先に攻撃したのはクレーマーか、ブロガーか

言いたい放題

今回の記事は、いわゆる「クレームコメント晒し」をした8月24日の記事の続編です。この記事絡みで追加のクレームコメントが届きまして、読んでいるうちにピーンと気付いた事がありました。
でね、すぐにそのあたりの心境について記事を書いたんです。けれど継続的にこのブログに遊びに来てくれている読者さんを食傷モードにしちゃうかなとアップを見合わせていました。季節は秋になりつつあるけど、私の記事にアキアキされちゃうのは寂しいなー、な感じでw
見合わせている間に花組全ツ、九月超歌舞伎、銀ちゃんと生観劇が続いて感想を記事にしましたし、まぁもう、このままボツにしてもいいかなと考えていたんです。

けれど、見合わせている間にもポツポツと届くんですよ、クレームコメントが。
タイトルの付け方に文句を付けてきたコメントにだけはお返事しましたが、返事をするに値しない短いクレームも、IPの感じからして日本のいろんな地域から届いています。どうせならいろんな地域の特産品が届く方が嬉しいのになぁ、私は海の幸も山の幸も銘酒も銘菓もみーんな、大好きですのでw

でね、あちこちの地域から届くクレームなのに、送り主の心理はバラついておらず共通点がある事に気付いたんです。
ですのでボツ予定だった記事を掘り起こし、手直ししてアップしてみます。 メインにするのはクレーム晒しそのものじゃなく、私の気付きについてです。軽めに仕上げたのでサラッと読んでやってください。

・・・

私の「気付き」。それは端的に言うと、
「卵が先か、鶏が先か」
なんです。
クレーマーと私ではここの捉え方が違っている事に気付きました。

ケンカって、先に手を出した方が悪いでしょ?
私は「警察24時」の類のテレビ番組が大好きなんですが、通報を受けてケンカの場に駆けつけた警察官ってまずそのあたり、確認していますよね。

私の感覚をお伝えしますと、

こうゆう文面を読むと私は

「先に攻撃してきたのは、この人」

と思うんですね。
「この人」を連発するのもアレですので、この匿名のコメント主を仮に「Bさん」としましょう。なんでAさんじゃないの?ってその理由は後述しますのでしばしお待ちを。

もし警察官が駆けつけてくれたら、私は「先に手を出したのはBさんです」と伝えます。

私はブログを運営するにあたり、誰にも読む事を強制していません。
しかも記事にたどり着く手段がブログ村のランキングであれネット検索であれ、タイトルやタイトル画像である程度内容がわかるようにしているんですから、記事を読むのは完全に読む側の意志だと考えています。
自分の意志で読んだくせに気に入らないからと説教がましいコメントを送りつけ、さらには「あなたはブロガーには不向きだ」と私を侮辱するBさんが「先に手を出した」と私は考えます。
これが私にとっての真実。

しかもこのクレーム、「・・以下略」の使い方がどうにも、私がよく使う「(以後省略)」をパクっている感じで気持ち悪いです。
真似しているかどうかはさして重要じゃなく、Bさんがお持ちの、私には理解し難い趣味が何とも不気味なんですよ。
「気に入らないブログなのに継続して記事を読む」
「記事だけでなくコメントまで読む」
という趣味ね。
確かに私は以前、「晒したら復讐にも増収にもなる」と書きました。
でもこれ、記事じゃなくコメントへの返事として書いたんです。

気に入らない記事を完読し、
さらにズイッと下までスクロールしてコメントまで完読し、
さらにそれをコピペしてクレームコメントする・・・

ホンマ、私の感覚ですとこれ、悪趣味ですよ。

で・・・話を戻しますが、
警察もののテレビ番組では決まって、ケンカしている当事者がお互い、相手が先に手を出した、相手が悪いと言うでしょう?
それと同じなんですよ。
Bさんにとっては、私と全く違う真実があるんですね。

Bさんはきっと、駆けつけてきた警察官に自信たっぷりに言うでしょう。

「先に攻撃してきたのはこのブロガーだ」と。

「だって、そもそもこのブロガーがあんな記事をアップしていなければ、私がクレームコメントする事はないのだから」と。

そう、つまり、
まずブロガーが記事をアップしているだけで、「先に手を出した、攻撃してきた」と考えているんですね。
自分の意志で記事のみならずコメントまで完読した事を、棚に上げて。

Bさんからすりゃ「あんな記事をアップした事を棚に上げておいて何をほざくか」なんでしょう。
もうね、卵と鶏の無限ループですよ。

で、これまでバリエーション豊富なクレームをいろいろいただいたけれど、その根底が似ている事に気付きました。

「とにもかくにも、先に発信した側が悪い」
「先に発信した人が、先に攻撃している」
「自分は発信者によって傷つけられた被害者」

という、心理ね。
で、こういった心理が行き過ぎると、中傷するようになるんじゃないかと。
しかも相手を中傷している間も自分は被害者であり正義の使者であり続けているので、罪悪感はないんです。

これ・・・私のブログだけの話じゃないです、きっと。
SNSでの誹謗中傷が社会問題になって久しいですが、この手のメッセージを送る人には徹底した「先に発信した人が加害者であり、私は被害者」 の心理があるのかもしれません。

アップして1年以上過ぎてもまだ全記事人気ランキングに入っているこの記事で取り上げたコメント主さんも、まさにこういった心理じゃないかと。
自分の意志で記事を読んだくせに「通り魔」なんて恐ろしい言葉を使って記事を書いたブロガーさんを責めるなんてお門違いだと私は思うけれど、このコメント主さんなりの心理なり信念なりがあるんでしょう。

そして同じ心理や信念はBさんにも、Aさんにも・・・

「えっ?Bさんはさっき出てきたけれどAさんって誰?」
って思います?
もしそう思ったのでしたら嬉しいですねぇ、一生懸命この記事を読んでくださっているわけですから。
そう、なんで今回真っ先に取り上げた人を、Aを飛ばしてBさんにしたかってそれは、別人のAさんがいるから。先にも紹介した
8月24日の記事で取り上げた方を、Aさんと呼ばせていただこうかと。一応名乗っているけれど違う名前を使って別人を装ったりしているので、Aさんで十分かと思いまして。
なのでこの記事で先に取り上げたコメント主はBさんになるんです。
Bさんは8月24日の記事を読み、晒し者にされたAさんにいたく同情し、憚られつつ苦言を呈してくださったようですね。

実はこのAさんからは、追加のコメントが届いています。
私の事が嫌いなのに、8月24日の記事をバッチリ読んで、即、追加のコメントを送っているんですね。これまた私に言わせると悪趣味ですよ。
晒すにも二番煎じになるんで一旦はスルーを決め込んでいましたが、せっかくなのでここでご紹介しましょう。

これね。
こちらもね、Bさんと同様に、

先に攻撃したのは、公道から見えるところに不快なものを植えたブロガーである

といった主張を感じません?

にしても、
「不快なものがあったら、指摘するのは当たり前」
だそうですが・・・
リアル生活で街を歩いていれば気に入らない家なり庭なり、不快な店なりなんぼでも目に入りそうなものなのに、Aさんはその度に当たり前のように注意しているんですかねw

この追加コメントは・・・
あなたの記事によって不快になり、傷ついたけれど、それでも私の良心に則ってあなたのために忠告してあげたのに、あなたはわからないのね。
な感じでしょうか。まさに正義の使者っぽい。

でね、私から言わせるとこの文章、正義かどうかの前に、矛盾していてヘンなんです。
私の事について「話しても分からない方と理解しました。」って書いているくせに、その後もお説教が続いていますよね。
「こいつには何を話しても分からない」と本当に理解していれば、「お説教したって無駄」とも理解しているはず。なのに理解しました宣言の直後にお説教を続けるって事は、自分が何を宣言したのかをなーんにも理解していないんですよ。糖質制限をすると宣言した直後にうどんをすするようなもんです。

私はAさんに、私を理解して欲しいとは一切思いません。
けれど、自分で書いた文章に矛盾がある事くらいは理解してもらいたいものですね。

こんな調子だから、Aさんは「もう一切訪ねません」宣言もしているけれど、きっとこの宣言の意味も理解していないでしょう。
私は確信しています。Aさんは宣言後もこのブログに来ていると。
わりとね、昔すこーしかじった心理学のテンプレのような気がするんです。
そのあたりいつかまた、記事にするかもしれません。

あ、そうそう、8月24日のAさんのコメントと今回のBさんAさんのコメントではフォーマットが異なっていますが、Wordpressから転送されたメールをキャプチャしたか、Wordpressの管理画面をキャプチャしたかの違いです。
メールのキャプチャの方が画像として見やすいんですが管理画面をキャプチャする方がラクなので、今回は労力を節約しました。

今後は管理画面のキャプチャに統一します。
本当は「今後」なんてない方がいいんですけどね。

コメント

  1. おかちゃん より:

    自分と異なる意見だと言う時の対話のマナーを学び忘れてしまったのだなあと思っています。

    SNSで本を売ろうと情報を発信している作家さんに対して書店でまだ見つけられないから手に入れられませんごめんなさいねとコメントがつくそうなのです。今時ネット社会なのでそれおかしいですやん。買うつもりあるならネットで買える。本を手に取ってみないと購入の判断できないのかも知れないんだけど、いちいち宣伝に対してそんなコメントは必要ない。作家さんからはダメージ受けてるんで買えていませんごめんなさいのコメント不要とSNSに載せていました。

    コロナのために対話が減っておかしくなってきているのかな?

    私は観劇の意欲を持っていての時のコメントと今は異なるのですが、それもSNSの方で高飛車に怒られるコメントを得てしまい座席に座っている人のなかにはそういう人もいるのだなと思った結果です。

    相手をコントロールしようとするのはダメなことだなと自分にも思うし、他人からも匿名でおこなうというのは失礼だなと気づきました。

    上手く言えませんが、どうか楽しく文章を綴ってくださいね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、ホンマ、「出来なかった報告」なんていらないんですよね。私はSNSはやらないのですが、ジェンヌさんOGのライブ配信を娘と見ている時に出来なかった報告する「言い訳さん」を複数発見しました。イベント参加やグッズ購入してくれた人達からのコメントをOGさんが読み上げつつ交流する配信なのに、長々と言い訳を垂れ流し出来なかった報告をしている言い訳さんがたくさんいたんです。場を盛り下げてOGさんにとってなんのメリットもない。お金を払わないのに、お金を払った人と同じだけの交流を求めるのは間違ってますよ。
      でもこの時のOGさんはうまいこと、言い訳さんのコメントをかわしていたんです。おかちゃんさんがこの度伝えてくれた作家さんも、うまくかわす方が良かったかもしれませんね。「ごめんなさいコメントは不要」なんてSNSに載せたら、逆ギレした言い訳さん達の反感を買うかもしれませんから。

      おかちゃんさん、SNSで中傷されたんですか?
      「舞台を観てないくせに偉そうな事を言うな」みたいな感じですかね?
      このブログにも「お前どんだけ偉いねん?何様?」な高飛車コメントが届きますが、SNSだとより一層気楽(?)にそういったコメントをする人がいるのかもしれません。

      はい、相手をコントロールしようとするのは、ダメなことなんですよ。
      私はこの記事を書くにあたり、AさんBさんをコントロールしようとは思っていません。
      AさんBさんが私をコントロールしようとしたお返しとして、コーヒー代くらいのネタ元になっていただいた、ただそれだけ。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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