会があったんですね。共著といっても本を何冊も出版したのなら相当詳しい方なのでしょう。はい、どんなに素晴らしい本であれ興味がないと読まないですよね。ご縁がなかったものとしてそれはそれで良いと私は思います。

      理事長さんは大島渚さんと友達だったなんてすごい!大島さんは子どもの頃よくテレビで見ていましたが奥さんは知らなかったです。美しい方なんですね。
      マキノ家も錚々たるメンバーなんですね。はい、ナオコはとにかく宝塚を愛していますから、関係する人たちにもすっごく詳しいのでしょう。

      いつもありがとうございます。
      旅行でお返事が遅くなり本当にすみませんでした。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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