宝塚ファンとして思う

現役ジェンヌのAさんが自らの意思でこの世から去り2週間が過ぎようとしていますが、

劇団→うやむやにしようとする
週刊B→宝塚ネタを小出しにして稼ごうとする

な状況が続いています。
宝塚ファンはそれぞれ自分の想いを述べたり、あるいは胸の内に封印しているかと。
でね、私は思うんです。

自分が悪いとは考えていない

ファンが多そう、って。私はSNSをしていないのでブログしか読めないのですが、
・劇団を責める記事
・B誌を責める記事
・今後の宝塚の運営を心配する記事
・ネガティブな情報には触れず上演中の公演をたたえる記事
ばかりな気がするんです。

私は今後もずっと宝塚ファンを続けるつもりですがそれでも思っています。
諸悪の根源は宝塚ファンにある、って。

ちょっと宝塚を好きになれば気付くはずです。劇団が中卒や高校中退の女の子達を狭い世界に閉じ込めて、教養を深めたり豊かな社会経験をするチャンスを奪い、自分たちのカネヅルにしている事に。
そして劇団が女の子達の若い貴重な時間を奪うだけ奪ったら退団を促す事や、退団後の女の子達の面倒を見ない事も知っているはずです。

劇団がどれほどに女の子達から搾取しているかをわかっているのに宝塚ファンは観劇を楽しんでいます。
どんな世界でもいじめなどが発生する可能性はありますが、若い(というか幼い)女の子ばかりを集めて熾烈な競争をさせればそのリスクが激しく高まるなんてわかりきった事。なのに宝塚ファンは知らないフリをしています。
そしてほとんどの宝塚ファンは残酷なほどに、退団したジェンヌさん達に関心を持ちません。劇団が女の子達をジェンヌとしてしか通用しないように育てた事を知っているくせに。

現役ジェンヌさんが亡くなったのにうやむやにしようとする劇団は醜悪だけど、私は、宝塚ファンが劇団をこのような組織にしてしまったんだと思っています。
そう、宝塚ファンこそ醜悪で、「うやむや采配」はいわば、ファンと劇団が1世紀かけて築き上げた伝統なのだと。
ファンも劇団もずっと、ジェンヌさん達が犠牲になる事に目をつむってきた。
だからこの度、命が消えた大ごとになったって劇団はうやむやを貫こうとするし、ファンの多くは劇団の存続を願っています。

他人事じゃありません。私は劇団はもちろん宙組の存続も願っています。
私は今後も自分や劇団が罪深い存在である事を認めつつ宝塚ファンを続けます。

言い訳するとね・・・
この世はすべて罪深い
と私は考えているんです。
生きている限り常に他の誰かとの競争があり、自分の幸せには他人の犠牲が付き物なんだと。
何気に口にする食べ物だってそう。
チョコレートの原料を生産している農家はきつい作業に耐えているのに自らはほとんどチョコレートを口にした事がないそうですし、ベーリング海峡では毎年カニ漁師が事故により命を落としているそうですが、それでも私はチョコレートやカニを好んで食べています。
去年とある回転すしチェーンの店長が自らに火を放ち命と引き換えに強い抗議した事をニュースで知りましたが、私はその後もこの回転すしチェーンに行ってます。

罪深い存在から完全に離れようとしたら、
この世から去るしかない
と私は考えているんです。
私はまだこの世で生き続けたいですし、誰かを犠牲にしてでも自らの幸せを追求します。

そして、わざわざ文章にする人は少ないかもしれませんが、結局は私と同じ選択をする宝塚ファンは少なくないとも思っています。

あくまで私の勝手な「今後の予想」ですが・・・
劇団及び宝塚ファンは、Aさんの死を悲しい出来事としつつうやむやのままにする。
うやむやのまま劇団は宙組公演の再開を強行し、宝塚ファンは喜んで観に行き拍手喝采。
反省するどころか劇団と宝塚ファンの結束力はパワーアップし、来年は清く正しく美しくの110周年のお祝いをする。
・・・ような気がします。

こういった段取りの仲間入りをする私を含めた宝塚ファンが、劇団への興味を失う・宝塚ファンをやめる人よりもはるかに多いだろうと私は思っているんです。
当たっているかどうかは年内にはハッキリするでしょう。

コメント

  1. なこ より:

    たーさま

    初めてコメント失礼します。なこと申します。
    宝塚と歌舞伎が好きで、いつも楽しくたーさまのブログを拝見させていただいております。

    関東在住のため、東京宝塚はチケットがあまり取れないため、最近歌舞伎に傾倒していましたが、今回の事件で落ち込み、それでも宙組公演を、宝塚を心待ちにしている自分もいて…。
    個人的なことですが、報道の第一報でどなたが亡くなったかわかりませんでしたが、年齢が私と同じで、何故逃げられなかったのだろうか、そんな選択肢も浮かばないほど追い詰められていたのか。
    世の中の(私も含め)同世代の人たちは色々な経験をしたり、辛いことも楽しいこともあって、社会を知っていく過程にいるのに、
    人に喜ばれる素晴らしい仕事でもある反面、そんなに思い詰めてしまう閉鎖的な空間にいたことを、そこにいる人たちを応援している自分を、改めて見つめ直して、辛く虚しくなっていました。

    たーさまが先日文春本誌を手にとってみた、とお書きになられていたので、私も手にとってパラパラと眺めてみました。
    内容は事実かどうかわかりませんし、そこに対しては何も言えないです。全てが嘘か事実かわかりませんが、おきてしまったことに原因は必ずあるのでしょう。
    ですが、確かに沢山ある文春の特集記事の一つにしか過ぎず、他の記事も果たして真実なのか、煽っているだけなのか、わからないものが沢山掲載されていました。文春はそういう媒体なのだ、これでお金を稼いでいるのだ、ということがよくわかりました。
    そしたら何故だか少し気持ちが軽くなりました。
    きっかけをくださりありがとうございます。

    生きてたら色んなことがありますし、今日を生きるのに皆必死ではあります。
    ショックな事件ですが、公演を楽しみにしている自分を認め、誰かの犠牲や絶望の中で生きている罪深い自分も認め(ちょっと重苦しい表現ですが)、これからも生きていこうと思います。

    これからもブログの更新楽しみにしております。(歌舞伎記事は特に関西方面の公演は中々行けませんので新鮮で面白いです!)

    だんだんと寒くなってきましたので、どうぞご自愛ください。
    コメント失礼しました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      なこさん、初めまして。宝塚と歌舞伎が好きなんですね。いつも私のブログに遊びに来てくださっているとの事、ありがとうございます。
      歌舞伎に傾倒していたんですね。わかるような気がします、私も関東に住んでいたらきっと毎月歌舞伎座に通うようになっていたでしょうから。

      歌舞伎は世襲制すぎて面白くないと思う時もありますし、実力にフィットせぬ役付きだって珍しくありません。ですが世襲制ゆえ競争が宝塚ほどには激しくなく、若手達が極端にいろんな制限を受ける事もないのでしょう。戦前は読み書き出来ない歌舞伎役者もいたそうですが今は有名私大卒がデフォですしね。
      歌舞伎は基本的に寿命が尽きるまで頑張れるのも宝塚との大きな違いです。
      ジェンヌさん達はこぞって若く一途である事が尊いけれど、プラスな物事には必ずマイナス面もあります。極端に狭い世界に閉じ込められているからこそ普通の生活を送る若者よりも一途だし、それが悪い面にも出やすいんですよ。

      なこさんはネットではなく冊子のBを手にしてみたんですね。ネットだと宝塚の記事ひとつに330円、220円とかかるのですから480円で冊子を買う方が良いと私は本気で思っています。
      そう・・・冊子で読めばBがどうゆう媒体なのかわかるんです。Bはいわば、コバンザメ。常にくっつく相手(=記事のネタ元)を探しており、宝塚はそのひとつに過ぎません。
      宝塚にくっついても居心地が悪ければ(=収益がイマイチなら)、すぐに離れて他を探すだけ。なのに劇団幹部がグズグズしたりファンが過熱するからBにとってますます居心地良くなっています。このままだと宝塚ネタはBの稼ぎ頭になるかもしれません。ひとつひとつの記事での収益は少なくても長期的に収益をあげ続けるネタになりそうですからね。
      私はBが諸悪の根源だとは思っていません。300円くらいのコーヒー代でBを読ませてくれる喫茶店を見つけたら今後もBを読み続けるかも。
      なこさんが今後どうするかはなこさんが決めたら良いのですが、辛くなったらこの度買ったBに載っている足マッサージを試して欲しいです。あと最新記事が気になるならネットで記事単品を購入するんじゃなく店舗で冊子を買って欲しいです。いろんな他の記事を読む事も、コンビニなり本屋なりに向かうために動く事もメリットになりますから。

      Aさんの事はアラフィフの私にとっても本当に辛くて空しいです。Aさんと同じ年齢だというなこさんなら尚更でしょう。
      これからも生きている限り試練は続きます。だけど試練だけじゃなくたまには良い事もあります。
      肩の力を抜いていきましょう。

      これからも私の記事を楽しみにしてくださるとの事、ありがとうございます。
      なこさんは国立劇場の通し狂言は観ました?私は先月の第一部を逃したものの今月の第二部は観まして、国立劇場そのものといい演目の妹背山婦女庭訓といい良い経験となりました。時間が足りずまだ仕上がっていませんが近日中に感想記事をアップします。

      はい、だんだんと寒くなってきましたね。お互い心身の健康を大切にすごしましょう。

      この度はお初コメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • なこ より:

        たーさま
        お返事くださりありがとうございます。
        いつもたーさまの記事を拝見させていただいていたので、嬉しいです。

        コバンザメ…まさにその通りだと思います。
        ネットで記事を見ると、まるで宝塚だけに執着しているかのようにも見えますが、本誌を見るとほんの一部でしかないことを実感しました。
        今も昔もこんなコバンザメのような媒体はずっとあるものですから、企業としての対応や、またファンの態度が今後に繋がるのだなと思います。

        足マッサージですね、ありがとうございます。見返してみようと思います。もしまた記事が気になったりしたときは、ネットで読もうとはせず、本誌で確認しようと思います。ともかく、きっかけをくださりありがとうございました。

        本題からは逸れますが、妹背山の二部観られたのですね!更新がまた楽しみです!
        菊五郎さんのご出演がなくなったので、まだ迷い中ですが、出演者が前回より比較的豪華なので気になってます。

        一部は両花道がどうしても見たくて観に行きました。客席が登場人物に挟まれる不思議な演出ですので、やはりそこが1番魅力に感じました。
        二部に比べて出演者は地味でしたが、演目の勉強としては面白かったです。(かなりガラガラで心配になりましたが…。)

        やはり歌舞伎座でのお芝居が1番キャストにもセットにもお金がかかっていて、豪華絢爛に感じます。劇場としては大きめですが、値段もピンキリなのも有り難いです。

        (ここからは長いので読み流して頂けましたら幸いです。)
        今年の関東の歌舞伎は自主公演がとても盛況でした。
        尾上右近の自主公演・研の會が、とてもエネルギッシュで楽しかったです。
        右近さんは歌舞伎界には後ろ盾はありませんが、賢さと情熱、若手の中では兼ねる役者として、立役・女形共に魅力を感じます。
        まだまだ荒削りなところはありますが、とんでもない体力で踊り続ける見せ場もあり、脇を固める役者も若手の人気どころの米吉、巳之助、莟玉などで集客もばっちりでした。
        来年は大阪東京ともに公演予定らしいので、もしご興味ありましたら、尾上右近自主公演・研の會もおすすめです。

        他にも、
        鷹之助自主公演は妹さんも出演されて名作・二人椀久を上演したり、
        成駒屋三兄弟(橋之助、福之助、歌之助)自主公演はロビーでサインをサービスしたりなど…。

        自主公演のため、音声ガイドがない、プログラムやグッズ売り切れなど弱点はありますが、役者さんごとの個性が見え、比較的手頃な値段ですので、今後気になる若手さんが自主公演に出演される際は是非検討してみてください。
        (ちなみに上記の演目には贔屓は出ていません。純粋に面白かったのでおすすめさせていただきました。)

        長々と書いてしまい、すみませんでした。読み流していただけたら幸いです。
        今後もたーさまの素敵な観劇体験談を楽しみにしております。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          なこさん、2つ目のコメントをありがとうございます。私はいつも読者さんからのコメントに感謝しており必ずお返事しています・・・と言いたいところですが実は無視を決め込む事も少なくありません。なこさんが私からの返信を丁寧だと思ったのなら、それはなこさんのコメントが丁寧だからです。

          Bはホンマにコバンザメですね。そう、昔からこういった媒体はありました。ネットが普及して紙媒体が衰退している中でもBは週刊誌であり続けるために今後もなりふり構わないでしょう。
          はい、劇団の企業としての対応やファンの態度によってBはやる事を変えるはずです。今はどちらもBにとってサイコーの「カモネギ」なんですよ。隠蔽体質な劇団はカモ、無駄に熱量があるファンはネギですね。いろんな材料を見つけては「記事」という名の鍋にしてしているBですが、カモネギ鍋は特上の仕上がりなのでしょう。困った事にこれからもカモネギともに追加投入されてしまいそう。
          テレビのニュースにならないのはHHホールディングスが圧力をかけているからでしょうが、この状況がまた、週刊誌及びネットニュース専門のBにとって美味しすぎます。たくさんのカモネギに極上の土鍋がセットになったようなもんです。

          足マッサージ、ホンマにやってくださいね。内容がすべて健康に特化した雑誌もありますが、まだそういった雑誌を読むのは気乗りしなくてもBに健康維持につながる記事が載っているなら読もうかな、な人がいる事をBはよくわかっているんでしょう。
          今後も気になったらさっさと読んだら良いと私は思っています。カモとネギと土鍋、どれが欠けても今のような状態は続きません。どこから欠けてくるでしょうね。

          さて、
          はい、妹背山の二部を観てきました。国立劇場体験は本当に良かった、閉場ギリギリの滑り込みセーフでした。
          そーなんです、菊五郎さんが休演しているんですよね。とはいえもともと出番はごくわずか(大詰での10~15分くらいだけ)なのでさしたる影響はないかと。まぁその、代役の時蔵さんの声が立役としては弱弱しくて菊五郎さんで聞きたかった気はしましたが。
          そーなんです、一部よりだいぶキャストがゴージャスですよね。芝翫さんや米吉さんもいましたし。

          あら、一部は両花道だったんですね。NHKが放送した文楽バージョンでは浄瑠璃や三味線などの方々が上手と下手にいました。かなり特殊らしいですね、普通は上手だけだそうで。
          私も国立劇場での一部も観ておきたかったです。時蔵さんの次男さんはどうでした?一部では大役の久我之助だったそうですね。二部での次男さんは親の七光りっぽさがあったように私は思いました。長男さんはまぁまぁかなぁ、菊之助さんと米吉さんとから愛される相手としてはインパクトが弱めだったかも。

          確かに歌舞伎座の方がお金をかけていますよね、宣伝にも。ただ舞台の幅の広さは国立劇場も歌舞伎座と同じだったかと。南座ラブだった私ですが舞台の幅が狭くて残念です。
          歌舞伎はどうか、安い座席をキープして欲しいですね。この度の国立劇場の4000円席はとてもお得に感じました。歌舞伎座もリーズナブルな三等席を維持して欲しいです。

          自主公演について教えてくださりありがとうございます。
          私が知っていたのは三兄弟のだけでした、浅草公会堂でしたよね?昨日は歌舞伎座で福之助さん歌之助さんを拝みました。お父さんの芝翫さんは国立劇場なんですから皆さん忙しそう、って、橋之助さんは何をしているんでしょうね。
          尾上右近さんは南座で立役・女形ともに拝みまして、私は女形としてはゴツすぎるかなと思いました。一緒にいた女形が壱太郎さんや千之助さんだったので余計にそう思ったのかも。立役としては超サイコーで、鶴田浩二DNAすげーって思いました。若手の立役では隼人さんと右近さんが私の中で2大イケメンですw
          研の會について調べたく右近さんの公式サイトにお邪魔しました。うわー、「かさね」を8月にやったんですね。残酷なストーリーですがとても興味あるんです。新作にも励んでいるようですが私はガチが良いかなぁ。
          右近さんは自主公演だけでなく歌舞伎座でも活躍しているんですね。来月の吉例顔見世大歌舞伎では巳之助さんと舞踊をするようです。巳之助さんは昨日の歌舞伎座マチソワでたっぷり拝ませていただきました。母親が宝塚OGの寿ひずるさんなんですから舞台の世界って狭いです。
          米吉さんは国立劇場で拝んだばかりでホンマに美しい橘姫でした。莟玉さんは半年くらい前に南座で拝みましたが(右近さんも出演していた花形歌舞伎です)、この時はちょっとぽっちゃりすぎていましたね。せっかく超イケメンなのだから絞ってほしいと私は思いました。

          自主公演はイヤホンガイドがないんですね。うーん、私にとってかなり辛いところですが役者さんを近くに感じる事が出来るんでしょうね。
          どうしても歌舞伎座・南座公演は高齢者が幅を利かせやすいですから、若手の活躍する自主公演も体験してみたいです。

          いつもありがとうございます。
          今日中に国立劇場の感想記事をアップするつもりなので読んでいただけると幸いです。その次に歌舞伎座マチソワ記事の予定です。
          これからもいろんなジャンルの観劇を楽しみたいです。

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. ちぃさま より:

    たーさま 

    超お久しぶりです。ブログはずっと見ています。実は今この時間私は大劇場にいるはずでした。SS席3列目どセンター席に。滅多にない良席なので本当に残念です。中止になったので遠征自体止めました。飛行機のキャンセル費用だけかかってしまいましたが。博多座にしておけば良かったなぁ・・・博多座には18年花組と19年宙組で行ってます、その間には柚香光さんの全ツで福岡市民会館にも。たーさま博多座&福岡楽しんでくださいね。

    北海道では文春立ち読みできるのは金曜日なんです。宝塚ブログで書いている方の記事拝見しましたが物凄い破壊力のようですね。確かにたーさまおっしゃる通りファンが劇団を助長させた側面もあるだろうなと思います。劇団の在り方を疑問には思っても、ファンはチケットの対価として舞台の美しさを求め貪ってきたわけで。

    さて、私はご贔屓の柚香光さんの卒業で一区切りかなと思っています。もちろん当地の全ツ行くし、宝塚のエリザベートは観たいけど、他にもしたいことがあり限られた原資(時間とお金)や優先順位を考えて潮時かなというところです。飽きっぽい私がよくも6年も続いたと驚いています。宙組を初めて観たのは大劇場【天は赤い河のほとり】で、芹香さんにラムセス堕ちして転売チケットで東京も観に行ったほどです。【明日へのエナジー】は今まで観た宝塚の舞台で一番感動したシーンです。

    これからもたーさまのブログ楽しみにしています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      ちぃさまさん、超お久しぶりです。確認したところ2021年に2度コメントをいただいたきりになっていました。その間も遊びに来てくださっているそうで嬉しいです、ありがとうございます。

      本来なら大劇場のSS席ですごしているはずの時間をここのコメントに使ってくださりありがとうございます。
      チケットを手にしている公演が中止になると本当にこたえますね。これまでのころなでも辛かったけれど今回はさらにもっと、比較にならないほど辛いです。
      私の自宅から大劇場は十分に日帰り圏内ですがちぃさまさんは飛行機のキャンセル代がかかったそうで本当に残念でしたね。私も博多座への遠征を計画してから交通費や宿泊費がどれほどに大きな負担になるかを痛感しています。

      ちぃさまは2度博多座遠征しているんですね。そして柚香さん公演で福岡市民会館ですか~、最近ですと凪七さん公演がここでやっていましたね。
      はい、私も博多座や福岡を楽しみます。食べたいものだらけで困っていますw

      ちぃさまさんは北海道にお住まいなんですね。
      私は現在夫の単身赴任先の埼玉にいるのですが今週のBは読んでいません。ただBは常に「追撃」をしている媒体なので宝塚についての記事もそうなのでしょうね。
      「すごい破壊力」な噂があるようですが、大切なのは自分が実際に当該記事を読んでどう思うかです。

      さて、
      ちぃさまさんは柚香さんの卒業で一区切りと思っているんですね。
      そう、宝塚ファンの数だけ価値観があります。それぞれ己のタイミングで付き合えば良いかと。ホンマ、時間にもお金にも限界がありますから。
      ちぃさまさんは基本的に飽きっぽいそうですが宝塚は6年続いたんですね。宝塚に限らずもともと「人」に注目するタイプなのではないですか?宝塚って舞台の華やかさだけを観ている人はハマりにくく、舞台に立っている方々それぞれに注目しがちな人はドはまりしやすいと私は思っているんです。

      「天は赤い河のほとり」のラムセスですか~、私は映像で観ましたが、リアルタイムで観た方々は芹香さんがトップになるまでこれほどに時間がかかるとは思っていなかったでしょうね。
      芹香さんをそこまで好きなら、Bが芹香さんを悪く書いていないか気になりますよね。私が読んだ先週のにはチラと書いていました。だけど私は気にしていません。だって向こうはカネを稼ぐために必死なプロの記者ですから。内容が本当か嘘かより、注目される(=収益につながる)事を重視しているんですよ。

      ええっと、「明日へのエナジー」はOGさんの舞台です?違うのでしたら教えていただけると幸いです。

      今後もぼちぼち、気長に付き合っていただけると幸いです。
      この度はおひさコメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • ちぃさま より:

        たーさま ありがとうございます♪

        実は1月も【うたかたの恋】前乗り出発前夜に中止の発表でした。柚香さんの軍服祭り観たかったと心で大泣きでした。

        説明不足でわかりにくかったですね。私の言う【明日へのエナジー】は、天は赤い河のほとりの時のショー【シトラスの風 サンライズ】の中の♪さぁ飛んでゆけ♪の歌の場面のことです。宙組創設の最初のショーが【シトラスの風】で、初代の姿月あさとさんも、当時はいい声で歌ってました。何度も再演されていますが【明日へのエナジー】は宙組の代名詞的な歌だと思ってます。

        ライブ、ミュージカル系が好きなので宝塚の前は文楽や歌舞伎も観てました。文楽劇場の北翔祭りの話も面白かったです。藤山直美さんなら道頓堀の松竹座で観ていて、藤山寛美を襲名するなら直美さんがふさわしいと思います。北翔夫は華が無さすぎるますよね。

        おっしゃるとおり宝塚はスター本位ですね。初見が2017年の星組【スカーレット ピンパーネル】で、初恋の彼氏(彼女)は七海ひろきさんでした。花組初見は【ポーの一族】これが明日海りおかぁ〜とうとう明日海りおを観た!と凄い衝撃で退団するまで明日海さん観たいと決めるも、好きになったのは柚香さんでした。

        歌舞伎は先代市川猿之助(香川照之の父)の宙乗り観てます。たーさまの記事で片岡仁左衛門観たかったなぁ。昔は片岡孝夫の名前で爽やかなイケメンで普通にドラマ出てました。覚えているのは水前寺清子主演の【ありがとう】、田宮二郎主演の【白い巨塔】どっちも医師の役で。古すぎますね( 笑 )

        そうそう私が劇団四季観ていた頃はコーラスライン市村正親、ジーザスクライストスーパースター山崎裕一郎、オペラ座の怪人石丸幹ニでしたよ。これも古い( 笑 )

        まとめコメントになってしまいましたが、そんな感じでブログ楽しんで見てますよ!

        今はもっぱらスカステのミーマイ博多座映像に慰められています。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          ちぃさまさん、おかわりコメントありがとうございます。お返事が遅くなりすみません。
          ちぃさまさんは1月にも「うたかたの恋」の中止に涙したんですね。本当に残念でしたね。はい、柚香さんは軍服がめっちゃ似合います。あと柚香さんには「弱さのあるキャラ」がとてもフィットしていると私は思っていまして、うたかた、、、のルドルフは適役だったかと。

          「明日へのエナジー」について教えてくださりありがとうございます。どうにかその曲を聴けないか検索してみましたが見つける事が出来ませんでした。
          私は映像で姿月あさとさんのトートを観ていまして、はい、もうとにっかくすんばらしいお声でした。なので去年12月のライブで聴いた時はものすごく驚きましたよ、誰でも経年によって声は劣化するけれど姿月さんは特別じゃないかと。だけどライブではお声の事よりも「やっつけ仕事」で取り組んでいた事がありありと伝わったのが本当に残念でした。

          ちぃさまさんは文楽や歌舞伎も観ていたんですね。
          文楽劇場での北翔まつりは高額なチケットなのに座席がひどかった事もありムカついていたんですが、今は北翔さんに感謝しています。
          北翔まつりのおかげで私は国立劇場に行く決意をし、非常に有意義な経験をしたんですから。バカデカい国立劇場を目にした時はホンマ「みっちゃんありがとう」って思いました。
          北翔さんが北翔さんですから、ご主人の扇治郎さんが控えめゆえうまくいくんじゃないでしょうか。北翔まつりで初めて扇治郎さんの舞踊を拝みましたがお上手なんですよね、松竹新喜劇では舞踊がないので残念です。藤山寛美さんの孫ではあれ扇治郎さんには松竹新喜劇は合っていないんですよ。私も扇治郎さんが寛美を襲名するのは厳しいような気がします、だけどそれが直美さんの悲願なのかもしれません。直美さんが寛美を襲名しないのは扇治郎さんのためじゃないかと。

          ちぃさまさんはスカピンで七海さんを好きになったんですね。そしてポーでは明日海さんを好きになったつもりが実際に好きになったのは柚香さんだったんですね。ええっとその、ちぃさまさんは歌唱力は重視しないタイプなのかな?

          仁左衛門さんは今もイケメンですよね。若い頃はもっとそうだったんでしょうね、拝んでおきたかったなぁ。テレビでも活躍していた事は知っていましたが、白い巨塔にも出演していた事は知りませんでした。
          さらに四季も観ていたんですか~、ちぃさまさんは筋金入りの観劇ファンなんですね。市村正親さんもまた、若かった頃の姿を拝んでおきたかったです。

          筋金入りの観劇ファンなちぃさまさんに、観劇歴5年の私のブログを読んでいただけるなんて光栄です。間違った事も書いているでしょうからその際は指摘していただけると嬉しいです。
          ミーマイについても記事にします。私はスカステを契約していないので予習が出来ず残念です。
          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. より:

    たーさま

    はじめまして。数ヶ月前からこちらの記事を楽しまさせていただいております。
    私は90年代の宝塚しか知らないのですが、ここ最近のあまりの変わりように驚いております。特に生徒さんに関する記事がです。

    昔からいじめがあったのは知っています。一方で、元トップの紫苑ゆうさんが下級生の頃はいじめが多くあったが、最近はいじめがほとんどなくなり(うる覚えです)、打たれ強い人が少なくなったとおっしゃっていました。これ、90年代の歌劇か宝塚グラフに載っていた記事なんです。

    一路真輝さんは、娘役抜擢の時には、皆、世話をやいてくれたとエッセイにお書きになっていました。また、ご実家でお父様がアクシデントを起こされた時も、劇団が護ってくれたと。
    大浦みずきさんは星組に移動した時、とても上級生に親切にしてもらったという主旨のことがエッセイにありました。

    生徒さんによって違うのでしょうか?

    私は2001年以降、宝塚から遠ざかっているので、この20年の間に何があったのかということが気になっています。

    たーさまのおっしゃるとおりのまま、進んでいくとしたら、宝塚歌劇団は近いうちに崩壊するのではと恐れています。生徒を大切にしない=お客を大切にしないことだと思うからです。

    どうか、時代にあった改革がなされますようにと、願わずにはいられません。今のままでは、とても劇を楽しむことはできそうもないです。

    たーさまのここ数回の記事を拝読し、こちらへコメントさせていただきました。Aさんの冥福を祈ると共に、悪いしがらみが一掃され、清く正しく美しい宝塚が実現しますように。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      杏さん、はじめまして。
      90年代の宝塚についていろいろ教えてくださりありがとうございます。一路真輝さんのエッセイは他の読者さんからも教えてもらい購入しているのですがまだ読み切っていません。

      私は物事をネガティブに考えがちで、自分が知らない頃の宝塚にしたって相当に闇っていたと想像しています。
      ただ昔は闇のままに出来た事でも今はそうもいかないのでしょう、ネットが普及しすぎて情報が多く流れすぎていますから。
      なのに恐ろしい事に、宝塚は令和になった現在も自分のペースを死守しようとしていますね。

      こんな劇団ですから崩壊する可能性はあるかもしれません。
      従業員や客をを大切にしていない企業が繁栄する事は珍しくないんですよね、むしろそんな企業じゃないと繁栄しないかも?だけどやりすぎると潰れます。宝塚はまさに今、やりすぎの状態であった事が露呈したんです。

      >時代にあった改革がなされますように

      宝塚はずっと時代を無視し続けています。
      そもそも年齢制限が低すぎて完全に時代を無視しています。中卒の子たちが大量に就職して金の卵と呼ばれていた1950年頃ならまだしも、スポーツ選手や歌舞伎役者もこぞって高学歴化している令和の現代に中卒や高校中退者ばかりの劇団って本当に奇妙です。似たような存在は京都の舞妓くらい?そして舞妓もまたいろんな問題がニュースになっています。

      改革されなくっても楽しむ、くらいの図々しさや狡さがないと宝塚は楽しめないのかもしれません。
      良ければ今後も適宜、杏さんのお気持ちをお聞かせください。考えが変わらないままでもコロッと変わってもオッケーです。

      私は今後も宝塚は悪いままだと思っています。悪さがあるからこそ美しさが際立つのだと。
      Aさんのご冥福を心より祈っています。しかしAさんだけでは終わらないかもという悪い想像もしてしまいます。

      この度はコメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. やすみ より:

    たーさま
    こんばんは。
    文春も新しい記事が出ましたね。
    今度はスクープ扱いでした。
    劇団からもどーでもいいコメントも。
    気になるのは公演を再開できるのかどうか。
    新しくスポンサーを探すのは難しくなりますが、ほとぼりはいつか冷めるのでしょうね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      やすみさん、現在の理事長はまんま、日本の総理のミニチュアですね。ここぞという時でも呆れるほどにどーでもいいコメントをするんですから。

      今週のBは私が読んだ前号よりさらにセンセーショナルな記事を出しているんですかね?Bを置いてる喫茶店を探すより普通に購入する方が早いかな。

      そう!やすみさん、劇団は私達ファンの気持ちなんてどうでも良く、一方でスポンサーが離れてしまう事はむちゃくちゃ恐れているでしょう。
      だけどスポンサーにしたって内情はいろいろで、特におVISA様なんか競争が激しいんじゃないですかね?社会的に抹殺された人がなんぼでもいそう。

      世の中は生きている人のためにまわります。
      本当に悲しいけれど、「死人に口なし」なことわざの通りに今後の物事が進んでいきそうな気がします。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. かずこ より:

    たー様こんばんは。
    10月に入り、暗くなるのも早く朝晩は肌寒くなりました。
    私は、身体を冷やしたのか軽く風邪気味です。油断してて、今すごく暖かくしてます。

    本当は、観劇の感想のときとかに私はコメントするのですが、今回の事は気にしてまして、モヤモヤはありましたのでコメントしますね。

    私は、自分ファーストなファンなので、観劇予定があったらよほどのことが無い限り観劇したい人間です。なので、8月の星組公演の中止は今でも恨んでます(すみません)。

    実は私、今月末にムラに行く予定なんです。星組バウ公演が取れて、ついでに宙組公演も観ようと、立ち見しかなかったけど前の列だし客席降りも観れると購入してました。
    お茶会も久々に参加しようと申し込みもしてました。

    ところが、今回の事でお茶会は中止、宙組公演の方はまだ再開の発表もなく宙ぶらりん。
    キャンセル料もかかるので宙組が中止でも京都に観光に行くか温泉に行こうかとか検討してます。でも宙組公演があるなら観劇したい、自己中な気持ちがあります。

    ジェンヌさんや家族に多大な犠牲を強いてるのは承知で、宝塚には麻薬のような中毒性があるように思います。だからファンが絶えないのでしょうね。

    劇団が今回の件は外部委託してきちんと発表するというので、静かに待ちたいです。
    とはいえ、今月のチケット持ってる身としては上演するかどうか気になります。おそらく無理でしょうけど。

    ところで、文春に欽ちゃんの連載記事がありましたね。かなりご高齢ですが来年仮装大賞をやるそうで。私あの番組好きなんで文春の記事もいろいろですね。

    私は先月身内を亡くしていて、超高齢で覚悟はしてたけど、1ヶ月経つ今でも悲しいです。
    今回、劇団側がご家族の心情にそった対応を願うのみです。

    今月はもう国立劇場行かれたのですか?私は来週末行きます。
    澤瀉屋さんの派手な演目になれた身としては、正直音羽屋さんはやや退屈なんですよね。
    土蜘蛛でしたっけ、ほとんど寝てたことありました。
    菊之助さんは、女形のほうが私は好きです。米吉さんのお姫様も好き。
    時蔵さんの赤姫が見た目キツかった思い出があります。今回お姫様でないことを祈ります。
    歌舞伎は結構ひどい話が多いですが、今回どんな話なんでしょうね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かずこさん、お返事遅くなりすみません。
      はい、急に肌寒くなってきましたね。その後の体調はいかがですか?

      かずこさん、人間はすべて「自分ファースト」に出来ていると私は思っています。他人への親切も結局は自分のためである事がほとんどです。
      公演があれば観劇したいですよね。1789は中止が多くて本当に残念でした。宙組は事情が深刻なだけに中止がさらに長引く可能性がありますね。でも私は再開すると思っています。再開すれば客が押し寄せると劇団は推測しているでしょうし実際そうなるでしょうから。

      かずこさんは今月末にムラ遠征の予定なんですね。
      星バウのチケットが取れたんですかー、いいなぁ。それで大劇場公演も観ようと思ったんですね。さらにはお茶会も申し込んだそうで。
      だけどお茶会は中止が決定し宙組は不明なままなんですね。

      かずこさん、宙組が再開するのなら観たいと思うのは普通です。当たり前です。自己中じゃないですよ。
      本来ならAさんを偲ぶ機会が欲しいです。ですが劇団が「遺族が希望していない」と言い訳してそういった場を設けないのですから仕方ありません。

      そう、宝塚には中毒性があります。劇場も装置も素晴らしく、何より、出演しているジェンヌさん達が若くて美しく最上級の衣装を身にまとっているんですもんね。
      私は何よりもジェンヌさん達の「若さ」をいただいている事が罪だと思っています。阪急阪神ホールディングスの他の組織にはまず、中卒や高校中退の社員はいないでしょう。

      劇団はちゃんとした発表はしないと私は思っています。おそらく宙組公演の再開と存続を念頭に今後も動くんじゃないかと。
      外部委託ったってグダグダになりそう。とはいえ私たちは静かに待つしかありません。

      さて、
      はい、Bには「欽ちゃんの人生どこまでやるの?」という連載があるんですね。私も子どもの頃、仮装大賞が大好きでした。昔は一般人が参加する番組が複数ありましたね。来年の仮装大賞は香取さんと組むそうで、どのような内容になるか気になります。

      かずこさんは先月身内の方を亡くしたんですね。超高齢ゆえ覚悟していたとの事ですが、大切な方の死は悲しいですよね。
      劇団にとってジェンヌさん達は大切な存在のはずです、だけど、残念ですが劇団が最も大切にしているのは収益でしょう。
      ご遺族との今後も、ご遺族が訴訟を起こさないように頑張るんじゃないでしょうか。強制的に退団させた演出家から起こされた訴訟だけでも大きなダメージだったのですから(しかもまだ終わっていない)、ジェンヌさんが自らこの世を去りさらに遺族から訴えられ・・・なんて事は何としても避けたいはずです。

      国立劇場には行きました。さらに昨日、歌舞伎座をマチソワしてきました。それでコメントへのお返事が遅くなったんです、申し訳ないです。
      かずこさんは来週末に国立劇場なんですね。私はここに行って良かったと心底思っています。観劇好きとして、国立劇場という劇場を体験出来てホンマに良かったです。
      国立劇場は菊五郎さんが休演でしたが菊之助さんは大活躍していました。立役だけでなく女形としても声が良いですね。ちょっとお顔は年齢が出始めていたかなぁ。お三輪は本来10代でしょうから。
      米吉さんはむちゃくちゃ美しかったですよ~、顔も声も。素晴らしい女形ですね。
      時蔵さんの赤姫はキツいでしょうね。大丈夫、お姫様ではなく豆腐を買いに来たおばさんでした。あと菊五郎さんの代役として藤原鎌足も演じていました。どちらも出番はごくちょっぴりでしたよ。

      はい、確かに歌舞伎はひどい話が多いですよね。女性の人権を無視しすぎているような気がします。
      国立劇場での妹背山婦女庭訓第二部は超大団円な終わり方でしたが犠牲が大きすぎますよ。お三輪も橘姫も不憫です。このふたりが愛した男性はちゃっかり生き残っているしね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  6. おかちゃん より:

    とにかく悲しいことです。
    で、北海道のオリンピック誘致とかもっと議論が必要だろ?と思うニュースよりもみんなが見るからと宝塚歌劇団やジャニーズの話題を集中的にネットニュースで流すのも気持ちがどよんとしてしまいます。結局はファンが悪者だわと私は思っています。何も知らないで過ごしていた我が家の娘がリモートワークのパソコン表示のニュースがその2つでどうにかならないかなと怒ってくるのだけれどもこれもファンが閲覧数をあげてるからですよね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、はい、いろいろ悲しいです。北海道のオリンピック誘致は断念したんですよね、もうホンマ日本はオワコンです。
      ネットでは宝塚も某事務所もニュースになっているのにテレビには出ていませんね。このまま逃げ切るつもりかな。そういえば演出家との裁判はどうなったんだろう?

      みんなが悪者です。劇団もB誌もファンもみんな悪い。そして誰も責任を取ろうとしない。
      おそらくHHホールディングスがAさんについてテレビ放送しないよう圧力かけているんでしょうが、これがB誌にとってはウハウハなんですよ。今後Bにとって宝塚は継続的な収益をもたらす太いネタ元になるんじゃないですかね?おそらく宙組の情報はかねてより溜め込んでおり、一番稼げるとふんだ時に出すつもりだった。あってはならない悲しい出来事もBにとっては「今がチャンス」だったんじゃないでしょうか。Bには宝塚への愛が全くありません。ただただ収益源のひとつでしかない。ファンはまんまとBの魂胆に乗せられてしまいました。私もそうです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  7. かほ より:

    たー様、こんばんは。
    新しい記事を読みました。そして全て腑に落ちました。
    とてもショックだったのですけど。
    翌日にスーッと、今までの頭の熱が冷めて妙な落ち着きを取り戻しました。

    記事に名指しされた上級生4名のうち、
    2名の方に思いをはせました。
    タカラジェンヌとしてではなく、同年代の女性としてどんな苦労をしてきたのかなって。

    宙組の組本を開いてみました。
    最上級生のその方のコメントには、
    「宝塚生まれ宝塚育ち。宙組生まれ宙組育ち」
    と書いてあります。
    文字通りの純粋培養で、外の世界を全く知らずに生きてきたんだなと思いました。

    もう1人の方は、生まれた瞬間からあまりに重いものを背負ってきたと感じます。
    「どうせあなたも宝塚に入るんでしょ」
    と言われすぎて嫌だったと。
    それでも紆余曲折ありながらも、中卒一発合格で入団。
    2番手への抜擢。
    そのころを知りませんが、きっと無数の妬みひがみ足の引っ張られ、受けただろうと想像できます。それでも負けずに生きてきた。

    宙組にいらっしゃる前のインタビュー動画を見たことがありますが、

    「毎日(2番手)羽根の重さを感じている。もし今日大階段を下りてきた時に、誰からも拍手をもらえなかったらどうしようと思ってやっている」

    と言っていたのが印象的でした。
    かと思えば、後輩に2番手に食い込まれ宙へスライド。
    しかもその後輩の方がはやく上がってしまい。
    自尊心を削られたと思います。

    スライド後はまさかの長い2番手生活続行。
    気力を保ち続けるのに苦労されたと思います。
    ようやくリーチがかかったところで、前トップの文春砲。
    文春砲による傷跡を残したまま、娘トップ・組長含め5名も引き連れて退団してしまい。

    さらに薄くなった組を、不慣れな管理職・不慣れな娘トップと一緒に背負わないといけなかった。
    チケットノルマがある。17年待たせたファンからの期待もある。スポンサーもいる。
    おそらくご両親や、多数のOGからの熱い期待もあったはずで。状況が悪化しても逃げ場がないよなと。
    エクスカリバーのナウオンステージを見た時、彼女のあまりの疲弊ぶりに心配になりました。以前の礼さんを思い出すほど。
    逃げ場がないと人間壊れるんですよね。彼女が壊れているかはわかりませんが。

    私自身、メンタルをやって転職したことがあるのですが、
    他の環境を知っているかどうかって人生を左右すると思います。
    一回目出るのってメチャクチャ怖いけど、出てみると一気に楽になるんですよね。

    「その組織の価値観に染まらないけど、とりあえず合わせとく」

    ができるようになる気がします。
    このマインドを手に入れると、一見やべぇ体育会系の組織に入っても

    「へぇ~、ここはこんな感じね。うわぁ先輩やっとんなぁ。とりあえず観察しとこ」

    と一呼吸置けて、我を失わずに済むんですよね。

    とりとめもなくすみません。
    宙組公演をもう見ることはないかもしれないけど、彼女のことは財団中も、卒業後も追っていきたいなと思いました。やっぱり好きなんだなって。
    聞いていただきありがとうございました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かほさん、お返事遅くなりすみません。落ち着きを取り戻したとの事ですがその後いかがですか?もし再び不安定になっても良いんですよ。落ち着いたり冷静になるには焦らず、三歩進んで二歩下がるくらいで丁度良いです。三歩進んで三歩、あるいは四歩下がる時があったって良いんです。

      この度のBでは生徒さんが名指しされているんですね、それも4名も。私は結局まだ読んでいないんです。
      どうも4名の中には芹香さんが入っているようですね。はい、明日海さんの後釜になるかと思いきや後輩の柚香さんがおさまりました。宙組にスライドしてからは同期の愛月さんへの申し訳なさがあったはずです。そして長すぎる2番手生活が終わりかけた頃にB砲があり、さらにトップスターになってそうそうの悲しすぎる出来事でした。

      芹香さんに限らずジェンヌさん達って「逃げ場がない」んですよね。運営幹部には逃げ場がありまくるのにね。

      かほさんはメンタル不調で転職した事があるんですね。転職がうまくいったようで何よりです。
      一般企業でも社員を洗脳し会社色に染め上げようとするところはあります。企業そのものには問題がなくても配属先の人間関係に問題がある事もあります。かといって転職活動に時間がかかりすぎると日々の生活に困窮します。
      生きていくのって基本的に苦しいんですよね。恵まれた環境にいる人でも案外苦しんでいるものですし。

      かほさんはいつも、ひとつひとつの事に真剣に葛藤している印象です。
      宙組についても一生懸命考えているんですよね。ただ、公演中止中の今は「もう見ることはないかもしれない」と思っていても、公演再開の知らせを耳にしたら気持ちが揺らぐ可能性は大いにあります。その都度真剣に葛藤するとメンタルに負担がかかりますから、流せる事は流しましょう。

      良ければ今後もお気持ちをお聞かせくださいね。
      気持ちが変わる、揺らぐのは当然なんです。なので「前と違う事を言ったら責められるかも」といった心配は一切しないでください。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  8. さとうのきりもち より:

    はじめまして、こんにちは。
    いつもコメントをしたかったのですが(特にODYSSEYと四季のオペラ座の怪人)、コメントを書いては消しを繰り返してました。

    私は宝塚を見始めてからかなり日は浅いのですが、劇団もファンも1人の女性の人生を奪っているというのは同感です。

    初めて良いなと思ったジェンヌさんが十何年の在籍で退団された時、中卒入団だったとしてもアラフォーだなと思いました(私は良いなと思った矢先退団だったので、実際観劇した回数はかなり少ないです)。
    女の適齢期を私たちファンに捧げてくれたのかと思うと、いたたまれない気持ちにもなりました。
    退団してから、少しでも応援できればと思って、今はファンクラブに入ってます。ディナーショーに行き、グッズ買ったり、初めてのことばかりです。
    ※たーさんのディナーショーの記事は楽しく拝見しました。

    10代、20代って、勉強したり友達と遊んだり、デートしたり、昼夜気にせず外出したり、合コンしたり羽目外したりもする時期だと思います。
    でも、ジェンヌさんの場合、劇団とファンの監視下に置かれ、清く正しく美しく聖人君主のような行いを強いられ、退団すればファンに愛想を尽かされ散々ですよね。

    今後は私もたーさん言う通りの方向になるような気がしてます。

    長文失礼しました。コメント書くのは難しいですね。過去記事含めてたーさんの記事に共感していたのですが、うまくまとまりませんでした。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      さとうのきりもちさん、はじめまして、こんにちは。
      何度も迷った末にコメントをくださったんですね。ODYSSEYやオペラ座の怪人ではどんなコメントをご希望だったのでしょう?今からでも大歓迎ですので良ければお聞かせくださいね。

      さとうのきりもちさんは宝塚ファンになってまだ日が浅いんですね。それでも好きな方がいて退団後も応援しているそうですから深さがありますね。
      そう、初体験~ファンになる~とにかく楽しい、な初期を過ぎるとジェンヌさん達の過酷な状況に気付いてきます。ジェンヌさんについて調べていればいつか必ず某期の裁判について知るようになりますしね。これからはさらに、自らこの世を去る決断をしたジェンヌさんの事も宝塚の負の歴史として残り続けるはずです。

      ジェンヌさんはそう、女性としての適齢期をファンに捧げてくれています。
      ジェンダーレスが尊いなんて言われたって女性は若い方が有利です。それはやはり、出産出来るのは女性だけだからでしょう。
      宝塚には1世紀の歴史があるのに2人以上のお子さんがいるトップスターOGは春野寿美礼さんだけだそうですね。しかも双子だそうですから妊娠や出産は1度だけです。当時の春野さんは43歳、ただし結婚8年目との事ですから結婚したのは35くらいだし、退団したのはその数年前。今は春野さんの時代よりトップスターの高齢化が進んでいます。当然他の男役も。もうホンマ、適齢期をまるっと劇団とファンがいただいているんです。

      さとうのきりもちさんは好きな方が退団した後もファンクラブに入ってディナーショーに行ったりもしているんですね。私が行ったDSはOGさんのではなくタカホの特別プライスものでしたからOGさんへの貢献にはなっていません、ただただDSの雰囲気を楽しんだだけです。
      さとうのきりもちさんのようにOGの応援を続けるファンはマイナーな存在でしょう、ホンマ、宝塚ファンは現役が好きですから。ジェンヌさんそのものだけでなく宝塚ゆえの豪華な衣装や舞台装置、特殊な環境とセットで愛でているんでしょうね。私もそうです。チケット価格がお手頃なのも大きいです。

      はい、10代20代って勉強したり恋愛したりいろんな趣味に励んだりする時期ですよね。いろんな学問ある、いろんな人がいる、いろんな職種がある・・・多様性を知る期間。食べすぎたり飲みすぎたりする経験もするし。
      なのにジェンヌさん達はこういった機会をすべて奪われ、宝塚の舞台で活躍する事だけを求められるんです。清く正しく美しくを強いられたストレスが醜く歪んで出てきて当然ですよ。

      でね、劇団がそういった環境だとわかっていても、私は今後も観劇を続けます。
      音楽学校への入学資格の年齢を上げて欲しいとは思っていますが、劇団が中卒を歓迎するままでも観劇を続けます。
      嫌になったらやめるし、また観たくなったら観るし。それで良いと思っています。

      さとうのきりもちさんの文章、ちゃーんとまとまっていますよ。
      この度はお初コメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  9. めい より:

    「諸悪の根源は宝塚ファンにある」そうですね。華やかな舞台をみて、若い娘さん達を楽しんでいます。生徒さん達にとっては、おカネを貢いでちやほやしてくれるお客さまなのでしょうが・・・

    劇団のおエラい人も生徒も脚本家も、そしてファンも大奥のようなハーレムのような鹿の園のような花園の構成員なのに自覚が無い、それ故の上から目線(あるいは勘違い目線)なのでしょう。
    こんな花園でも外の荒野に比べたらマシ、というのがこの業界なんですね。

    当然、私も構成員のひとりなんですが、96期の生徒さんのことを「みんな大好き〇〇〇〇」等というのを目にすると、みんなという中から私を除いてくださいね!と、言いたくなります(言いませんが)。

    スポンサーの件ですが若干、逃げ腰になっているところもありますね。
    岩谷産業ですが、文春記事が出て身体検査をしたのでしょう。当時の現任が退団前に次のイメージキャラクターを発表しました。最近の例ではイメージキャラクターの生徒さんが在団中は次の人を発表することはなかったような・・・当然、次の人についても調べていると思うので、暁千星さんはクリーンな人なのでしょう。
    そのせいかどうか知りませんがRRRのポスターも扱いが良いですね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      めいさん、はい、宝塚ファンが若い娘さん達を歓迎するから劇団が中卒を歓迎するんです。
      生徒さん達だってチヤホヤされるのは嬉しいでしょう。若いうちはどうしても、自分もトシを取る事を自覚出来ません。

      劇団のおエラいさん達は自分たちはトシを取っても劇団にへばりついて稼いでいるくせに、学年が上がった生徒さん達を切り捨てようとするんですからホンマに勝手です。宝塚の舞台に立ちたい生徒さん達の気持ちを利用して、常に自分が上の立場であろうとしています。
      ただそうですね、こんなまやかしのような花園にもメリットはあるでしょう。注目されたい女の子達を利用する悪い大人はなんぼでもいますし。

      みんな大好き~、みたいな表現は他にもありますね。スポーツではあたかも日本人すべてが注目しているかのような表現が頻発していません?
      私は熱中してスポーツ中継を見る人達を否定しません。なのにこういった人達って当該スポーツに注目しない私を非国民のように扱いがちですから納得いかないです。

      はい、確かに岩谷の発表は早かった。今後はスポンサー契約時の条件が厳しくなるでしょうね。
      それにしても暁さんは月組ではどうなるのだろうとハラハラしていましたが星組に来て扱いが良くなりました。はい、RRRのポスターもすごく立派で、「まこちゃんは不調ぶりが広く知れ渡ってしまったし早めにバトンタッチになるかも・・・」なんて思いながら眺めていました。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  10. くりぃむ より:

    こんにちは。初めまして。くりぃむと申します。
    いつもブログを読ませていただいております。

    私自身、亡くなられたAさんと年が近く、報道を知った時には虚しさを感じました。
    それと同時にどうしてそんな自ら命を絶つという選択肢を取ってしまったのか?という疑問も抱きました。
    宝塚を辞めて新しい環境に行くこともできたはずです。Aさんを批判するわけではありませんが、なぜ宝塚の狭い世界から一般の世界へ逃げるという選択肢を取らなかったのかと考えてしまいます。

    私は母が宝塚のファンで生まれた時から宝塚が当たり前にある存在でした。
    なので宝塚が世間で言われるほど異常な世界であるとは到底思えないんです。
    確かに、たー様の仰る通り若い女性を搾取している、お金儲けに使っていると言われるとそうかもしれません。ただ、宝塚は舞台に立ちたいと希望した子たちが入団している、若い貴重な年月を芸事に捧げることを覚悟している子たちが在団する組織だと考えています。

    もちろん私自身、宝塚を全て肯定している訳ではありません。ジェンヌさんのスケジュールを筆頭に見直すべき所は沢山あります。

    Aさんが亡くなってしまった真相が分からない以上、週刊誌の情報を話半分に聴きながらファンはただ劇団の動向を見守らないと行けない日々が続きそうです。

    自分語りを含めまして、まとまりのない文章を長々と失礼いたしました。
    冷え込む日が増えましたので、ご自愛ください。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      くりぃむさん、こんにちは。初めまして。丁寧なご挨拶をありがとうございます。

      くりぃむさんはAさんと年齢が近いんですね。それならなおいっそう、Aさんに「もっと他にやれる事があったはず」と思う事でしょう。
      私も思います。「さっさと退団したら良かったのに。ご実家のお手伝いをしても良いし、良いお見合い話だってわんさかあっただろうに」って。
      だけど私はトシをとってる事もあり、Aさんが若く素敵な時代を果てしなく、宝塚というあまりに狭い世界の中で消耗しすぎたのだろうとも思っています。劇団がジェンヌさん達の可能性を奪い続けて「宝塚こそすべて」な教育をした結果です。だからといって劇団だけが悪いのではありません。そうやって育てられたジェンヌさん達を喜んで拝んでいるのは私達ファンなのですから。

      覚悟して入った世界でも「こんなはずじゃなかった」と悔やむ事は一般人でも必ずあります。
      だから退学や転職、離婚を選択する人がいるんです。たとえ思い切った決断はしなくてもうちうちで妥協をしまくっている事がほとんどだし。
      音楽学校に入りたい子達は若い(っていうか幼い)し、その親だってまだ若い。存在しているかわからぬ闇よりも確実に存在している華やかな舞台にばかり注目しても当然です。ただ今回は、確実に闇がある事が明らかになりました。命がなくなったのですから。それでも志願者はいるのか、いるとしても倍率はどうなるのか、来年の結果が気になります。

      くりぃむさんにお伝えしたい事がふたつあります。
      私たちがどんだけ願って祈っても宝塚に直接影響を与える事は出来ません。宝塚について悩む事は実はソンなのだという事を心の片隅に留めていただけると幸いです。何よりも私たち自身の健康を大切にしましょう。
      あともうひとつ、「覚悟」なんて実はあやふやなものですから揺らいだり翻意しても良いんですよ。他人に対しても自分に対しても「覚悟して〇〇したのだから貫くべき」といった強要をするのは控えましょう。誰にとってもメリットがありません。

      くりぃむさんの文章はしっかりまとまっていますよ。
      今後も是非、お気持ちをお聞かせください。
      この度はお初コメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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