今年も大阪新阪急ホテル「オリンピア」で食べ放題!値上げや優勝セールについても

旅行・グルメ

案内ハガキをパッと見ただけではわからないけれど、

左:2022年のハガキ 右:2023年のハガキ

こっそり値上げしていますね、オリンピア。去年はランチが3,500~4,000円、ディナーが4,400~4,900円だったのに、今年はランチが3,900~4,500円、ディナーが4,800~5,500円。実に1割以上の値上げです。

それでも行くと決めたのはオリンピアが入っている

https://www.sankei.com/article/20210331-FSEMJUXS4ROFNI74ZVCX5RSIZ4/ より引用しました

大阪新阪急ホテルが営業終了するから。関西育ちの夫と私にとってオリンピアは子どもの頃から知っている「憧れのバイキングレストラン」なんですよね。庶民にとって雲の上というよりはちょっと背伸びすれば手が届きそうな存在だったかと。
憧れも親しみもあるオリンピアがなくなるのが寂しくて「営業しているうちは行っておこう」となりました。

去年は8月に夫の誕生祝いで夫婦で行ったんですが(娘は合宿免許中だった)、今年は3月から夫の単身赴任生活が始まったので8月のお盆休み中は何かと忙しくオリンピアに行く時間を作れなかったんです。
だけどハガキを見てみると「8月、9月生まれの会員の皆様だけに」なんて書いてあるのでひょっとすると8月生まれの夫でも9月にハガキの特典を受けれられるのかなぁ?と思ったんですね。電話で問い合わせてみたら大丈夫でしたからそのまま予約しました。

そして迎えた当日。
オリンピアは入口の前に受付コーナーがありまして、

受付をすると呼出番号(と言っても数字じゃなくアルファベット)などが書かれたカードを受け取ります。今年は自分の座るテーブルに印が入った案内も一緒にいただきました。

予約時間の30分前には到着したのに、すでに受付を済ませて待っている人がこんなに!
先にも述べた通りここは「庶民がちょっと背伸びする時に来るレストラン」ですから、がっついている人が多いのかもしれません。

そうそう、ちょうど阪神タイガースがリーグ優勝した後だったんですよ。なのでセールなどあれば良いなと期待していたんですが、

ドリンクが半額!
・・・と言っても飲み放題は除外だそうで夫と私には関係ありませんでした。単品で飲む方にはもってこいですね、阪急阪神系列のホテルのレストランで21日木曜日までのキャンペーンだそうです。

時間きっかりに入場が始まりまして、指定されたテーブルに向かうと

記念日お祝いプランのお花とカード(茶色いやつ)が置いてありました。このあたりは去年と同じですね。

ご覧の通りオリンピアは天井が低いし、地下にあるので窓もありません。さらに去年は感染症対策の仕切りパネルがありまくりでけっこう窮屈だったんですよね。今年はパネルが随分と減っておりスッキリしていました。

食事の様子はこんな感じ。
モザイクをかけていますが夫の左手首にオレンジのバンドがあるのがわかると思います。これが飲み放題の目印です。

ふふ、実は私、久しぶりにお寿司を食べました。神戸阪急の中にあるお寿司屋さんでまっずーい海鮮丼を食べて(記事はこちら)、それからずっと海鮮断ちしていたんですよ。スーパーなどで海鮮を見ても食べたい気持ちになれなくって。
すんげー高級店にでも行ってリベンジしたい心境でしたが・・・オリンピアでお寿司を見たら食べたくなったんですね。
食べ放題だし、

職人さんが握ってくれますから。
これがねぇ、すごく美味しかったんですよ。何度もおかわりました。

特にイカとコハダが美味しかった。あとね、

この、小さなシャリが良かった~
シャリが大きいとバイキングではもったいない気持ちになってしまいますからね。
でもってこの小さなシャリの握り具合が絶妙で、箸ではつまめるんだけど口の中でうまいことほろっとしてくれて。職人技ってやつですかね?

めっちゃ美味しいです~、小さなシャリも、握り具合もサイコーです!

と職人さんに伝えて、記念撮影してもらいました。
もうねぇすっごく優しそうな目元の方なんですよ。見るからにベテランな感じでしたし、ひょっとしたら普段はホテル内の(バイキングではない)お寿司屋さんで握っているのかも?

お寿司にはキリーッ!としたスパークリングワインや白ワインを合わせたいところですが、

今年もワインは赤白泡いずれも「飲み放題向け」な感じでしたね。赤と白は大きなビニール袋に入っている業務用でした、あのビニール袋は見たくなかった。

通常は単品だとすごく高い(生ビールがグラスで860円など)ですがタイガース優勝のお陰で半額でしたから、単品購入しているお客さんもけっこういました。

というわけであっという間の90分。
来年も来たいな、でもまた値上げしているのかな?

・・・
ここからはオマケです。

お会計後、せっかくすぐそばに阪急うめだ本店があるので皆で行ってみました。優勝セールを期待していたんですがそれっぽい雰囲気はなかったです。
地下2階に行きまして、読者さんから教えてもらったちりめん山椒を買おうと思ったのですが、

うっ、高いっ!
羽根のように軽いこのひと箱で1,556円もするの?
すぐそばにいた夫も首を横に振るし、購入は見合わせました・・・

その後は阪神梅田本店に向かったんですが、

こちらはガッツリと優勝セール一色。阪急と阪神は同じ会社になったはずですがやはり特徴が異なります。阪急も混んでいましたが阪神はさらに混んでいました。

ここでは読者さんから教えてもらった和菓子

「とん蝶」を買いたかったのですが残念ながら完売で。
夫が「混雑してて嫌や、はよかえろ」なんて言うし、このまま帰宅するつもりでしたが・・・

ワイン全品10%オフで、私が大好きな(だけど高いからもう3年ほど飲んでいない)

赤ワインがあるぅぅぅ~
で、
すぐそばにいた夫も首を縦に振るし、

2本買っちゃいました。
阪急友の会で積立したポイントが順調に減っていますw

去年オリンピアに行った際の記事はこちら。

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楽天ならここが良さそう(私は利用した事がありません)。

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コメント

  1. 福岡のミホ より:

    こんにちは。

    お寿司は本当に美味しそうです。
    よかった、私も嬉しいです。

    18年前タイガース優勝時は京都在住で、なぜか阪神百貨店に連れて行かれた記憶があります。
    六甲おろしを口ずさんでるご高齢のお姉さまが微笑ましかったです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      福岡のミホさん、はい、美味しいお寿司でした。
      目の前でプロに握ってもらえるのが良かったです。リーガロイヤルホテルの夜のバイキングにもお寿司はあったけれど、シャリは「いかにも機械で」だったしやたら大きかったんですよ。あまり人気がなく長く置きっぱなしになっていました。ただここは朝食のオムレツはシェフが目の前で焼いてくれまして、やり取りが楽しかったんですよね。バイキングといっても食べる事が出来る量には限界があるし、貧乏育ちな私でも美味しいものを食べた事はあります。なのでホテルのバイキングでは食べ物そのものというよりスタッフさんのサービスが印象的でした。

      神戸阪急でのガッカリを新阪急ホテルで癒やしてもらえたのも何かのご縁かな、同じ阪急グループ内ですからw
      その後は普通にスーパーなどで買った海鮮を口にしていまして、自分でもホッとしています。福岡のミホさんが私のために喜んでくださり嬉しいです、ありがとうございます。

      福岡のミホさんは18年前は京都在住だったんですね。そういえば京都には阪急・阪神の百貨店がありませんよね。
      タイガース優勝セールでは阪神梅田本店に行かれたんですね。その時もさぞ賑やかだった事でしょう。私は育児に必死でセールには行けなかったんです、早いもので当時赤ちゃんだった娘も成人しました。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. GIN より:

    こんばんは。 

    バイキングは年1回も行く事はないですが色々な料理が少しづつ楽しめて好きです。バイキングでお寿司を職人さんが握ってくれるのは珍しいですね。ローストビーフを切り分けるのはよくありますが。

    大阪は阪神の優勝で盛り上がっている様子ですね。野球には全く興味ないのですが優勝セールは有り難いと思ってます(笑)

    今日「双曲線上のカルテ」を観劇してきました。やっぱり「ザ・昭和」な内容^^;
    原作が発表されたのが1971年との事なのでそれは仕方ないですけどね。別の方がご自身のブログで「昭和ファンタジー」と表現されていましたが何か納得してしまいました。
    実はご贔屓様とは別に「双曲線〜」組にちょっと注目している下級生娘役さんが出演されているので、その方をメインに観劇してました(^^)
    久々に日本青年館観劇でしたが、差し入れの受付が復活していて(してませんが…)状況がコロナ前に戻ってきているな~と感じました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      GINさん、こんにちは
      GINさんはバイキングは年に1回も行かないんですね。うちは夫も私もバイキングが大好きで、外食ならバイキングレストラン、旅行先で泊まるのも2食がバイキングなホテルばかりでした。安価な店やホテルばかり選ぶので客層がよろしくなく、自分なりにバイキング攻略法を研究していたくらいです。
      そんなバイキング大好きな私でも、職人さんがお寿司を握ってくれるのは他で経験した事がありません。日本で最初にバイキングを始めたのは帝国ホテルのサールだそうですが、オリンピアだって関西では老舗中の老舗ですからプライドがあるのかも。

      GINさんも野球に興味がないんですね。はい、私としても、野球そのものの良さはわかりません。ですが高校球児やプロ選手たちが努力している様子は楽しめるようになりました。とにかく夫の解説が執拗ですし・・・
      優勝セールは明日までですね。私としては雰囲気を楽しめたのと、3年ほど購入をためらっていたワインを買うきっかけになり良かったです。

      「双曲線上のカルテ」の感想をありがとうございます。はい、思いっきり昭和ですよね。半世紀以上昔の作品なのですから仕方ありません。
      とはいえ同時期に発表された「白い巨塔」は何度もテレビドラマ化して、おそらく令和になってからもいっぺんくらいはテレビでやるような気がするんです。双曲線上の・・・の原作者はあまりにも男の願望を詰め込みすぎてしまいましたから令和ではテレビドラマ化しない気がします。演劇の世界でたまにやるくらいでちょうど良い。

      双曲線~には、GINさんが注目している下級生娘役さんが出演していたんですね。好きな人がキャスティングされていると観劇が楽しくなりますよね。
      へー、差し入れの受付が復活していたんですね。GINさんはこの度は見合わせたそうですが、これまでに差し入れをした事はありますか?

      はい、だんだん状況が戻りつつありますよね。
      それでも「新しい株が大流行している」なんてニュースを目にします。私は今後も感染症予防という大義名分のもと、マスクで顔を隠し続けます~

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. こんちゃん より:

    関西の、たー様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    3連休はバレエを見たりしながら、『妹背山』の、若く美しいふたりが一度も結ばれないまま親に首を落とされる話が、江戸時代に人気を博した理由を考えておりました。

    全く個人的な結論を申しますと、仮名手本忠臣蔵の登場人物の「高師直」と、桜嵐記に出てくる南北朝時代の高師直と名前が同じことにヒントがあるのでは、と思いました。

    昔の価値観では、天皇陛下に逆らった高師直や蘇我入鹿は「やられて当然の超極悪人」、

    天皇陛下をお守りし、高師直や蘇我入鹿を倒すために、時として我が子を犠牲にする決断は「つらかったろうが、すばらしいことをした」と褒められる事だったのではないでしょうか。

    仮名手本忠臣蔵は、いくら南北朝に時代を移していても、幕府の武士が見れば例のアレを元にした芝居なのは一目瞭然だったでしょうが、作者には

    「南朝に逆らった大悪人の高師直を倒す芝居です」

    と言える大義名分があるのです。

    江戸時代は庶民も、寺子屋で儒教の教えとソロバンを習うようになり、武士も庶民も基本は同じ教科書で勉強するようになったので、庶民も武士のような価値観を持つようになっていたそうです。

    儒教は皇帝を中心とする社会を正当化する教えで、この世で一番偉いのは、中国では皇帝、日本では天皇陛下。

    日本で一番悪いことは「天皇に逆らう」こと、天皇をお助けすることは素晴らしいこと、という考え方があります。

    令和の人と江戸時代の人は、おそらく現代人と戦前・戦中の日本人くらい価値観が違うのではないでしょうか。

    江戸時代の日本人の心理は

    「子どもを犠牲にしてでも、蘇我入鹿の脅しに屈せず、天皇陛下を裏切らなかったのはえらい!」

    だったのかもしれません。現代人には理解とか共感をしづらい価値観ですが、昔とは教育が違いすぎますからね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      こんちゃんさん、こちらこそいつもありがとうございます。
      3連休にバレエを観ていたんですか?生ですか?映像?私もいつかバレエを観てみたいんですよね~、王道としてはKバレエカンパニーものでしょうか???

      バレエも案外、不幸ものや男がちゃらんぽらんな作品が多いらしいですがこんちゃんさん的にはどうです?
      それでも親が子の首を落とす作品はなかなかないように思います。
      はい、お芝居にはハッキリした悪役がいる方が客ウケしやすいはずで、高師直や蘇我入鹿はまさにうってつけだったのでしょう。
      それに日本はしゅうせんまで「てんのうへいかばんざい」が正しかったんですよね。はい、令和の人と江戸時代の人は、現代人とせんぜん・せんちゅうの日本人くらい価値観が異なっていたと思います。江戸時代は遠く感じるけれどしゅうせんからは78年です、祖父母は生きていたわけでむちゃくちゃ昔の話じゃありません。

      で、現在はてんのうへいか第一主義っぽさはほぼなくなっていても、個人より「家」を重視する価値観は根強く残っているような気がします。
      私の祖父母は広島の農民だったんですがとても「家」を重んじていました。比較的瀬戸内海に近いからか、壇ノ浦の戦いで逃げて流れ着いた平家だか源氏だかの血を継いでいるとマジで信じていましたし。どう考えても祖父母ともルーツは小作人なんですけどね。
      母は逃げ切りましたが叔父(母の弟)は田舎に残っています。さすがに叔父はお家のために子どもを手に掛けたりはしません、だけど自分を抑圧してお家のために頑張っていますから、もし妹背山~を観たら私ほどには違和感を感じないかも?

      江戸時代は庶民でも教育を受ける機会が増えていたんですね。なんか1789を思い出しましたよ、ここでも平民の中に高い教育を受けたブルジョワがたくさんいて革命の原動力となりました。だけど字を読むにもやっとやっとな農民もいた。きっと江戸時代の庶民もブルジョワと読み書き出来ない人が混在していたのでしょう。しかし日本では1771年の妹背山~の初演に沸き立っていたのですから、ほぼ同時期に革命に向けて突っ走っていたフランスより安定していたんでしょうね。そういや「フランスに老舗が少ないのは革命が多かったから」なんて聞いた事があります。

      ギョッとするストーリーではありましたが妹背山~を観て良かったですし、放送してくれたNHKにめっちゃ感謝しています。
      でもって、録画しつつもなかなか再生しなかったのに、北翔まつりと同じ会場だったので再生したんですから北翔さんにも感謝しないとね。おかげで文楽劇場の展示室も楽しめましたし。文楽劇場の音響の悪さや見え方が悪すぎる席、チケット代が高額なわりに充実しているとは言い難い内容に腹を立ててばかりいましたが、学んだ事も多かったと今は思っています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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