RRR&ヴィオトピ 2回目感想

大劇場公演

初回と2回目以降って違いますね。とりわけ、特定のジェンヌさんへの気持ちが強いと初回観劇では冷静さを失いがちです。そういえば去年のお正月公演は花組でしたが大好きな(だけどとても不遇な)ジェンヌさんのショーでの衣装が地味すぎて気に入らず初回では怒り心頭になり、2回目、3回目と回を追う毎に気持ちが落ち着きました。

今年のお正月公演「RRR」「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア、以降ヴィオトピ)」についてもある意味、2回目はかなり落ち着いて観劇出来ました。
落ち着いて、あらためて、この公演はトップスターを冷遇していると思わずにいられなかった。衣装が暗い上に恋愛要素がないお芝居は「柳生忍法帖」も同じだけど、この作品ではトップが絶対的な存在だったし、恋愛要素は潔いくらいに皆無だったんですよね。ところがRRRでは2番手の存在がめっちゃ大きい上に、3番手もかなりおいしい役をあてがわれています。そしてトップの恋愛要素は「チラ見せ後に成就せず」とサンザンです。

とにかく2番手が華やかでした。私が宝塚を知った頃の彼女は役付きが悪く、B席からの観劇だった事もあり私は彼女を小柄だと勘違いしていたくらいです。のちに彼女がプロポーション抜群である事には気付いたものの星組に異動してからも役付きは中途半端で、この度のRRR&ヴィオトピでようやく彼女の本当の魅力を堪能した気がします。

あと3番手については、私は映画版RRRを観ていないんですがナートゥダンスはビームとラーマの2人で踊るんじゃないんですか?宝塚版でも最初はトップと2番手で踊るんですが途中から3番手も加わります。それもね、3番手は当初ヨーロッパ的なダンスを披露してナートゥをバカにするのに途中からナートゥに加わるんですね。だから余計に目立っており非常に力強かった。私は3番手の歌唱や演技を踏まえどこか「ビジュアル(だけ)が取り柄」と思っていたのですがダンスも抜群なんですね。プロポーションの良さがダンスを引き立てているのかもしれませんが素晴らしかった。
余談ですが、3人の力強いナートゥダンスを拝んでいると「れいマイひとこでもやって欲しい」なんて思ってしまいましたよ、決して叶わないとわかっているけれど。

力強いナートゥを踊ってくれた3人ですが、恋愛面ではトップだけポツンでした。
2番手はフィアンセとキスしてラブラブだし、3番手はトップ娘のフィアンセで最後まで別れない。トップはトップ娘に心を寄せてプチデートしたりといい雰囲気になるんですが結局、トップ娘は3番手と見つめ合いニッコニコなラストを迎えます。ちなみにトップとトップ娘のプチデートを取り持つのは2番手です。

ホンマ、初回よりは随分と冷静に観ていたんですが、、、物語としては大団円ではあれなんとも宝塚らしくない終わり方だなと改めて思いました。

そんな気持ちを引きずったままショーのヴィオトピが始まりましたがこれ、トップが出てくるのがとても速いんです。だけどだけど、とても地味な衣装!
なんだろうこれ、ユニクロとは言わないけれどZARAにならありそうな?何が言いたいって「衣装」というより「服」なんです。全体的に暗いし、素材にキラキラ要素が一切ない。ホンマ、街歩きしても良さそうな衣装(というより服)だと私は感じました。その後2番手が現れるんですがこちらは完璧にキラキラな「衣装」で・・・
その後トップはロミジュリの「死」を思わせる、キラキラはしているものの黒ベースの衣装でのダンス。この時は3番手とのセットなんですが3番手はどこかスカピンっぽいアニマル柄の衣装で、3番手の恵まれたプロポーションとの相乗効果でとても映えていました。
その後トップはオープニングで来ていた衣装というか服を、中盤でも着ているんです。

ラストの階段降りでは華やかな白い衣装でしたが、詰襟だったんですよね。そしてたまげるほどに2番手とかぶるデザインでした。詰襟は首を覆うだけあって「顔(頭)が小さい」上に「高身長」じゃないと着こなすのが難しい。条件がそろっており完璧に着こなしている2番手を拝んだ後で拝むトップには「もっと似合う衣装があったろうに」と思ってしまいました。

詰襟の違い

2番手が詰襟をきっちり閉じていたのに対しトップは襟先を開いていたので、トップとしてもアレンジせずにはいられなかったのかもしれません。ただ、開いた内側にファンデーションが付いていたのが気になりました。

とにもかくにも、1年前の「ジャガービート(JB)」とかけ離れています。
JBはとにっかくギッラギラだった、衣装も照明も。感染症や電気代の高騰など、当時の日本に蔓延していた嫌な雰囲気をぶっ飛ばすほどに私にとって「眩しい」ショーでした。帰り道がスキップになりそうなほどに気持ちが高揚し「今後も頑張って日々をすごそう」と励みになりました。
なのに・・・この度のヴィオトピはたった1年後の、同じトップのショーだと思えなかった。
嫌というほど宝塚の闇を感じまくっている中でさらに気落ちしました。

それでも私は今後も宝塚を観ます。

・・・

2回目観劇の後はただちに新大阪へ。まっすぐ夫の単身赴任先の埼玉に向かうつもりが夫から連絡があり、

赤羽駅で待ち合わせて安楽亭という焼肉屋で夕食にしました。ゆで太郎、ルノアール、安楽亭・・・いずれも関西には店舗がありません。もっといろんな「首都圏体験」をしたかったけれど、夫の単身赴任は1年にも満たないまま終了しあっという間にご縁がなくなってしまいました。

引越の片づけはだいぶ終わりましたので最後に何かしらこちらで観劇してから関西に戻ります。いろいろバタバタしておりブログ管理がおろそかになりがちですが今後もどうぞよろしくお願いいたします。

コメント

  1. かなえ より:

    長いご移動お疲れ様でした。
    2度目の観劇レポートありがとうございます。

    赤羽が登場していたので反応してしまいました。
    近くに一番街という飲み屋街があり、時々芸能人がレポートするバラエティ番組をやってます。

    先日のコメント推敲忘れでお目汚し大変失礼しました。

    先日は関東地方も初雪でしたが、寒暖差が大きいので、お体大切におすごしください。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かなえさん、赤羽は何度も通り過ぎたのですが下車したのは今回が初めてでした。ごちゃついた感じが良いですね。
      赤羽一番街、調べてみたら安楽亭のすぐそばだ~、ああ、行ってみたかったし、出来るものなら赤羽に住みたかったです。どこに行くにも便利ですからね~!

      どうか「お目汚し」なんて言わずフランクに仲良くしていただけると幸いです。
      ここ数日寒いですね、昨日と今日は夫の住むアパートの玄関先に霜が降りていました。はい、お互い元気にすごしましょうね。私は今日、明治座に行ってきます~

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. さくら より:

    初めまして、さくらと申します

    私は年数を言いたくない程の長い間宝塚ファンしておりますが、
    たー様のブログを読ませて頂いて、余りに感想が違いすぎまして…
    人によって色々なんだなってつくづく感じました
    私は暁さんの女装はお〇〇にしか見えなくて、怖かったです
    可愛いありちゃんも学年が上がるとこうなるんだなって思ってしまいました
    礼さんのみすぼらしいと一部で言われてるコート姿も、私はストーリー仕立てのショーに合わせてあるので好きでした
    宝塚だからってキラキラ衣装ばかりではないと思います
    何より礼さんの踊りが素晴らしかったです
    別に冷遇されてるとも思いませんでした

    演出の若谷先生はRRRは礼真琴の星組でって思われたそうですし、
    礼真琴でこんな作品をしたいあんな作品をしたいって思われる演出家多いように思います
    人それぞれですね

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      初めまして。お名前欄には「桜子」、ご挨拶は「さくらと申します」とありまして、どうしたものか迷いましたがとりあえずそのまま承認しますね。もし訂正希望でしたらコメントをお願いします。(1月17日追記:再コメントをいただき、お名前を修正しました)

      私はかねてより「観客の数だけ感想がある」と考えていますしその旨を記事やコメントのお返事で伝え続けているつもりです。
      それでもどうしても、私の感想を否定して自分の感覚を押し付けるコメントが時々届くんですよね。送り主はほぼ必ず、私よりファン歴が長い事をアピールします。
      私としては「はぁ、そうですか。」くらいしかお返事出来ません。

    • さくら より:

      さくらですが、返信欄が間違えていたら申し訳ありません
      名前も、お手数ですがさくらで訂正お願いします

      ファン歴は、今の宝塚では長い程恥ずかしいような状況ですので、そんなつもりではありませんでしたが余計な事でした
      申し訳ありませんでした

      • 関西の、たー 関西の、たー より:

        さくらさん、返信はこちらで大丈夫です。お名前を訂正しました。
        今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. あずさ より:

    ナートゥは映画と同じです。
    舞踏会でイギリス人が小馬鹿にしながら
    タンゴ スウィング フラメンコ 
    ステップ披露して 一つでも踊れるか!?
    その後に ご存知かなナートゥを
    2人のナートゥの後 女性達も踊りだし周りも踊りだし脱落していって
    3人で対決のように踊ります。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      あずささん、先月の花唄さんの情報に続きこの度はRRR映画版について教えてくださりありがとうございました。

  4. とと子 より:

    たー様

    いつぞやは宙組の件で初コメントさせていただきました者です。
    あの時は名無しで投稿して申し訳ありませんでした。

    そうですね、私も概ね同じ感想を抱きました。
    原作は私も見てなくて概要しかわからないので男1.2.3の役はいろんな捉え方があると思うのですが
    自分も1と2の役が、この公演が決まった当初は逆だったのでは?と強く感じました。

    二本立ての場合ショーの方は私はお芝居とは全く別ターンとして見るタイプなのですが
    ここでもお芝居の時のような僅かな違和感を感じました。
    なるほど、フィナーレの時ね、、そこまで頭が回っていませんでしたがこうやって文にされると納得しました。
    自分も二桁年は宝塚見てますが、やりかねない劇団なのはよ〜く分かりますので思い過ごしでも不思議でもないと思います。
    たしかにポスターから違和感でした…
    とりあえず組カラーはブルーなのでそこはセーフかと思いますが。

    せっかく素晴らしい演目で今の星組にぴったりだと思うのですが自分の中でモヤモヤが残ってしまって少し残念な気持ちになりました。
    以前の花組でもいけそうな演目ですね、というか見たかったです笑

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      とと子さん、この度はニックネーム有りのコメントをありがとうございます。前回の匿名でのコメントを特定出来ましたのでお名前を「とと子」に変更しました。
      匿名のコメントはたいてい嫌がらせですが、「真面目にコメントしたいけれど匿名にしたい」時もあると考えて匿名も受け入れる設定にしています。この度はとと子さんよりニックネーム付きで再コメントいただきとても嬉しいです。

      さて、
      RRRの感想をありがとうございます。
      はい、宝塚の1.2.3の捉え方はファンそれぞれですよね。私は2.3はともかくトップには絶対的な存在であって欲しいので、RRRはラーマの方がトップに向いていると思いました。他の組、たとえば今の雪組ならトップのビームにツーのラーマはアリだったかもしれませんが、、、

      私も普段はお芝居とショーを別物として観ているんです。ですが今回はお芝居について引きずったままショーが開演し、のっけにトップが衣装というより服な姿で出てきたのでさらに引きずっちゃったんですよね。「終わり良ければ総て良し」なんて言いますが逆だったし。フィナーレでは礼さんだけ詰襟の先端を外側に折り曲げていましたが、それゆえに内側のファンデーションの汚れが見えてしまっていたのも気になりました。
      私はまだ数年のファンですがすでに「宝塚ならやりかねない」ってすっごく思っちゃう。
      ポスターにしても青をもっと薄く、水色にしたら組カラーっぽいけれど原作まんまの青でしたね。プログラムのタカヤの挨拶の感じ映画版サイドはアレンジに寛大だったようですからやろうと思えば組カラーっぽい青にも出来たように思ってしまいます。
      作品としては宝塚的なトンチキがなく良いんですがなんかモヤついてしまいました。

      ダンスシーンがとても印象的で、はい、以前の花組もいけそうに私も思いますし見たかった。
      歌唱を重視しがちな私ですがダンスも楽しいですね、老眼が進みっぱなしだけど頑張って今後もダンスを拝みたいです。

      この度は再コメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. やすみ より:

    たーさま
    こんにちは。
    お引越しお疲れ様です。
    RRR映画は予習済ですので、違いを楽しみにしています。
    映画は長くてクライマックスに続くクライマックスでエンドロールの楽しいダンスで終わります。お時間があれば→Amazonレンタル400円ですね。
    わたしもトップさんの衣装はハデハデじゃないとダメ派です(笑)
    ただ礼さんはお衣装の着こなしが今一つなんですよね。残念ポイントです。

    先週末に雪組と育三郎さんご出演のトッツィー見てきました。
    雪組のショーはがっつり夢白さんと絡む場面が少なく、フィナーレ前の挨拶では、普通はトップコンビですが、さきちゃん一人残りで長めに残り客席を見渡していました。
    ソロ退団をあらわしているのかなと感じました。
    どちらも明るいわちゃわちゃした演目ですね。

    トッツィーは映画の予習も必要ありません。
    チケット代がお高いのでキャストのファンじゃないと厳しいかも。
    いっくんが女装したり、元にもどったり早変わりの連続でした。
    スタイルが良く女装も違和感なく声色もばっちりで芸達者です。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      やすみさん、おはようございます。
      夫の引越はほぼ準備が終わりました。段ボールに囲まれた部屋にいると本当に埼玉から出ていくんだと寂しくなります。

      やすみさんは映画版RRRも観ているんですね。アマゾンですがレンタル、500円なんです。RRRで検索すると「レンタル400円~」って出るのに実際のページでは500円。かつてのレンタルビデオなら当たり前の価格設定ですがなんか高く感じちゃいます。

      やすみさんも「トップの衣装は派手派手」が好きなんですね、私もホンマ、それが宝塚やろ?って思っています。今回はいろんな「???」を抱え、フィナーレがトドメとなりどうにもモヤついてしまいました。

      雪組とトッツィーの感想をありがとうございます。
      東京だと宝塚劇場と日生劇場が激近で、マチソワだってイージーですよね。私は東京宝塚劇場とシアタークリエには行きましたが日生劇場は行かないままでとても残念です。
      雪組はそう、お芝居もショーもわちゃわちゃしているんですがトップ夫妻のラブ感が控えめでしたね。何と言っても彩風さんは朝月さんとのラブラブが強烈でした。夢白さんとの再婚生活も決して悪くはないんですけどね。はい、スライドな気がします。スライドがデフォと思われる花組が添い遂げですから他組でスライドするのもアリですね。

      トッツィーはホンマ、チケットが高いですねー。日生劇場でいっくん観劇出来たら良い記念になったのですが高額な上にすぐに売り切れてしまいました。梅芸のB席のチケットは入手していますので芸達者ないっくんを楽しみにしています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  6. にゃんこ より:

    たーさま、あけましておめでとうございます。娘さんは成人だったのですね。遅ればせながらおめでとうございます。
    年末年始はなぜバタバタと忙しいのでしょうか。宝塚のことをすっかり忘れるような忙しさでした。そんな私も星組を観劇しました。観劇後は良いものをみた気持ちになります。舞台に立つまでに努力をしたタカラジェンヌや幕を開けてくれたスタッフの純粋な何かに心動かされるのでしょうか。
    たーさまはRRRの映画はまだご覧になっていないのですね。うふふ、インド映画という感じでおもしろいですよ。長すぎるので途中の記憶はなく、ナートゥの印象しか残っていませんが。CGなしで星組さんはRRRを創り上げてすごいと思いました。
    ヴィオトピは私は正直、トップさんがかわいそうに思いました。多分、これが長身でスタイリッシュなトップさんの花組だったら成立していたと思います。でも星組はスタイル抜群のトップ娘役と、これまた長身でスタイル抜群の二番手、三番手もビジュアルが素敵ですからね。決して礼さんが悪いわけではないんですよ。でも並ぶと比較してしまうわけで、一度踊ったり歌ったりすると輝きますが礼さんがちょっぴりかわいそうに思いました。
    たーさまは極美さんのダンスに良いと思ったのですね。ビジュアルが先行すると、ダメなところ(主に歌唱)が目につきやすいと思っています。ヘンテコお衣装も着こなして、ダンスも素敵だと私も感じました。
    つらつら感想を書いてしまいましたが、あのサングラスは良さがわかりませんでした。イマドキなのでしょうか、でもやっぱり礼さんの星組でやらなくても…

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      にゃんこさん、今年もどうぞよろしくお願いします。娘の成人式をお祝いくださりありがとうございます。
      はい、年末年始ってなんか忙しいですよね。私としてはこの度の年末年始は12月より1月の方が早く過ぎている感じです、もう半分おわっちゃったし!

      RRRの感想をありがとうございます。
      はい、観劇って幸せなひとときですよね。特に大劇場は劇場そのものが素敵だし、個人的には久しぶりだったので改札をくぐるのが楽しみでしょうがなかったです。この度の星組公演はトップの扱いにモヤモヤしたけれど、ジェンヌさん達や一般のスタッフの方々の努力には心底感謝しています。

      にゃんこさんは映画版RRRを観たんですね。3時間ですから長いですね、映画館で観るとなると休憩もないでしょうから大変ですよね。とてもパワフルな男性達がメインの作品っぽいので、宝塚で舞台化してくれたのは本当にすごいと私も思います。
      はい、ヴィオトピの服みたいな衣装は柚香さんならフィットしていたかと。私としては彩風さんも良いと思っていまして、RRRにしても他の方のお返事にもしましたが彩風さんのビームと朝美さんのラーマなら明確なワンツーになった気がします。
      そう・・・世の中何でも比較です。人だけじゃなく服やスーパーだってふたつ並んでいたら比べます。現在の星のワンツースリーはどうにも礼さんが不利なように感じてしまいます。
      はい!極美さんのダンスはキレが良かった。たいへんに華奢な方ですがパワフルだったし。そーなんです、ビジュアルがとびっきり良い方だと他のジャンル(特に歌唱)の欠点が目立ちやすいんですよね。そして私は極美さんの歌唱と演技だけで勝手に「ダンスも苦手」と判断していました。考えてみれば私がまじまじと極美さんのダンスに注目したのは今回が初めてなんです。

      この度の星組公演では暁さんのポテンシャルを堪能させてもらったし、極美さんが(意外なほど)踊れるともわからせてくれた。
      ホンマ、ツースリーをアゲアゲしまくっているかと。ホンマに私の勝手な想像ですが、劇団は礼さんそっちのけでありしんをワンツーにすべく育成に躍起になっているように感じてしまいました。

      ふふ、あのサングラスは確かに謎でしたね。そう、これにしても、目ヂカラのある礼さんには不利な演出だったように私は思います。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  7. おかちゃん より:

    RRRを宝塚歌劇団バージョン見てきました。
    これはこれで楽しめる娯楽。が、インド映画では実はイギリス人との会話はビームは英語がわからなかったりで、ラーマが手助けするんです。そのために兄貴となるわけで。

    宝塚歌劇団バージョンにも私が映画で泣いた台詞はありました。
    ラーマはビームに欲しいものは何かを尋ねるんです。宝塚歌劇団バージョンでは映画の字幕を声で言わせていましたが、齟齬があるというか多言語でのインド映画とは異なるので台詞の重みがなくなってしまっていました。が、映画でも気づいている人は少ないかもな表現です。

    ナートゥダンスが演出家はやらせたかったのでしょう。それも良いのかも知れません。
    この宝塚歌劇団の演目をきっかけに映画を観る人が増えたら良いなと思います。
    インド映画は男女の恋愛要素はダンスで表すのであれこれ見て比べても面白いです。

    演者のあれこれよりも私は映画との比較ばかりに目が向いちゃいました。ごめんなさい。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、宝塚版RRRの感想をありがとうございます。なるほど、映画版ではビームは英語がわからずラーマが助けるんですね。プログラムのコラムには、1920年頃に実在したビームは19~20歳、ラーマは22~23歳だったそうなので実年齢ゆえの「ラーマが兄貴」なのだと思っていました。

      おかちゃんさんは映画版を観ているだけに作品そのものの比較に目が向いたんですね。映画を観ていたら私にもそういった面があったかもしれません。宝塚版しか知らないゆえにとにかくワンツースリーに集中してしまいました。ビームが欲しがっているものは何だったんでしょうね。いつか映画版も観てみたいです。

      ナートゥは良かったですねー、普段観るダンスとだいぶ違っていて楽しかった。踊るジェンヌさん達はさぞ大変だったでしょう。
      はい、フランスをはじめとするヨーロッパものばかりじゃ飽きてきますから新鮮なインドものもやってもらいたいです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • おかちゃん より:

        たーさんが演者の役付きと番手を話題にしている視点はとても面白いなと感じます。
        ラーマは英語の読み書きに堪能でイギリスにつかえる警察官にもなることが可能なんですが、ビームは演じているまこっちゃんが、たえず、自分は田舎者と発言を台詞でおこなうタイプの人間です。しかし優しくて力も強く、情にあつい。人間としては最高です。毒蛇に噛まれたラーマも映画ではビームが一人で助けちゃいます。映画は主役はそもそもがW主演で赤と青に表現されています。で宝塚歌劇団だと青は星組カラーですから青のビームに主役が選ばれたのかなと私の解釈でした。
        たーさんがありちゃんが目立っていたとかの表現こそが、ねたばれはしないとかなんとか言っときながらしちゃう私で申し訳ないことですが、人間の読み書きの力で得る品性からくるものとご理解いただけたらなと思います。

        宝塚歌劇団バージョンは演出家はどこでとぼけたのか、シータの手にした手紙を読むまこっちゃん表現があるためにわやくちゃになってしまい、ラーマが何が欲しい?と問いかけに対してビームが「読み書き」と述べるそこがダメダメ台詞になってしまいました。まこっちゃんは台詞で言ってます。
        が、宝塚歌劇団バージョンはダンスでもう楽しいからいいのだと思います。映画もそこまで読み込んでいる鑑賞のレビューは少ないですから。

        読めること書けることの力って福沢諭吉のペンは剣より強しを思い起こして私は泣けたのでした。ちゃんちゃん♪

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          おかちゃんさん、映画版RRRはヒンディー語と英語を聞きながら日本語字幕を追うのでしょうか?大変そう~!
          宝塚版ではオール日本語ですから、たとえ礼さんが自分を田舎者だと発言したってリアリティがないんですよね。あら、映画版でもラーマは毒蛇にかまれたんですね、だけど治療したのはビームだけだったそうで。ラーマにとってビームは命の恩人なのにその後ムチ打つんですから恩を仇で返していますね、結局は助けるけど。映画だとこのあたりにもっと時間をかけているのかな。
          宝塚版のポスターは映画版をかなり意識している事はわかりました。ですが青をもうちょっと水色っぽくしても良かったように私は思います、星組カラーに寄せるというのなら。
          そうか、映画版ではラーマに教養による品性があるんですね。ラーマはお金持ち出身っぽいですよね、そしてビームは一般人っぽい。今も身分制度が根深く残り続けている国ですから100年前はもっと差が激しかったんでしょうね、ヒエラルキー上位の方々がインテリになる一方で下位だと読み書きすら出来ないのも納得です。

          シータの手紙を礼さんが読むシーンですが、すぐに回想シーンになっちゃいませんでした?ゆえに手紙を読む礼さんの様子を私はほとんど覚えていません。
          ホンマ、観客それぞれ注目するところが違いますよね。それで良いと私は思っています。

          読み書きできる事って力になりますよね。
          そして自分の気持ちをネットで発信するにあたり、かつてはタイピングの能力がとても重要でした。ですがそれも昔の話。私はタイピングはかなり得意だけどスマホで主流の「フリック入力」が出来ず娘にバカにされっぱなしです。届くコメントにしてもスマホからと思われるものが多いですし(おかちゃんさんもじゃないですか?)。それでも今後もパソコンにしがみつきます、ちゃんちゃん♪

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

          • おかちゃん より:

            はい、私はスマホのコメント送付です。
            パソコンが欲しいんですが、マイパソコン保有で何にも糧を得られるあてがないので買えません。スマホを失くしたら恐ろしいです。銀行も書籍も何もかもがスマホ操作で頼っていてパソコンと同期していませんから(涙)。
            スマホを買い替えるにあたって立ち止まっています。この金額をこの間隔で買い替えるのか?と考えたら今後の人生が恐ろしいです。

            私が仕事をし始めた頃はまだそろばんを好む先輩がいましたが、そのお隣で電卓操作をタッチタイピングで素早くおこなう人が重宝されていました。
            パソコンでExcelが面白いと私は遊んでいましたが、年上の人にこっちが出来ないなんてと口答えできるような世界ではありませんでした。私の倍のお給料をそろばんや電卓の先輩たちはもらっていましたよ。
            私はスマホのWord利用などおこなえることはスマホで無理やり頑張りますが、お金をもらう仕事をしたいならパソコンで作業ですよ。たーさんのお嬢さんがその事に気づくのはもう少し先かなあ。タッチタイピングでどうか勇気を。

          • 関西の、たー 関西の、たー より:

            おかちゃんさん、やっぱりスマホでの入力なんですね。私はパソコンでの作業がスマホよりラクすぎて、糧を得る・得られない関係なしに欠かせません。とはいえ外出にはスマホが必要ですからどちらも欲しい。ついでに言うとiPadも便利で、専業主婦のくせにパソコン・スマホ・iPadを使い分けています。パソコンは本命と旅行用サブの2台所有です。

            おかちゃんさんはスマホで銀行手続きや書類作成もしているんですね。私はこれらをスマホではやりません、某大国のスマホなのでいろいろ疑っていますし、画面が小さく文字入力が面倒だしで。
            高性能なスマホは本当に高いですね、10万超えがデフォ。しかも新製品の登場がパソコンやiPadより早い!はい、短いスパンでの買い替えは大変ですよね。

            今はそろばんや電卓の操作でたくさんお給料をもらうのは難しいかも。ただそろばんが得意な方は暗算も得意だそうで、娘に通わせましたが途中で挫折していました。フラッシュ暗算出来るような子になって欲しかったんだけどな。ま、簡単なパーセントの計算を間違えるような私の娘ですから仕方ありません。

            まだ令和の現在でもパソコンが使えてソンはしないような気がします。しかし娘にとっては「高性能なスマホでやれば良い」なのかも。いちおう娘専用のパソコンはあるんですが(大学入学の際にほぼ強制的に買わされた)、あまり使っていませんしね。
            取り柄の少ない私にとってタイピングは大切な存在なんですが、すでに音声入力がかなり進化しているようなのでタイピングを自慢出来るのもあとわずかかも・・・

            いつもありがとうございます。
            今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  8. おるとめたぱら より:

    コメント失礼します
    私もラーマとビームは逆の方がいいのではとも思いましたが、兄貴分が主人公ってなんかしっくりこないなぁと思ったり、思わなかったり

    またフィナーレの衣装ですが、22年のネバセイもゆりかさんとキキさんの衣装がめちゃくちゃ似てる(なんなら羽根も)のでごく稀にあることなんじゃね、って個人的には納得しました。それよりもビームのカツラの為?に刈り上げてる髪型の方が気になりました()

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おるとめたばらさん、はじめまして(ですよね?)。
      おるとめたばらさんもラーマとビームが逆の方が良いかもと思ったんですね。宝塚で「兄貴分な主人公」もアリだと私は思っていますが、トップスター次第かな。礼さんにはあまり向いていないかもしれません。

      あら、ネバセイでもワンツーの衣装がめちゃくちゃ似ていましたか~、生観劇したはずなのに忘れてしまいました。当時のワンツーはおふたりとも高身長ゆえ違和感がなかったのかも。
      すみません、私は本当に忘れっぽくて、礼さんが刈り上げしている事も覚えていないんです。全体をムラなく記憶するのは本当に苦手です。

      この度はコメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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