ここ数日、ヤフーのトピックに彩羽真矢さんの記事があげられていました。現役時代にノロウイルスが流行した際にどのように対策したかの話などがあり、「観客あっての宝塚」といった言葉で締めくくられていました。全文はこちら
90期の31番入団、現役時代に私設ファンクラブが出来る事無く数年で退団という経歴はジェンヌOGとして有利とは言い難いのに、彩羽さんはご自身の努力で成功されています。
うちの娘が彩羽さんのYoutubeチャンネル、大好きなんです。誘われて先日、私も彩羽さんのライブなるものを娘と一緒に観てみたらもう、驚愕の内容で。そして思ったんです。彩羽さんは「タカラヅカ・ライブ・ネクスト（夢組）」の危険性を体現している、って。
彩羽真矢の活躍
ライブの様子に驚愕
娘にせがまれて彩羽真矢さんのYoutubeライブを一緒に観ましたが、もうめちゃんこ驚きましたよ。
てっきり、ジェンヌOGらしいダンスや歌、あるいはメイクテクニックを披露してくださるのかと思いきや、
「ジグソーパズルをしている姿」
を披露してくださっていたんです。
ご自宅で、メイクも服装もけっこうラフな感じでした。床にパズルをバラバラーッと広げて、彩羽さんは百人一首をする時のような座り方でパズルにとりかかっていました。油断させといて大逆転？なんて事もなく、ホントずっと、おしゃべりしながら、パズル。しかし、座ったままでも手足（腕脚）の長さは十分わかり、ジェンヌOGらしさを感じました。
ライブで求められていた事
ライブ中、視聴者は彩羽さんにリアルタイムでメッセージを送る事が出来るようになっており、川の流れのように頻繁にメッセージが送られていました。「ジグソーパズルのコツは？」など。で、それを読んだ彩羽さんがリアルタイムで口頭で「四隅から攻める」「同じ色をまとめる」といった回答をされてましたが・・・こんなの、ジグソーパズルの常識ですよね？？？
つまり、メッセージを送る人たちは会話の内容に宝塚やパズルの専門性を全く求めておらず、交流する事そのものを楽しんでいたんです。彩羽さんはその事を十分ご承知で、うまく対応されていました。
関西ローカルの番組で
あと、ちょっと前の話ですが関西ローカル番組に彩羽さんは時折出演していたんですね。メイク・服装ともバッチリにオスカルの姿になり、10秒ほど歌うものの、その後はリポーターをされていました。新しく宝塚北インターチェンジが出来た時もリポーターとして、お店紹介などされていました。
お店のスタッフさんと並ぶとね、やっぱり、明らかに彩羽さん、プロポーションバツグンでした。ジェンヌOGだなぁ、って感じるんです。なのにやってる事はまんま、芸人。このギャップが楽しかったです。
夢組構想について
彩羽真矢の成功と、夢組構想のギャップ
彩羽さんの活動は「タカラヅカ・ライブ・ネクスト（夢組）」の構想と真逆だと思いませんか？
夢組はジェンヌOGゆえに持っている高い技能と専門性を活かしたいようです。「上質なショー」とか。つまり、プライド高く、天上の人であり続けるって事ですよね。それが出来る、生き残れるOGもいるでしょうが、ごくごく少数ではないでしょうか？
その少数を、現役時代のうちから囲い込むことが夢組構想ですか？
夢組にはOG救済を頑張って欲しい
私は夢組にはOG救済を頑張ってもらいたいです。それこそ、夢組公式動画チャンネルを作り、お笑いも届けて欲しい。ジェンヌOGとしてのプライドが高すぎると、少なくとも動画作成者としては存続が難しい事は、彩羽さんが証明している気がします。
彩羽さんはご自身が天上の人としては生き残れない事をご承知で、親しみやすいアイドルに転向されました。それゆえ、アイドルとしてはやや高めである年齢である事も跳ね飛ばし、人気を得ていると思います。
まさか、救済どころか？
このごろ、関西ローカルテレビでの「彩羽オスカル」リポート、全く見なくなりました。
まさか、歌劇団が止めに入ったり、したんじゃないでしょうね？
救済はしない上、必死で頑張っているOGの活動に横槍を入れる。
こんな、夢のかけらもない事を夢組がしないよう、心から祈っています。
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