B日程ロミジュリにはトートとフェルゼンがいる(たー目線)

大劇場公演

星組 ロミオとジュリエット B日程を観劇してきました。

役替りがある演目の場合、メインはA日程なんですよね?
初日も、千秋楽もA日程だし。
なのでB日程はチャレンジ的な要素が強いのかな?って思っていたんです。

実際にチャレンジかどうかわかりませんが良かったですよっ、B日程!
私はひょっとしたらこちらが好みかも?
そう思った理由について、観劇したその日のうちにお伝えしたい事を記事にしますね。

なんと!ロミジュリB日程には、
わたくし「関西の、たー」目線では、
トートと、
フェルゼンが、
いたのです!!!

もういっぺん言いますがあくまで私の感覚ですよ。
でもトートは、バレバレですよね。
そーです、愛月ひかるさんです。

出てくるなり「おおっ!トート閣下!」ってなりました。
モーレツな存在感。
派手派手衣装のティボルトもすんごく良かったのですが、黒尽くしな衣装に血の気のないメイクな「死」も、とにかく存在感がありました。「硬質な魅力」ですねぇ(しみじみ)。
礼真琴さん演じるロミオにまとわりつくというか覆いかぶさるようなシーンでは

さいっごの~
だんっすは~
おれーえのーもーのぉ~

が頭でグルグルしていました。
「死」という役として存在感がありすぎるかも?という気はしますが、まぁほんま、素敵でした。

トドメはねぇ、何と言っても、階段降りで愛月さんが出てきた時。
舞空瞳さんの前におひとりで登場したお姿に、

「閣下!羽根をお忘れですよっ!」

って叫びそうになりました。
そのくらい、ドーンというかデーンというか、そんな感じでした。
ここまで待ってようやく、愛月さんのお声を聴けたのも嬉しかったですね。

A日程との比較をさらに述べますと、

愛月ティボルトがあまりにカッコよかったのでどうだろう?と気になっていたB日程ティボルトの瀬央ゆりあさんですが、素晴らしいビジュアル及び演技でした。滑舌の面では愛月さんより優位かもしれません。いや、優位です。

A日程で「死」を演じた天華えまさんはB日程では地毛の右サイドを刈り上げ、さらに部分的に剃って蜘蛛の巣のような模様に。EXILEみたいな感じ?いや、EXILEより気合入っているかも!右眉まで剃って模様を入れていたし。
やんちゃなマーキューシオで、とても素敵でした。

そして・・・
タイトルのもうひとり、フェルゼン!

誰だか、わかります?

そーです!
って、わからない人の方が多いかな。
極美慎さんですっ!

A日程での綺城ひか理さんのパリスのウィッグがあまりにイケてなくてガッカリしょんぼりした私。あのウィッグをB日程では極美さんがかぶるの?ってビビりまくっていたのですが・・・

ぜんっぜん、違うウィッグでした!
そしてこのウィッグが、ちょー、ちょー、ちょー、カッコいい!!!

パリスは前髪オールバック、という決まりでもあるんでしょうか?
綺城さんも極美さんもオールバックではあるのですが、極美パリスのウィッグはサイドに緑色がかった三編みが入っていたりで超・カッコ良かった。綺城パリスのオールバックは確か一段構造だったけど、極美パリスのオールバックは二段になっていたし。

で、パリスはお金持ち設定なので衣装がキラッキラ。
もうねぇ極美パリスは髪型も顔もプロポーションも衣装も全部カッコいい。
ビジュアル大賞!
こんな極美パリスを目の前にして「イヤッ!」と叫んで拒絶し逃げる舞空ジュリエットですがこれ、むちゃくちゃ無理がありますよマジで。

でねぇ、あんまりにもカッコよい極美パリスを見た私の脳内に、パパパッ!とね、浮かんだんですよ。

フェルゼンが!

あくまで私の感覚なので、文句を言わずに読んでくれる、器のひろーい方だけ以下に進んでくださいね。

↓↓器の広い方だけですよ↓↓

具体的に言うと、だいぶ前に友達から借りた円盤で観た、湖月わたるさんのフェルゼンを思い出したんです。
まださして宝塚に興味ない頃だったのでうろ覚えなのですが、ベルばらのとある場面で、大きな大きなパネルがデデーンと置いてあって、池田理代子さんの原作をそのままコピーしたフェルゼンと、アントワネットと、確かオスカルとアンドレが描かれていたんです(オスカルとアンドレは自信なし)。
で、このパネルから湖月さん達が登場してきたんです。

この時の湖月さんのフェルゼンがもう、「一発記憶」とでもいいましょうか、優しく品のある笑顔がとにかく素敵で素敵で、私にとってファーストフェルゼンというかデフォルトフェルゼンというか、そんなフェルゼンになりました。

そんな大切なフェルゼンを、極美パリスを観てパパッ!と思い出したんです。
確か湖月フェルゼンはオールバックじゃなかったし、
そもそも湖月さんと極美さんって全然似ていないんだけど、
でも、浮かびました。

根拠不明で、ロクに調べずに好き放題書いてしまいましたがとにかく極美パリスが私にとって理想のフェルゼンに見えまして、

ば~ら~
べるさいゆー

のあの曲がグルグルグルーッ!って脳内を駆け巡りました。

大きな大きなフェルゼンのパネルからこの極美さんが出てきたら、観客は卒倒するんちゃうかなってホンマに、思いましたよ。
でも実現したら、危険かも。ベルばらのコアなファンは年齢が高めですので、、、

はっきり言いますが極美さんは、歌はかなり苦手のようです。
さらに言うとダンスも特別、キレがある感じではなさそう。
それでもそれでもどうしてどうして、華がありますね。
A日程、B日程どちらでも、華・華・華。
とにかく華やか。
さして上手くない歌も、自信たっぷりな美しい顔で歌われるとすんなり受け入れてしまいます。
100期には御曹司、聖乃あすかさんがいるわけですが極美さんもめっちゃ路線ですね。
個性も組も違うし、どっちもトップスターになりそうな気がするぅぅぅ。

さらに役替りについて述べますと・・・
A日程のパリスではギョギョッ!なウィッグだった綺城ひか理さんですが、B日程のベンヴォーリオではとても素敵なヘアスタイルでした。地毛にエクステを加えた感じ?
しかも綺城さんってば、歌、めっちゃ上手い!
パリスはほぼ歌なしですがベンヴォーリオは歌が多いですからね、たくさん聴けて良かったです。

というわけで・・・
ほんま、ザザザと書きましたが、

そんなわけで、
ひょっとしたら、
B日程の方が、好みかも。

な、たーでした。

A日程を観てからB日程観劇が楽しみで楽しみで、モンタギュー家っぽい色のセーターを買ってみたんですw
期待通りに楽しかった!

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愛用の双眼鏡です。
・・・
・・・
・・・
いつも読んでくださる方へ。
ここのところ暗い記事が続きすみませんでした。

昨日の記事にした通り、リフレッシュをかねて自転車をかっ飛ばして婦人科検診に向かいました。
ちょっとゼェゼェしながら血圧を測ったのですが、良好でした。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

コメント

  1. Mika より:

    たーさん、
    B日程もご覧になったんですね!

    愛月さん、トートですか、、、
    あ~楽しみ。

    たーさんはB日程の方が好みかも、なんですね。

    私は、最初はB日程で、次はA日程です。

    (先行でチケットまだあるのを気づいて、すかさずもう1枚とりました。
    ほんと、宝塚歌劇って罪つくりです。
    役替わりがあったらどちらも見たいにきまってるじゃないですかね。
    演じるジェンヌさんは本当に大変だと思いますが)

    まだ、見られてませんが、
    俄然楽しみになりました~。

    詳しくって、たーさんらしいレポート、ありがとうございました。

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      Mikaさーん、いつもありがとうございます!
      はい、愛月さんのトート、いや、「死」、むっちゃ迫力ありました。愛月さんが最初に登場した際に観客席がちょっとざわついていましたよ。愛月さんの諸事情を把握している観客が多い、というのもあるかもしれません。
      それほどに注目されている愛月さん。実に見事に観客を魅了してくれました。
      天華えまさんよりだいぶ長めなウィッグで、これがまた良くお似合いでしたね。踊るにあたり邪魔になるはずですがキレイにヒラヒラしていましたし。ただ前髪の一番短い部分はもう、2、3センチ長くても良かったかなぁ。

      はい、演じるジェンヌさん達は本当に大変だと思いますが、役替りはどちらも観たくなりますね。
      私ははや、どちらも観る事が出来て本当にラッキーです。
      しかも夫がセディナ貸切公演を当ててくれたので、もういっぺんA日程を観る事が出来るんです!えへー

      Mikaさんはこれからなんですね。是非感想をお聞かせくださいね!
      今日のダルレーク配信は観ます?私はさっき、ポチしました。
      こちらも役替りなんですよねぇ。まったくもう、ほんと、宝塚歌劇って罪作りですねえ。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. シイこざくら より:

    おはようございます。
    役替わりのたーさんのご感想おもしろかったです!
    わたしは星組では愛月ひかるさんのファンなので
    役替わりでは断然A日程がいいと観劇前は感じていました。
    が、たーさんの書かれている様に愛月さんの死が強烈で今ではどっちの日程も良い!との印象になりました。
    ただ声や歌が最後まで聴けないのが残念ではありますが・・・
    フィナーレでにこやかな愛月さんを見るとお芝居中とのギャップがすごいですね。
    帰宅後もしばらく、愛月さんの死の表情と踊り、フィナーレでの表情を思い出していました。

    ひとつ気になるのが、もし先にBを観劇していたらBにここまで強烈な印象を持ったのか?
    ということです。
    Aの愛と死はわたしには小柳ルミ子さんと玉置浩二さんに似て見えてしまったので(すみません!!)、
    それでBの愛と死がより素晴らしいと思ったのかなあとも、、
    愛はBのほうが可憐でかわいらしく死はBが色気破壊力が抜群に見えたので。

    勝手な感想ですみません。
    再観劇のご感想も楽しみにしておりますね。

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      きゃー!シイこざくらさんってばひょっとして、「今さらジロー」や「恋の予感」をリアルタイムでテレビで聴いてたりしました?私は聴いていましたよ!あの頃は歌番組全盛でしたしねぇ。
      確かに碧海さりおさんの頬骨の感じ、小柳さんと似てるかも。それに玉置さんは安全地帯の頃、結構お化粧してましたもんね。いやー、面白かったです、たくさん笑いました。ありがとうございます。
      はい、私も希沙薫さんの「愛」、とてもしなやかで可愛らしいと思いました。とはいえ碧海さんも、観劇前の想定よりはだいぶ可愛らしいと思いましたよー

      で、A日程B日程の話ですが確かに、A→Bの順番で観た影響はかなりある気がします。この順番でどちらも観たからこそ、Bに強烈な印象を持ったのでしょう。
      愛月さんについては本当に、ティボルト姿を拝見したからこそ死も見たくてたまらなくなった、そんな感じで。
      はい、フィナーレでの表情、お名前の通り愛らしかったですね。にこやかな中にちょっとはにかんだ感じがあって。演技中の徹底的な冷たさとのギャップに萌え萌えでした。

      何度でも観たくなりますね、どちらも。
      本来ならA日程B日程どちらも再観劇する予定でしたがいろいろありましてどうなるかわからず、また記事にするかもー
      セディナ当選は思いがけないラッキーで嬉しかったです。

      円盤はB日程もダイジェストじゃなく、最初から最後までにして欲しいですね!
      なんかね、そうなるんじゃないかという気がしています。
      みんな幸せだから。ファンも、ジェンヌさん達も、そして宝塚も。

      いつもありがとうございます。
      お詫びなんていらないのにぃ。でもそれがシイこざくらさんの性分なんですよね。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. くわまる より:

    はじめまして、いつも楽しく拝読させていただいております。
    ロミジュリとは全く関係ないのですが、今日のたーさん、みりおんみたいです。マスクと目線を外したら そこにはみりおんが居てるんじゃないか、と思いました(*´︶`*)

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      くわまるさん、すごく嬉しいです、ありがとうございます。
      くわまるさんの発言はまさに、「空間補完効果」なんですね。
      「人間の脳は、見ている対象の隠されている部分を勝手に理想的に空想する」という、マジックです。
      スキー場に行けば皆が大きなゴーグルをしており、イケメンや美女ばっかりに見えたりしますよね。あれと同じ。

      観劇の数日前に縮毛矯正しまして、毛先がかなり傷んでおりだいぶ切りました。
      私としては切りすぎたかも?と思っていたのですが、こんな空間補完効果を狙えるならこれからもずーっとこのヘアスタイルにします♪

      コメントありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. Mika より:

    たーさん

    こんにちは。
    すみません、ロミジュリをやっと観劇したので、こちらにコメントいたします。

    B日程でした。
    大雨、風が強い日でした。吸引力がないと言ったバチでしょうか。。
    こんな日に観劇と思いましたが、、、行ってよかったです。

    愛ちゃんは、はい、トートでした。
    潤色が小池先生だと「死」はトートになっちゃうんでしょうか。
    エリザベート大好き人間としては、うれしかったです。
    存在感抜群でした。

    場面に出てくるだけで目が吸い寄せるられるので、
    A日程の天華えまさんにとってはとってもプレッシャーじゃないのかなと勝手に。
    9役も役変わりということで、私は単純にせおっちと替わるのかと思っていたのですが、、、じっくりパンフを読んで理解しました(遅)
    愛ちゃんの境遇を思い応援したいと思ったり、番手をここまで上げてきたせおっちもやっぱり応援したいし、星組さん、深いなぁと思いました。

    礼さんとひっとんのダンスはすごかったですね、線対称に動く部分は、礼さんと同じ位ダンスができないと無理なので、さすが首席カップルと思いました。

    諸々とっても楽しめた舞台でした。帰りは雨が上がっていました。

    お昼を食べそこなったので、お土産に買った「萩の月」をこれから食べます(笑)、これおいしいんです。

    ではでは今度は2回目のA日程なんですね、うらやましい。
    前回見たA日程よりきっと変わっているんでしょうね。
    また感想待ってまーす。

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      Mikaさん、観劇早々感想ありがとうございます。
      ふふふ、思い当たるフシがあると、悪い事があった際に「これはバチ?」って思いますよね。私は宝塚土産を知人に送る時にそんな事がありました。近いうちに記事にしますので読んでやってくださいねw

      愛月さん、トートだったでしょー
      そうなんです、観客すべてが愛月さんに注目するんですよね。吸い寄せられる。
      これは決して、小池パワーじゃないんです。他ならぬ、愛月さんのパワーなんです。
      何故なら天華さんの死は、本来の役割にふさわしい、適度な存在感だったので。
      それが、マーキューシオの天華さんを観ると、やんちゃボーイズの中でも際立ってやんちゃやんちゃな存在感なんですね。
      本当に今後が楽しみな方です。

      愛月さんの境遇を把握していると肩入れしたくなりますね。
      しかしながら瀬央ゆりあさんのティボルトも非常に素晴らしく、考えてみれば瀬央さんも成績下位から這い上がってきた方ですし応援したくなりますね。
      私は以前、水美さんが愛しいあまり永久輝さんを目の敵にしたしくじりをしてしまったのに、アゲインしちゃうところでした。
      愛月さんも瀬央さんも応援します。おふたりとも素晴らしいジェンヌさんですもん。

      礼さんと舞空さんの歌やダンスは本当にすごかったです。
      私には細かな歌唱及びダンスのテクニックはわからないけれど、おふたりが難易度の高そうな歌やダンスをやすやすとやっている事はわかりました。

      萩の月、美味しかったですか?
      私も買えば良かったな。ロミジュリパイみたいなのは買ったのですが、知人に送ったので食べてなくって。
      はい、今日は午前中は雨やら風やらでしたが、帰りはやんでいましたね。私は友達とランチや買い物していました。こんな日にランチか・・・と思ったけれど行って良かったです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. conga より:

    配信で皆さん沸いているところだと思いますが私もBパターンを劇場で見てましたよ~!
    ロミジュリってとにかく主役の2人が(色々な意味で)若く見えることが大事だと思っていて、それがないと歌の上手くないファントムとクリスティーヌのように話が崩壊してしまうと思うので…そういうことであれば今回は確かに今までで一番のロミオとジュリエットだと思いました。

    Bパターンはチャレンジバージョンじゃなくてご褒美バージョンなんじゃないかなというのが
    実際に見た感想です。通常はAだけどこっちも見たいでしょ?バージョン。すっごくよかったです!

    ビジュアルが不評みたいでしたがポスターとはだいぶ髪型が変わっていましたし主役の2人はメイクも良かったと思いました~。服は、歴代と変えるのは大変なんだなと思いましたが^^;
    ジュリエットの舞踏会でのヒールの低さは…えーと、ロミオとの身長差のためだと思います…
    礼さんのロミオは幼くてかわいかったけど、かわいすぎるというかジュリエットより年上には見えなくて同世代、もしくはちょっと年下?みたいに見えたので「ヴェローナ中の女の子を袖にしてきた」というにはちょっと無理があったかもと思いました。。。
    でも歌いだすと一気にものすごいイケメンに思えてくるという(笑)

    で、それで今回初めて気づいたんですが2人が初めて出会う時に『マスクの奥の 声の響きが』ってジュリエットが歌っているじゃないですか…!!ロミオの声が好きになったのか…じゃあ正解ですねw
    ジュリエットの目元がメイクでキラキラしているのもロミオが『マスクの奥の 瞳の輝き』
    って歌っているのに合わせているのかなあ。ジュリエットはほんとに文句なく美少女でかわいかったです。

    でも私の中でロミオのイメージに一番近いのは今の星組だとダントツで極美さんですね~。
    何をしても無条件で愛される若い貴公子である、というところにすごい説得力がある気がします。新人公演があったらきっとロミオだったんじゃないかなあ、とても残念です。

    だからBパターンのパリスよりロミオに一目惚れするのは…確かに無理があるかな(笑)
    婚約者がこんな足長イケメンでいい人でしかもお金持ちだったらロミジュリではなくてはいからさんが始まりそうですから。
    実は私も「あっ…フェルゼン伯爵…!?」とアントワネットのごとくときめいたんですが(笑)多分、2013年雪組上演のベルばらフェルゼン編がよみがえってきたからだと思っています。極美さんって壮一帆さんにちょっと似ているなって前からなんとなく思っていたので…。
    もし機会があったら見てほしいです。

    あと綺城さんのべンヴォーリオがかなり好みでした。
    雪組版ロミジュリで大好きだった未涼亜希さんに役作りが似ているからかも。
    粗忽者と言われてはいるけれど、べンヴォーリオには参謀っぽさというか一人最後まで生き残り、のちに大公になる(らしいですよ)冷静さと悲しさが感じられる方が好きなんですよね…。
    ぴーすけのやんちゃさもありベンマーのキャラクターの違いが際立っていて良かったです。
    この3人の歌の平均レベルは歴代の中でもかなり良かったのでは?
    誰かがうまくても誰かがうーんっていうことが多かったから…(笑)
    再演作品はつい過去と比べてしまいますね。でもそれもまた楽しい。

    愛ちゃん(いやもう愛様と呼んだ方がいいですね)の死についてはもう皆様が語りつくしている気がするのですが…本編も良かったけどフィナーレの階段で私は撃ち抜かれましたね。最後まで満面の笑顔にならない愛様の死、最高でした。

    次に見るAパターンも本当に楽しみです。こんなに長文なのに、まだ語りつくせませんね(笑)
    私も幕間に急いで残り少なくなった萩の月を買って帰りました。冷やしたり冷凍してもおいしいんですよ~。関西ではなかなか買えないのでおすすめです。

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      congaさん、いつもいつもありがとうございます。
      ロミジュリBパターンの感想、ベテランのcongaさんだからこその内容でめっちゃ読み応えありました!
      Bパターンはチャレンジというよりご褒美、そのとおりだと思います!
      ジェンヌさんにとっても観客にとってもご褒美なんですね!
      本当に本当に、よくこのパターンでやってくれた!ありがとぉぉぉう!です!

      あと私はロミジュリは何よりも歌唱力と思っていましたが、congaさんがおっしゃるように若々しさも大切ですね。
      はい、礼さんは髪型、だいぶ変わっていてポスターではほぼ真ん中分けだったのがアシンメトリーとなり、そして右側をだいぶ、梳いていましたね。とはいえ左側のあの髪の長さは礼さんの丸顔を強調するような気がしないでもないです。それゆえ若々しさというか幼さが際立ってきて、恋愛遍歴を語るには厳しい雰囲気になってしまったのかも。ロミオってそもそも、イケイケとかグイグイとか言うよりは、大人しい男の子な感じがします。舞空さんの方がよっぽど陽キャラに見えたというか。
      舞空さんのブーツのヒールははい、礼さんとのバランスなのでしょうね。にしてもローヒールにするならあんな尖ったデザインより太いヒールにする方が悪目立ちしないような気がしたんです。
      舞台だと自分の好きなところをいつまでも観る事が出来るゆえ、気になるところがあるとそこを集中して見てしまいがちで。そうそうあの、なんとか坂みたいなドレスにはいろんな感想があるようですが、私的には可愛くて良いと思いました。
      で、靴やら服やらばっかに気を取られ、歌詞をしっかり聞いていなかったんです。なんというかふたりとも超歌ウマだから「上手いなぁ」とひとくくりにして流して聞いちゃいがちで、ってこれは言い訳ですね。
      『マスクの奥の 声の響きが』なんて歌っていたんですか?なるほどー!

      極美さんがロミオにピッタリ、無条件で愛される若い貴公子、ってホント、そのとおりだと思います。
      なんだろう、あんなにも自信たっぷりな様子で歌っていてもイヤミがなく、無条件で愛したくなるというか。
      もし新人公演があればロミオ、うん確かにそうかも!もしそうだったら私、「歌唱の面ではかなり厳しくなりそうだ」なんて予想しつつ、ウキウキと真っ暗なうちから自宅を出て大劇場に向かい、ゴザ敷いてうずくまっていたでしょうね。チケットのために。
      とにかく話題になりやすい方ですね。そもそも名前からして、すごすぎる思いません?「極めた美でありながら、慎んでる」ってこれ、あのキャラクターじゃなければイチャモン付いてもおかしくないですよ。
      で、極美さんの話を続けますがcongaさんもフェルゼン的な雰囲気を感じました?壮一帆さんのフェルゼン、congaさんおすすめならきっと極美パリスと雰囲気が似ているんでしょうね。すごーく観てみたいです。私にとってフェルゼンは理想の男性なんですよね。ハンサムで、しかも、愛した人を全力で守ろうとする姿勢が。リアル生活にはこんな男性はそういるもんじゃないけど、それゆえの理想ですねぇw

      綺城さんのベンヴォーリオ、私もすごーく好きでした。そうですよね、仲良しグループで生き残ったのはベンヴォーリオだけですよね。
      パリスはチャラ男設定なのですがベンヴォーリオはあのグループとしては落ち着きがあり、綺城さんに合っていると思いました。歌も想定外に上手かった!こんなにも綺城さんの歌を聴いたのは初めてでした。極美さんと並ぶスーパープロポーションな綺城さんですが、キャラはやや陰方向が合っているかもしれません。
      ベンマーの組み合わせ、バッチリでしたね。落ち着きを感じる綺城さんに対して天華さんのマーキューシオのやんちゃぶり、はっちゃけぶりがすごく際立っていましたし。先にAでの、冷血な死のお姿を観ていたので余計に驚きがあったのかも。congaさんもきっと、天華さんの死のお姿や演技にすごーく驚くと思いますよー。
      それにしても天華さん、このビジュアルで「ぴーすけ」とはどうゆう経緯でついた愛称なんでしょね?インパクトあって覚えやすいけど、にしても不思議ですー。

      愛月さんは、SNSで「愛ちゃんの死」としてトレンドになったそうですね。
      はい、フィナーレとっても刺激的でしたね。
      そして私は、愛月さんそのものだけでなく、宝塚ファンの心理にもとても興味があります。
      愛月さん、組替えしてから急速に人気上昇していると思うんです。
      もちろん愛月さんの実力ゆえでもあるのでしょうが、愛月さんのような経過をたどったジェンヌさんには宝塚ファンって、めちゃめちゃ応援モードになる傾向を感じるんですね。
      これは良い事のようで、裏を返せば、下駄っぽい人事に辛辣になりやすい傾向とセットでもあるんだなと、思わずにいられません。

      ロミジュリ中にまた大劇場に行きますので次は萩の月を買ってみます。冷やして食べた事はあるのですが冷凍は経験無くて、是非やってみたいです。
      ああ他にも、ハガキを買ってスタンプを押して大劇場内のポストに投函したいし、くすのきに行きたいしで、やりたい事がたくさんあるー

      本当に、いつもいつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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