「RRR」感想 従来の宝塚ならトップと2番手の役は逆のはず

大劇場公演

さーて、2024年最初の観劇感想は宝塚ブログらしく大劇場公演にしましょうか~。
もう「ドびっくり」でしたから一番言いたい事を真っ先に持ってきます。

タイトルの通り「RRR」は、
トップと2番手の役柄が宝塚らしくない
んです。
本来なら逆になるはずなんですよ。
トップスターなのに礼真琴さん演じるビームはめっちゃ地味。それに恋愛要素がないっ!トップ娘の舞空瞳さんにはフィアンセの極美慎さんがいて、ラブラブではないものの最後まで別れないし。
一方で2番手の暁千星さん演じるラーマは華やかで、終盤で披露してくれる赤い軍服姿なんてもうキャーキャーもの。さらに「事情がありインドへの裏切りを装う(イギリスの手下になる)→目的達成のために親友のビームすら鞭打つ→最終的にはビームを助ける→大団円でフィアンセ(詩ちづるさん)とキス」と、インドのお話ではありますがいかにも宝塚のトップスターらしいキャラなんです。

そもそも映画版はラーマが主役だそうじゃないですか~

プログラムにあるコラム「インド映画『RRR』の魅力」にそう記載がありました。コラムを執筆した山田桂子さんは映画版「RRR」日本語字幕監修者だそうで、一応

ふたりのヒーローのうちラーマにより重きが置かれています。しかし、映画の主役がラーマなのだと本当に私が理解できたのは、実は日本でのロードショー初日にはじめて映画館の大画面で鑑賞したときでした。

RRR・VIOLETOPIAプログラム「インド映画『RRR』の魅力」より引用しました

こんな事を書いてはいるんです。その後も「ビームを主役だと思い込んでいた」だの「ビームという役柄がそれほどに自分にとって魅力的だった」だの続いているし。
でもこんなん、忖度ちゃいます?もし宝塚版の主役がラーマだったらこんな発言しないでしょ?

私は映画版は観ていませんが宝塚版にしたってラーマが主役でもちぃーっともおかしくない。
ちゅーか、「たとえ映画版がビームを主役にしていても宝塚版ではラーマを主役にせなアカンやろ?」な気がします。
どうしてもビームを主役にするのならせめて、ヒロインがフィアンセを振ってビームとキスするくらいじゃないと~。宝塚なんだし~。

考えてみればポスターからして変だった。

礼さん演じるビームのイメージカラーが青で、暁さん演じるラーマのイメージカラーがオレンジでしょ?これも本来の宝塚なら逆ちゃいます?「やったらARIの扱いがええな~」と評判になったポスターですが、礼さんと暁さんの占める割合がきっちり半分ずつなだけでなく色の影響もあったように今の私は思います。
しかもね!なんとっ!!
実際の舞台では
「青と赤」
なんですよ!!!暁さんのイメージカラーはオレンジというより真っ赤っ赤!!!
宝塚のようなゴリゴリのトップスター制度なら本来、トップスターが赤ちゃいます?やっぱ特別な色ですし。

ええっと・・・
暁さんのアゲは本来なら嬉しいはずなんですよ。顔もプロポーションも歌唱も演技もトップレベルな申し分ない男役なのにビミョーな扱いが続いていましたので。
だけどこの度は引いてしまった。暁さんのアゲよりも礼さんのサゲを強く感じてしまったから。

開演前の撮影タイムにしたって、「RRR」の文字が

コレでしたからね~、本来なら礼さんと暁さんは逆の配置ちゃいます?

あくまで私の推測ですが・・・こういったいろいろは、前回の大劇場公演「1789」で体調不良により舞台に穴を開けた礼さんへの

じゃないですかね?

こうゆうのが「いかにも宝塚っぽい」と私は、思ってしまいました。「宝塚ならそんな事をしそう」という先入観があるからかもしれません。ちょっと前に花組の路線の男役が突然舞台に出なくなった際は「劇団に楯突いたから干された」なんて噂が立ちました。礼さんは楯突いたわけではないけれど舞台に穴を開けたのですから劇団の痛手となったわけで、劇団が「トップスターだから干すわけにはいかないけれど何かしらの罰を与える」と決めたと、私は、思っちゃったんです。

良く言えば礼さんへの
配慮
かもしれない。再びダウンしてしまわないようにと。
だけどそれにしても礼さんが地味だった。もうねぇ、「出番が少ない」といったレベルじゃないんです。

タカヤ!タカヤ!教えて!

あんたはもともと、ビームとラーマのどっちを主役にするつもりやったん?
映画版と同じくラーマを主役にして礼さんに演じさせるつもりやったんちゃう?
それを劇団が、暁さんをアゲるためにラーマを暁さんにするよう命令したんちゃうの?

教えて、教えて、タカヤ・・・

と、この記事を書きながらプログラムを開いてみたのですが、

これだもんなぁ。
そう・・・暁さんには岩谷産業がスポンサーに付きました。前回のジェンヌさんはトップスターになってからの応援だったけれど、今回の暁さんはトップスターになる前から応援するつもりなのでしょう。

ウィキったところ、
菓匠三全(かしょうさんぜん・礼さんのスポンサー)は1964年設立で資本金1億円。
岩谷産業は1945年設立で資本金200億円。
劇団からすれば岩谷は、菓匠三全より200倍とは言わなくても20倍ほどは大切であり、何が何でもつなぎとめておきたい存在のはずです。

しかも、VISAがスポンサーについた「1789」に穴をあけた礼さんではもう、VISAについてもらう事は難しいでしょう。そして礼さんが休んだ際に代役についたのは暁さんです。

となると・・・
星組トップスターの交代は案外、早いかもしれない。
あくまで私の勝手な推測ですがそんな気がしました。

RRRは宝塚を知らない人、映画版を好きになりついでに宝塚版を観る人、いずれにも向いていると私は思います。
宝塚的な「役へのフィット感よりヒエラルキーを優先する配役」じゃないから宝塚を知らない方にこそ違和感なく楽しんでいただけるかと。ハッキリ言ってお芝居的にはビームが礼さんでラーマが暁さんである事がフィットしていますし。

だけどある程度の宝塚ファンからするといろいろ苦しい、そんな作品かもしれません。
加えて大劇場の改札内も、ある程度の宝塚ファンにとっては覚悟が必要です。

宝塚ファンならお正月らしさ皆無の大劇場がどれほどにイレギュラーであるかを知っているし、その理由が「密かな喪中」である事も知っているのだし、

広告コーナーに新しくモニターが設置されて映像が流れているにしたって、宝塚ファンにとっては

この場面が苦しく、辛いんです。

そんな中でも公演はあり、しかもその公演で劇団がジェンヌさんより自分の都合、つまりカネを優先している事を感じるわけで・・・

宝塚ファンってえごでまぞ。
そう自覚しながら、私は今後も観劇を続けます。

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愛用の双眼鏡です。

コメント

  1. 昭和っ子 より:

    たー様鋭い

    私はお芝居より更にショーの方がトップさん地味に感じました

    私は「RRR」を映画で観たのでビームが主役だと思いましたが(性格も誰にも嫌われない良い人)ラーマはやっぱりダークヒーローって感じでした(映画はもっとラーマは野心家)
    宝塚でするならビームの方が好感が持てるので主演にしたかな?

    ただショーはトップさん行方不明になるくらい地味(衣装の関係かな?)
    栗田女史も月城さんより海乃さんの方が目立ったが
    指田女史は舞空さん暁さんを目立たしたかったのかな?さらに極美さんなんか

    暁さん極美さんと並ぶと礼さん小柄なんですよね
    せめて衣装がゴールドとかピカピカのシルバーなら目立つのにって感じました

    一回しか見てないしそれもちょっと見切り気味だから偉そうに言えないが
    どこに礼さん居るの?状態でした

    私は先日放送されたスカステの貸切公演の生中継(私は見なかった ルパン見てた)娘が観ていてなんか華やかさ不足のフィナーレだったわ
    「ロケットも小さな画面で途中だし
    サングラス掛けたことちゃんの真ん中地味だったわ」「デェットも愛に溢れて無い まぁ 本番見たら感じ違うかも?」って娘が感想を言ってました

    娘の初日はまだ来週です?なんかの貸切?

    娘はありちゃんや極美ちゃん大好きだから目立ってたら嬉しいかも

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さんは映画版RRRも観ているんですね、そして主役はビームだと感じたんですね。私は映画版には全く興味がなかったんですが、もしアマプラになるなら観たくなりました。
      ラーマはダークヒーローだったんですか・・・って事は愛月さんにフィットしそう。赤いイメージカラーで礼さんがビーム、青いイメージカラーで愛月さんがラーマならピッタリだったかもしれません。
      何故ビームが主役になったんでしょうね?明日おかわり観劇するのでそのあたりを自分なりに探りたいです。

      はい、、、ショーにしても礼さんは控えめでしたね。何と言っても暁さんが目立っていて(女装もあったし)、続いて極美さんが印象的でした。
      そう、そーなんです、せめて衣装だけでもギラギラにして欲しかった。お芝居でも礼さんの衣装は地味な色使いだったし、、、

      娘さんはスカステ貸切公演の生中継を観たんですね。どうしても映像では視野が限定されますし、いろんな事を考えちゃいますよね。来週の(娘さんにとって生観劇)初日でどう感じたかを教えていただければ幸いです。

      暁さんも極美さんもプロポーションが素晴らしくとても映えていました。この間に礼さんが入るのですからいろんなプレッシャーがあると思います。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. ドーナッツ より:

    初めまして、たー様。ドーナッツと申します。
    いつも楽しく拝読しています。
    たー様のおっしゃることにすごく共感いたしました。
    わたしはまだ観劇しておらず、ですが、映画は観ておりました。
    絶対にラーマのほうがかっこよく、
    祖国にフィアンセもいて、過去のストーリーもあり、ラーマが主役だと確信してました。
    しかし、作品の発表された時はすでに、ルートビーム、となっており、え?!
    となりました。

    わたしは舞空瞳ちゃんが好きで、絶対にビームとのラブの要素はあると思ってました。フィアンセなんていなかったのに、そんな設定はおかしいです。
    また礼真琴さんファンの母は、ありちゃんより下げられいるのなら悲しむかもです。
    宝塚を知らない方に素敵な礼さんをみてほしいのに、ありちゃんがトップのように目立ってしまう感じですよね。

    たー様のブログを予備知識として、今週13日に観劇して参ります。
    ありがとうございました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      初めまして!お名前、やっぱり本名だったですね。ひとつめのコメントを読んだ時にそう思い、ふたつめのコメントの「間違えて名前を載せてしまいました。」で納得しました。
      本名を消してとりあえず「とくめい(仮)」にしましたのでお好みのニックネームをお知らせいただけると幸いです。私事ですが明日大劇場に行く上にその後(夫の単身赴任先の)埼玉に向かいます、ゆえにお時間をいただくかもしれませんがお許しください。そうそう、ふたつめのコメントの「すみませんが消去お願いいたします。」は本名の消去をご希望だと判断し今回のような対応をさせていただきましたが、コメントごと丸ごと消去をご希望でしたらその旨をコメントいただければそのようにさせていただきます。

      映画版RRRの感想をありがとうございます。ラーマの方がカッコ良い上にキャラが立っていますよね。
      そして、ラーマは実在した人物をモデルにしているそうですが、インドの叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公もラーマなんですよね。しかも妻の名前がシーターだし!そしてラーマーヤナではシーターが誘拐されるそうですが映画版RRRではどうなのでしょう?宝塚版RRRはラーマのフィアンセの名前がシータで、そして誘拐されるのはマッリという村娘です。
      それにしてもマーガリンのイメージだった「ラーマ」が高貴な名前だったなんて!「スジャータ」がお釈迦様に乳粥をあげたインドの女の子だと知った時と同じくらいの衝撃でした!

      まぁ~!映画版にはジェニーのフィアンセがいなかったんですね。極美さんにふさわしい役としてアレンジされたんでしょうね。めっちゃ美味しい役どころでしたよ。そして最後までフィアンセだった。そういえば柳生忍法帖でも礼さん演じる柳生十兵衛にはラブ要素がなかったですね・・・黒っぽい服装といい今回のビームと被るかも。

      観客の数だけ感想があります、どうか私の言い分は参考程度にしてくださいね。
      礼さんファンなお母様の感想をお聞かせいただけると幸いです。
      13日なんですね。私は明日ですが先にも述べました通りその後埼玉に向かいますので感想を記事に出来るかはわかりません。
      ブログ管理出来なくてもコメントはメールで読む事が出来ますからお気軽にコメントいただけると幸いです。

      この度はお初コメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • GIN より:

        たーさん、こんにちは。
        遅れ馳せながらお嬢様の成人式おめでとうございます。

        星組公演、ご覧になったんですね。私は東京公演の日程が合わず演目もあまり興味が無かったので友の会の抽選はパスしました。
        原作と宝塚版と違いが出てくるのは「あるある」ですが結構「…」なんですね(・・;)
        オマケにショーも「…」とは。暁さんファンにとっては嬉しいかもしれませんが、礼さんファンにとっては複雑ですね。

        私は1/5に雪組東京公演を観てきました。まだ松の内だというのに門松もなく開演アナウンスでも新年の挨拶はなし。
        外部からの色々な批判をかわす為なのでしょうが寂しい気持ちになりました。

        こんな状態が続く事がない様、劇団側には真摯に対応して貰たいです。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          GINさん、こんにちは。
          娘の成人式を祝ってくださりありがとうございます。一難去ってまた一難、次は夫の引越です。

          はい、私はもともと「大劇場公演はぜんぶ観たい」性分で、ありがたい事に星組は2枚チケットを入手出来ました。出来る事なら東京で雪組も観たいんだけどなぁ。
          雪組公演の件ではGINさんに失礼をしてしまい本当にすみませんでした。

          RRRですがボイルド・・・よりだいぶストーリーがしっかりしています。ボイルドを生観劇出来なかったのが悔しくての感想じゃないですよ、「新婚らりらりなイクタの脳内だけで出来た作品」と「人気映画をベースにした作品」の違いなのでしょう。
          プログラムのタカヤ発言によるとRRR映画版サイドは「全て君(タカヤ)に任せるよ」とアレンジに超寛大だったようです。だからこそ、だからこそ余計に、トップスターより2番手が映えるキャスティングを微妙に感じちゃいました。ストーリーがしっかりしている事と宝塚らしさって必ずしもリンクしないですね、そういゆう意味ではボイルドはめっちゃ宝塚らしさにあふれています。

          GINさんは1/5に東京でもボイルドを観てきたんですね。すでにクリスマスもお正月も終わりましたがショーはお構いなしでそのままでした?
          そうですか、東京でも門松や新年の挨拶がなかったんですね。
          寂しいけれど、どうせならHHホー全体でやって欲しかった。結局は大劇場と東京宝塚劇場だけなんです、阪急・阪神電車ではジェンヌさんとタイガース選手の初詣ポスターがそこかしこ貼られまくっていたようですし、ホテル阪急インターナショナルもガッツリお正月モードだったそうですから。
          こういった中途半端さ、私はすごくイヤです。今後もHHホーは中途半端な対応を続けるのだろうと思ってしまいます。

          出来る事をやるしかありません、お互い心身の健康を大切にしてすごしましょうね。宝塚の今後を見届けるためにも。
          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. かほ より:

    礼さんに散々無理してもらって、謎衣装も何度も着こなしてもらって、倒れるまで舞台に立ってもらって、宝塚人気爆上げしてもらったのに…。今退団予定もなく2024年をまるごと背負ってくれるトップスターは礼さんだけなのに。(芹香さんは動けないから)
    その礼さんにすらこんな仕打ちするんだ??なんでそうなっちゃうんだろ。心底がっかりした。信じられない。

    ましてや去年、あんなことがあったばっかりなのに…。
    大切にしてもらえなかったジェンヌや裏方さんから声もたくさん漏れちゃったのに。

    それなのに、こんな時期に。この期に及んでまーだこんなことするんだ。この団体ももう終わりだね。終わってほしくないけど。緩やかな終焉って感じ。

    ………たー様こんにちは。
    あけましておめでとう…と言って良いのかわかりませんが、おめでとうございます。
    ご挨拶の前に心の声がダダ漏れとなってしまい、すみません。
    なんだか別にもうおじさんたちに期待していないのですが、改めてガッカリしてしまいました…。

    でも、たー様の鋭い分析を聞けて良かったです。これ以上礼さんが無意味に削られませんように…。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かほさん、本当にそうなんですよ。劇団は礼さんをコキつかってきました。私の脳にパッと浮かぶだけでも「ロミジュリ」「王家に捧ぐ歌」「赤と黒」いずれも謎衣装でしたね、ポスターもどこか変だったし。
      なのに今や見限ったかのよう。本当に悲しかった、暁さんのアゲを素直に喜べなくなるほどでした。

      もうね本当にこの団体オワコンです。だから・・・一緒に見届けましょうね。可能性は低いけれど運営陣が刷新するかもしれないのだし。

      はい、今年は「おめでとうございます」と述べるにも戸惑いがありますよね。
      心の声をダダ漏れしてくださりありがとうございます。

      礼さんはかなりキツいはずです、体力的な負担は減っていますがツースリーとのバランスが悪いので。
      ワンツーでああも似た衣装で階段降りさせるなんて岩谷への忖度なんですかね?

      明日おかわり観劇の予定ですので初回より冷静に向き合うつもりです。その後ただちに埼玉に向かうので感想をアップ出来るかはわかりませんが・・・
      夫の引越が迫っていますしやれる事を頑張ります。

      いつもありがとうございます。
      今年もどうぞよろしくお願いします。

      • かほ より:

        たーさん、お返事ありがとうございます。
        そうですよね、「見限った」感、これがほんとに醜くておぞましいです。
        仮に任期が変わったとしたって、演出まで変える必要ないじゃないですか…。
        普通にやりゃいいじゃん。なぜいつもひねくれてるのか?この団体は。

        年末年始という節目の期間を挟み、多少情報を遮断する機会がありました。
        静寂に包まれた時間で改めて思ったのは、
        「ほんとに恩知らずで、人間としての何かが欠落してる人が運営している組織なんだな」
        ということです。
        仮に礼さんに体調問題があったとして、そもそも原因って働かせすぎたお前らなんじゃ…?

        私は決して歴の長い礼さんファンではないです。
        それでも好きですし、思うところがあります。
        今でも覚えているのは、1789の東京千秋楽配信での挨拶です。
        礼さんが

        「私は(無理やりではなく)自分の意志で、今日の舞台に立ちました」

        というようなことを言っていました。
        その時の色々飲み込んで話してそうな真剣な空気とか、表情とか思い出すと悲しくなってきます。
        なんでこの人にこんなこと、言わせてんの???みたいな。

        そういう真剣な挨拶がありつつも、場が湿らないように明るくしたり、
        自分の話ばかりにならず退団者への言葉、瀬央さんへの言葉もしっかり送り、
        サプライズ(たぶん)で舞空さんにも誕生日おめでとうといっており。
        びっくりして泣いてしまった舞空さんに「心配かけてごめんね」と言っていました。
        ご自身にとっても休養前最後の舞台ですから、休んでいる間に人気が落ちたら…と心労があったと思います。
        それらをぐっとこらえて、仲間と観客を優先する。舞台人の世界でなら当たり前なんでしょうが、実践できる人間は少ないと思います。

        なぜならその感覚は、宝塚では当たり前ではなさそうだからです。
        リアルタイムで見ていないのですが、過去には月組緞帳前事件というのがあったそうですよね?
        あとは今だから言っちゃいますが、宙組カプリチョーザでのデュエダン事件。これは見ていてマジヤベー!!って気持ちになりました。

        私は今でも宙組が好きだし、現トップにはかなりの思い入れがあります。
        しかし人格と行動は別と考え、やっぱりあの行動は本当に良くなかったなと思っています。(あくまで行動が)
        加えてですが、前任者との関係についても。
        仮に前任者の過酷パワハラが本当だとしたら、むしろ2番手という最も近い位置にいた彼女であれば反面教師にできたはずだと思っています。
        しかし結果的にそうはならなかった。
        もちろん責任の大部分は、劇団にあると思っています。
        彼女に復帰して欲しいのも変わりないです。

        まあ、こうやって劇団内で権力を得た人たちがとち狂っていくなか、
        真っ当なバランス感覚を持ち続けていそうな礼さんは本当に稀有な存在なんじゃないかな…と思ったりします。

        礼さんの功績ですが、技術がずば抜けているということに加え憧れの存在を体現し続けてファンを増やした、受験生への広告塔になったということなんじゃないかなと思っています。

        礼さんがかつて柚希さんに憧れて受験したように、礼さんに憧れて受験組は大量発生していると思いますし、なんなら星組の在籍人数が多いのって、それだけ礼さんの作る星組の環境がよくて辞めたがらないことの証拠なんじゃないか?と勘繰ったりもします。
        そういう、目の前の数字以上の積み重なった貢献を劇団は無視しているように見えます。

        現在の調子がよくなかったとしても、かつて受けた恩を忘れて冷遇するような団体に未来はないとますし、新年早々ヒエヒエでした。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          かほさん、はい、宝塚っておぞましいほどにジェンヌさんを使い捨てています。ある意味スジは通っているんですよ、「カネカネ・ゼニゼニ至上主義」という意味で。HHホー会長のスミは「儲けた」が口癖だそうですし、Aさんが亡くなってからもゴルフを続け、予定通りヨーロッパに夫婦で旅行に行ったらしいですね。人の命よりお金や自分の楽しみを優先するような人がトップの組織ゆえこんな事になってしまったんです。劇団はHHホーの中では格が低いようですから、劇団理事長達はスミに上納金を収めるために必死なんですよ。一流の大企業グループのはずなのにまるで、はんしゃみたい。いえ、はんしゃの方が人間としての何かを大切にしているかもしれません。

          かほさんは年末年始に多少情報を遮断していたんですね。お気持ちわかります。私もどこかそんな気持ちで、娘の成人式や夫の引越に集中するつもりでした。なのに娘が成人式のストールで芹香さんを話題にしたものですから焦りました。

          礼さんですが休暇を取る事についても自ら発言させられていましたね。これも本来なら理事長なりが説明すりゃあ良い事でした。1789での千秋楽ではいよいよ、理事長が出てくるべきだったんです。なのにすべて礼さんにやらせた。そして、、、頑張りぬいた礼さんを労うどころかRRRで粗末に扱っているんですからもうホンマ腐りきっている。昨日のおかわり観劇でも思いましたが劇団はイワタニが付いた暁さんと、暁さんとワンツーになる極美さんのアゲに必死です。

          劇団は、、、礼さんの気持ちなんてお構いなしなんですよ。イワタニの気持ちの方が大切なんですよ。
          芹香さんの気持ちだっておかまいなしで、いかに組織を、そしてスミを守るかに必死だし。

          HHホーや劇団がこんなんだから、ジェンヌさん達は過酷なストレスに耐え続ける事になりあちこちで歪みが出たのだと私は思っています。
          私は桜嵐記は生観劇したものの千秋楽は配信すら観ていないんですよね。なので実際の様子は知らないのですがトップの発言を読んではいて、冷酷ぶりに驚きました。当該トップ夫妻が冷え切っている事は生観劇で感じまくっていましたし、原因はトップの燃え尽きにあるようには思っていたのですが。
          トリプルデュエダンについては、生観劇したはずなのに芹香さんと天彩さんの雰囲気に気付かなかったです。いっぽうでカジノロワイヤルでこのふたりが「もともとは恋人同士だったけれど今は友達」と紹介され、腕を組んだりのシーンが多かったのはよーく覚えています。デュエダン事件を劇団に咎められたんでしょうかね?

          私も今も、芹香さんがすごく好きです。
          行動には理由があります。でね、、、姑にいびられた嫁は自分が姑になると嫁をいびりがちでしょ?どうも人間って自分が苦しんだぶんだけ他人を苦しませたいように出来ているんでしょうね。ネットでまんえんする中傷にしたって、やる側はそれなりのストレスを抱えているから他人を苦しませようとするんです。
          「反面教師」なんて言葉があるのはこれを採用する人が少ないからですよ。採用出来ないのがデフォだし、芹香さんもデフォだった。気持ちにゆとりがなかったのは容易に想像出来ます、実年齢こそ30代なかばとはいえ人生の半分を極端に制限された環境ですごした上に劇団から強いプレッシャーを与えられていたはずですから。

          私も今も宙組が好きですし芹香さんのお姿を観たいです。ジェンヌさん達が過酷な状況に置かれている事を知りながらも宝塚が好きでたまらぬ私こそエゴの塊なのだと思っています。

          宝塚はきっと、変わらない。礼さんのように過酷な状況下でも周囲への配慮を優先するトップスターを冷遇するような組織ですから。
          はい、礼さんに憧れて受験する子はたくさんいるでしょう。そして、、、次から次へとジェンヌ希望者がいるかこそ劇団はジェンヌを粗末に扱うんです。何たる皮肉でしょう。

          新年早々ヒエヒエですよね。だけど私は今後も宝塚を観たいです。

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. おかちゃん より:

    たーさん、新年おめでとうございます。

    映画のRRRはラーマがキリッとしてカッコいいのは否めませんが、ラストシーンでビームが述べるセリフこそに人はその能力を持てばという私からしたら涙が溢れる描写に。とはいえ字幕からそこまで感じ取ったわけではなくてレビューなどで私も知識を得ましたが。だからネタバレはいたしません。

    真の主役は見る人にそれぞれかなと言う映画です。

    が、宝塚歌劇団ではそこまでの深く深く掘り下げることは無理なのでそりゃラーマ目立つだろうなあ。
    私もナートゥの生躍りがみたいのでストーリーに齟齬があっても気にならないです。

    いつか、たーさんに映画を体験してもらいたいなあ。
    インド映画は身分が表現され物語が作られますね。イギリスがよく怒らないなあとその表現に個人で勝手に思ってもいましたよ。

    今年もよろしくお願いいたします。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

      おかちゃんさんは映画版RRRを観ているんですね。私はインド映画を「娯楽を最重視している」と思い込んでいましたので、おかちゃんさんを涙させたビームのセリフに興味があります。

      見る人それぞれに真の主役がいる、そんな映画なんですね。

      宝塚版には深い掘り下げはなかったように私は思います。とはいえ平素より私の感覚は歪んんでいますし、初回観劇ではとにかく「まこサゲありアゲ」が気になってしまいました。ナートゥも確か、礼さんだけでなく暁さんも大活躍だったような。
      今日13時から2回目観劇しますのでどんな感想になるか楽しみです。早めに11時30分ごろに到着したのにすでに大劇場はかなり賑わっていました。

      はい、私もいつか映画版を観たいです。アマプラになると良いな〜
      あら、宝塚版でもイギリス人は随分偉そうなんですが映画版もなんですね。

      さて、開場が始まりましたので改札に向かいま〜す!

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞ宜しくお願いいたします。

  5. きなこ より:

    たーさん
    こんばんは。

    年があけてしばらく経ってしまいましたが、今年もよろしくお願い致します。

    お嬢様は成人式でいらっしゃったんですね。おめでとうございます!
    うちは成人式はまだまだ先ですが、小学校の卒業式に袴を着るので今から楽しみです。袴はやっぱり深緑のイメージですね。

    RRRは来週行く予定です!(ちなみに今週も予定してましたが、潰れました)
    今回はありちゃん大活躍なんですね。
    今まで礼さん一強で負荷がかかっていたから仕事量を分散させたのかしら。なんて優しい処遇だったら良いですが、たーさんの考察通りスポンサー絡みのゴニョゴニョでしたら、何というか劇団らしいですね(^_^;)

    映画はみました。役の配分は同等っぽいですが主役としてはビームかなと思いました。
    ビームはまっすぐにいい奴でヒーローですし、ラーマは影があるので宝塚だと2番手さんが演じがちな役なのかなと。
    でもラーマをトップが演じた方がラブ要素が増えるし、かっこいいって思える場面が多そうなのでラーマが主役バージョンでも楽しかったでしょうね。

    例の事に関して問題は解決してないし劇団に対して思う事はあるけど、何だかんだ文句は言いつつも今年もゆるゆると見続けると思います。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      きなこさん、こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いいたします。
      娘の成人式をお祝いくださりありがとうございます。きなこさんの娘さんは小学校の卒業式に袴を着る予定なんですね。うちの娘の時にも3割ほどの女の子が袴でした。ふふ、やっぱ袴って深緑です?私はエンジのイメージが強かったのでジェンヌさん達の袴を新鮮に感じました。

      RRRは今週観劇予定だった公演が中止になったんですね。すっかりチケットを売り切ってからのスケジュール調整なんですからホンマ残念ですよね。
      はい、びっくりするほど暁さんが大活躍です。なんだろう、、、私は暁さんが顔もプロポーションも歌唱も抜群だとわかっていたようで実は、暁さんのポテンシャルを把握しきっていなかった。
      あくまで私の感覚ですがイワタニへの忖度だと思っています。階段降りの衣装も礼さんではなく暁さんに似合う詰襟デザインだったし。
      そう、ある意味すごく劇団らしい、、、

      きなこさんは映画版も観ているんですね、そしてビームが主役だと思ったんですね。映画版のラーマには相当な影があるようですねー、私も観たくなりました。
      宝塚版しか観ていない私としてはラーマにトップスター要素を感じちゃったんですよね、フィアンセの名前が「シータ」だったり誘拐を扱っているところからして「ラーマーヤナ」を意識しているようにも感じましたし。
      来週の観劇後、感想をお伝えいただけると幸いです。ナートゥダンスをバカにしていたはずのフィアンセ(極美さん)がダンスに割り込んじゃうところもまた、宝塚らしいですよ。極美さんのとりえは美貌(だけ)だと思っていましたがダンスもかなり強いです。

      はい、例の事はちっとも解決していません。スミが雲隠れを続ける限り無理でしょう、そしてうやむやのままいつのまにかいつもどおりの宝塚に戻っているような気がします。それをわかっていて私も見続けるつもりです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  6. ドーナッツ より:

    たー様

    お返事ありがとうございます。
    遅くなりすみません。
    とくめいでのせていただき、ご配慮ありがとうございます。ニックネームはドーナッツでよろしくお願いします。

    インドの話でラーマは本当に実在されてた方なんですね。
    映画版の誘拐される方は宝塚と同じでマッリです。
    スジャータにもそんな意味があること初めて知りました、ちょうどスジャータトラックが通って、褐色の恋人、と書いてあり、なるほどと思いました。

    昨日星組さん観劇してまいりました。
    母は周りをみるより、トップさんを観れるうれしさで、贔屓だけを観て目がハートになっておりました。単純でよかったです。
    ただ後で、なんで最後ふられたんだろうね??と
    それだけはかわいそうに思ったみたいです。フィアンセ設定だと裏切れないし、せめて幼馴染とかにして、どっちも濁してほしかったです。意地でもトップコンビをくっつけないのは何がしたいのか?でした。
    ショーもここでのコメント読まさせていただいたことで、心構えができて楽しめました。母はお衣装だけぶつぶついっておりましたが、贔屓の品格に惚れ惚れしてました。
    私はみなさんのコメントに共感できるところばかりですが、愛が溢れるデュエットダンスはさすがトップさんでした。

    なかなか普段は観劇できないですが、これからも星組さん応援していきたいです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      ドーナッツさん、再コメントありがとうございます。ニックネームを決めてくださり嬉しいです。ただすみません、今回もお名前の欄に本名が入ったままでしたので(私が修正しています)、今後はお名前の欄に「ドーナッツ」と入力くださると幸いです。
      ふふ、今コーヒーを飲みながらお返事をしているんですがめっちゃドーナッツを食べたくなりましたw

      さて、RRRですが、プログラムにあるコラムによるとラーマとビームは実在した活動家をモデルにしているそうです。しかしながら実際はふたりは別々に活動したので会った事はないし、そして、ふたりともイギリス軍によって銃殺されたそうです。
      インドのために奮闘したふたりが一緒に活動した事にしたら、そして(事実とは逆に)イギリス軍に勝利した事にしたら、こんな展開になっていたかもしれない・・・というストーリーだそう。底抜けに明るそうな印象だけど実際は深い意味があるんですね。

      映画版でもマッリが誘拐されるんですね。ラーマーヤナではシータが誘拐されるんですがまんま借用するわけにはいかなかったのかも。
      スジャータの由来を知ったのはいつだったかな、この製品は植物性の、いわば偽物の乳なのに随分と大それた名前を付けたものだと思いました。

      星組の感想をありがとうございます。
      お母さまの目がハートだったそうで良かったです。はい、ホンマ、どうしてフラれちゃったんでしょうね。完全に片思いですもん、こんなラストにするならいっそ、最初っからラブ要素ゼロの方が良かった。お芝居としてはちっともおかしくない展開ですが宝塚らしくはないですよね。
      ショーについても本当に礼さんの衣装が地味でした。いろんな価値観がありますが私はトップは「(宝塚を知らぬ方を含め)誰から観てもひとり勝ちで目立ちまくり」であって欲しいです。あのショーでは階段降りを除き誰がトップスターなのかわかりにくい気がします。

      私は雰囲気を掴むのが苦手で、ついつい目に見えるものだけで判断しがちです。
      本来ならドーナッツさんやお母さまのように礼さんの品格やトップ夫妻の愛情に感謝すべきでした。何か不満があるとそれを引きずりがちで良さを感じにくくなるのが私の悪いところです。それでも私なりに宝塚を観劇し、ジェンヌさん達を応援していきたいです。

      この度は再コメントを本当にありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  7. アラカンじいさん より:

    なかなか厳しいご意見ですね。最近はチケットがなかなか手に入らず各公演1回見れたら良い方で星も1回しか観れないのですが、確かにRRRはありちゃんありきの感はありましたね。宝塚的にはラーマを女性にしてトップ娘役にさせればよいのでは?と感じました。そうすると総督の出番を増やして2番手役で番手的にはすっきりするかな?
    ショーも礼さんの衣装が地味!というか番手で衣装の差があまり無いように思えました。しかし礼さんは何と言っても一番人気のあるスターさんですから劇団が冷遇することはあり得ないと思うのですが…

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      アラカンじいさんさん、はい、宝塚のチケット入手は本当に難しいですね。あるところにはあって何回も観ている人もいるのにね。
      RRRはインド映画モチーフというだけで宝塚としてはレアですが、ああも2番手をアゲアゲしているのも宝塚らしくないと私は思いました。あと宝塚は男役至上主義で娘役は添え物ですから娘役のラーマには無理があるかもしれません。総督はけっこう「典型的な悪役」でしたね、2番手にやらせるなら相当演出や出番を変更する必要がありそうですね。

      はい、ショーでは礼さんの衣装が本当に地味でした。宝塚を知らない方が観たら階段降りまで誰がトップなのかわからないかも?暁さんと極美さんが目立っていましたからね。
      そう、礼さんは大人気のトップスターです。劇団はころな禍の損失を埋め合わせるにあたりだいぶ礼さんに期待していたでしょうね。しかし劇団の計画通りにはならなかった。それゆえ暁さんの2番手育成をワープさせているように私は思ってしまいます。劇団(というか阪急阪神ホールディングス)が最も重視しているのはカネであり、ジェンヌはカネ稼ぎの部品くらいにしか思っていないんじゃないですかね?頂点に立つ会長の態度にそう思わずにはいられません。

      この度はお初コメント(ですよね?)をありがとうございました。

      • アラカンじいさん より:

        ご返信ありがとうございます。

        初書き込み失礼いたしました。

        2番手の比重が大きいのはそれだけありちゃんへの劇団愛なんでしょうね。
        私の贔屓が奇跡的にトップに滑り込んだ時の待ってもらった2番手さんの役もとても優遇されてました。それこそ1作は主役を2番手にスライドでしたしね。

        双眼鏡…良いのお持ちですね!明るくて視野が広くて見やすいですが女性でこのタイプ持っておられるのは珍しいかも?? 私も広視野タイプを4、6、7、8倍で「取り揃えております(笑)

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          アラカンじいさんさん、追加コメントをありがとうございます。
          私はまだ宝塚(というか観劇そのもの)を楽しむようになって5年ほどなのですがすっかりヒネくれてしまい、この度の暁さんアゲアゲフェスティバルを「ありちゃんへの劇団愛」だと感じる事が難しいんです。なんせ私が宝塚ファンになってからの暁さんは冷遇されまくっていましたから。劇団は期待していた礼さんで思うように稼げなかったので暁さんにシフトした、そんなふうに思っちゃいます。
          アラカンじいさんさんは長く宝塚ファンでいらっしゃるようですね、よければ今後もご贔屓さんについてなど教えていただけると幸いです。

          双眼鏡はもともと一般的なコンパクトタイプを使っており、明るさや像のキレに不満はなかったものの視野が狭くて大事なところを見落としてしまいお芝居を追えなくなる事があったんです。それゆえ広角にこだわり現在の愛機を購入しました。像に歪みがないわけではないものの私は気にならず、もうホンマ、大きさと重さが半分になってくれたら天下を取れる名機だと思っています。
          アラカンじいさんは双眼鏡を複数お持ちなんですね。私も出来る事なら日の出光学のA6、そしてA6をパクったのであろう類似品(特にサイトロンの)も欲しいと思っています。4、6、7、8倍の広角もあるんですか~、興味あります、なんせカスカス席専門ですから双眼鏡は重要です。

          もうひとつのコメントにもこれからお返事させていただきますね。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

          • アラカンじいさん より:

            日の出は超高級品ですね。お持ちのケンコーの双眼鏡も視野が13.5度と驚異的ですね。私は低価格品中心に色々買いあさりカスもたくさん引いてしまいました。持っている超広視野はミザールの5倍ですが最近はカス席しか当たらないので出番ありません。以前はビクセンアトレック8倍やコーワYF6倍でしたが最近はケンコープロフィールド7倍です。ケンコーはマニアからの評価は今一つのようですが…。倍率も宝塚なら最後列でも6-7倍で十分ですしね。
            5年前からの観劇ならありちゃん一番伸び悩んでいるように見えた時なんでしょうね。研2の時の別箱公演では、あーさなんかまだ完全にモブなのに一番目立ってました。僕の印象としては順調に育って来ていよいよ大輪の花が咲く…という感じです。
            まあ僕も娘が観たいと言ってから一緒に観に行き出したので15年くらいなんで濃~いお姐さま方からしたら全然ヒヨッコです。

          • 関西の、たー 関西の、たー より:

            アラカンじいさんさん、ちょっと双眼鏡について調べると日の出の公式サイトに行き着くんですよね。日の出のA6とケンコーのSWA、どちらの広角双眼鏡にするかとことん悩んでケンコーにしたものの日の出も欲しくなります。ただA6はSWAよりだいぶコンパクトではありますが5倍なんですよね。超広角でありながら7倍なSWAに慣れた目には倍率を物足りなく感じてしまいそうで、お試し感覚な価格じゃない事もあり入手していないままです。

            世の中に双眼鏡コレクターがたくさんいるらしいのはネットで感じていましたがアラカンじいさんもそうなんですね。ミザールの5倍にも興味があったんですが、5倍ならA6(もしくはA6のコピー品)に惹かれるかも。
            プロフィールドは随分とクラシックなビジュアルですね。実視界が狭めですが像がシャープそう。はい、ケンコーはマニアには不人気なんでしょうね、SWAにしてもボッコボコな悪口まみれのレビューをいくつか読みました。私は像には満足しています、ただやっぱデカくて重い。あと老眼が進行しっぱなしなのでアイレリーフが短いのも難点に感じます。

            はい、私が観劇を始めた頃の暁さんはとても役付きが悪く、宝塚ファンからは「かつては超路線だったのに」といった評価だったように思います。私の中では「実力も人気もあるのに不遇すぎるジェンヌ ナンバー2」でした。ですが乗り越えてくれて、デカいスポンサーもつきほぼほぼ間違いなくトップスターになりそうですから嬉しいです。ナンバー1がトップになるのは無理っぽいんですけどね。

            アラカンじいさんさんも娘さんがきっかけだったんですか~、私もです。OSKにしたって娘が「こんな歌劇もあるよ!」と言い出したんですよね。
            ふふ、はい、15年のキャリアではひよっこ扱いされるかもしれません。マウントを取るのが好きな宝塚ファンってたくさんいますから。私はファン歴が2年に満たない時に宝塚ブログを始めたためそれなりに攻撃されました。とはいえ、親切にしてくださったのもベテランファンの方々だったんです。

            いつもありがとうございます。
            似た(というかほぼ同じ)内容のコメントがふたつ届いたので、ひとつだけお返事させていただきますね。
            今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  8. かずこ より:

    たー様こんばんは。

    無事キャッツ観劇出来ました?
    私も若いとき四季の海外ミュージカルはそこそこ観劇して、キャッツも観てます。
    複数観劇したのはオペラ座だけですかね。

    そして今は若いとき興味無かった歌舞伎に興味持ってます。

    私のほうは、今日ようやく星組を観劇しました。やたらチケ難で、友会がなんとかお友達になってくれました。
    無事に観劇するまでドキドキですよね。

    前回雪組のお芝居では途中で飽きてウトウトしてましたが、今回は大丈夫でした。

    映画知りませんが、明るそうでいて実は結構重い内容ですね。タカラヅカ的ではない話ですが見やすい芝居でした。
    暁さんは、月組のときよりかっこ良くなりました。相手役の詩さんと身長差がある分より男らしく見えます。ショーの女装はまさに男役の女装で、迫力がありました。

    ショーのほうは、かなり演出家さんの嗜好が強く出ていて、万人受けを狙ってないんですかね。不協和音が多いし衣装の好みも個性的。でもショーあると若手の活躍もみれるし、RRRの1本物でなくて良かったです。

    その後歌舞伎座の幕見席で愛之助さんも拝みました。伊勢音頭の後半だけですが、初心者には難しいお話。私は白浪ものが観たいです。
    幕見を観る度、宝塚も当日券は復活してほしいです。前売りでチケット取れなかったファンにも機会を与えて欲しい。

    名古屋楽しめましたか?
    気をつけてお帰りください。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かずこさん、おはようございます。
      昨日は記事をアップして即寝落ちしました、お返事遅くなりすみません。

      はい、無事キャッツを観ました。なんていうか、この作品ならブロードウェイでも楽しめそうだと思いました。英語は理解出来なくてもショーとして楽しめそうだと。
      オペラ座の怪人もいっぺんくらいはブロードウェイで観たかったんですがブロードウェイでの上演は終わってしまったんですよね。って事はキャッツも終わったのかな?

      オペラ座は横浜になっちゃったしキャッツも5月で名古屋公演を終えてツアーになりますから、大阪でオペラ座を何度も観たり1度だけとはいえ名古屋でキャッツを観たり出来て良かったです。
      歌舞伎は、歌舞伎座こそご縁がなくなってしまったけれど南座や大阪松竹座には行けます。
      はい、私も若い頃は歌舞伎に全く興味がありませんでした、、、というか観劇そのものに興味がありませんでした。

      かずこさんは東京でRRRを観たんですね。そう、明るいプロモーションでしたが実はシリアスでした。映画だと小桜ほのかさんの役の方は亡くなりますし。さすがに宝塚版ではジョージ5世の写真は出てこなかったですね。
      はい!!!暁さんはようやく持ち前の美貌や才能をたっぷりと披露する事が出来たんですよね。顔だけ拝むと童顔で小柄そうなイメージなのに実際は高身長でガッチリなんですからギャップに萌えます。
      昨日のキャッツでミストフェリーズという猫がクルクル回っている姿を見て、ピガールでの暁さんを思い出しました。劇中劇のシーンでクルクル回っていましたから。ホンマ、月組ではくすぶっていただけにRRRでは感慨深いものがあります。あれー、ショーで女装していました?忘れてしまいました。クルンテープで月城さんとともに女装していたのは覚えているんだけどなぁ。

      かずこさんは今月の愛之助さんを観たんですね、難しいお話だったんですか~。私も白波ものを観たいです、しらざぁ言って聞かせやしょう~
      そうですね、宝塚の当日券が復活してくれると嬉しいですね。ツテコネのないファンでも平等にチャンスを与えられていました。

      昨日はぴよりん→キャッツ→あつた蓬莱軒と非常に充実したスケジュールをこなしました。
      今日は名古屋城と徳川美術館に行き、夕方に名古屋を出るつもりです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  9. かなえ より:

    おはようございます。更新ありがとうございます。

    22日はアンドリュー・ロイド=ウェバーのお誕生日だったそうです。
    劇団四季のインスタで、「ジーザス・クライスト=スーパースター」と「キャッツ」組の団員さんたちが舞台上で勢揃いで「ハッピーバースデー」とやっていました。
    劇団四季とアンドリュー・ロイド=ウェバー卿とは深いかかわりがありますよね。
    他にも多くの作品が上映されていて。

    たー様の記事の中にお名前が出ていた方がお一人、「ジーザス・クライスト・スーパースター」でジーザス役で出ておられたと思います。
    私は自由劇場ではチケット1枚やっと取れただけでしたが、たー様も京都でもしご覧になれたら、感想をおうかがいしたいです。

    「バケモノの子」に最近、綿引さやかさんという新入団された方が出演されているそうです。
    とても実績のある方みたいで、綿引さんが出演されているのなら見てみたいです。

    充実した名古屋遠征記。続きを楽しみにしています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かなえさん、3月22日はアンドリュー・ロイド=ウェバーの誕生日だったんですね!76歳かぁ~
      はい、四季とアンドリュー・ロイド=ウェバーとは深い関わりがありますね。だけどオペラ座の怪人の続編の「ラブ・ネバー・ダイ」は2014年と2019年にホリプロがやったんですよ。市村さんも鹿賀さんも(すでに四季をやめて)ホリプロ所属だからでしょう。

      はい、、、
      そうなんです、、、
      他の読者さんからも教えていただいたのですが、、、
      私が好きなラウル、加藤廸さんはジーザス・クライスト・スーパースターのタイトルロールとなりました。
      私も拝みたいですが今のところチケット入手していません、四季ゆえ直前までキャスト発表してくれないので、、、京都での上演は4月20日から6月2日までなのでキャストのチェックを欠かさないよう心掛けます。

      あぎゃー、バケモノの子には芝さんが出ていますね~。芝さんもすごく好きなのにキャストチェックをおろそかにしていました。
      綿引さんは知りませんでした、2013年のレミゼでアンサンブルからエポニーヌに抜擢されたそうで。いつから四季所属になったのかウィキには記されていなかったけれど最近なのでしょうか。

      2泊が1泊になったものの充実した名古屋遠征になりました。帰りはバスにしまして(大阪まで3時間)、佐世保からの夜行バス(同10時間)に比べたら随分と楽だったんですが今日はちょいとお疲れモードです。夫の帰宅前にひとつ記事をアップしたいと思っています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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