このショーは・・・水美舞斗さんがいなくなった花組で、永久輝せあさんが正2番手となり聖乃あすかさんが正3番手になったお披露目なんですね。私はそう思いました。
水美さんが専科に異動してから最初に迎えた花組大劇場公演。
どうなる事かと思ったけれどお芝居の「鴛鴦歌合戦」は案外どうにかなっていました。むしろ2番手の峰沢丹波守（原作でも重要な存在）と3番手の秀千代（峰沢丹波守の弟・宝塚版オリジナル）の格差が激しすぎるので、水美さんがいれば花組で上演する事は出来なかったかもしれません。
花組で肩書上の2番手だった水美さんは峰沢丹波守にすごくハマりそう。しかしそうすると事実上の2番手な永久輝さんが秀千代になるわけで、この演目に出資しないにせよ永久輝さんのスポンサーであるおVISA様が良い顔しないでしょう。
永久輝さんの峰沢丹波守、すごく素敵でしたよ。聖乃あすかさんの秀千代も華やかだったし、お芝居のテンポが良かったので水美さんの不在感はほぼなかったように思います。
だけどショーの「GRAND MIRAGE!」ではまず舞台の撮影不可で私のワクワク感を根こそぎ奪い、さらには焼き直し感ありありなオープニングで随分と気持ちが冷めました。
しかしそれゆえ、装置や演出にごまかされずジェンヌさん達のご様子に注目し続ける事が出来たんです。
このショーはもうホンマ、王道ってなくらいに王道の「ワンツースリー」ものだったかと。
水美さんがいた頃はショーの演出も階段降りもモヤモヤしていた花組でしたが、水美さんがいなくなってこの度、いわば「晴れて」、堂々と正2番手＆正3番手のお披露目になったように私は感じました。とにかくワンツースリーぶりがわかりやすかった。
お約束どおり階段降りでは永久輝さんが2番手羽根でしたしね。聖乃さんが羽根ナシだったのは軽く驚きましたが、にしても堂々の単独降りでした。確か単独降りしたのは聖乃さんと永久輝さんとトップ夫妻だけだったはず。
花組がやっと落ち着いた！
水美には花組を出て行ってもらったけど人気者やから専科で稼いでもらうで！
な、劇団の魂胆が透けて見えたような気がしました。
以上で最も伝えたい事は述べましたがしつこく恨み節を述べてみましょうか。舞台の撮影タイムがないのは本当にガッカリです。
お芝居の鴛鴦歌合戦にもないんですよ。これじゃあ舞台の記念画像が残りません。
鴛鴦歌合戦はまぁ良いんです、和物らしいチョンパでの開演でしたからこれが撮影出来ないのは仕方ない。
だけどグラミは撮影タイムがないのに、その後すぐに「GRAND MIRAGE!」の装置がぱぁーっと出てくるんですよ。
これがすっごく残念だし腹が立ちました。どうしてこの装置を撮影させてくれないんだろう？って。
でもって（昔のフランス人形みたいな）大きな帽子をかぶった娘役達が中央に集合・・・あれ？これ、どっかで観たなぁ。
そうだ、「柳生忍法帖」とセットだったショーの「モアー・ダンディズム」だ！
案の定モアダンもグラミも演出担当が岡田敬二さんでした。
岡田さんってもう米寿に手が届きそうなんですよ、だから現在の観客がどれほどに撮影タイムを楽しみにしているかわかっていないんじゃないですか？真顔で「生で観た感動を心の中に留めておけば良い」なんて言っていそう。
基本的にショーは開演前に撮影タイムがありますから、誰かがゴリ押ししなければ撮影ナシにはならないはず。その「誰か」は岡田さんじゃないかと私は推測してしまいます。
でもってガッカリなオープニングだった上に、その後のショーがどこまでも古い。
「懐かしい」と思う観客もいるのでしょう。だけど私はときめかなかった。撮影できなかったぶんを取り返すほどの興奮はありませんでした。ま、それゆえワンツースリーぶりはよーくわかったんですけどね。
おかわりでどう感じるか楽しみです。
なんせ初回は立見後列で舞台が半分ほどしか見えませんでしたしね。次回はA席ですのでゆったり拝めるはず。
コメント
お久しぶりです。マイティーがいない花組は、私にとってはとても物足りなかったです。
演目自体は、夢介や幕末みたいなもんだと思って行ったので、特に不可は無いですが、まどかちゃんに飽きている私には、まどかちゃんが主人公に見えるくらい出てくる様子にウンザリしてしまい、気分が上がらないまま終了でした。
ショーも岡田先生は昔から自分の作品を焼き直しして使う先生なので、まぁこんなもんかな…ですね。
懐かしいというより、またか…、今度はこれか…が、岡田先生作品に対する毎回の感想ですね。
ななさん、お久しぶりです。コメントをいただくのはおよそ半年ぶりですね。
ななさんもすでに鴛鴦＆グラミを観劇したんですね、感想をありがとうございます。
水美さんの不在は寂しかったですね、ただ私は、デスホリに鳳月さんが不在だった時ほどには「物足りなさ」を感じなかったんです。水美さんも鳳月さんも好きなのにやたら鳳月さんの不在ばかり気になったのは鴛鴦には永久輝さんがいるからでしょう。風間さんは素敵な方ですがデスホリでの2番手は振るわなかった。同期の聖乃さんは鴛鴦での3番手がとてもフィットしていると私は思います。
ななさんはもう星風さんに飽きているんですね。もし私の予想が当たったら星風さんの退団までまだしばらくありますよ、私は「柚香さんの退団→永久輝さんお披露目のエリザベートで星風さんはシシィ退団」と思っています。
前回シシィ退団した方がその後の東宝シシィでかなりズッコケたらしいので宝塚としては次は能力的に申し分ないシシィを送り出したいかと。（2023年7月10日追記 前回シシィ退団したのは愛希れいかさんであり、私が伝えようとした方とは異なっていました。愛希さんの事を完全に失念していました。謹んでお詫び申し上げます。）
とにかく星風さんは芸達者なんですよね、すごく安定している。この安定感を好む観客もいればそうじゃない観客もいるでしょう。飽きというのはつまり、ジェンヌさんらしい成長を感じさせてくれないって事だと私は思うんです。星風さんが今後メキメキと成長するのは退団後かもしれません。
岡田さんは昔から焼き直しするんですね。まぁその、年齢が年齢ですしね。
私は焼き直しで新鮮味がなくても、写真撮影タイムさえあれば納得していました。それがなかったので一発アウトです。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
前回のシシィ退団者はちゃぴなので、前々回のシシィ退団者の蘭乃はなさんの事ですね。
まどかちゃんは花總さんがシシィを卒業されたので、その後釜と言われてますね。
まどかちゃんには興味が無いので、あんまり彼女を観てないんですよ。だから、成長したかどうかもわからないです。
今の花組は光ちゃんがいるから観に行ってるだけ、て状況なので、余計に退屈したのかもしれません。
来年のラインナップを見て、ショーがあるだけ今回の方がマシに思えてきたので、残り3回頑張って観劇しようと思います。
来年のイケコ一本物は、2回だけにしようと心に決めました。
ななさん本当にすみません、愛希さんの事をすっかり失念していました。先程前回のななさんへのお返事を訂正しましたので確認いただけると幸いです。もし変わっていないようでしたらキャッシュが表示されていると思いますのでお手数をおかけしますが再読み込みしていただくと訂正後の表示になるはずです。
今回の私のミスは非公開希望のご指摘もいただいていまして、いかに失礼な事をしてしまったかを痛感しています。
花總さんが東宝シシィを卒業したのでその後釜に星風さんですか？うーん、おふたりの雰囲気がだいぶ異なるので私にはしっくりこないかも？
にしても「東宝シシィ＝宝塚シシィOG」の縛りがなくても良いのになぁ、私としては真彩希帆さんや音くり寿さんのシシィも拝みたい。
ななさんは星風さんに興味がないんですね。まぁその、好みってありますもんね。
柚香さんは和物もお似合いですね。今回のショーは地味でしたが柚香さんは華やかでした。
はい、次の花組はイケコ大作ですね、しかもせんそうもの・・・私としては避けて欲しいテーマでした。ショーがないのも寂しいし。
ななさんはあと3回鴛鴦を観劇予定なんですね、感想をお聞かせいただけると嬉しいです。
いつもありがとうございます。
この度はご指摘ありがとうございました。私は思い込みや勘違いが多いので今後も似たような事があるような気がします、その際にご指摘いただけると幸いです。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
水美さんにも花組のショーにも関係ないコメントで失礼します
7月に入り、なんとなく毛色の違うミュージカルを見る事になりました
女性の力で切り開く「ファクトリーガールズ」
女性の初心とは変わってしまったアラフィーくらいの女性 思い出から前向きに見たいな「sunny」
どちらがター様にハマるかな？と思いながら見ました
ファクトリーガールズは主人公より春風さんのおばあちゃんが私の年齢に近いので私にはハマりましたが
sunnyは割と生活にゆとりのある、専業主婦で女子校生娘さんが1人と優しいが仕事が大切な旦那様 出張気味
ある病院で実母が入院してるので差し入れを持って行ったら(CHANELのバックを差し入れで入院中に渡すって)かなり金持ちの主婦
その病院ですたまたま昔の仲間と会う
それも余命1ヶ月
それから昔の仲間探しと青春の思い出(良くも悪くも)
大人組が花總さん、瀬奈さん、馬場園さん、小林綾子さん、佐藤仁美さん
高校生時代は若い？子が全部で6人
みんな真面目な女子高生ではありません
日本人です完全に
男子は2人で何役もします
女子アンサンブル的方も何役もします
瀬奈さん、花總さんは宝塚時代は歌の方では無く特に80年代のポップスはあまりフィトしませんでしたが
私は宝塚時代の花總さんが歌うまさんと思ったことはありません
ただお芝居としての歌は感情豊かですごくマッチしてられました
ダンスはとても綺麗に踊られる方でした
ミュージカルと名はありますが
全部80年代ポップだから懐かしい感だけです
私はこの時代はもう子育ての専業主婦だったので見るより聞くだけで
女子校生時代もタイマンを貼る様な女子高生はいなかったから
娘を見てあんな子になって欲しく無いって感じのおばちゃん目線の時代の話が思い出
花總さんはエリザを卒業されたら割と年齢相応の地味な役を目指されてみたいな役でした
瀬奈さんは女実業家で独身、余命1か月でもカッコいい女性
馬場園さんは保険のおばちゃん
小林さんは金持ちだか旦那が浮気症で別れたい
佐藤さんはバツ付きのスナックのママ
もう1人アイドルを目指す子がいるのですが
最後の瞬間しか出てこないから若い時と同じ子で服装だけ大人
ファクトリーガールズもですが
sunnyも小さな劇場なのでチケット代が
帝劇並みなのに一択？
これ有名人が出てるから出演料かな？って感じ
豪華さは全くありません
宝塚を退団されたらやはり堅実な道を行く方が長く芸能生活を続けられるねかな？感じでした
やはり「生きる」は観たいのでチラシ貰って来ました
一般で頑張ろと思います
昭和っ子さん、「ファクトリーガールズ」と「SUNNY」の感想をありがとうございます。どちらにも興味があったのですが、どうにもチケットが高かった。
ファクトリーガールズは東京と福岡では3種類チケットがあり6,000円のB席があったのに、大阪だけは全席13,000円。
SUNNYにしたって東京では3種類あり5,000円のB席があったのに大阪では全席12,500円。
このボッタクリな全席均一価格を受け入れられませんでした。
私はこういった価格設定の舞台は出来るだけ避けたいと考えています。京都劇場の末席で観た明日海りおさんのエリヘレで懲り懲りでしたしね、明日海さんのご様子や作品そのものは良かったけれど価格にはどうしても納得出来なかった。そういやこの公演も東京だけは安価な席を売っていたなぁ。
もうね、価格に納得出来なかったら心がシャットアウトになってしまい、作品の内容を知ろうという気持ちになれないんです。
なので自分ではどちらもほとんど調べておらず、昭和っ子さんから教えていただき概要を知る事が出来ました。ありがとうございます。
瀬奈さんは歌よりビジュアルの華やかさが魅力なイメージでしたが花總さんにはどこか歌の人というイメージがありました。そういえば娘がマリー・アントワネットを生観劇した感想として花總さんを「声量がない」と言ってましたね、「お芝居力はあるけれど」と。
80年代ポップスだとベスト・テン、トップテン全盛時代ですね～、私にとっては子ども時代の想い出です。昭和っ子さんは育児で忙しかったでしょう、息子さんも娘さんも幼かったんですから。
って事は昭和っ子さんより私の方がSUNNYを楽しめたかも？だけどご縁がありませんでした。
にしてもファクトリーガールズをやっていたWWホールはCOOL JAPAN PARKの中では一番大きい（1,138席）なんですね。私が行くOSKのショーはTTホールで702席しかなくシアター・ドラマシティ（898席）よりコンパクトだとつい先程気付きました。それでも9,000円と8,000円の席があるんです、当初「後列2列くらい自由席にして欲しかった」と思っていたけれど702席しかないなら本来は全席均一でもおかしくなかったんですね。
「生きる」は梅芸だと5,000円のB席がありますね。ただ東京でもギリギリ1万円を切る座席があり、新国立劇場に行った事がない私としては劇場にも興味があります。
昭和っ子さんはやはり市村さんにします？私は鹿賀さんを生で拝みたいなぁ。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。