こんばんは。
パソコンとテレビを繋いで「壮麗帝」ライブ配信を満喫した、たーです。
なるっべく、なるったけ、早く感想を記事にしたかったのですが、娘にしつこくまとわりつかれてなかなかゆっくりパソコンに向かえませんでした。
早く感想を記事にしたかったのは、ものすごーくマイナーな意見である事を承知しているからです。
ホンマ、言いたい放題ですからね。
って、わかりますよね。タイトルの通りなんです。
私は予習のつもりで篠原千絵さんのマンガ「月の雫、黄金の鳥籠」を読んだんですね。記事にもしました。このビジュアルやストーリーがもう、あまりに私の好みで、宝塚版もどうかこのマンガに沿って欲しいって思ってしまったんです。
とある読者さんが何か察してくださったようで、私が突っ走ってしまわぬよう「こちらのドラマの方がマンガより宝塚版に近いかも」とテレビドラマの「オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~」をメールで教えてくださったんですね。なのであらすじを配信前に読んでおきましたし、気付いたのはすでに配信を観終わった後ですがコメントでもマンガの設定は篠原先生オリジナルだと教えてもらってまして、宝塚版はマンガとは違うと理解はしているんです。
それでもね・・・しつこく、「マンガのストーリーを観たかった」と思ってしまうんです。それも、ずんそらではなく、まかキキで。
まず、ビジュアル。
マンガに沿うとなると、ビジュアル的には桜木みなとさん&和希そらさんより、真風涼帆さん&芹香斗亜さんがしっくりくるんです。私的には。
そして、「壮麗帝」ではスレイマンが主役でしたが、私の脳内理想としては、華やかな王、スレイマンは芹香さんです。そして従順な腹心イブラヒムが真風さん。「異人たちのルネサンス」の時のように、統治者を芹香さんが演じる方がしっくりくるんですよね。芹香さんって貴族や王子様が似合うから。
そして長身のまかキキにはあのオスマンファッションがとても似合うような、そんな気もします。オスマンファッションって、幅広の生地をウエストでさして絞らずにダラーッと長いままなんです。こういったファッションって背を低く見せるんですよね。で、ホンマ、ホンマに申し訳ないのですが、桜木さんも和希さんもいつも以上に小柄に見えて、ひげを付けてもなーんかしっくりこなかったんです。
「壮麗帝」でオスマンファッションを最高に着こなしていたのは、私的にはダントツで、鷹翔千空さんでした。ファッションだけでなくなんか鷹翔さんのすべてがやったらカッコよくて、華やかすぎて困りました。演じるアフメトはマンガではカッスカスな男なんですよね。史実でもそのようですので、もうちょっと頑張ってゲスカスぶりを演じて欲しかった気はします(お見本は「金色の砂漠」の高翔みず希さん)。
そして、ストーリー。
なまじ、スレイマンがどれほどに偉大な皇帝であったかをマンガなり、ドラマのあらすじなり、ウィキの「スレイマン1世」なり読んでしまっただけに、「壮麗帝」がやったら、薄っぺらく感じてしまったんです。正味2時間ちょいしかないから、仕方ないのに。
というわけで・・・
壮大な歴史モノを無理矢理2時間にしてしまったり、主役の個性にマッチとは言い難いファッションだったりで、「全体をひとことで」となると、
イマイチ・・・
って、なっちゃいます。
といっても、歌はおふたりとも今回本調子ではないようでしたがもともと実力ありなのですし、フィナーレはおふたりそれぞれ実にお似合いの燕尾姿でしたし、ダンスはキレキレで特に和希さんの身体能力の素晴らしさに感動しましたし、
先程も書いた通り鷹翔さんがカッコよすぎて今後どうなるのか興味津々で、娘役では天彩峰里さんがかわいいわ歌上手だわで、
そうそう今回女装された秋音光さんも、もっと大奥的なイビリを頑張って欲しかった気もしますが美しくてね、
楽しませていただいたところも多々、ありました。
何より、高画質のライブ配信を長時間、トラブルなく楽しめたのも良い経験でした。
コロナが落ち着くまでまだまだかかりそうですし、今後ますます宝塚はライブ配信に力を入れていくでしょう。自宅の環境がライブ配信に十分適している事を知る事が出来、今後もじゃんじゃん楽しませていただくはずみになりそうです。
ちなみに画面にチラと写っている、うちのテレビ台はこちらです。あまりにコンパクトで、心配性な私は白いひもでテレビをくくりつけています。
コメント
壮麗帝についてのたーさんの感想、わかりみしか有りません!ファンの方々の称賛が、ちょっと異常に思えました。脚本は薄っぺらく、真ん中のお二人は宙組では低身長故に、衣装が浮いて見えました…。しかしコロナ渦の現在、公演が行われる事は喜ばしく、星組や花組雪組も、続いて欲しいですね。
こいとさん、初めてのお名前に「お叱りコメント来たかな」と少々身構えてしまいました。それが援護射撃コメントだったのでとても嬉しかったです。ありがとうございます。
状況的に「壮麗帝」は称賛の嵐になると思っていましたし、実際そうでしたね。はいからさんが再び公演中止になった上、炎のボレロも中止となり悲しいニュースが続く中、やり遂げてくれたという感謝の気持ちがあるのだと私は捉えています。桜木さんは強運の持ち主ですね。
コメントありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いいたします。