宝塚ファン同士でも、理解できなくて当然

言いたい放題

ひたすら専業主婦の贅沢な鬱憤を書き連ねた前回の記事が、3000を超すビュー数となりました。心から御礼申し上げます。本当に本当に嬉しいです。

え?ビュー数を信用できない?
では・・・

これでどうでしょう?

私は「自分の主張を他人様に理解してもらう事は非常に難しい」というスタンスで、伝えたいと決めた事に関してどうしたらいいかを駅弁卒なりに考えています。
なのでブログ記事では画像をよく使うんです。画像なんて改ざんしようとすればなんぼでも出来るわけですが、それでもないよりマシかなと。

娘はよく「どうして私の事をわかってくれないの?」とスンスン泣くんですよね。
娘は自分の気持ちを伝える努力をしていないくせに、私の努力不足だと文句を言うんですよ。
もうホンマ、たまったもんじゃないです。

それでもまぁ、自分の産んだ子なのでやっぱり可愛くて、昨日は雨の寒い日だったので英検の試験会場まで車で送ってやりました。
送って良かった、と心から思ったんですよ。
試験会場にはズラズラズラと過保護親の車が並んでいて、アホ親は私だけじゃないんだと随分励みになりましたので。

実の親子でもこんな感じなんですから、「宝塚ファン」という不確かな共通点しかない者同士、わかりあえなくて当然だと思っています。

「わかりあう、あえない」で、思い出すブロガーさんがいまして、

「私の事をちっともわかっていない!」
「理解力足りなすぎ!」
「非常識!」

と、問い合わせフォームなりコメントなりからご連絡いただきました。

これらの言葉の裏には、間違いなく、
「私の事をわかって欲しい」
という気持ちが込められています。

でも・・・本当にわかって欲しいなら、努力をしないとね。
私の場合、努力不足でも受け入れてあげられるのはまず娘、ついで夫くらいでもういっぱいいっぱい。
実の親も義父母も、無理。

そんな私にはこのブロガーさんを理解したい気持ちはさらさらなく、また自分を理解してもらおうともさらさら思いませんでした。
実のところ、このブロガーさんにそれなりの苦しみや葛藤がありそうな空気は、伝わっていたんです。けれど、拒絶しました。

他の読者さんからも、文句というかディスるというかそういったお問い合わせやコメントはちょこちょこいただいています。
私を攻撃するどの方も宝塚ファンである事はほぼ間違いないですし、おそらく皆、私より歴が長いでしょう。
どうも「私の方が先輩だから、詳しいから」というのが、攻撃しても良い理由になっているようです。
おもしろいんですよ、継続的に親切にしてくれる読者さんも複数名いるのですがやはり理由は「私の方が先輩だから、詳しいから」な、そんな感じがしますので。

私を応援する、あるいは攻撃する、どちらの読者さんにもその根幹に
「私の事をわかって欲しい」
気持ちを感じます。

応援・攻撃どちらの文面も、相当長い時間をかけて入力したと思われるものが珍しくないんです。
同じ時間をかけるなら、読んだ私が感謝し、この読者さんの気持ちを汲み取ろうと決意し、実際その後の記事に反映させる・・・そんな問い合わせやコメントを送る方が皆が幸せ、私はそう思っています。

さっそく親切な読者さんからいただいた情報を取り上げてみますね!
あのウエクミ、上田久美子さんは2018年に母校の京都大学で「パンとサーカスの危ない時代に」というタイトルの講演をしたそうです。

意味不明・・・と調べてみたら「パンとサーカス」は権力者が平民を自分に都合よく操るテクを表現しているんだそうで。サーカスはまさに、宝塚を指しているわけです。
検索すると講演内容を記事にしたブログがひっかかってきまして、ウエクミワールド形成の由来に触れたような気がしました。どうにもこうにも平易な表現やありきたりな演出をしたくない、その理由を少し、知ったような。

ただ、行動分析学をちょいとカジッた私から言わせると、本気で観客を操りたいなら、ネタバレは禁忌なんですよね。
「私は創意工夫を凝らしまくっています!」な主張はほどほどにして、かつての大黒摩季さんやZARDの坂井泉水さんのように秘密のベールに包まれっぱなしの方が平民を操りやすい・・・そんな気がしました。

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