退団者2名、今更だけど私の気持ち

早いもので宙組の追加の退団者発表から2日が過ぎました。
ブログにはいろんな意見・・・というより劇団や宙組上級生を責める意見が目立っていますね。
そのあたりの空気を読まず私が感じた事を率直に述べてみると、

少ないな。

でした。
ゴシップ誌に「宙組生の半分ほどが退団を希望している」なんて出ていたから2桁の覚悟をしていたんです。それでも受け入れるつもりでしたからある意味拍子抜けでした。

そしてハッキリお伝えしますと、

上級生の名前がなくて良かった。

とも思いました。

「上級生はこの公演で身を引くべきだった」
なご意見が複数あるのは承知していますし、そういったご意見の方々を批判するつもりはさらさらありません。
宙組上級生を軽蔑というより侮蔑しているように感じた記事もありましたがそれでもその方の意見だと思っています。
なのでこういった方々が私の意見を「いちブロガーの意見」として受け入れてくれると嬉しいです。とはいえ受け入れてくれなくても構わないし、直接あるいは遠回しに批判をされたって構いません。

他の方のブログ記事、私のブログへのコメント、Yahooニュースへのコメント・・・こういったプラットフォームで匿名で発信する方々に何を言われても構わないくらい、私は宙組上級生の方々を拝みたいです。

私は決して宙組上級生を何よりも重視しているわけではありません。
自分が一番大切です。
本当に何より重んじるならこの記事は発表があった7日当日中か、遅くとも翌8日にはアップすべきでした。
だけど私は自分を優先したんです。
6日から大腸カメラに備えた制限食に入っていました。
7日はかねてから「王様と私」観劇が決まっていたし、開演前のチェックではまだ退団者が発表されていなかった。そして終演後に退団者が発表された事を知ったし体調は思いのほか良かったものの「王様と私」の感想記事だけアップしました。書こうと思えば宙組上級生ヘの気持ちだって記事に出来たのに体力温存を優先したんです。
そうして迎えた8日は本番ですから全精神を「人生初の大腸カメラをつづがなく終える」事に専念していましたし、望みどおりコンプリートしても体調の回復に努めました。

そして今日9日、いわば「後回しにした」気持ちを記事にしたんです。
後回しにはしたものの、それゆえ心身とも落ち着いているのでいわばしんみりと記事作成しています。

もういっぺん言います。
私は退団者に宙組上級生の方々の名前がなくて良かったと本当に思っています。
大劇場・東京どちらの抽選にも応募しますしここでの当落が今後も宙組を応援するかに大きく影響しそうです。やはり辛いんですよ、生で拝めないのは。それでも配信があるなら(日頃は配信を毛嫌いするのに)観ます。

どこで心変わりするかはわかりません。
ただただ今の、私の率直な気持ちです。

コメント

  1. ねねちゃん より:

    私の第一感想も、思ったより少なかったな、でしたよ。
    色々言われてたし、翌日くらいに千秋楽付け退団者が発表されるのかな? と思っていましたが、それもなし。
    週刊誌は余程興味がない限りは読まないのですが、そこかしこで取り上げられていれば嫌でも目に入るものでして……ゴシップってそういうものだよなあと改めて感じました。

    SNSもブログも鮮度が第一と言わんばかりに皆さん取り上げてますが、ご自身のペースで筆を取ってください。
    たーさんの素直な感想、考えが違うこともありますが、やはり好きなので!

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      ねねちゃんさんも「思ったより少なかったな」と感じたんですね。結局その後も新たな発表はないですね。

      私が社会人だった頃までは電車に乗る度にゴシップ誌の派手な吊り広告を嫌でも目にしていたものです。今はネットで目に入ってきますね。
      ゴシップ誌もいろいろですが私は文春が一番取材に時間とお金をかけているように思います。現時点で最後に話題になった新潮の記事は文春が売ったんじゃないかとゲスっているくらいです。
      文春は連載も充実しており、新しく始まった上沼恵美子さんの悩み相談も関西人の私にはとても楽しいです。毎週読んでいるわけじゃないんですがコメダに行くととりあえず文春をチェックしています。

      つぶやきにせよ記事にせよ鮮度を優先する方が多いですね。私だって意識しないわけではありません、多くの人に読んでもらいたい気持ちはありますし。
      だけど自分の体調や夫の機嫌の方が大切なんです。はい、今後もマイペースに記事をアップするつもりです。

      考えが違うこともあるのは当たり前なんですよ、なのにネットでは似た価値観を共有するグループが考えが違う人を仲間はずれにして叩くのが当たり前になっていますね。

      コメントをありがとうございました。

  2. あかね より:

    たーさん
    大腸カメラお疲れさまでした。3日間の制限食は厳しかったと思いますが、でも何かと気付きがあったようで、やはりタダでは転ばぬたーさんですね。

    また宙組記事ということでお邪魔します!
    私は(期待も込みですが)週刊誌が煽るほど分裂していないのではと思っていました。だから退団者が少ないことで「週刊誌ってやっぱりいい加減だな」と思ったのですが、週刊誌記事からの思い込みが強いブロガーさん達は、下級生は我慢を強いられて可哀そうとか、勝手な空想を展開して不満をを抱いているのかなと思います。勝手な空想で一喜一憂する癖が私にもありますので、その思考回路は理解できます(笑)

    宙組の退団者が少なかったことは喜ばしいことだと思うのですが、そうでないブロガーさんが多いですよね。現体制の宙組はとにかく何でも批判しなきゃいけないかのように。
    実際、現体制が嫌だと思っている組子さんの割合なんて分からないし、退団者の退団理由も、宙組内の雰囲気も、本当のことは私たち部外者には何一つ分かりません。ただ今回退団者が少なかったというのは、紛れもない事実で、現体制を受け入れて舞台を共に作ることを、大多数の宙組生が選びました。それを苦々しく思ってしまう方が多いことが淋しいです。当事者でもないのに、ご遺族さえ求めなかった上級生に対する処罰感情はなかなか消えないものなんですね。

    と語りましたが、宙組現体制に否定的なブログは大体分かるようになったので、実はだいぶスルーしています。たーさんの記事で、クリック一つが小銭になるということを知ったので、嫌な思いをした挙句に小銭を与えるのはしゃくだと思うようになりまして(笑)
    宙組の再開が受け入れられて、例えば次がFF16やスカピンのような話題作だった時、宙組批判しまくっているブロガーさん達はどうなさるのかな。たーさん曰く、人の気持ちは変わるものですから、分かりませんね。

    ブログ村ではないのですが、アメブロのランキングでは、宙組現体制に比較的寛容な記事が上位に並んでいたんですよ。案外私のようにいつまでも続く宙組批判にうんざりしている方も多いかもしれませんね。

    今回もたーさんの素直なお気持ちを記事にして下さりありがとうございました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      あかねさん、私にとって今年の4月7日は「宙組の退団者発表日」であり「王様と私の観劇日」であり「制限食最終日」と実に盛りだくさんでしたから向こう5年くらい忘れないかも。

      私の口癖になっちゃっていますが「行動には理由がある」ものです。ゴシップ誌が煽るのはすべて「そうすると稼げるから」なんですよ。
      読者の思考に影響を与えるほど稼げるんです。
      そう、私達はいつも「勝手な想像」をしています。万病の元です。いろんなリラクゼーションがありますがいずれも「勝手な妄想を(一時的であれ)断ち切る」事を目的にしているんですよ、宙組上級生で流行ったというマインドフルネスも例外ではありません。

      一部のブロガーが宙組を批判するにも理由があります。
      ブロガーの数だけ理由があるはずですが多くは「宝塚に悪いイメージがついてしまった責任のすべてを宙組のせいにしたい」心理があるように私は感じています。
      私が角和夫や小川友次に抱いている感情を宙組にぶつけている感じ?
      実際のところみんな間違っているんですけどね。宙組のせいだけでも、角和夫や小川友次のせいだけでもないんですよ。

      間違いのない事実はそう、「追加の退団者は2名」だけ。
      大多数の宙組生が残留を決意しました。
      それでも「劇団から残留を無理強いされた」と想像する人もいるでしょう、宙組上級生への処罰を求める人もいるでしょう。
      こういった気持ちの人達が一定以上いるからにはマスコミも煽るでしょう。

      あかねさんはすでに「宙組現体制に否定的なブログはスルー」なんですね。
      それで良いし、「さらにもうひとつ出来る事」があるんですよ。
      それは・・・「許し」です。

      宙組現体制を叩いているブロガーにしたって根は宝塚ファン。
      宙組現体制を叩いた数日後には他組の公演を観て感動したと記事にしているんですしね。

      この手のタイプはおそらく、しれっと宙組を観るようになりますよきっと。
      たとえ現体制のままでも。

      その時に私達が「あんだけ宙組現体制を叩いていたのに」と怒れば結局、相手と同じレベルって事。
      言っときますがそれでも良いんですよ。自分の気持ちには正直でありたいですからね。
      だけど、
      ここで懐深く許す事が出来れば良いなぁと私は思っているし、現時点ではそんな気分です。
      今の私は宙組現体制について素直な気持ちをそのまんま記事にしています。そんな私は宙組現体制を非難する宝塚ファンに「葛藤しまくっているのであろう」と想像していますし、もしそうなら寛容に受け入れたいと思っています。

      そう、クリックするとブログ主に貢献する事になるんですよ。
      わざわざ自分を不安にしそうなタイトルをクリックするのは不毛です。
      ですが、
      我慢するあまり脳裏にこびりつくくらいならとっととクリックして流し読む方が良いです。これは忘れないでください。1クリックは1円にもなりませんし、苦しいならとっととクリックしてくださいね。
      いずれもマンネリった記事のはずで、やがて本当の意味でスルーするようになりますよ。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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