前回の記事では、宝塚歌劇団という大きな組織を軽視した結果、制裁を与えられたチケット転売サイトを取り上げました。
今回は、確定申告の時期ですし、宝塚歌劇団よりもっとずっと大きな組織である東京国税局 、つまり国を軽視してしまった、Yさんを記事にします。
私は思い込みが激しい性格をしていまして、証拠もないのに「Yさんは長年専業主婦だったのだろう」と決めつけています。そして、元気でいらしているか気にしています。
追記:この記事に、コメント(このページのだいぶ下)にてご意見をいただきました事を受けて次の記事を書いています。もし宜しければ、読んでやってください。
北翔海莉の母について
脱税で刑事告発
Yさんは北翔海莉さんの母親で、脱税の罪で刑事告発されました。
2019年9月に懲役10月、執行猶予3年、罰金1千万円(求刑懲役10月、罰金1500万円)の判決を言い渡されています。
収入源は北翔さんのファンクラブです。
もともとは専業主婦では
Yさんは北翔さんのファンクラブ運営を一手に管理していたそうで、告発された時の肩書も「会社役員」ではありましたが・・・
もともとは、長年、平凡な専業主婦をしていたんじゃないかと思うんです。それゆえ、社会経験が乏しく、視野が狭く、独断的になり、よりによってお国をナメてしまったのではないかと。
Yさんは専業主婦、と推測する理由
北翔さんは84期生(10番入団)です。中卒。年齢非公表ではありますが、同期で中卒の音月桂さんが39歳と年齢を公表されているので、北翔さんも同じはず。
年齢でわかる、おおよその結婚の時期
Yさんは68歳です。北翔さんを29歳で出産されています。そして北翔さんにはお兄さん(一般人ゆえ年齢不明)もいらっしゃるので、20代なかば頃には最初の出産をされている可能性が高いです。結婚はさらに前になります。
夫は安定の公務員
Yさんのご主人(北翔さんの父親)は、海上自衛官です(ちなみにお兄さんも)。お仕事がら、自宅を不在にしている事が多いでしょうし、その特殊なお仕事ゆえ所得もそれなりにあったと思います。
専業主婦がデフォ、な世代
結婚した主婦=専業主婦、が圧倒的に多い世代である年齢を考慮しても、Yさんは結婚後すぐに専業主婦になったのではないでしょうか。
以下、「Yさんは専業主婦」と決めつけて、言いたい放題していますのでよろしくおねがいします。
専業主婦が、大金の管理をするように
Yさんは北翔さんが入団した時に46歳、ファンクラブ運営が始まったのはそれから数年後でしょうか。そして63歳の時、北翔さんがトップになり、ファンクラブ収入が一気に上がります。
つまり・・・社会経験がほとんどないまま結婚し専業主婦として育児と家事をするようになり、20年以上すぎた50歳ごろに「自営業」を始めた普通の世間知らずの専業主婦のおばちゃんが、還暦を過ぎて億を超える、そうそうめったにないほどの大金を手中に収めたわけです。
普通はこんな経歴のおばちゃんが自営をしても、国税局に目を付けられるほど稼げません。専業主婦の浅知恵でちょろまかしても逃げ切れる事が多いでしょう。
しかしYさんは専業主婦の感覚で、大企業並の大金を扱う事になりました。
国税局の忠告を主婦感覚で却下?
国税局は何度となく、忠告したはずです。しかしYさんは、専業主婦が新聞のセールスを断る感覚で「あ~、はいはいまたね~」と聞き流したかもしれません。で、そのうち国税局が何も言わなくなったら「ほーら、私がうまくあしらったから、あいつら黙った♪」と逃げ切れた気でいたかもしれません。
ですが、逃げ切ったつもりのYさんが呑気にすごしている間、国税局は粛々と告発に向けて準備していたんです。
取り返しのつかぬ罰
忠告してもらえるうちが花、でした。チケット転売サイトも、宝塚歌劇団から忠告してもらえるうちが花だったのに、ナメきった態度を取ったので制裁を与えられたのです。宝塚歌劇団よりもっとずっと力がある国をナメきったYさんには、とてつもなく大きな罰を与えられました。
罰金よりももっと辛い、「大切な娘が不名誉な形で世間にさらされる」という、取り返しのつかない罰です。北翔さんほどではなくても、ご主人やお兄さんもそれなりに肩身が狭くなったはずです。
専業主婦は視野が狭い
感覚はわかる気がする
Yさんはファンクラブ創立からきっと、ずっと、納税していなかったのでしょう。それでオッケーだった時代が長くあったのでしょう。で、「納税なんてしなくていい」の感覚を、収入が億を超えても引きずっていたのではないでしょうか。また、夫や息子がしっかり納税し、お国のために勤めているのだから私と娘は納税しなくていいという感覚があったかもしれません。
こうゆう感覚、私はすごく理解出来ます。でも、ものすごく浅はかなんですよね。世間知らずで。
狭い世界で生きている
専業主婦って、視野が狭くなって当然な環境です。
気苦労はあるんですよ。いっぱい我慢している。ですが、ごくごく狭い世界で生きる事になります。私がもう、典型的な専業主婦でほんっと、狭い世界で生きています。
給与明細を見て
で、私はヒラリーマンな夫の給与明細を見て、「なんか随分と税金取られているな」って思っています。そう、「取られている」って思うんです。先に取られてから渡されるからどうしようもないけれど、いったんすべてを手にしてから税金として収めるとしたら・・・まっぴらごめんってなっちゃうでしょう。
元気にすごして欲しい
悔恨の日々では
Yさんは悔恨の日々をすごしているんじゃないかと、私は思っています。
もともとはきっと、どこにでもいる普通のお母さんだったでしょうから、大切な家族全員の名誉を傷つけてしまった事は、悔やんでも悔やみきれないでしょう。
甘いと言われればそれまでですが、私はYさんがいつまでも悲観にくれず、元気にすごしてくれたらいいなと思います。どうしてもかばいたくなります。人を傷つけたわけでも、薬物に手を染めたわけでもない。お金の面はケリがついた。だから、もう、元気にすごしてもらいたいです。
学ぶ事がある
私を含め、ほとんどの専業主婦は、億を超えるお金を管理する事はないでしょう。ですが、Yさんから学ぶ事はあります。
とてつもなく狭い世界で生きている事を自覚し、意見やアドバイス、忠告をもらったらちゃんと聞き入れる。
これだけで、落とし穴にはまるリスクは減ると思います。
あと、忠告してきた相手が、黙った時は、気をつけなくてはなりません。
いい気になって好き放題していると・・・粛々と復讐の準備をしていた相手から、徹底的にやられるかも、しれませんので。
コメント
なんで今更とりあげるの?
宝塚ファンならあなたに説明されなくても知っていること。
匿名さん、コメントありがとうございます。この記事を、私が北翔さん及びその母親への悪意で書いたと捉えていらっしゃるのでしたら、残念です。とはいえ価値観、考え方はいろいろだから、匿名さんに説明を追加して、どうにか理解していただこうとは思いません。
つい先日、コメントをする事がいかに恐ろしいか、実例をあげた記事をアップしたばかりの私に、それでも意見のコメントをくださったのはよっぽどの覚悟あっての事なのでしょう。その度胸を私はとても素晴らしいと思います。今後もコメントいただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。