真風涼帆さんについてはグルグルグルグル、いろんな葛藤がありました。
それでも観ると決めた退団後初コンサート「unknown」。言い訳がましい理屈は捏ねません、ただただ
観たいから。
だけの理由でチケットを買いました。
本当は週末に夫と2人で観たかったんです。夫は現役時代の真風さんを「カッコええわ~」と褒めちぎっていましたしね。だけど今の夫は真風さんからすっかり心が離れていて、私が誘っても「俺には無理やわ」と首を横に振るばかり。なので私だけ初日に行く事にしました。
チケットを購入した時の私は腹をくくっており「恐れるものは何も無い」な気持ちだったんです。
その気持ちのまんまセブンイレブンに向かって発券したのですが、
ヒッ!!!
お、小川友次・・・
まさかまさかのタカラヅカ・ライブ・ネクスト。
主催者として梅田芸術劇場やキョードー東京と並んでいるなんて。さっきまでの「恐れるものは何も無い」はどこへやら、脳内が恐怖と不快感でいっぱいになりました。
知らなかった。それなりに情報収集していたはずなのに。
ポスターは何度も拝んだけれど、
一番下の隅っこ(紫の矢印のところ)にある
ごく小さな文字を見落としていました。
タカラヅカ・ライブ・ネクストは表向きではジェンヌOGの支援をうたっています。
ですが実際はまともな運営をしておらず、阪急阪神ホールディングス(以降HHホー)のエライさん達が役員報酬を受け取るために存在していると私は思っています。
最初からひどい運営状態でしたがさらに形骸化しているんですね。公式サイトを久しぶりに訪ねたら、
unknownの主催者として名を連ねていながら「現在、予定されている公演・イベントはございません。」なんですよ。
最後の案内が2023年2月ですから1年以上サイトを更新していない事がわかります。
一応6名のジェンヌOGが名を連ねているけれど、
決して「所属」という言葉を使わず「アーティスト」でごまかしているのがずるい上に、6名の誰もunknownに登板していません。
これまでの主催公演でも「アーティスト」を使っておらずホンマ、なんのために存在しているかわからないんですよ。タカラヅカ・ライブ・ネクストが体裁を整えるためにOGに声掛けして、いくばくかのお金を渡して名義を借りている・・・といった推測をしてしまいます、私は。
この、開店休業状態のタカラヅカ・ライブ・ネクストを統括するのが、小川友次。アーティストが6名なのに役員が5人もおり
「小川友次と4人の子分たち」
ってところでしょう。
おそらく誰一人としてタカラヅカ・ライブ・ネクストの運営に励んでいない。
劇団理事長だった小川氏はさすがにアーティスト達の顔と名前を把握しているだろうけど、子分にいたってはそのあたりも怪しいもんです。
しかしながらきっと5人とも、役員報酬をたんまり受け取っている。
あくまで私が推測しているだけですよ。
小川氏の人柄についても
こういった情報から想像しているだけだし、子分たちも似たようなもんだと思っています。
小川氏は私立校の理事長でもあるんですよね。
お金と名誉が大好きで、すごく成功している人ではあるのでしょう。
もうホンマ不意打ちをくらいました。
宙組や真風さんについては気持ちの踏ん切りがついていたけれど、ここにきてまたもHHホーの腐敗っぷりを感じるなんて。私はただ、チケットを発券しただけなのに。
HHホーは変わらない。
あんな事があっても小川氏を野放しにしているし、そもそもCEOの角和夫が居座ったままなんですから。
宝塚歌劇団は今後も「幹部のおっさん・じいさん達がジェンヌ達から搾取する」ままなんでしょう。さらにはOGや、ジェンヌに憧れる私立校生まで利用して自分たちだけが旨味を得るんでしょう。
いろいろ言いましたが私は今日、梅芸に向かいます。
unknownを観るために。観たいから。
HHホーの株主でもなく、小川氏が理事長をしている私立校との繋がりもない私にはHHホーや小川氏に抗議をする権利がありません。
どんなに不愉快でも、自分の払ったチケット代のいくばくかが彼らに流れる事を止める事は出来ません。
私に出来る事はただひとつ。
「嫌なら観ない」
ただそれだけ。
だけど私は観たくてチケットを買ったのだし、これからも買います。今回は発券するまでタカラヅカ・ライブ・ネクストが主催者ヅラしている事を知らなかったけれど、たとえ知っていたって興味あるOGさんの公演のチケットは買います。
だから、
HHホー幹部を腐敗させている責任が私自身にもある事を認めます。
コメント
タカラヅカ・ライブ・ネクストは阪急人のための天下り用関連会社でしょうね。仕事の有無にかかわらず、アーティストさん達にはきちんとお支払いしてもらいたいです。名前と顔を貸してるんですから。
行かれるなら、宙組生からのお花があるかどうか見てきていただきたかったです・・・
めいさん、はい、タカラヅカ・ライブ・ネクストは天下りのためだけに存在しています。もはや最低限の事すら出来ておらずHHホーの腐敗っぷりを証明しています。
おおかたアーティストさんたちについては放置じゃないかと。それに思うのです、名義を借りた謝礼金は微々たるものだろうと。
お花は一切ありませんでした。舞台にそういったお花が飾られる事があるんですか?お店の開店祝いのような感じの?福岡のハウステンボス劇場ではお花がズラと飾られていましたが、他の劇場では見たことないかも?
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
公演の観劇記も読ませていただきました。梅芸メインホールの場合、入口を入りエスカレーターを上がって左側の、時々リピーターチケットやグッズを売るスペースに出演者へのお花が飾られることが多いです。 ドラマシティではロビーの壁沿いでしょうか。観劇記事の中では真風さんのパネルのある辺りです。宝塚歌劇団はお花の差し入れを辞退しているので宝塚歌劇の公演ではお花が無いので見られたことが無いのかも。
劇場入口に飾るお花はこんなスタンド花が多いです↓
https://ameblo.jp/creativecolors/entry-12447624022.html
そう言えば、東宝主催でもあまり見た記憶が無いですね。でも以前、知り合いの方が「エリザベート」や「モーツアルト!」に出演時、お花を贈ったことがあるので楽屋にはあるのかも知れません。その方はもう結婚して引退されたのですが、出演時に楽屋に遊びに行ったことがあります。お花を贈っておいたら、すごく喜ばれてパンフレットに全キャストのサインをもらっておいてくれました↓
これを書いた頃の姿月さんの声は今とは全然違ってましたね~懐かしいです。
https://ameblo.jp/creativecolors/entry-11836283391.html
お花といえばOSKも独特です。昔、煌みちるさんというトップスターの退団公演千秋楽に行ったことがあります。煌さんの大ファンの方に連れて行かれました。その方はデパートでつくってもらった花束を持って着席。公演終了後に舞台上の煌さんに皆さん順番に花束を手渡ししてました。今でもトップスター退団公演では、してるんでしょうか・・・
めいさん、私が劇場でスタンド花を見たのは(長崎ではなく)福岡のハウステンボス専用劇場だけかもしれません。スターさんのヒエラルキーとお花の量が比例しているし送り主の名前もデカデカと載っているしで華やかでした。梅芸でもああゆうのがあれば良いなと思っていたんです。が、宝塚は禁止しているんですよね。過去に過度な競争があったのかな。
記事にお邪魔させていただきました。福本さんが宝塚ツウな事は夫から聞いていたのですが、ツウぶるだけじゃなくお花をプレゼントしたりもしているんですね。私はゆりが大好きなので眼福感ありありでした。
真風さんのコンサートでは(というか私が経験した梅芸公演すべてで)スタンド花は見なかったけれど、楽屋にはあるのかもしれませんね。
めいさんはエリザベートよりモーツァルト!の方が好きなんですかー、私も観てみたいです。
めいさんがお花を贈ったお知り合いの方はすごく喜んでくれたんですね。全キャストのサインをもらっておいてくれたなんてありがたいですね。
そういえば私、観劇ファンになって5年が過ぎましたが一度もサインをもらった事がありません。
へー、2014年4月の姿月さんはまだ声が出ていたんですね。私が姿月さんのガラガラ声を聴いたのは2022年の12月だったんですが間に何があったんでしょうね?本来なら声は容姿より劣化しにくいはずなのに。
ふふ、朝海ひかるさんと武田真治さんのシシィ&トートはダメダメだったんですね、ビジュアルは良かったでしょうけど。そういえば一路さんが元ご主人と知り合ったのはエリザベートでしたね。
煌(こう)みちるさんは知りませんでした。近鉄時代のトップスターだそうですね。
花束を抱えたまま観劇して、終演後に舞台に渡しに行くんですかー!
私が先日大阪松竹座で観た「春のおどり」はトップ夫妻の退団公演(のうちのひとつ)のはずですがそういったセレモニーはありませんでした。千秋楽は観ていないので何とも言えないけれど。
めいさんの今回のコメントを読んで「私って本当に薄いファンやねんな」って思いました。
サインをもらった事も、お花を贈った事もない。知人に舞台人がいるわけでもない。
ま、身分相応ってやつです。今後も細々と生観劇を楽しみたいです。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たー様は薄いファンじゃないと思います。とても熱心で舞台の人達にはありがたいファンですね。感想をこんなに丁寧に記事にできているんですから。
私との違いがあるとしたら古い時代を体験したかどうか程度でしょう。年齢差ということですね。
昔は今のように舞台の人が遠い存在じゃなかったです。私が小学生くらいの頃(60年以上前になりますね)は、宝塚の人も気軽にファンにサインとかしてました。叔母や母に連れられて宝塚大劇場(旧大劇場でした)に行ったとき叔母が、パンフレット買ったからサインもらいに行くというので着いて行きました。
楽屋口には外までつながった木製のスノコが敷いてありました。入口のおばちゃんに○○さんにサインもらいたいと言うと、マイクで「○○さーん、サインほしい人来てますよー」と放送してくれるんです。しばらくすると○○さんが楽屋着&スリッパでスノコのところへきてサインしてくれました。ベルばら以前はこんな感じでした。今では考えられません。何でも変わっていきますね。
「モーツアルト!」相変わらず好きなんですが・・・お父さんと大司教さま、別の人に変わってほしいです。自ブログでも書きましたのでよろしければ読んでくださると嬉しいです↓
https://ameblo.jp/creativecolors/entry-12701317297.html
めいさん、私が観劇ファンになった時はすでに舞台人と観客の距離がすごくある状態だったんですよね。
昔は舞台人はもっと近い存在だったんだ、ちょっと前に「会いに行けるアイドル」なんて言葉が流行ったけれど舞台人もかつてはそうだったのかなと思いました。
宝塚ファンになった頃、Youtubeで現役時代の杜けあきさん、一路真輝さん、高嶺ふぶきさん、香寿たつきさんが出ている宝塚特集番組を観ました。当時はファンの行列の真ん前をジェンヌさん達が通ってお手紙を受け取ったり、ファンクラブ会員がジェンヌさんのお弁当を用意したり、楽屋にわんさかと花が届いたり・・・すごく驚きました。当時ならサインをもらったりお花を贈ったりしやすかったんでしょうね。
ふふ、めいさんは山口祐一郎さんと市村正親さんがあまり好みじゃないんですね。
私はまだ山口さんを生で拝んだ事がないんです、全盛期はそりゃあもうすごい人気だったらしいですね。市村さんは「オリバー!」で拝みまして、確かに滑舌が良いかと言われると微妙かも。だけど存在感がありました。
なんか・・・
「モーツァルト!」「オリバー!」、どちらも「!」がついていますね。藤井大介はそのあたりを真似て自分のショーに「!!」を付けているのかなぁ。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
いや〜手厳しいご意見!
まあ大企業にしても公務員にしても色々と外郭を作ってOB養うのは仕方ないので…
公務員でもある程度の地位まで行くと定年後5年は常勤の楽で美味しい職場に、次の5年は週3の非常勤に…なんて具合でトコロテンのように順繰りで天下って行きますよね。
まあ社会の勝者ってことでしょう。
真風さんは好きでも嫌いでもないし、今回の件でも全く何ともおもってません。
しかし星のノバ・ボサ・ノバで上級生と役替りで抜擢されたときに上級生があまりに哀れに思えて…
まあ抜擢されるときには起こることなんですけどね。
コンサート楽しんで下さいね!行った人に聞くとおそろいのトレーナーあると良いとか…
アラカンじいさんさん、天下り組織の存在そのものを否定するつもりはありません。タカラヅカ・ライブ・ネクストが「公式サイトの更新」という最低限の体裁すら整えていない事にムカついているんです。ジェンヌOGの活躍をうたっておきながらアーティストも放置しているし、もうホンマに腐りきっている。名を連ねる役員すべてが性根の腐りきったジジイどもである事を証明しています。
こんな腐りきったジジイどもがそう、アラカンじいさんの言う「社会の勝者」ですよ。
コンサートは楽しかったです。
私は真風さんにネガティブな気持ちを抱えていたけれど、ステージで拝むとそういった感情にはなりませんでした。
グッズはTシャツはあったけれどトレーナーはなかったように思います。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。