OSK元年でもあった2019年

OSK

2019年は宝塚も、OSKも

本日、角座にてOSK観劇してきました

心斎橋角座にて本日、「Precious Stones 椿りょうver.」を観劇してきました。宝塚とOSKの違いに慣れてきたこともあり、椿さんの素晴らしさを思う存分味わってきました。内容については明日にも言いたい放題させてください。この記事では2019年が私にとって、OSK元年でもあった事を言いたい放題させていただきます。

ミュージカルと無縁だった私が、2019年は宝塚に夢中になってすごしました。きっかけは2018年冬のファントムですが、事実上の元年は2019年でした。

2019年に観劇したOSK公演

そして2019年は私にとって、OSK元年でもありました。

8月 「海神別荘」

10月 「Precious Stones 翼和希ver.」

12月は3演目で「男舞」、「天使の歌が聞こえる」、「Precious Stones 椿りょうver.」

と、宝塚よりは少ないものの、けっこう観劇したんです。

OSKダイジェスト

8月 海神別荘(南座)

海神別荘

ひょんなご縁で観劇する事となりましたが、OSKのスターさん達の魅力があふれていました。何より、ストーリーが非常にしっかりしていました。

原作者は、日本を代表する文豪だった!

原作者はどんな人?と調べてみたら、

「泉鏡花」

って書いてました。えっ???

私は勉強がとても苦手な学生でしたがさすがに、この名前は「近代日本の文豪30」みたいな感じで教科書に載っていて、テストにも出ていた事を覚えています。ありがたい事に原作をアマゾンプライムで無料で読む事が出来ました。原作では人間の醜いところ、ずるいところの描写がさらにすごくて、ああ、高校生くらいまでに読んでおきたかったなぁと悔やみつつ、今の年齢だからこそ良さがわかるのだと開き直る事にしました。

トップさんの年齢(推測)に驚き

トップの桐生麻耶さんが、相当それなりのご年齢に見えたのが、ものすごい衝撃でした。宝塚のトップをひきあいにして、「トップは最年長でも30代半ば」といったイメージを、OSKのトップにも勝手に、抱いていたんです。衝撃の度合いを伝えるのって難しいですが、パッカーンって脳内で音がするほどでした。

南座は立派なハコだった

南座は立派なハコでした。河原町駅そばで、観光客が多くにぎやかです。歌舞伎などもここでするそうで。でも、この南座の立派さが、次の心斎橋角座でのとまどいにつながったのだと思います。

10月 Precious Stones 翼和希ver. (心斎橋角座)

海神別荘でOSKに興味を持った私は、スターさんたちをもっと観劇したく、心斎橋角座に行ってきました。

めんくらうほどの、身近さ

OSK角座

そしたら、身近すぎてめんくらいました。画像の通り、本当にこじんまりとした舞台で、椅子は折り畳み式でした。

写真撮影オッケータイム、といいましょうか、動画を含め自由に撮影が出来る時間があり、お客さんが必死で撮影されていました。私も頑張りましたが、ロースペックスマホゆえ限界が・・・

ハコの大きさ、登場人物の数、ショーの内容、撮影タイム、その他、すべてが宝塚の公演全般や、南座での海神別荘と全く違うので、ずいぶんととまどいました。慣れる前に終わってしまったような、そんな気すらしました。翼さんはかわいらしい男役さんでした。

12月その1 男舞 (先斗町歌舞練場)

OSK 男舞

ロクモの「ライビュ―」よりOSKの「生」を優先

行ったのは15日で、礼さんの「ロックオペラモーツアルト」の千秋楽であり、その気になればライブミューイングのチケットは入手出来たかもしれません。が、ロクモはきっとブルーレイになるだろうし、生の舞台を優先しよう!とこちらを観劇しました。

絶世の美女がいた

向かって一番右側の、登堂結斗さんがとにっかく超美女!男前というべきかもしれませんがとにかくお美しいお顔立ちです。この写真よりうーーーんと素敵です。OSKはスターさんの身長を公表していませんが背も高そう。そして歌うまなんです!これ重要。

先斗町という立地

あと、舞台が先斗町にあり、お客さんに京都らしい雰囲気ムンムンな方がたくさんいらっしゃいました。舞台と同じくらい、観客ウォッチングがみどころだったかも。けっしてシゲシゲと見たわけじゃないですが、それでも目に入ってきました。この舞台は京都がらみ、松竹がらみで観劇に来てる人が多いように感じました。

12月その2「天使の歌が聞こえる」(ABCホール)

OSK 天使の歌が聞こえる

今度は大阪梅田に近いABCホールにて。OSK公演の舞台はずいぶんところころと変わる印象です。

25歳以下は格安!高校生以下はなんと無料!

宝塚にも学割がありますが、土日祝はダメとか、平日でも指定の期間だけとか、当日B席はダメとか、いろいろ制限があるんですよね。割引であって、無料ではありませんし。しかしOSKには、演目によっては高校生以下は無料なんです。また、学割も土日祝OK。学生じゃなくても、25歳以下ならそれだけで割引。

※割引については、すべての演目であるわけではありません。念押しで伝えさせていただきます※

なので、大人ひとりで行くとなると、価値観によっては宝塚よりコスパが悪いと感じてしまいそうです。私は感じていました。ですが子どもが格安、あるいは無料となると、それならお得かな、と観劇したのです。ホントに、よこしまな理由です。申し訳ないです。

「天使の歌が聞こえる」観劇後の今はもう、大人ひとりで行ってもコスパが悪いと思いません。スターさん達がとっても近い。舞台でも近いし、なんか、精神的な距離も近く感じます。スターさん達は皆、一生懸命。幕間に、舞台に掃除機をかけるのもスターさん。ホント、素敵な人たちでいっぱい。

桐生さんは「男の中の男」だった!

トップの桐生さんって、「男の中の男(意訳)」といった、いまどき、男性演歌歌手にも使わないようなキャッチフレーズが使われるんですね。最初は彼女の年齢(非公表ですが相当だと思います)も含め、違和感がすっごくあったんです。海神別荘ではその違和感がすごく大きかった。

でも、今回の舞台を見て、桐生さんが歌ウマで、お芝居に迫力がある事がよーく、わかりました。「本物の舞台俳優」なんて、私みたいなド素人が言ってはいけないのでしょうが、でもそう言いたくなるんです。

スポンサーが牛乳石鹸さんで、こんな撮影コーナーがありました。お土産に石鹸をいただきました。向かって左、楊琳さんは、舞台でもこのまんま。いや、この画像よりかっこいい。いっぽう右、桐生さん(トップ)は、このまんまの人が舞台にいると思っていると、ビジュアル面では相当、驚かれるでしょう。

そして・・・舞台を見終わる頃には、彼女の舞台人としてのすごみに、さらに驚くことでしょう。

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