ねねね、観ました?
「ダルレークの恋」の、ライブ配信。
私は楽天市場のおダイヤモンド会員様なので割引もありまして、気軽にポチしたんですがこの作品、私的にはすごーくすごーく好みでした。
奇をてらったところのない、男と女の愛憎で。
ただ、内容的に「当て書きじゃなくて良かった」としみじみ思った作品でもありました。
以下、ネタバレ要素ありありですので、了承願います。
・・・
正確には、
「海乃美月さんへの当て書きじゃなくて良かった」
に、なるんですね。
月城かなとさんへの当て書きならいいんです。すごーくお似合いでしたから。
けれどもしこの作品が、月城さんと海乃さんのために書き下ろされたのなら、それは、
海乃美月は月城かなととの愛を叶える事はない=トップ娘にならない
という暗示以外の何物でもないと、私はとらえたでしょう。
無礼を詫び、追いすがっても許されず、しまいにはストーカーっぽくなるヒロインですから。
私はそう思うので、この作品が再演で本当に良かったです。
とはいえ実のところ、歴史ある作品としても今のタイミングでやる?な気は、するんですけどね。
以下ホンマ、ネタバレですよ。
海乃さん演じるカマラは、最初は月城さん演じるラッチマンに愛されまくり、求められまくりでした。
ラッチマンは自らを庶民出身と偽り、さらにあらぬ嫌疑までかけられてしまいましたが、カマラにだけは自分を信じてもらいたかったんです。ありのままの自分を愛してもらいたかったんですね。
貴族のカマラもラッチマンが大好きで、愛していて、相思相愛だったんです。ですが結局、家柄や親族の意向を重視し愛を諦めました。
やがてラッチマンは高貴な出自と判明し、疑いも晴れます。
するとたちまちカマラもその親族も、手のひらを返したようにラッチマンに取り入ろうとするわけです。
しかし聡明なラッチマンは別れを告げます。
ラッチマンの心情はごく自然で当然です。
カマラに冷めて当然。カマラや親族の俗っぽさにウンザリして当然。
ですがかつては間違いなく愛し合ったのだから、美しい想い出として心に残そうとカマラにお願いするんですね。
なのに諦めないカマラ。しまいには実に未練ったらしい振る舞いをして、物語が終わります。
このカマラの一連の行動、そしてラスト・・・
当て書きじゃなくて良かったとタイトルにしたけれど、でも、当て書きじゃなくても何というかその、次のトップ娘が決まらぬ今のタイミングで、トップ娘の候補としてはかなりやりたくないヒロインじゃないですかね?
ダルレークの恋のポスターを見た時は「おっ!このまま夫婦になるんだな!」って心底思ったのですが、こんなラストだとちょっと、雲行き怪しい気がするんですけど、どうでしょうね?
それとも平和にトップ夫婦にせず、宝塚ファンをいったん不安にさせてからトップ夫婦にするという宝塚の作戦なんですかね?
それにしても・・・
この作品、今となっては特に若い方には少々退屈かもしれませんが、初演は1959年なんですよね。終戦から14年、すでに「もう戦後じゃない」時代ではありますがにしても、当時の日本人には刺激が強すぎたんじゃないかと私は思うんですが、どうなんでしょうね?
あのシーンですよ。
ラッチマンとカマラがふたりきりになり、ラッチマンがカマラを熱く見つめたまま、頭に巻いたターバンを左手でゆっくりとほどいていき、長い髪がハラリ・・・(以降自粛w)
ここ、令和のアラフィーおばちゃんな私でももう、ドッキドキでした。
月城さんがこの上なくカッコよかったですね。ポスターを含め舞台でもターバン頭がほとんどでしたが、ターバンがないロングヘアのお姿がちょー、カッコよかったです。
初演でラッチマンを演じた春日野八千代さんもこんな感じだったのでしょうか?
初演を生観劇された読者さんからコメントいただいているんですが残念ながら非公開希望なんです。春日野ラッチマンがどうだったか、お聞かせいただけると嬉しいですー
・・・
私は本当にこの「ダルレークの恋」がお気に入り作品になりましたが、それはきっと、自分とかけ離れすぎていないからだと思います。貴族やインドやパリに全く縁がない超・庶民ではありますが、恋愛したり、自分をフッた相手を引きずったりはありましたので。
ちょうど「フライング サパ」についてコメントをいただいたばかりなのでなおさらそう思うんです。サパはSF。あまりにも実際にはあり得ない設定まみれで、一回生観劇しただけの私には感情移入が難しかった。いつか自宅でゆっくり、円盤なり配信なりでまた、観たいです。
一方、こんなにもおばちゃんになってもまだ、恋愛モノには興味ありますね。
終わりを告げた恋にしがみつこうとするカマラのふるまいってね、けっこう普通の男女関係でもある気がします。
で、どう思います?ラッチマンを探し続けるカマラはその後、ラッチマンを見つけると思います?
これね、見つけようが見つけまいが、悲惨な結果になるんですよ。
何故なら、こんな事をするカマラが本当に愛しているのはもはやラッチマンではなく、自分自身だけだから。
もしラッチマンが、かつて真剣に愛した人、別れたものの美しい想い出にしたい人が未練たらしく自分を探していると知ったら、めっちゃ悲しむと思いません?
捕まらないよう必死に逃げるでしょうし、その際にもう、美しい想い出も消え去るんですよ。
本当に愛しているなら、相手の気持ちを尊重し、相手の幸せを願うんですよね。
って・・・私もなかなかそうは、いかなかったんですけどねw
コメント
こんにちは。
ダルレーク見ました。
ご覧になった方多かったようでご意見色々ありましたね。
あて書き云々はたーさんのユニークな視点ですね。
それは考えもしませんでした。
初演の件ですがストーリーは覚えていますが(当たり前)髪ぱらりがあったどうか記憶にありません。残念ながら・・・
あったのかなぁ~? 全然覚えてないです。
二人が過ごしたあとであなたの支払いは殆ど終わったが(ニュアンスです、、)との台詞ありますね。
歌劇誌の座談会でその支払いってどの程度?(笑う)と春日野さんがおっしゃっていたのだけは覚えています。何故か。
ラッチマンはれいこさんにぴったりでした。
色男でかっこよくて王道の男役でないと話にならない。
麻路さん時は何回か見ましたしマリコさんも超絶ビジュアルですから春日野さんからあんたならいいわとお許しが出たそうです。
れいこさんも負けてません。
お歌はれいこさんの方が上手ですし台詞も明瞭で聞きやすかったです。
この中でハイライトとも言うべき私のイチオシの台詞は何といっても
くるんですか、こないんですか、です笑。
たーさんのお気に入りありますか?
れいこさんがトップになった時の相手役に海ちゃんがという意見多くありますが私は他の人が希望です。
海ちゃん寂しい感じするしお声もスタイルもか細くってれいこさんが落ち着いた感じなのでもっと華やかな娘役さんと組んで欲しいと。
それに最近老けた感じしません? アンナの頃は綺麗だったけど。
私の推しはくらっちですね。
くらっちは雪でも組んでいたし彼女は達者で歌も上手だしヒロイン力ありますから、まあ難しいでしょうが。
天紫さんという意見ありましたが絶対に反対です。
それなら海ちゃんのほうがまだいいです。
ダルレークは好きな作品だし、やるべき人がやっての名作だとつくづく思った次第です。
長文失礼しました。
ちろくんさん、コメントありがとうございます。
はい、ダルレークとても話題になっているようですね。ストーリーについていろんな意見がありますが、月城さんに向いている!月城さんがカッコいい!は共通していますね。
春日野八千代さんや麻路さきさんのラッチマンもさぞ、カッコよかったのでしょうね。
春日野さんが髪パラリしたかどうかは不明なんですね。ひょっとしたら月城さんのための新しい演出かもしれませんね。
はい、ラッチマンは月城さんに実にピッタリでした。もう、ピッタリ過ぎるほどに。
イマドキの華やかさを追求するというよりは、古風な役が似合う方だと思います。
「くるんですか、こないんですか」、ここは「おまえは来るに決まっている」って自信に満ちあふれていましたね。
なんというか月城さんは、眼差しで演技するのが上手い!
私は、ふたりが一緒にすごした翌朝、ダルレークの庶民の人たちと会話していた時の月城さんの「コイツは俺にゾッコンだから」なセリフが好きです。「ベタぼれだから」だったかな?好きな人と一緒にいて幸せだー、なパワーに溢れていて。この時、カマラが身分もプライドも捨ててラッチマンの愛を受け入れていたらなぁ。実際は真逆の選択をしたわけですが。
ちろくんさんは月城さんの奥さんに有沙瞳さん推しなんですね。
有沙さんは本当に、美貌と実力どちらも併せ持った素晴らしい娘役さんですね。ロミジュリでの乳母も見事です。ただ、小柄さもあってもともとは礼真琴さんの奥さんの有力候補だったようですのでどうなのでしょう?宝塚は、一旦路線に乗せたもののその後外したジェンヌさんにはけっこう冷たい印象ですので・・・
アンナは観ていませんが瑠璃色の刻は配信で観まして、美弥るりかさんと海乃さんの並びが非常に美しいと思いました。アンナでも海乃さんはさぞ美しかったのだと想像出来ます。
確かにこの頃が海乃さんの美貌のピークだったかもしれません。
娘役は全体的にピークが早いかも?という気がするのですがどうでしょう?名前は伏せますが、3ケタ期でも、はや、トップ娘を目指すには美貌のピークを超えてしまったかもと思う方がいます。
ちろくんさんは麻路さん、お好きなんですよね。
FM宝塚というコミュニティラジオに「レビュー・ステイション」という宝塚に特化した番組があるのですが、2月27日の放送で麻路さきさんと星奈優里さんの「花の小船」が流れていたんです。で、ええとその、麻路さんの歌唱力について思うところがあったので、ちろくんさんのご意見を読みなるほどと思いました。
3月3日の12時に再放送されるので、良ければ公式サイトからのリンクや専用アプリで聴いてみてください。
せっかくコメントいただいたのに返事が遅くなってしまいすみませんでした。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
こんばんはー、なんと早速ライスター聞いていただいたようでありがとうございますm(__)m 第2楽章は天上の調べと言われています。
動画サイト再生回数でいうと、moonlight sonataで検索すると1.6億回のものが出てきます笑。コメント数も19万とかでチャットみたいになってます。わたしの記憶にある限りではクラシックで最多再生回数です。ベートーヴェンがグイチャルデイに捧げたピアノソナタ《月光》。fffでは1楽章がウェルテルの舞台のBGMで(謎の女がオリジナルの対旋律を歌っていた美しい場面でした)、その後2楽章が流れつつ朝美ヴェーゲラー登場(2楽章もほんとに曲が美しい)、ベートーヴェンは《月光》をグイチャルデイに捧げようとしてたものの未遂に終わったという設定になっていましたね。※動画サイトのものは人間の演奏じゃなくて打ち込みだと思います、聴いた感じたぶん。それはそれでとても面白い。
…我ながらクラシック音楽の話題は熱くなりすぎます。
感情移入という点で言うと、私がサパに感情移入したのは、単純に生活の端々で感じている「戦争ってやっぱ不可避なのかな」という思いからでした…。自分の中では小説『リング』の影響なんかもあったと思います。少数民族の失われつつある言語や文化の問題とか。それこそ日本語とか。昨今の世界情勢とか。重たいテーマですね^^;
はい、文化史的な目線で宝塚が続いてほしいと思っているからこそ、大衆娯楽として利益を生み続ける存在であってほしい、そのために守るべきものと変わるべきことはなんなのか、そのさじ加減はほんとうに難しいだろうなあと感じつつ、見守り応援したいと思っております。
ダルレークは、これももうちょっと見返したいなと思っているのですが、カマラはあの後ラッチマンに会えて2人は幸せになったんだろう、派ですね笑。そう書いてらっしゃるどなたかのブログを読んで、ストンと落ちたので。そこに至るまでも、わりとたーさんとは真逆の印象を抱きました。うん、面白い。
サパとダルレーク、改めて宝塚の振り幅すごいですね。
あ、fff、fffの感情移入ポイントは、うーん、いろいろ書いてみたもののうまくまとまらない。
朝美ヴェーゲラーがキラキラと音楽革命を彩海青年ベートーヴェンに諭すところとか、なんか泣けます(配信)。
お言葉に甘えて長文を遠慮なくポチッと。
ますださん、さっそくmoonlight sonataを検索し、曲もさることながらチャット状態のコメントも楽しみに再生してみたら、コメント、英語じゃないですか(涙)読めないし(涙)
またひとつ賢くなりました。「打ち込み」って、知らなかったんです。ようは機械音って事なのでしょうが、言われなければ生演奏だと思いこんでいましたよ。
でね、生と打ち込みを聴き比べたいと思って「生演奏と打ち込みギターの比較」というタイトルを再生してみたんですが、これがまた、どっちがどっちなのか、わからないんです(涙)ショックです(涙)
強いて言えば後半の方が若干ざらついているかな???でも答えを知っているからそう思い込んでいるだけかも。
今回いただいたコメントの、クラシック音楽の話題についての詳細を私が理解する事は難しいです。でもね、このコメントを読んでくれている方の中に、わかる方もいると思うんです。
なので今後も音楽についていろいろコメントいただけると嬉しいです。
ただますださんほどになると、普通の書き下ろし作品の曲だと物足りなくなったりしません?素人の私でも「今回のお芝居には印象的な曲がなかったなぁ」って思う事があるんです。
それにしても宝塚も大変ですよね、音楽の造詣が深いますださんのような観客と、音符ひとつ読めない私のような観客が横に並んで同じお芝居を観ているんですから。
音楽だけじゃなく、いろんな面で観客の能力がバラバラなんですよね。それが大衆って事ですね。それゆえ大衆娯楽として、サパやダルレーク、fff、和物といった、振り幅のすごい作品が上演されるんじゃないかと思います。
観客は、観たいタイプの作品だけ観たらいいんですしね。で、私は昔からあるような作品が好みらしいとわかってきましたが、それでも今後宝塚の出す作品すべて観たいですw
戦争は不可避、はい、重いテーマですがこれはその通りだと思います。
あからさまな戦争は今の日本ではないけれど、小さな戦いはあちこちであるはずですし。
結局人間は、自己中なんですよ。
そして「数で勝負」なところがあるので、日本含め少数民族の未来は厳しい気がします。
ますださんの「やっぱ不可避なのかな」には「出来ることなら避けて欲しい、皆平和であって欲しい」という願いが込められているように感じますが、私はなかなか、難しいと思っています。
けっこう悲観的なのかも。
ダルレークの続きの想像ですが、自分の人生経験や思想が影響しているんでしょうね。
私はやっぱ、悲観的なのかなw
以前はこういった煮え切らないラストにはモヤモヤしていました(あかねさす紫の花とか)。けれど今は、続きを観客の想像に委ねて終わるスタイルもまた、味があっていいと思うようになりました。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
おはようございます。いやもう近年の打ち込みはほんとびっくりするぐらいクオリティ高いと思います。気をつけて聴かないとわたしもわからないです。moonlight sonataについては、8:05からの3楽章を聴いていてそう思いました(動画の説明欄に丁寧に何分何秒から何楽章か書かれてあるのでクリックで該当箇所に飛べます。mvtはmovementの略で、楽章。楽章って、宝塚の演目で言う「場」みたいなもんですね。だいたい3〜4場で構成されます)。
月光の3楽章は、1楽章の月光って何だったの?みたいな激しく速いフレーズで始まりますが、名だたるピアニストでもけっこう演奏が乱れていて。なるべくきっちり弾けているものを探している時にこの動画を見つけました。これ機械だわ整然としてるわー、癖も薄いし、これはこれでアリだな、と思いました。
現代にベートーヴェンが生きていたら、最先端の技術を用いてどんな音楽を作ったのか想像すると楽しいです。
以上、本日の音楽布教活動です笑。
宝塚オリジナルの曲が物足りないと思うことはもちろんありますー。でもたぶんたーさんとか普通の方と変わらない程度だと思います。先生方あんなに曲量産できて、兵庫のモーツァルトやわ、と思ってます。あとはやっぱりだいきほ中心でみてきてるので、彼女たちの歌の技術でねじふせられてるところもありますね。
今後宝塚が出す作品すべて観たいとは、ファンの鑑ですね!!すばらしいです。なんかそれお聞きしてあぁ宝塚は安泰だなとなぜか安心しちゃいました。
ますださん、おはようございます
さっそく3mvt prest agitatoを聴いています。今後は「上手いなぁー」って思ったピアノはすべて、打ち込みを疑わなくてはなりませんねw
はい、BGMとして聴くならクセのない打ち込み音がかえって無難で良いかもしれませんし、これはこれでアリかと。
ただここ一番、腰を据えて聴く時には演奏する方の個性も一緒に楽しめる生演奏が良いですね。
なんだろう、生演奏の良さは天然石と似ているかもしれません。
ダイヤもルビーもエメラルドも技術力で作ることは出来るんですが「不純物がない」「美しすぎる」のが欠点なんですよね。天然石には必ず不純物の混入や傷があり、そこが良かったりします。
「もし現代にベートーヴェンが生きていたら」ですが、私は現代に、ベートーヴェンやモーツアルト同等、ないしそれ以上の能力を持った天才はいるんじゃないかと思っています。
しかし、すでにクラシック枠は過去の天才でギュウギュウで新規参入が難しいんじゃないかと。
あとね、ベートーヴェンみたいな偏屈人間は今のせっかちな時代じゃなかなか、受け入れてもらえないかもしれません。
天才じゃなくても機械操作で作曲も演奏も出来る時代なのですから、人当たりの良い無難な作曲家が喜ばれるんじゃないかと。
そうですよね、コンスタントに曲を量産するのって大変ですよね。
宝塚は頻繁に公演が入れ替わるので、先生方はご苦労しっぱなしだと思います。
いつもいつも、あまりにもインパクトの強い、重い作品や曲が続いても観客がついていけなくなりますしね。
大物の合間に、お茶を濁すと言ったらあれですが、箸休め的な作品があるのもなんか納得出来ます。
宝塚の作品すべて観たいというのは、私の中で「汎化」が起こっているんですね。
もともとは大物作品だけ、実力あるジェンヌさんだけ好んでいたのですが、今はもう「宝塚の作品」や「ジェンヌさん」ってだけで興味関心の対象になっています。
いつもいつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
早速のお返事有難うございます。
髪パラリはマリコさんの時からばっちりありましたよ。
あのシーンになると一斉にオペラグラスが上がるのでじっくり見て欲しいとのことでした。
瀬奈さんの全ツはスカステで見たと思うのですが同じくあったのではないでしょうか。
マリコさんお歌はファン目線で聞いても???なんですがそれを補ってあまりあるかっこよさと色っぽさが魅力でもううっとりする男役さんでした。マダムキラーです。
れいこさんにも通じるものがありますね。
相手役はやはり海ちゃんでしょうね、多分。
残念な気もするのですがいい娘役さん少ない現状では諦めています。
本当に理想ばかり言ってても仕方ないですもんね。
現実生活でもみんなそこそこ妥協しているわけです。。。
私の好きな娘役さんは昔は白城あやか、最近では咲妃みゆ、愛希れいかさんです。皆さん可愛い役も大人の役もこなせて実力と華を兼ね備えた娘役さんでした。
FM宝塚のこと教えて頂き有難うございます。
是非聴いて昔の思い出に浸る事にしましょう。
ちろくんさん、続けてのコメントありがとうございます。
そうなんですね、髪パラリは麻路さんの時からバッチリあったんですね。
はい、一斉にオペラグラスがあがるの、わかります。
私もここのシーン、月城さんのお顔をもっとアップで見たかったので。
麻路さんの歌について追加情報ありがとうございます。
歌が始まり、出だしから「???」となったのですが、納得しました。
ラジオだと声だけなので、現役時代の麻路さんのうっとりな魅力を拝むことが出来ず残念です。
今、ヅカファンで話題になっているエリザベート25周年ガラコンに麻路さん、出演されるんですね。
先ほど再びチェックしてみますと、瀬奈じゅんさんや白城あやかさん、愛希れいかさんも出演されるそうで。
私は一路真輝さんが出ない事ばかり気にしていましたが、出てくれる方々に感謝してチケット入手に励みます・・・って、1日だけだから難しいかな。
ちなみに私が好きな元トップ娘さんは、仙名彩世さんです。
とにっかく実力と美貌を兼ね備えた方ですので。トップになってからも劇団からの扱いが良いとはいえないように感じたので、余計に応援したくなる方でした。
月城さんのお嫁さん、どうなるんでしょうね?
美貌だけでもダメ、実力だけでもダメ、美貌と実力が揃っていても月城さんとの相性が悪いとダメとなるとなかなか、いないですよね。
海乃さんは薄幸の美女タイプだし、月城さんにも影がある役が似合いそうなので、もしトップ夫婦になったら望海風斗さんの跡継ぎのごとく悲劇担当になるかもしれませんね。
FM宝塚のレビュー・ステイションは私も、読者さんから教えていただいたんです。
リアルタイムで聞こうとしていて忘れたり、予約したつもりが設定を間違っていたりで毎週カッチリ聴いているわけではないのですが、偏りのない情報を与えてくれる貴重な存在だと私は思っています。
私自身が偏りまくりなブログを書いているので余計にそう思いますw
ただ、現役ジェンヌさんの出演はありません。それがあるのは、ラジオ関西のビバタカラジェンヌだけのようです。
ほんと、読者さんから教わってばかりです。
ちろくんさんからも今後もいろいろ教えていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ダル・レークの恋、古臭いところもあるけど(今回特にSEに感じました)
私もすごく好きな作品なんです~。
月城さんや海乃さんは文句なく美しく、もちろん周りの月組生の実力にも破綻なく
ストーリーも分かりやすく、普通に作品に入り込ませてくれて、
あ、まあ暁さんはお顔がかわいすぎてどうにも前科者には見えませんでしたが…
…で、それは本当にそうなんですが背後にある人事を知っているだけに私もどうしても
カマラの今後について妄想が止まらなかったんですよね…(笑)
ラッチマンは
僕は信じてる いつの日か もう一度 君の心を 教えて欲しい
とか歌っていましたが、たとえ本心ではなかったとしても
ああいうことを言ってしまったカマラを許す感じがなかったし
(しかし身分低い男の心をザクザク刺しまくるある意味素晴らしい台詞でしたね~)
また、なんとか許して一緒になったところでレット・バトラーの言う
『壊れたものは、壊れたものさ』
と同じく決して前の2人には戻れないしうまくいかないような。
そうそう、現実でもこういう心の動き、ありますよね!
月城さんの聡明さというか、思慮に富んだ落ち着いた感じがそれを後押しするというか
この人がダメっていうならそれはもう絶対ダメだろうな…というか…。
また海乃さんのカマラが幸せになれそうにない雰囲気プンプンでした。
今までの出演作品とキャラクター、芸風、見た目、今の人事、
そこからの私の先入観かもしれませんが
全てから…なんでしょう、捨てられても私明るく生きていくわ!
もしくは彼を追いかけて絶対幸せになる!という明るい感じが全然しなかったです。
正に薄幸。とっても幸薄そう…。
それはそれで作品には合っていたし彼女の美点なのかもしれないですが。
私はラッチマンというキャラクター自体が宝塚作品の中でも相当カッコいいと
思っているのですが(レット・バトラーが同じくらい好き。分かりやすい)
それはおそらく【恋愛に人生全てをかけない男の方がカッコいい】
と思っているんですよね。年齢を経てますますそんな気がしてきています。
恋愛よりも女よりも大切なものがある、
そういう男がそれでも愛ゆえに時に弱さを見せてしまう…
大人ですね~。そしてこういうやせ我慢的感覚、割と和物っぽさもありますね。
いや、ロミジュリも大好きですが
でもこれは若さゆえの愚かさ、輝きだな、という認識があるので。
同じことをいい年した大人の男性がやったらやっぱりちょっとおかしく感じませんか?
(今週末初めて見に行きます、楽しみ~)
菊田一夫の脚本には身分の高い、その立場を捨てられない女、
身分の低い男を見下していることに自覚のない女(あえて女といいますよ)
への怨嗟というか、軽蔑的なものを強く感じます。
風と共に去りぬも霧深きエルベのほとりも菊田先生でしたか…納得。
ヒロインがともすると嫌な女っぽくなってしまうのも現代的でないかもしれませんね。
現代だとこんな女性像はちょっとあり得ない感じがしますからね…。
しかし人によって全く逆のその後が想像できるというのは
やはり、名作なんだなあと感じ入りました。
本当のことを言うと、作品への正直な感想を月組トップコンビ発表前に書いておきたかったんです…(笑)
congaさーん、「今回特にSE・・・」のSEとは効果音の事でしょうか?それともスペシャル・エディション?また教えてください。
SEはさておき、congaさんはダル・レークの恋がお好きなんですね。私もめっちゃ好きになりました。確かに古臭いし、まどろっこしいんですよね。そもそもラッチマンが自分で家柄について説明したり、疑惑を否定すればこんな悲恋にはならなかったんだし。うんうん、「やせ我慢的感覚、和物っぽさ」ですね。今のテレビドラマにはまずない展開ですし、私はすごく好きです。
で、congaさんが菊田さんの脚本の特性について教えてくれたので一気に興味を持ち調べてみたのですが、とても厳しい幼少時代をすごしたようですよ。宝塚の運営陣はボンボン・お嬢様、又は超インテリだと思っていたのでとても驚きました。この生い立ちを読むと、産まれながらに身分の高い人達を怨嗟の対象にするのも納得ですが、にしても、女性に偏っているのはどうしてでしょうね?
といっても、霧深きエルベのほとりでは貴族達をまとめて皮肉っているので女性だけが対象じゃないのかな。そういえばエルベのマルギット一族と、ダルレークのカマラ一族って似てる!
ラッチマンとレット・バトラー・・・うん、確かに男らしさが似ていますね。
ただ、子どもの有無が大きい気がします。
確かにレットは恋愛や女性にすべてをかける男ではありませんが、娘を溺愛していました。
娘があのような事にならなければ、そして、もしスカーレットが授かったレットにとっての第二子が産まれていれば、レットはただの子煩悩なおっちゃんになっていたかもしれない気がして。
こうゆう事が気になるのは、私に娘がいるからなんでしょうね。
ラッチマンとレットがかぶる一方で、カマラにはスカーレットっぽさが微塵もないですね。
スカーレットは潔く悟りましたし。
カマラのあのラストの状態は、記事に書いた通り自分しか愛していない、自分の事しか考えていない状態で、ま、あのままじゃ幸せになれないと私は思いますよ。
ラッチマンを探すのはおまけであり、パリのグルメや観光を楽しんだり社交界で活躍して新しい男性を探すのが本当の目的って言うなら幸せになるチャンスはあると思いますが。
でもこれじゃあ続きとしてつまらないかな。見つからないままでもつまらないし。
うーん、じゃあ、カマラがこの経験を通して強い女になった事にして「執念でラッチマンを見つけて酒を飲ませて襲って子種だけもらって、ラッチマンに知らせず自力で育てる」なんてどうです?ってまた、子どもを出しちゃった。でもこうするとなんぼでも続き、書けますね!子どもは当然、ラッチマンにそっくりな息子に育つのですw
好き放題書きましたが確かに、「その後」について観客がいろんな想像なり妄想なり出来るのは名作だと思います。
先ほど別の方へのお返事にも書いたのですが、なんか海乃さんには薄幸の美女な雰囲気がありまして、もし月城さんと夫婦になったら演目がだいきほアゲインになりそうな気がします。
タイミングとしては良いかもしれません。5組あるのですから華やか担当、技術担当、悲劇担当があって良いかと。
技術担当はことなこでバッチリですが、華やか担当が悩みどころかな。花組があんな事になってしまったので。
あと、もし月組が悲劇担当になったら、陽キャラな暁千星さんが厳しくなるかもしれませんね。はい、ダルレークでは全く、前科者に見えませんでした。
ロミジュリはホンマ、魅力的なジェンヌさん達が魅力的な音楽で展開してくれるストーリーではありますが、「知性に乏しい若者たちの若気の至り祭り」なんですよね。
congaさんはもうすぐ観劇されるそうですがA、B、どちらです?私はB日程の天華えまさんのマーキューシオのビジュアルが、若気の至りぶりをめっちゃ的確に表現してくれていると思いました。
こんなのおっちゃんがやったら痛いだけですね。っていうか若くても、キレイな子じゃないと・・・
いつもいつもありがとうございます。
作品への正直な感想を今後もすごーく、聞きたいです!
どうぞよろしくお願いいたします。
コメント欄で返信すみません、SEは Sound Effect 効果音の意味でした。
あの、重要登場人物が登場する時の「ジャジャーン!」みたいなSEを聞くたびに
古いなあ…と同時にあ、歌舞伎っぽい…と思ってしまいます。
歌舞伎をろくに知らないくせに…。
菊田先生は貧しく苦しい生い立ちだったんですね。
作品を見ていると身分高い女性への憎しみと共に
苦しいくらいの愛も感じます。愛憎半ばするというか、愛しているからこそ苦しいというか。
そうでないと女性観客が殆どの宝塚で支持されないのではないかなあと。
そして女性の方も清らかで美しいだけの存在ではなくてどうしようもなく愚かな面もあり…
とにかく美しい人たちがこの話をやるからいいんでしょうね。
普通の日本人的見た目で演じるとちょっと生々しくなりすぎる話だと思います。
私はとにかく愛ゆえに苦しんで、ちょっと乱暴なところを見せる男性(っていうか男役のキャラクター)
が好きなようでラッチマンもレット・バトラーもカールもすごく好きなキャラクターです。
あ、あとアンドレも大好きですねw
女性は優しく愛されたいと同時に激しく奪われたいと思っているのだ…って誰の言葉だっけ。
だいきほは実は悲劇が似合うのは望海さんの方で、真彩さんは単体だと陽のオーラが強い
ハッピーエンドが似合う娘役さんだと思っているのですがどうしてもそういう作品は少なかったですね。
その前のちぎみゆも早霧さんに合わせて漫画作品が多かったし(咲妃さんは多分がっつり文学作品なんかの方が似合う娘役だったのではないかと…)男役のキャラクターに合わせた作品選びになってしまうのは仕方ないかなあと。
そういう意味では相手役の娘役さんには男役に合うだけでなく役幅の広さが求められそうですね。
娘役就任にはド路線の娘役さん以外は男役と違って運とタイミングがかなり重要な気もしますが、そういう意味では新人公演主演をしていなかった仙名さんの就任劇は本当に神がかってましたね…
ロミジュリ、週末のBパターン後にAパターンも見に行けそうです!
やはり役替わりはどちらも見たいのですごく嬉しい。
私は宝塚版のロミジュリだと断然ジュリエットに感情移入しやすくて
当然この親だとこういう考えになるだろうな…という気がするので
舞空さんの自ら運命を切り開いていく系(らしい)ジュリエットがすごく楽しみです。
映像だけでもめちゃくちゃかわいい!
…ほんと、若さと美しさと勢いと美しい音楽があってこその話ですね。
そういうところ、宝塚にぴったりだと思います。
見たらまた感想を書きに来るかもしれません~
いつも長いコメントに長いご返信をありがとうございます^^
congaさん、こちらこそいつもありがとうございます。「SE」は効果音なんですね。昔SEと呼ばれる職業の人と付き合っていましたが、別のSEもあるんだと勉強になりました。
ダルレークの恋のSE・・・うーん、私、ほとんど覚えていないです。ただ、私も歌舞伎を知らないのですが「歌舞伎っぽい」と言われるとなんか想像出来るから不思議ですねw
ああ~、久しぶりに買う円盤はバラ王子にするつもりでしたが、ダルレークの恋も欲しくなってしまいました。どうしよう。
はい、菊田さんは相当に辛い生い立ちだったようですね。
どれだけ努力しても叶わぬ事がいろいろあったのかもしれません。その中に恋愛、もしくは密かな片思いもあったのかも。
確かにこういったドロドロは、普通ビジュアルの人たちがやればナマナマしすぎて引いてしまうかもしれません。
余談ですが・・・身分違いの恋って今でもあるかもしれませんね。
高貴な身分に産まれた女性が、何故か一般人でも避けたくなるような男性に恋をして、幸せな結果にはならなそうな雰囲気を醸し出していたりね。
congaさんは繊細さとワイルドさを併せ持った男性が好きなんですね。さらに、美しくなきゃダメなんですよねw
なかなかリアルにはいないかもしれないけれど、だからこそ理想なのだし、映画や劇にはそうゆう男性がいるんですよね。
女性の「優しく愛されたい」と「激しく奪われたい」というのはどちらも根っこをたどると「守られたい」って事かもしれません。
「好きな人に大切にされたい、守られたい」って感じ。
たまに都合良く解釈し、守るという前提を切り捨てて「強引にすれば女は言う事を聞く」と思い込んでいるバカな男性がいるから困りますね。こうゆう男はえてして、ブサイクだし。
はい、真彩さんは本来は陽キャラだと私も思います。真風さんと夫婦になってハッピーエンドを迎える作品なんかに出る方が向いていたかも。
congaさんがおっしゃる通り夫に合わせるのがトップ娘の役割なのでしょうし、真彩さんは真の実力者ゆえそれが出来たのだと思います。
仙名さんもそんな、実力派トップ娘だったかと。
例外中の例外であった事は素人の私でも感じます。神がかってはいたのでしょうが、退団公演でようやく、誰が観てもトップ娘とわかる役を与えてもらえたような気がするのは、私だけですかね?
あとちぎみゆですが、現役時代を全く知らない私があれこれ言うのもどうかなな感じですが、早霧せいなさんってマンガ作品に合ってたんですかね?端正な美しいお顔で、私には全くルパンには見えないです。
配信で観た星逢一夜がむちゃくちゃ良かったので、ちぎみゆはふたりして和物(含む文学作品)が似合っているように見えるのですが、どうなんでしょうね?
ロミジュリ、B→Aで観劇されるんですね。楽しみですね。
そうなんですよね、役替りはホンマ、どちらも観たいですよね。
congaさんはジュリエットに感情移入するそうですが私は正直、今回のジュリエットにそうするのは難しかったです。
ジュリエットの親の感覚は洋の東西を問わず貴族階級ではデフォな感じで、こうゆう親に育てられたら娘もそうゆう感覚になりそうな気がします。それこそ、カマラのように。
それに、何はさておき、あんなイケメンのパリスに「イヤー」なんて言う気持ちは、私には理解できませんw
可愛らしさは映像以上に素晴らしいですよ~
ただファッションは、キリスト教(それもカトリック)教会なのに赤い肩出しドレスで駆けつけた事と、仮面舞踏会でのブーツのヒールが低すぎてバランスが悪かったのが気になりました。
ヘア及びファッションは礼さんも舞空さんも、ロクモの方が良かった気がします。
観劇後、是非是非感想をお聞かせください~
楽しみにしています~