記者会見の後に

こうゆうのを「斜め上」と言うのかな・・・
基本的にノンビリすごしている私ですが昨日は長距離移動とメンタルへの負担を伴う用事に向き合っていました。それでも脳内の片隅に「劇団の会見はどうなっているやろう?」という気持ちがあったんです。なので用事のすべてを終えて公共交通機関で帰路につくなりスマホで調べました。

その時の衝撃といったらもう、「膝から崩れ落ちた」な感じで。
こうゆうのを「斜め上」って言うんでしょうか。私は劇団が宙組の上級生に全責任を負わせて切り落とすんじゃないかと心配していたのですが、もっと残酷な内容になっていました。

上級生を守る、擁護する、
そんな内容だと思いますか?
私はそう思っていません。

劇団が守りたいのはただただ、収益なんです。
上級生不在では公演が成り立ちません。だから傍目には上級生を守るような発言をしたけれど、実際は上級生への思いやりなんて皆無ですよ。

(音楽学校ではない)普通の学校でのいじめと同じだ、といったコメントが複数あったけれど私はそうじゃないと思っています。
普通の学校でのいじめでも、自らこの世を去った生徒より加害者生徒達が守られているから「同じ」と捉える人がいるのでしょう。だけど一般人であり基本的に顔も名前も出ない普通の学校の加害者達と、顔も名前も出ているジェンヌ達は違います。

私は、劇団が宙組上級生を切り落とすのは嫌だと思っていました。
だけどもっと悲しく残酷な結果となってしまった。劇団があんな会見をした以上、ゴシップ誌のみならずマスコミがこぞって宙組上級生を吊るし上げるでしょう。宝塚を知らない人はもちろん、宝塚ファンにしたって宙組上級生だけは許さないかもしれません。

今後はさらなる泥沼化が予想されます。
劇団は遺族側と面談する予定だそうですが、劇団はお金の話ばかりしてしまう気がするんです。
劇団は自分たちがカネの亡者だから、遺族もカネでどうにかしようとするんじゃないかと。

当然交渉は決裂し、あくまでいじめ、ハラスメント行為があった事を認めさせようとする遺族と法廷で争うんじゃないでしょうか。

そして、、、
ホンマに私の勝手な想像ですが、遺族が満足する結果にはならないと私は思っています。
創業者が許しがたい虐待を行っていたあの事務所でもかつては裁判で勝っていましたし、若い社員が過労の末に自らこの世を去ったあの広告代理店にしたって今も国内ナンバーワンの規模を誇っています。
裁判は平等じゃなく、結局は味方する人とカネが多い側が勝つと私は思っているんです。

私はこれからも宝塚の今後を見届けます。
自分に出来るのはそれだけだから。

コメント

  1. GIN より:

    こんにちは。

    昨日の会見、仕事中でしたのでちゃんとは観られていなくネットニュースの拾い読みですが評価出来たのは、長時間労働の見直しだけ。
    流石にイジメやパワハラの件を認めるのかと思っていましたが、そうではなかった事に驚きました。 この件を認めご家族が指摘している生徒、組プロデューサー、劇団上層部が誠心誠意の謝罪をした方が今後の為になるだろうにと思いました。
    たーさんの仰る通り、訴訟になるのではと私も思います。

    個人的な考えですが、少なくとも宙組東京公演は中止すべきだと思います。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      GINさん、昨日の会見の時間帯はお仕事だったんですね。お疲れさまでした。
      私も仕事ではないもののリアルタイムで会見を見る事は出来ず、用事を終えた後にネットニュースを拾い読みしたんです。
      はい、本当に驚きでしたね。私も劇団は誠心誠意の謝罪をすべきだったと心底思っています。
      会見でああ言い切った以上、自主的に覆す事はないでしょう。となると訴訟は避けられません。

      GINと私の感覚はそれほど離れていないように感じます。
      ただ私は、宙組の東京公演はやって欲しいと思っています。
      決してGINさんを否定するのではありません。GINさんの考えを尊重しつつ、私は違う事を考えています。
      今後も意見を交わす事が出来れば幸いです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. りんご より:

    たーさん、いつも本音を語って下さり楽しみにしています。昨日の会見、大変興味深かったです。劇団は過重労働を認め、パワハラは無かったと。私はここまでは予想通りでしたが、退団者は聞いていない、に驚きました。気が強いのか?団結しているのか?
    パワハラ謝罪の件はご本人たちの性格や背負っているご家族などの意向もあるだろうし個人個人の問題かと思います。この件を乗り越え成長する方、堕ちていく方、そこまで劇団の責任の範囲ではないということでしょう。過重労働にならないスケジュールで作品と舞台を提供し、ステージで自分を見失わずにどう成長するか、各自の責任でしょう。川人弁護士の言葉に何もひびかないジェンヌさんを心配する気にはなれないです。薄情者のファンです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      りんごさん、匿名のブロガーですら本音を述べる事が難しい状況ですし私もいつ建前モードに切り替わるかわかりません。今のところは本音のままですが。

      結局、劇団には本気で取り組む意欲なんぞなかったという事です。数名がヒアリングを「拒否」したというのも嘘だと私は思っています。

      スケジュールが少々軽くなったって陰湿ないじめはなくならないでしょう。
      子どものような年齢の女の子達を狭い世界に閉じ込めて、技術的にはもちろんチケットの売上まで熾烈な競争をさせている宝塚のシステムそのものに問題があるんです。
      根本的な解決を図るには成人しきった(あるいは他劇団の経験のある)女の子を受け入れたり、生徒へのチケットノルマを廃止しウィッグやアクセサリーを含めすべて劇団が準備する必要があります。
      そうすれば女性のみの歌劇をキープしつつ「堕ちる」生徒は激減するはずです。けれど同時に、宝塚らしい魅力もまた激減するでしょう。って事はファンも激減します。

      真面目に考えたら苦しくなるからファンはそういった事実を棚上げしているんです。少なくとも私はそうしています。
      りんごさんに負けないほどに私自身も薄情者です。

      この度はコメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. やすみ より:

    たーさま

    こんにちは。
    劇団は一般的にはモラハラ、パワハラ、いじめの3セットで生徒さんを自殺に追い込んだブラック企業扱いですね。
    いじめを認めて謝罪をしようものなら東京の公演は中止ですね。
    中止を避けるために、過重労働は認めて改善計画を示したのでしょう。
    わたしにとって一番お金がかかっている娯楽(趣味)働く原動力が宝塚だったのですが、こんなブラック企業に課金してたとは…
    言葉になりません。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      やすみさん、こんばんは。
      劇団がブラックなのはかねてより言われていましたね、ころな前は公演がすごく多かったですし。各種ハラスメントについてもファンにとって知らない事ではありませんでした。
      なのにどこか、自らこの世を去る生徒さんが出てくるとは思っていなかった。少なくとも私はそんな宝塚ファンでした。

      劇団が「東京公演をやりたい」で頭いっぱいで、それゆえいじめを認めなかった可能性はあるでしょう。
      だけど私は思うのです、いじめを認めて深く謝罪して東京公演をするという手段もあったんじゃないかと。

      劇団は罪を認めない決断をしました。私はすごく残念でしたが、決して珍しい事ではないとも思っています。
      「罪を認めたって罪を認めないのと同じだけの罰を与えられる」「罪を認めなければ逃げられる、あるいは罪を認めるよりも軽い罰で済む可能性がある」と判断したのなら、罪を認めなくて当然です。これは宝塚だけでなく世の中のあらゆる場面で当てはまります。

      やすみさんにとって宝塚は最もお金がかかっている娯楽(趣味)で、働く原動力でもあったんですね。
      私は働いてはいないけれど、宝塚は最も時間とお金をかけている趣味です。

      そして私は今の状況を悲しみつつ、今後も宝塚を観たいと思っています。
      決して声高に叫ぶつもりはありません。あくまで私の中でそう決めているだけです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. めい より:

    10代の未熟な女の子を採用&養成して働かせ、阪急の吹き溜まりのおっさん連中と安い金額で観劇を楽しむ観客でできているのが宝塚歌劇です。

    阪急本社から見たら宝塚は吹き溜まりなのだとか(阪急に勤めていた親戚から聞きました)。
    歌劇団の上層部というのは、定年後天下りしてくる人&なにかやらかして懲罰人事でとばされてくる人ばかり。
    木場理事長は東大出なのに40代初めで歌劇に~ということは、まぁ、そういうことなのでしょう。

    私の受ける感じでは、ずる賢く立ち回りの上手そうな慶応出の前任より人間性はマシですね。昨日の言葉がすらすらとは出てこない会見を見て思いました。

    遺族側弁護士さんの話からは、直ちに訴訟はない感じでしたね。
    でも劇団側の会見に合わせて会見をぶつけ、世論を味方につけるのに成功しています。NHKも相撲中継を中断して劇団の会見を中継してました。翌日のワイドショーも加熱しそう(地上波は基本みないので想像です)。
    歌劇団は、ほぼ日本全国を敵に回したかもしれません。

    裁判所は世間が思う以上に世論に配慮するそうです。
    以前、娘さんの過労死裁判を戦った友達に聞きました。
    今回のケースでは過労については劇団は認めているので、争うならパワハラの有無なのでしょうか。
    娘さんを死に追いやった相手と訴訟をする、戦うことによって少しでも悲しさを忘れられるなら、それもひとつの手段かと思います。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      めいさん、宝塚は歌舞伎をベースにしつつ「世襲制を採用しない」などのアレンジをして、さらに舞妓の要素を盛り込んでいるような気がします。京都の舞妓もいまだに中卒ばかりです。
      10代の未熟な女の子には価値があります。舞妓しかいなかった時代では選ばれた金持ちのおっさんだけの楽しみでしたが、宝塚はリーズナブルゆえ客層をかなり広げました。

      世の中にはたくさんの吹き溜まりがありますね。
      結婚前に私が働いていた部署も、出世街道から外れて退職までの数年をすごすおっさんの吹き溜まりでした。やる気がある親切なおっさんもいましたがそうじゃないおっさんの方が多かった。
      そして結婚してからは公的機関の吹き溜まり部署の面々に寿命が縮むほど苦しめられてきました。部署というよりこの公的機関そのものが丸ごと吹き溜まりだという噂もありましたし私もそう思わざるを得ません。

      もう吹き溜まりは懲り懲りなのに宝塚がそうだったなんて。
      はい、現理事長は悪い人ではなさそうですね。私は前理事長の方がよっぽど悪だと思っています。現理事長だけが責任を取り、前理事長が今もヌクヌクと(開店休業中な)夢組の代表取締役社長と(生徒集めのために宝塚とのツテが欲しいのだろう)私立校の理事長を併任しているなんておかしいと思っています。

      マイナーな趣味であろう宝塚ですが、はい、この度の会見はネットのみならずテレビでもニュースになっていますね。
      なんだろう、劇団はわざわざ世間から嫌われまくる行動を続けているような気がします。悪手に次ぐ悪手。

      めいさんのお友達の件、以前もコメントいただきましたね。
      その際に私がお伝えした通り今回も「遺族は戦う間は悲しさが紛れているだろう、だけどどんなに主張が認められたところで大切な家族の命は戻ってこない現実が待っている」だと思っています。
      遺族にとって大切なのは裁判が終わってからです。めいさんはその後、当該お友達とやり取りをしているんでしたっけ?もししていないのなら「裁判とはこんなものらしい」はあくまで当時のお友達の感覚であり、今は違う感覚かもしれません。そして当時のお友達の経験談も結局はたったひとつの裁判での話であり、それだけですべての裁判に当てはまると考えるのは早計のように私は思います。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • めい より:

        娘さんを過労死で亡くした友達とは、今もやりとりがあります。和解金の大半は弁護団に差し出したそうですが、それでも勝訴に等しい和解だったので、それなりに手元に残ったそうです。
        そのおカネで石垣島に家を買い、大阪と石垣島を行ったり来たりの生活をしてはりました。
        すごーく景色が良いところに建てたから、ぜひぜひ泊まりに来て!と何度も言われましたが・・・
        どうも気が進まず、行かずじまいになりました。
        来たら、絶対海に潜ってね!もう信じられないくらい綺麗なんやから~日焼けなんか気にせず真っ黒になって~とか言われるので・・・アウトドア関係は苦手です。
        その石垣島の家ですが、手入れが大変(崖の上に建っているので行く度に外側についた塩分を洗い流したり)なのとご両親の介護でなかなか行けなくなり、手放すことになったと少し前に連絡がありました。
        外にも、他の方の過労死裁判のお手伝いをしたり、頼まれて過労死を防ぐための講演をしたり~と、忙しくされてます。
        その友達の性格にもよるのかもしれませんが、裁判をしたことにより娘のために戦った、親としてできることはしたという区切りのようなものができたように感じます。
        とはいえ、いつも電話で話した後思うのは「以前の○○さんはもう居ないんだな・・・」です。
        娘さんが居た頃のその人には戻れないんですね・・・子供は絶対、親より先に死んだらダメですね。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          めいさん、お友達とは今もやり取りがあるんですね。
          「和解金で石垣島の家を購入」だけ聞くと突拍子のない選択のような気もしますが、娘さんが美しい海を好んでいたのかもしれませんね。
          そうですねー、今の私の感覚だと友達とはいえ泊まらせてもらうとなると気を遣うから、泊まるのは石垣島のホテルにしてお友達の家には遊びに行かせてもらうかもしれません。
          私は「この世で最も嫌いなのは紫外線」なのですが、石垣島ならいっぺんくらいはダイビングするかな?というのも、私には石垣島への憧れみたいなものがあるんです。九州への家族旅行で佐多岬や都井岬、日南海岸の美しさにウットリしたんですが、その事を宿泊先の鹿児島の民宿でオーナー夫妻に伝えたところ「石垣島はもっとキレイですよ」と言われたんです。この瞬間から石垣島に行ってみたい!と思っているのに行かないま長年過ぎてしまいました。

          おそらくお友達にとっても石垣島は魅力的なのでしょうが、家を手放す事になったんですね。言ってみれば別荘なのですから維持が大変になるとそうせざるを得なくなるのでしょう。

          お友達は裁判によって心の区切りが出来たのかもしれません。
          娘さんの事があったからこそ講演をするようになったのですし、人として高尚になったんですよね。それゆえめいさんからすると「娘さんが居た頃のその人には戻れない」に感じるのかもしれません。
          お友達にとっては娘さんが生きていて、普通の人として(裁判の手伝いや講演とは無縁な)普通の生活をすごす方が良かったはずです。
          試練を乗り越えたがゆえに得るものってあります。だけど「こんな試練そのものがない方が良かった、人として成長しなくったって良いから」な試練もありますよね。試練を乗り越えた事を美化するのは簡単です、だけど大切なのは「試練がない方が良かった」な本心を認める事だと私は思っています。

          子どもの死のタイミングは前にもお伝えした気がします、確かに基本的には親が先に死ぬのが順番ですが子どももいろいろです、親より先に死ぬ方が良い子どももいると私は思っています。

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. まいこ より:

    こんばんは。いつもブログを読ませていただいていますがコメントは初めてです。よろしくお願いします。
    私は宝塚ファン歴5年ですが、全組ではなく主に星組と雪組を観劇しています。ですが、宙組のトップが変わったら宙組も見に行こうと思っていたので今回の件はとても残念です。
    現在雪組のチケットを持っているのですが、見に行くかどうかとても悩んでいます。雪組は直接関係ないし、とか、文春にむしろ良いこと書かれてたし!とか色んな見に行く理由を考えて入るのですが、どうしても宝塚大劇場をくぐる勇気が出ません。罪悪感があります…私一人見に行かなかった所で大企業にはなんの影響もありませんが、どうしても宝塚にお金を落とすことが、今回の件の同罪な気持ちになってしまいます…
    とりあえず友の会を退会する所から始めようと思います。人様のブログを勝手に決意表明する場所にしてしまいました。申し訳ないです。
    そしてとりとめない文章ですいません。
    たー様のブログはとても飾らない表現をされている所が読みやすいし、好きです。これからもおじゃまします。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      まいこさん、おはようございます。そしてお初コメントをありがとうございます、丁寧なご挨拶に心より感謝申し上げます。
      まいこさんは宝塚ファン歴5年で、主に星組と雪組を観劇しているんですね。そして今後、トップが変わった宙組も見るつもりだったんですね。はい、今回の件は本当に残念です。

      雪組のチケットを持っているけれど観劇は見合わせる。
      まず宝塚友の会をやめる所から始める。

      決意表明をありがとうございます。心底尊重します。
      宝塚ファンすべてがショックを受けましたが、その後どうするかはファンの数だけ決意があります。

      でね、まいこさん、付け足して(だけどこちらの方が重要な)お伝えしたい事があるんです。
      それは、「人の気持ちは変わる」って事。
      なのでもし今後、宝塚を見たいと思ったらそれはそれで良いんです。私にしたって今のところは自分でもビックリするくらい「観劇を続ける」に振り切っているんですが、実際に観劇したら自分でもビックリするくらい冷めるかもしれません。

      人にせよ動物にせよ行動には理由があります。一旦決意してもその決意による行動によって不幸になれば、違う行動によって幸せになろうとするんです。
      実際に幸せになるのは大変なんですよね。急ごうとするとたいてい失敗します、ダイエットしようとして極端に食事量を減らしたものの空腹に耐えきれずドカ食いしてリバウンド、みたく。その経験を活かして時間をかけてダイエット出来る人もいれば、失敗を繰り返す人もいるでしょう。で、失敗を続けるうちに「太ったままでもいい」と違うカタチの幸せを見つける人もいれば痩せられない自分を責め続ける人もいます。
      ダイエットに限らずいろんな事で成功する(=幸せになる)事もあれば失敗する(=不幸になる)事もありますし、成功のカタチが変化する事だってあります。

      5年宝塚ファンを続けていたまいこさんなんですから、「5年かけて卒業する」くらいの気持ちで丁度良いんです。
      「あんな悪徳企業とは早く縁切りしなきゃ」と焦ると宝塚で得た幸せな想い出があれこれ浮かびまくり、まいこさん自身が苦しむ事になります。
      良ければ今後もコメントで経過をお知らせください。

      あとそうそう、お手持ちの雪チケットはチケトレに出して欲しいところです、だけど縁切りのスタート記念としてお手元に置いたままでも良いんですよ。それに当日の朝「やっぱり見る」ならそれでも良いし、チケット片手に大劇場前まで来たけれど引き換えしたって良いんです。
      自分に向き合い、常に揺れ動く本心に寄り添って欲しいです。

      この度はお初コメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • まいこ より:

        こんばんは。前回コメントさせていただきましたまいこです。少し経過を聞いていただきたくて…
        雪組チケットはチケトレに出しました。SS席だったことと、週刊誌に咲ちゃんの良い内容が出たのでとてもとても迷いましたが結局出しました。
        前回たー様より、「5年かけて卒業する」という言葉をもらい何だか気持ちがスッとしました!今後の劇団の対応を見ながら、その時に自分の気持ちが離れてなかったらまたチケット申し込もうと思います。なのでまだ友の会は入っておきます。

        これからもブログ楽しみにしています!

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          まいこさん、経過のご報告をありがとうございます。
          雪チケットをチケトレに出したんですね。
          心の調子と付き合うコツは「素直さ」にあると私は強く信じています。
          自分を理想に近づけようとすると不調のもとです。今回まいこさんは素直な気持ちでチケトレに出したんですから本当に良かった。
          でね、今後「やっぱり手元に残しときゃ良かった」といった気持ちにおそわれるかもしれません。だけどそれならそれでいったん受け入れたら良いだけで、そうすればやがてまた手放した自分を受け入れるようになるでしょう。
          手元にあってもチケトレに出しても感情が行き来するのが当然な状況ですから、その都度自分の気持に正直でいれば良いんです。

          友の会にせよ、この度はキープだそうですが退会したって良いんですよ。劇団が直ちに気持ちを改める可能性は低く、今後も幻滅が続くでしょうし。
          で、退会したって好きな時に再入会出来ます。

          これからもお気持ちをお聞かせいただけると幸いです(が決して義務付けるのではないですよ)。
          私も自分の気持を随時記事にするつもりです。

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  6. あかね より:

    たー様

    私も東京公演再開支持派です。ごく少数派です。
    今回の記事に共感するところがあり、コメントさせていただきました。

    劇団は5組体制を死守したい、できれば東京公演も開幕させたい、そのためには上級生を守らねばならない、劇団が責任を背負って生徒を守ることで利益を守りたいのですよね。こんな現実的な意見を述べるブログは他になかったです。

    劇団の親玉は超巨大企業グループであり、私たち下々の思うはるかに上をいく、慎重にリスクマネジメントをした結果があの会見だと思うのです。
    少し意見が違うのは、今回のヒアリング拒否4名は、パワハラを指摘された(文春掲載の)4名だと思います。本当に発した言葉を報告書に記載すると、訴訟になった場合パワハラ認定される恐れがあるため、ヒアリング拒否という形を取って、報告書からあえて除外したのだと思います。最悪訴訟となった場合に備えて、感情論に走って謝罪をし、足をすくわれるのを防いでいる、これはその通りだと思います。批判されることは承知の上で、法的に自らを守るためにあの会見となったのでしょう。
    それでも協議でうまく妥協点を見出して決着してくれることを祈っています。

    ご遺族はすでに、文春と記者会見を通して世論を味方につけて大勝利しています。文春を通して憎い相手の名前を晒し、その相手は罵詈雑言を浴び、舞台人としても人としても否定され、社会的制裁は十分受けていると思います。文春にリークしたと疑われた故人は「なんであなたが泣いているの」と言われて傷ついたそうですが、まだ疑惑の段階であっても、パワハラがすでに確定事項という風潮になっている上級生は「どの面下げて舞台に立つの」と世間から総攻撃を受けています。この先退団しても、人を死に追いやった人間というレッテルが貼られます。名前を世間に晒したことで、しっかり復讐を果たしているように思うのです。
    劇団員は何も発信することができない。どんなに傷ついてもただ黙って攻撃を受け続けるしかない。

    今世間の人たちは、上級生らが命を絶つとは思わずに、推定事項だけで言いたい放題、誹謗中傷を投げつけている。おそらく、上級生たちも故人が命を絶つと思わずに、思ったことを言っていたと思います。誰だって同じです。だれもが自分で気づかないうちにハラスメントの加害者になるのです。今、もし、上級生の誰かが命を絶ったら、あなたたちは同じことをしたのですよと、私は言いたい。その時あなたたちは「そんなつもりはなかった」と言うでしょう。
    現にジャニーズ被害者の会の方が、ネットの誹謗中傷を受けて悲しい選択をしています。

    ですから、ご遺族の憎しみを受けている上級生が、故人を追い詰めた過ちを悔い、誠心誠意ご遺族に謝罪して許しを得たら、私は現宙組体制での東京公演再開でいいと思います。過ちを犯した人に対して、自分だって加害者になるかもしれないという想像力を働かせて、許せる方が一人でも多くなることを祈ります。

    このような世間の反応に一石を投じる記事をブログに上げたたー様に敬意を表したいです。
    そして、コメント欄を初めて拝見して、コメントをされた方へご丁寧に返信されていて、またその内容の豊かさに、たー様のお人柄を垣間見て、感銘を受けたこともお伝えしておきます。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      あかねさん、こんばんは。
      あかねさんも東京公演再開賛成派なんですね、って、そんなにも「ごく少数派」なんですかね?全公演完売なのだから、表向きはおとなしくしていても公演していたら観たいと思っている人は少なくないと私は思っています。
      何事においても賛成派と反対派はえてして反対派が頑張るものです。かといって反対した先に何をするかは考えておらず、ひたすら反対反対と述べるだけの人が多い。今回の宙組の場合、東京公演に反対して中止に追い込む事に成功したら次は他の宝塚公演ないし今後の宙組公演をすべて反対!ってなりかねません。それでは何の解決にもならないのにね。

      劇団が5組体制を死守したい&(出来ればじゃなく絶対に)東京公演をやりたい、はまず間違いないでしょう。
      東京公演をやる事は劇団にとっても上級生にとってもウィンウィンですよね。
      にしても、もうちょっとやり方があったんじゃないかと私は思いますよ。まずもって3人の表情に覇気がないし、複数の第三者が調査したはずなのに何故か誰も会見に出てこなかった。
      ホンマに利益を守りたいんか?と私は思いました。
      慎重なリスクマネジメントをした結果ではあるかもしれません、にしてもあの3人には荷が重すぎたかと。

      ヒアリング拒否の4人が誰なのか、そもそもホンマに拒否ったのか、それは私達にはわからない事です。なのでそれぞれ推測したり意見したりすれば良いんです。問題なのは自分と異なる意見を否定したりバカにする事じゃないかと。ですがネットではそれが当たり前になっていますね。

      今後の協議はどのように進むのでしょう。
      会見に出てこなかった劇団側の弁護士が、遺族側のパワフルな弁護士より優位に立てる気はしません。一番の悪手は平身低頭な態度を取りつつ決していじめは認めないままお金で済まそうとする事じゃないでしょうか。

      あかねさんのコメントには、私が記事にしようか迷っていた事が載っていました。
      私も上級生、特に芹香さんがAさんと同じ選択をしてしまうのではないかと気が気じゃありません。
      マスコミにせよネット民にせよそういった想像が出来ていない。というか気付いていないフリをしているんです、だから大きな不幸が起こっても「そんなつもりじゃなかった」で済ませようとするはずです。

      宝塚はキリスト教がからんだ作品が好きなくせに「許しを請う」の感覚はなさそうですね。
      私としても上級生がAさんを追い詰めた事を認め、真摯に遺族に謝罪し、許しを請うて欲しかった。そして宙組の東京公演という運びとなって欲しかった。
      「いじめを認めれば公演出来ない」という感覚を私はどうしても理解出来ません。

      上級生には遺族に会いたい気持ちがあるのに劇団が禁じたのかもしれないとも私は想像しています。「とにかく東京では公演するからこっちの言う通りにして」と劇団に言われたら上級生は従うしかないと思うんです。

      もし・・・今後「マスコミと世論が厳しいからやっぱ東京公演やめるわ」となれば上級生も黙ってはいないでしょう。
      黙っていないならまだマシなんです、生きているという事だから。だけど不幸の連鎖が起こってしまいそうで恐ろしいです。

      私は自分の感覚をそのまんま述べています。本当にただそれだけです。結局は私も匿名での投稿ですし、どうか敬意うんぬんなんてのは置いといて「意見のひとつ」くらいに捉えていただけると幸いです。
      コメントへの返信にしてもコメント主に合わせた対応をしているだけです。無視しているコメントもそれなりにあります。

      この度はコメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • あかね より:

        ご多忙の中、早速お返事ありがとうございました。
        嬉しく拝読しました。

        私も「芹香さんが親族の元に身を寄せている」という記事を見て、一人でいたらどうなるか分からないくらい憔悴しているのでは、と心配になりました。あれだけ文春にこき下ろされ、世間から容赦ない非難を受け、私なら正気ではいられません。

        そして、上級生の中にはご遺族にお詫びに行きたい気持ちを持っている方がいるのでは、と私も思っていました。もちろん個人的な行動は止められているはずで、何も発信できず、何も行動できず、劇団の采配に従っている間に、ただ非難ばかりが高まっていく状況。過酷だと思います。

        ご自身の感覚をそのまま述べる。他人の意見も否定しない。そんなナチュラルでフラットなたー様の正直なブログ、今後も楽しませて頂きます。こちらこそよろしくお願い致します。
        歌舞伎座、楽しんできて下さい!

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          あかねさん、残念ながら私たちの願いは叶わなかったですね。あの会見の内容とフィットしていない印象です。

          あらためてストレートにお伝えします、私は芹香さん達のお姿を拝みたいです。
          ゴシップ誌で様子を伝えられるだけなのは辛いけれど、舞台で拝めないとなるとゴシップ誌でしか様子を知る事が出来ないんですよね。
          そう、正気でいるのが困難な状況のはずです。

          マスコミやネット民は芹香さんがAさんと同じ道をたどる事を望んでいるのでしょうか。
          Aさんのご遺族ならそう願う事もわかります、だけどご遺族以外には決して許されない事のはずです。

          上級生たちはそう、あらゆる行動を制限されている中で東京公演の実施を心のよすがにしていたんじゃないでしょうか。
          それが半分は確実になくなり、残り半分も怪しくなりました。
          もう本当に過酷すぎる状況になってしまいました。

          さて、
          私は否定する時は否定しますよ。だけど否定するにもエネルギーを使いますからその価値がある時だけにしています。
          どうせなら楽しい事にエネルギーを使いたいです。

          今日は歌舞伎座だけでなく(東京宝塚劇場の様子を眺めた後に)帝劇にも行きました。非常に充実したマチソワになりました。
          菊之助さんは「歌舞伎界の月城かなと」だったし(というか月城さんが「宝塚界の菊之助」?)や、帝劇ルパンはもともとはイケコが宙組のために用意したっぽくて、言いたい事がたくさんあります。夫の相手もあり時間にあまりゆとりがないのですがちょっとずつ記事にしますので読んでいただけると幸いです。

          おかわりコメントをありがとうございました。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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