かねてより「コロナが落ち着いたら東上の劇場に遠征したい」と思っていた私。この度、愛月ひかるさんの東上が決まりまして更に気持ちが高まりました。
「硬質な魅力」の愛月さんが大好きですし、「マノン」という演目にも興味があります。
ファム・ファタール(男性を破滅させる魔性の女)なマノン、どなたが演じるんでしょうねぇ。なんせ愛月さんを破滅させるんですからねぇ。私的には有沙瞳さんかなぁ。
そして、私だけの、ごくごく私的な理由もあって、神奈川芸術劇場に行ってみたいんです。
今回はそこを記事にしますので、宝塚と関係ないですしホンマ、お暇な方だけ読んでやってください。
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私はファム・ファタールとは程遠い女で、若い頃しばし、東京で働いていました。
この頃に付き合った男性がとても好きでね、「一生でこの人ほど好きになる人はいない!」と固く信じていました。
育ちや学力のコンプレックスが非常に強かった私は、育ちが良く、かつとてもインテリな彼にメロメロで。彼は電車に貼られた私立中学受験塾の広告に載っている問題を見てスラスラと答えたり、ルービックキューブを30秒も触らないうちに1面、2面の色を揃えたりしていましたね。オセロも強かったなぁ。
こんな育ちの良いインテリな彼の遺伝子にこっそり自分の遺伝子を紛れ込ませ、賢い子どもを産みたいと思っていました。
それほどに好きだったけど、フラれたんです。
私の「結婚して!」なプレッシャーがうざかったのでしょう。
あと、彼はお坊ちゃんゆえ私の育ちの悪さが新鮮で楽しかったのかもしれませんが、彼のお母さんは私を明らかに嫌っていたんです。ここらへんも遠因ではあるかなと。
彼母はイヤミな人でした。わざわざ関西の高級店のクッキーを取り寄せて「食べ慣れているでしょうから」なんて言って出してきたりね。私がこういったものを口にしないまま育った事に気付いているくせに、もうあっきらかに、私への嫌がらせなんですよ。
こんなイヤミな彼母の住まい、つまり大好きだった彼の実家が、横浜にあったんです。
日吉という駅から15分は歩いた先のマンションでした。
今調べたばかりですが、日吉駅から神奈川芸術劇場最寄りの日本大通り駅って近そう。なので私が神奈川芸術劇場に行く際にはちょいと日吉に寄ってみるかもしれません。
その昔、彼母も彼も、日吉がいかに素晴らしいかエンエン語っていました。当時の私はすごく好きな人の実家がある地域なんですからそのまんま受け入れていたんですね。
なので、アラフィーのふてぶてしいおばちゃんになった今でも日吉が素敵に見えるのか、自分の目で確かめたいんです。ふふふ。
私がこの元カレの名前を忘れる事は、一生ないでしょう。
だって・・・だって、夫と同じなんですから。
名字は違うんですけどね。仮に元カレを「山田太郎」とすると夫は「鈴木太郎」、そんな感じで。
東京暮らしはさして長くなく、私は地元の関西に戻り、夫と知り合いました。
その名前にもうホンマ、心臓が口から飛び出すほど驚きました。
だって、名前は一緒でも・・・

これほどに、元カレと夫は特徴が真逆だったのでwww
私は男性の好みがけっこうタイトで、先に述べたインテリへのこだわりだけじゃなく「薄い顔、色白、スラッ」もはずせなかったんです。歴代の彼氏を知る友達に「あんたの彼氏は似たようなのばっかりやな」って笑われたくらい。この友達に夫を紹介したらもう驚愕の表情でね、私を見て「あんた、どうしたん???」って言ってきて。懐かしいです。
専業主婦をしていると影武者のように夫や子どもの名前で手続きをしまくります。
夫宛の郵便物を「パパボックス」と名付けた箱に入れるのも私。
夫の名前を見る、書く時にたまに、「横浜の太郎(仮名)は今、どうしているだろう?元気かな?」って思う事があります。
横浜の太郎さん(仮名)に唯一不足していたのは・・・髪の毛。
もし日吉駅で髪が薄い男性を見かけたら、ついつい注目してしまうかもしれません。
コメント
たーさん、こんにちは。
本年もよろしくお願い申し上げます。
たーさんの自分語りコーナーが好きな私です。
うう、今回も琴線に触れます。
こんなに好きになった人はいない、
私もそうです。
場所が田舎だったので、たーさんのスマート彼氏のように電車の私学入試問題に出くわすことはありませんでしたが、「この曲好きだよね」と原曲をドイツ語で練習して歌ってくれるような彼でした。遠恋になってからも誕生日に「涼しげな曲を」とCDが送られてきて、おかえしに、私は恐竜のライトを送りました。(恐竜好きだと聞いたので)。
その恐竜のライトが悪かったのか、何のきっかけか、音信普通になり、つまりはふられました。
話変わって、子供が生まれる前に、動物占いデラックスという占い本を買いました。生まれてくる子が相性悪かったらいやだなぁと思ったのがきっかけでした。子供はまぁまぁの相性の日に生まれてくれたのでよかったのですが、デラックスということで、例えば「さる」なら「〇〇のさる」みたいに、何種類にもわけられていて全部で60通りの〇〇な動物がいました。その中で最高相性、最低相性という相手が書いていて、何十通りの中で該当するとレア中のレアなわけですが、なんと私の最高相性は、その彼だったのです。
「やはり運命の人だったのかあ」と嘆いたりしました。
さて、最近その動物占いを読み返していて、私は予定日をほんの30分位遅く生まれたんだそうです(深夜0:30てとこでしょうか)、もしかして予定日通りに生まれていたらと見てみたら、なんと最高相性は今の夫でした。
30分遅く生まれた私が悪いのか、本当に夫が運命の人だったのかはわからないのですが、面白いですね。
なので、たーさんも、もしかしたら、太郎(仮)さんという人と結婚する運命で、最初の太郎さんに会った時、神様が「太郎さん違いじゃよ」なんて、今の旦那様とめぐりあわせてくれたのかも、っとアラフィフにあるまじきロマンティックなことを思ってしまいました
して若い頃はぼーーと聞いていましたが、彼の母は気性が激しくて若見えで、結婚も何回かされたそうで年の離れた兄弟がいたそうです。今は遠く遠くの土地でお医者さんをしているそうですが(母上は彼を医者にしたかったそうだ)。
、、、もし彼と結婚できていたら、遠く離れた土地で、気性の激しいお姑さんとお付き合いをしていたと思うと、とりあえず今の方がよいかなと。好きで結婚できてもその周囲がとっても大事だと今の、アラフィフな私は思ってしまいました。
たーさんも彼母とのおつきあい大変だったかもしれませんね。
しかし、いまだにみじめったらしく彼からのCDをもっており、時々そんな曲が流れると少し心があの頃に戻る私です。
たーさんももし愛月さんを(こちらが本題だった)見に関東へいらっしゃる折は、そんなロマンチックに浸ってみるのもいいですね。
ではでは新年から長々と失礼しました。
今年も、楽しみに読ませていただきます。
Mikaさーん、お元気そうで良かった!こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします。
Mikaさんにも若かりし頃の想い出があるんですね。
ドイツ語って英語より発音が難しい印象ですが、元彼さんはさぞ上手だったんでしょうね。
音楽も映像も配信が当たり前になった今では、CDのプレゼントはなかなかないかもしれませんね。ずっと手元にあったっていいじゃないですか。いきさつについて知っているのはMikaさんだけなんですし。私も、この記事の横浜の太郎さん(仮名)からもらったピアス、まだ持っていますよ。もっともピアスホールはとっくにふさがっちゃって、着ける事は出来ないんですけどね。
関係は自然消滅だったんですね。恋愛はどちらか一方でも冷めたらおしまいですから仕方ないですね。結婚は「冷めたからおしまーい、バイバーイ」なわけにいかないけれど。特に子どもがいたりするとね。
にしても恐竜ライトってどんなんだったんです?ジュラシックパークみたいな?
動物占い、私は全然知りませんでした。
アマゾンで探してみたんですが「大人の動物占い」しか見つからなくって。
私も占いが好きでした。若い、というか子どもの頃「My Birthday」という占い雑誌をけっこう毎月楽しみにしていて、マークさんだったかな、有名な占い師さんの占いトークショーを見に行ったりもしました。
占ってみたら最も相性良いのがご主人、でも、本来の誕生予定日だと元彼さんなんて、出来過ぎなほどの結果ですよね。
で、私もアラフィーながら調べたいと思ったのですが・・・思い出せないんです。横浜の太郎さん(仮名)の、誕生日を・・・
人生で彼ほど好きになった人はいない、これはホントにホントなのに、誕生日を忘れるってどうゆう事なんでしょうね???
Mikaさんは覚えているんですよね?あーあ、なんかもう、自分で自分が信じられないです、トホホ
夫との出会いは神様のはからいなんでしょうかねぇ。初対面の際、パッと見で理想とだいぶ違っていたので全く意識していなかったんですよ。でも名前を知った瞬間もうむちゃくちゃ注目するようになりまして。そしてわりとすぐに、すっごく好きだった人と名前(だけ)同じって事を伝えたんですよね。夫も夫で婚約破棄していたので、そのいきさつをツラツラ、、、結婚相手は「好き」って気持ちも大切なのでしょうが、原則として長い付き合いになるんですから「一緒にいてラク」「伝えたい事を伝えやすい」というのがすごく大切、そんな気がします。
イヤミ、ヒステリーで息子溺愛な義母はイヤですよね。
まぁなかなか、どんな義母とも仲良くするのは難しいのでしょうね。
私の義母は私を苦しめようとはしていなかったけど、私とってしんどい事が山ほどあったので。
自分にとって親しみのある土地で結婚生活をおくるのか、遠く離れた土地でおくるのか、、、これはすごく大切ですよね。
遠く離れた土地で、ヒステリー義母がそばにいるなんて、何もイイ事ないですよ。
Mikaさん、、、私達は、ラッキーですよね。
この上なく好きな人とは結婚出来なかったけれど、実際に結婚した夫で良かったととりあえず(?)、思っているんですから。
世の中には「選択ミスしてしまった」と悲しんでいる妻がたくさんいる気がするんです。
とはいえ、ずっと夫婦仲良しってわけにもいかないですよね。それが普通なのですからご主人にイラッ!としてもご自身を心が狭いと責めたりせず、是非、コメントくださいね。非公表にも出来ますし。
そうだったそうだった、愛月ひかるさんを横浜で観たい!が本題でした。
夏だからウイルスは元気になりにくいでしょうし、きっと私も東上出来る、、、そう、楽しみにしています。
いつもいつもありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
長々コメント大歓迎です。またお待ちしております。