舞台「西遊記」及び明治座 感想

その他観劇、鑑賞

東京メトロ日比谷線ってすごいですねぇ、だって

私が知っているだけでも沿線にこんなにも劇場があるんですから。
歌舞伎座、帝国劇場(何故か画像編集時に忘れていた)、東京宝塚劇場、新橋演舞場、シアタークリエは体験済みでして、残る日生劇場と明治座で迷ったんです。現在上演中の「トッツィー(日生・山崎育三郎さん主演)」と「西遊記(明治座・片岡愛之助さん主演)」どちらにも興味がありましたが諸般の事情で西遊記にしました。

人形町駅で降りて、明治座方面のA2出口に向かうと

明治座の公演案内がありました。西遊記の次に上演予定の「メイジ・ザ・キャッツアイ」の主演は藤原紀香さんでね、映像だけではあれ西遊記にも出演しているんですよ。愛之助さんと紀香さんはホンマに仲が良い(そして稼いでいる)夫婦なんですね。映画「翔んで埼玉」では共演していますし。

私は初めての場所には「入念に準備&かなり早めに向かう」を心掛けているんですが、明治座は公式サイトの地図で予習していたしどこか大丈夫な気がして油断しちゃったんですよね。で、

https://www.meijiza.co.jp/access/ よりお借りし、たーが加工しました

こんな感じで遠回りしちゃいました。

日比谷線人形町駅A2出口から、なんとなく広い道を選んで歩いたんです。

そしたら水天宮が見えて「ああーっ、しまった間違えた!」と方向転換。

まぁその、大した遠回りにはならず、

無事に明治座に到着しました。

初めて拝む明治座なのにどこかデジャヴ、、、そうだこれ、博多座に似ているんだ!

ね?なんか似てません(遠征した際の記事はこちら)。
博多座の方がだいぶ新しいように思ったんですが、調べてみたら博多座は1999年の完成で明治座は1993年なんですね。たった6年の違いとは思えなかったなぁ。

中に入ってもどこかレトロな感じで、

喫茶もレトロ感たっぷり。ただししっかり高くて

ルノアールばりの価格設定でした。すごく迷ったんです、というのも

喫茶に入った人しか近づけない美人画が素晴らしくてね、、、結局喫茶は利用せず双眼鏡で拝んでそして、

双眼鏡のレンズ越しに撮影してみましたw私の愛機は重くてデカいので大変でしたww
三輪良平という有名な画家なのだそう。

しょっぱなが「要 追加料金」だったので明治座に展示されている絵画には期待していなかったのですが探索してみるとああっ!

明治座に展示されている深水の美人画

伊藤深水やんけ!うっほー、これは素晴らしい~!
ジェンヌOG、朝丘雪路さんの父親ですしイチゾーとは仲良しだったそうですから宝塚と関係しまくりでしょ?ふふふ

歌舞伎座にも深水の美人画があるんですよね。

歌舞伎座に展示されている深水の美人画

これね(記事はこちら)。いやーホンマ、観劇だけでなく絵画まで楽しませてもらえるのはホンマに嬉しいです。どちらも撮影自由だし(スタッフさんに確認済み)。

基本的に動物や植物の絵には興味が薄いんですが、明治座では

この椿が良かった、小倉遊亀という名前ではわからなかったのですが調べてみると女性でした。

と、魅力的な日本画を拝める明治座ですが、肝心の劇場は・・・

3階席へのアクセスが階段のみでガッカリでしたよ。観え方は良いんですけどね。年末に「新作歌舞伎 流白浪燦星(歌舞伎ルパン)」を観に行った新橋演舞場の3階席は階段オンリー&見切れアリアリで酷かった。まだ感想を記事にしていないのでいつか愚痴るつもりです。

歌舞伎ルパンも西遊記と同じく愛之助さん主演なんですがハードスケジュールなんですよ。歌舞伎ルパンは本物の水の中でじゃぶじゃぶと殺陣があったりといかにも体力消耗しまくりそうなお芝居だったし、ルパンの前に大阪・福岡・名古屋で西遊記があったんです。さらに年始早々明治座で再び西遊記ですからホンマ、馬車馬レベルに登板が続いているかと。

日本テレビ開局70年記念舞台だという西遊記はなかなかに豪華な顔ぶれです。

https://saiyuki-ntv.jp/ よりお借りしました

何と言っても松平健さんと中山美穂さんがすごいですよねぇ。
あと私が知っていたのはテレビで拝んだ事のある戸次重幸さんと山口馬木也さん、そして去年梅田芸術劇場の「ファントム」で拝んだ加藤和樹さん。
本当に楽しみでしたが・・・

ええっとその、ひょっとすると「豪華な顔ぶれ」にお金がかかりすぎたのかな?
舞台装置がやったら地味なんですよ。物理的な装置はものすごく少なくて映像でカバーしています。
しかもこの映像がめっちゃ低品質!やたら雑で荒い。
宝塚全般>>四季のアナ雪>>(決して超えられない壁)>>西遊記
ほどで、引いてしまいました。要所要所、例えば開演前の待機映像や紀香さんの映像は美しかったので液晶の都合で荒くなっているんじゃありません。おそらく映像を準備するにあたり作業(=お金)をかなりケチったのでしょう。令和に観るには耐え難い、まるで初代ファミコンみたいな画質。スーパーファミコンちゃいますよ、インベーダーゲームの後に出てきた初代ファミリーコンピューターですよ。

立ち回りがたくさんありましたし宙吊りも多く、工夫しているとは思いましたがとにかく映像がひどすぎました。今回開演前も含め撮影禁止だったんですがそりゃあ禁止にしますよ。公式によるプロモーション動画にしたって極力背景の映像がわからないようになっているし。ちなみに演奏は録音です。
同じようなチケット代なのですから歌舞伎ルパンの方がだいぶお得に感じました。こちらは装置がしっかりしていた(っていうか噴水レベルに水を使っているシーンもあり感動した)し、生演奏でしたからね。

ストーリーがハチャメチャっているのはどちらも同じで、ストーリーを追うのではなくショーとして楽しむ要素が強いんです。それゆえ余計に装置や演奏への予算が評価に関係してきます。

ええっと、これほどに西遊記の映像にケチを付ける人はなかなかいないかもしれません。だけど観客だってそのあたり考えているんちゃいます?歌舞伎ルパンは激しくチケ難で私は追加販売日にパソコンにしがみついてようやく購入出来たし当日は満席だったけれど、西遊記はイージーに購入出来たし当日も空席がチラホラでしたから。

でもね!
でもでも、でもね!!
私は心底、西遊記を観て良かったと思っています。またもまたも愛之助さんに魅了されまくりましたから。
ホンマに芸達者なんです、西遊記では初めて歌声を(ほんの1、2フレーズですが)聞く事が出来て上手いなぁと思ったし、カーテンコール後のご挨拶では何とバク転を披露してくれたんですよ!すんごい51歳!!
ガチ歌舞伎の愛之助さんは人を殺したり裏切ったりと悪役ばかりだしフリートークもないけれど、花形・新作の歌舞伎や歌舞伎以外の舞台ではサービス精神旺盛でトークがめっちゃ上手い。一般家庭出身なのに歌舞伎で大成功しただけの方だとホンマに思います。

せっかくなら大好きな歌舞伎座でも大好きな愛之助さんを拝みたかった。叶わないままなのが心残りですが、

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/play/855 よりお借りしました

来月は大阪に来てくれるので観に行こうかなと。中村亀鶴(なかむら きかく)さんも出ているし。亀鶴さんは家柄が良いのに一般人みたいなルートで歌舞伎入りした変わり者&苦労人で、声が素敵なんですよ~。
大阪松竹座に行くのはちょっと恐ろしいんですけどね。もともとさして好きな劇場じゃなかった上に、東京で歌舞伎座や国立劇場を体験してしまいましたから。

・・・

ここからはオマケです、先にお伝えしておきますがかなりしょーもないですよ。

行きは東京メトロ日比谷線の人形町駅から明治座に向かいましたが、帰りは明治座から徒歩1分とかからぬ都営新宿線の浜町駅に向かいました。

向かったのは新宿駅。夫の埼玉での単身赴任が終わるのでもう東京に来る事もないでしょうから行っておきたくって。

私は四半世紀ほど昔に東京で働いていました。

激変を覚悟してブラついた新宿ですが、京王百貨店やスバルビルの新宿の目はかつての記憶の通りでとても懐かしかったです。

ただ、一番の目的地であった、

シズラー 新宿三井ビル店は長期休業中でした。
東京で働いていた頃に付き合っていた方とここに来たんですよね。若かったし大好きな彼氏がいたしで楽しい日々でした。

四半世紀ほど昔はシズラーでの食事後に都庁観光したので今回も行きたかったんですが、夫との待ち合わせ時間が迫っていたので断念しました。

JR新宿駅から埼京線に乗って、

一緒にシズラーに行った元カレが「戸田〇〇〇」だったので戸田駅の通過時にちょいとしんみり。なんせ「〇〇〇」が夫と完全に一致してるから忘れようにも忘れられません。専業主婦をしていると夫の名前でいろんな手続きをするものですが、その度に「あっちの〇〇〇は元気にしているやろか」と思っています。とてもインテリで、そしてとても繊細で、好きだったけれど相性は良くなかったんでしょう。真逆タイプの夫と結婚して20年以上が過ぎた今しみじみそう感じます。

戸田駅から数駅先の南与野駅で下車して、

3分ほど歩いて夫お気に入りの「しゃぶ葉」に到着。

すでに夫は到着しており仲良く食べホ飲みホしました。

もうこれで本当に終わりです。夫の埼玉暮らしが終わり関西に帰ってきます。それはつまり、私が東京を観光したり東京の劇場に行ったりするのも終わるって事。
去年の3月からの10ヶ月。本当に楽しかったしあっという間に過ぎました。

これから関西に戻ります。
夫の引越が落ち着くまでブログ管理が不定期になるかもしれませんが今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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愛用の双眼鏡です。

コメント

  1. かなえ より:

    明治座と「西遊記」のご紹介ありがとうございました!!

    観劇する時に好きな方がいると楽しさが一層増しますよね~。

    帝国劇場クロージングとかで、「モーツァルト
    」の告知がありましたね。
    私、京本さんで見てみたいです。
    キャストはあらかた決まっているんだと思いますが、やっぱり小池修一郎先生のお気に入りで固めるんだろうな〜と思います。
    あと、元宝塚歌劇団員。
    今回の「lupin」ではボーニャマンのダンサーの先頭に元男役の方2名使ってましたよね。

    「レ・ミゼラブル」はオールオーディションとうたってますから、キャストどなたかフレッシュな方が見たいと思ってます。
    年末に劇団四季で有名な方が複数退団されたそうなので、少し気になります。
    昔は四季を退団したら一定期間他の作品にでられなかったそうですけど。

    「ムーランルージュ」があるので、「モーツァルト」は出演者がかぶらないと思うのですが。
    勝手にキャスティングの予想をするのも楽しいです。

    今日の関東地方、強風がすごかったですね。
    外出中はまさに骨身にしみました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かなえさん、はい、愛之助さんは期待を裏切りません。ガチ歌舞伎では悪人ばかりだから善人を演じてくれたら嬉しいのですが・・・

      「モーツアルト!」を帝国劇場でやるんですね。はい、私も古川雄大さんとのWキャストなら京本さんが良いな、古川さんはルパンで拝みましたし。
      まだ主演のWキャストしか発表されていませんがおおかたのメンツは決まっているんでしょうね。
      LUPINのアンサンブルでは彩花まりさんと美麗さんがジェンヌOGですね。偶然なのかわかりませんがエリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンシュタインでも同じふたりがアンサンブル入りしています。私はエリヘレを観たんですが彩花さんは覚えておらず、美麗さんは名前のまんまやたら美しい人でした。

      レミゼはどうなんでしょう?私はまだ一度も観た事がないのでどなたでもオッケーですw

      劇団四季で有名な方が複数退団したんですか???って、うわーーーっ!!!洋輔おにーさんが退団したんだーーー!!!弟の達郎さんはそのまんまなんですかね???
      4月からKAATでオペラ座の怪人が始まるのにおにーさんがいないなんて。ただ、私は一度拝んだんですが普通だったかな。
      ちなみに小林唯さんという方も退団していますが彼は美女と野獣のビーストにお名前がありました(私は観ていません)。
      怪人もビーストも、私がだーーーい好きな清水大星さんがやっているんですよね。おにーさんと小林さんのぶんも担当するなら今年も忙しいだろうなぁ。ひょっとしたら達郎さんが怪人をやるとか?もしそうなら痩せてくれないと・・・私としては加藤迪さんが怪人になってくれると嬉しいです。もしそうなったら観に行きたいな、横浜は遠いけど・・・

      はい、キャスト予想って楽しいですね。
      四季の流儀は苦手です。だけど今年はウィキッドが大阪に来るのでまた通うようになるかもしれません。アラジンを観てあらためて思ったんですがやっぱ四季にはすごい人がいますから。

      ムーランルージュはお下がり感があるけれど大阪でも観たいし、モーツアルトも梅芸に来るようなので観たいです。
      東京とのご縁がなくなってしまいましたが今年も観劇に励みます!

      はい、昨日は強風がすごかった~
      JRに乗っていたら強風でスロー運行になり赤羽に着くまで随分と時間がかかりました。なので赤羽で降りてちょいとブラつき、お茶してから東京に向かいました。
      昨日で本当に最後になりました、寂しいです、もっともっと東京を楽しみたかった。
      今日は関西も寒いです、早く春になりますように。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. こんちゃん より:

    関西の、たー様

    いつも関東の劇場探検記を楽しみにしておりました。ライビュ専科の地方民です。

    年末年始は宝塚歌劇の公演も配信も無く、歌舞伎オンデマンドの配信を見て過ごしておりました。

    ルパン歌舞伎も拝見しました。愛之助さんの口跡が、子供の頃TV放送で見ていた初代ルパンの山田康雄さんに雰囲気が似ていて嬉しかったです。愛之助さんの終始機嫌のいい芸風がぴったりでしたね。

    歌舞伎で宇宙人ネタをやるとは!しかも設定をぜんぶセリフと義太夫で語るので、イヤホンガイドなしの配信では何がなんやらでしたが、舞台装置と役者の芸を気楽に楽しめる作品でしたね。香川さんも生き生きしていてなりよりでした。

    松竹座か南座で、ストーリーを変えて続演しても面白そうですね。

    私は、母が南座の顔見世で日本舞踊の魅力にハマって「もっと本格的な舞踊を見たい」というので、松竹座の玉三郎お年玉公演に案内しました。(母は歌舞伎はドリフの歌舞伎コントくらいしか知らないそうです)

    10列目あたりからオペラグラスを使わずに見ましたが、母は「玉三郎さん、綺麗だったわ!踊りというより、TVドラマを見ているみたいに、芸者さんの切ない表情に引き込まれたわ!」と喜んでくれたのでよかったです。(私は正直、首筋などに年齢は感じましたが)

    歌舞伎はイヤホンガイドのおかげで、観劇初心者にはブロードウェイのアメリカンなミュージカルよりも、かえってとっつきやすいかもしれませんね。

    天守物語の冨姫と亀姫の1人2役の演じ分けを、生で見られたのも貴重な機会でした。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      こんちゃんさん、関東の探検記も楽しみにしてくださっていたそうでありがとうございます。出来るものなら今後もずーっと通いたかった・・・すごく寂しいです。なのに夫はルンルンなんですから、20年以上連れ添った夫婦でも価値観って違いますね。

      こんちゃんさんはお母さんと南座の吉例顔見世興行で團十郎さん親子を生観劇して、年末年始は歌舞伎オンデマンド、そしてお正月には大阪松竹座だったんですかー。
      ルパンをオンデマンドで観たんですね。そう!愛之助さんはとても器用で、いろんな声を出せるんですよー!51にしてバク転出も出来るし、ホンマに才能豊かな方です。
      アニメを観ていた世代からするとアニメそのまんまのオープニングも嬉しかった、タイプライターの音も曲も映像もまんま、アニメと同じでしたね。

      と、これだけアゲアゲしているんですが実のところストーリーは忘れてしまいました。斬鉄剣が誕生する経緯でしたっけ。
      愛之助さんが主役ではありますが2番手の尾上松也さんもしっかり立てているところが良かった。愛之助さんはカンパニーの仲間を大切にしています。観劇感想にしそびれましたが西遊記では歌舞伎の三階さん(アンサンブル)と思われし若い男の子がたくさん出ていました。歌舞伎では三階さんってホンマにアンサンブルで見せ場がありませんが西遊記では配慮がありました。

      本水のシーンが激しいので設備的に大阪松竹座では難しいかも?南座なら大丈夫かと。配信で観た「オグリ(南座で上演予定がころなで中止)」も噴水の如く水を使っていましたから。主演がえん之助さんと隼人さんのWキャストだったんですよね。映像で観た限り技術力や体力は圧倒的にえん之助さんの勝利でしたよ、もっともオグリって超美男子ゆえビジュアルは隼人さんがだいぶ有利でしたが。

      お母さんは日本舞踊に目覚めたんですね。タマ様のお正月公演、綺麗だったそうで良かったです。はい、タマ様はセリフを覚えるのがしんどそうですしお芝居より舞踊が良いかもしれません。ふふ、お母さんが喜んでいた一方でこんちゃんさんはタマ様に年齢を感じたんですね。私にもタマ様はおばあさんに見えてしゃーないです。

      はい、イヤホンガイドさえあれば初心者でも歌舞伎を楽しめますよね。トシを取るほどに日本人DNAがうずきだしてきますから、ブロードウェイミュージカルよりしっくりくるかもしれません。

      お年玉公演でタマ様は天守物語も踊っていたんですね。労力の節約かな、歌舞伎座の12月公演が天守物語でしたから。富姫は若い頃から踊っていたのだし亀姫は歌舞伎座でやったばかりなんですよね。
      そうか・・・やっぱりタマ様はいろいろしんどいのかな。タマ様の関西公演はお正月に大阪松竹座&お盆に南座ですが、今年の夏はどうなるのかなぁ。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. 東のつばめ より:

    たー様、こんばんは。
    東のつばめです。
    本年もどうぞよろしくお願いします。

    明治座は高校生の頃、伯母のお供で行きました。
    演目も主演も忘れてしまいましたが、印象的だったのは、
    知名度はあるけど最近はテレビでお見かけしない俳優さんの出番の時、
    舞台装置がなく、背景も無地に近いものだったことです。

    身分の高い役柄なので衣装は豪華でしたが、
    相手役もいなかったし、ほぼ一人でしゃべり舞を披露するだけ。
    それでも一場をもたせてお客さんも喜んでいましたから、やはりスターでしたね。

    明治座は豪華キャストと衣装を楽しみ、
    帰りは人形町の老舗や季節の市でお土産を買って帰るのが一番だと思います。
    ジェンヌOGがメインを張る「細雪」なんてぴったりでしょうね。

    西新宿には2ヶ月前に行ったばかりで、スバルの目も見ました。
    20年ぶりぐらいです。
    高層ビルが立ち並ぶ西側は変化が少ないと思っていましたが、
    数年後はだいぶ変わるでしょうね。

    それから、お気を悪くしたら申しわけありませんが、
    私はたー様と首都圏との縁が、これっきりにはならない予感がするのです。
    ノストラつばめの単なる予感ですが、ずーっと感じています。

    たー様には2段階の恩があります。
    悲しい事件後、気持ちを吐き出す場所があった恩。
    そして、なぜこんなに苦しくなったかを探る中で見えたものがある恩。

    だから予感が本物になるように強く願っておりますね。
    本家は外したぞ…のツッコミは、どうかご容赦ください。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      東のつばめさん、こんにちは。
      今年もどうぞよろしくお願いいたします。

      東のつばめさんは伯母さんと明治座に行ったんですね。「知名度はあるけど最近はテレビでお見かけしない俳優さん」が舞台で活躍する事ってよくあるのかも、関西では昔は梅田コマ劇場(現在の梅田芸術劇場)、今は新歌舞伎座(ちなみに歌舞伎は一切やらない)がそんな場になっているようです。
      「スターゆえの華」ってのは長年かけて習得するものなんでしょね。西遊記での松平健さんのスターオーラも凄かったですよ~。で、マツケンのギャラがかさんだゆえに映像が犠牲になったのかも?ふふ、私の勝手な想像ですけどw

      ああ、人形町をブラついたりもしたかった。水天宮はすぐそばまで行ったのですが安産祈願の神社だそうですからスルーしました。
      明治座でジェンヌOGの主演の「細雪」をやったら楽しいでしょうね、ちなみに今年3月に新歌舞伎座で「花盛り四人姉妹」という舞台をやるんですよ。藤あや子さん、姿月あさとさん、浅香唯さん、三倉茉奈さんとゴージャスな姉妹です。ただ吉野(奈良ですよね?)のお話だそうですから、大阪が舞台である細雪とは異なりますね。
      谷崎潤一郎は兵庫県にも住んでいて、ゆかりの地に遠足で行った事があります。当時の私は尼崎在住の子どもでしたが谷崎潤一郎が住んでいたのは西宮・芦屋・神戸なんですよね。尼崎の隣が西宮なのにギリギリアウトでした。残念ながら宝塚にも住んでいなかったようです。

      東のつばめさんは2ヵ月くらい前に西新宿に行ったんですね。今確認したらスバルの目は1969年に制作されたそうです、半世紀以上過ぎてもアート感がすごいですね。
      そう、西新宿は高層ビルだらけ・・・都庁もヒルトンホテルも住友ビルも私が東京に住んでいた時のまんまでした。だけど網目だらけの奇妙なビルはなかったです、調べてみたら2008年に出来た「コクーンタワー」というらしい。はい、駅周辺は工事しまくりでしたから数年後にはだいぶ変わりそう。

      ノストラつばめさんの大予言、ありがとうございます。
      ホンマ、出来る事なら今後も首都圏にお邪魔したいです。本当に楽しい10ヶ月でした。

      私に恩があるなんてもったいないお言葉です。
      今後も良ければお気持ちをお聞かせください。身近な人には伝えにくい事ってありますよね、深刻な内容ほどそうだったりするし。ネットの匿名性をポジティブに利用しましょう!
      自分の気持ちに素直に向き合うと「見えたものがある感」になるのだと私は信じています。

      すみません、
      >本家は外したぞ…のツッコミは、どうかご容赦ください。
      どうしてもここの「本家」を理解出来ませんでした。大切なところのはずなのに申し訳ないです。教えていただけると幸いです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. 東のつばめ より:

    たー様、東のつばめです。
    長文をお許しください。

    松平建さんのスターオーラが凄かったそうで、
    そりゃあ「上様」ですもんね。
    「マツケンサンバ」を生で拝んだらクラクラしそう。

    明治座に行った時、ご招待だったのでしょう。
    お土産を持って楽しそうに帰る集団の方々を見ましたが、
    昨今のスポンサーの意向ひとつで居場所がなくなるテレビの世界を見ると、
    切符を買ってスターを楽しむ商業演劇こそがエンタメの王道ではと感じることもあります。

    「細雪」は2017年に明治座で姉妹全員ジェンヌOGで上演されました。
    新聞に告知があったのですが、同時に一般人エキストラも募集してまして、
    ・展覧会のお客様の役
    ・着物は自腹。着付けも自分でやる
    ・ヘアメイクは舞台稽古の時に教えます
    ・ノーギャラですが、
    パンフレットにお名前を載せて記念品を差し上げます
    ・チケットを割引で購入できます
    というものでした。

    明治座の真の目的はチケットの購入でしょうが、
    出る方だって、お着物を披露できるし晴れがましい。
    この件は上手いことを考えたもんだと感心しましたが、映像をケチるのはセコいですね。

    「花盛り四人姉妹」のサイトも見ましたが、何となく細雪のオマージュ感もありかと。
    人形町は谷崎の生誕地ですから、再演して欲しいものです。

    たー様はゆかりの場所へ遠足にいかれたそうですが羨ましい。
    元住居が文学館になっていたのでしょうか。
    私は谷崎潤一郎が好きなのですが、関東には記念となる場所がありません。

    西新宿へ行った時、コクーンタワー1階の本屋に入ったのですが、
    ビル自体の形が珍しいので本棚の配置も独特でぐるぐる歩く羽目になり、
    めまいをおこしそうでした。
    あのビルは専門学校だそうですが、若い方ならいいけどおばちゃんには辛いですわぉ。

    お優しい言葉に甘えさせていただきますね。

    あの事件の後、シラケ鳥が発生して「もういいや」となったはずなのに、
    胸の奥からのイライラが止まらなかったのです。
    いわゆる茶の間で好きなジェンヌさんもいないのに、どうした事かと考えてみると、
    むかーし昔の黒歴史に原因がありました。

    詳細は伏せますが、付き合っていた人の重大な嘘と複数の女性が絡む裏切りが発覚して、
    辛かったけどお別れを言いました。
    するとナメきった態度で有耶無耶にしたのです。
    自分に依存しているから出来るわけ無いと思っていたのでしょう。
    これには悲しみも楽しい思い出も吹っ飛び、10倍の憎しみだけが生まれました。
    (その後、縁は切れています)

    で、劇団の対応がこのクズ男の態度にそっくりなんです。
    傲慢、人をナメている。都合が悪いのは隠す、黙り込む。
    利害関係を盾に言うことを聞かせようとする。
    何より真剣に向き合おうとしない。
    イライラの原因は、過去のイヤな体験が元でした。

    たー様がもったいないお言葉なんておっしゃる必要はありません。
    このブログで皆様の様々な意見やお気持ちを読んだからこそ、
    自分の心にも気づけたのです。
    でなければ、今でも辛い気持ちを抱えたままだったでしょう。
    原因が分かれば対処も可能ですからね。

    最後に本家ですが、これは昭和40年代に大ブームとなった
    『ノストラダムスの大予言』という本から来ています。
    「1999年7月、空から恐怖の大王が降ってくる」という言葉は、
    当時の小学生達を震え上がらせ、
    その時が近づくと、まさかねーと思いつつドキドキしたりして。

    ちなみにノストラダムスは実在していて、
    フランスで医者や占星術師をしており、
    ルネサンス期の王妃カトリーヌ・ド・メディシスや
    息子のシャルル9世も彼を重用していたみたいです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      東のつばめさん、長文コメント歓迎いたします。

      マツケンのスターオーラは本当にすごかったですよ。それなりにシワシワでしたが超イケメンだった名残はあるし(ついでに言うとお顔が大きめです)、何より声が良い。すっごく通るしアラウンド古希とは思えぬイケボです。

      東のつばめさん、ホンマそうですね。
      テレビの方が効率よく稼げるんだろうけどスポンサーに嫌われたらポイされちゃう。
      地道に舞台に出て、切符を買ってくれる客を大切にする商業演劇こそエンタメの王道、真骨頂だとホンマに思います。

      2017年明治座の「細雪」は賀来千香子さん、水野真紀さん、紫吹淳さん、壮一帆さんですからジェンヌOGは2人のようですね。
      へー、エキストラの募集があったんですかー!ふふ、そうですね明治座にとっては「チケットをエキストラにも買ってもらう」のが主な目的だったでしょうがエキストラにとってもメリットがありウィン・ウィンです。もし今、関西でこうゆう募集があったら娘に応募させたいです(私は自分で着物を着れないので無理w)。

      そう!この度の西遊記はとにかく映像がアカンかった。どうしてこんな品質でオッケーを出したのか。あんな映像で許されるのはどう忖度しても20年前くらいまでちゃいます?1983年に発売スタートした初代ファミコンレベルですからね。

      「花盛り四人姉妹」はそうですね、細雪のオマージュ感があるんでしょうね。
      四人姉妹っちゅーたら「若草物語」と「細雪」ちゃいます?若草物語の発行日が1869年で細雪のそれが1936年ですから「ファウスト(1808年)」と「舞姫(1890年)」みたいな感じかも?舞姫ほどあからさまにパクってなくても四人姉妹という設定は借用しているかもしれない。で、若草物語をオマージュしたかもしれない細雪をオマージュしたかもしれない舞台「花盛り・・・」を令和の現在にやるのかな。

      そっかー、谷崎潤一郎はもともと東京の人だったんですね。関東大震災をきっかけに関西に移り住んだそうで、しかも引越魔で40度ほども転居したそうですね。私が子どもの頃遠足で行ったのは芦屋の記念館だと思いますが詳細は忘れました。とにかく文学も遠足も嫌いな子どもでした・・・

      さて、
      お気持ちを伝えてくださりありがとうございます。
      劇団の態度が、かつて自分を苦しめた不誠実な男性の行動に重なるんですね。
      ええっとねぇ、どうも男性って「モノにした女性は永遠に自分の事を愛している」って勘違いしがちらしいですよ。東のつばめさんを苦しめた男性も典型的なそのタイプで、自分がどんな態度を取ろうと東のつばめさんは自分を愛している(だから自分が何をしようと東のつばめさんは許す)と思い込んでいたのでしょう。

      行動には理由がありますから、当該男性の不誠実な対応は「それで成功した」経験があるからなんです。
      彼なりに学習して、東のつばめさんが言う
      >傲慢、人をナメている。都合が悪いのは隠す、黙り込む。
      >利害関係を盾に言うことを聞かせようとする。
      >何より真剣に向き合おうとしない。
      というテクを磨いたんですね。

      で、劇団及びHHホーもこういったテクでこれまでどうにかなったんですよ。実際そうですよね、裁判にまでなった某期についてもこのテクで乗り越えたんですから。

      自分の感情は自分で把握しきっているようで実際はなかなか掴めないものなんです。
      「本当に忘れきっている」のか「忘れきった事にしているだけ」なのかわからないしね。
      東のつばめさんはこの度、気付いたんですね。当該男性への怒りを理性では「解決済み」なり「終わった事」なりの引き出しに入れてたけれど、実際は「一生モノのムカつく事」の引き出しに残っていたのでしょう。せっかくなので引き出しをめいいっぱい開けて中身を虫干ししてください。

      本家ってノストラダムスの事なんですね、やっとわかりました!私もパクって「ノストラたーの大予言」シリーズを打ち出してみようかな、で、「本家は外したぞ…のツッコミは、どうかご容赦ください。」と付け足すっと。
      私もブームの時には怖がっていましたが1999年は東京で戸田さんと恋愛中だったのでノストラダムスではなく戸田さんと結婚したくてドキドキしていました。今は夫の束縛が年月を追う毎に酷くなってしまうかもとドキドキしていますw

      現在だって科学的根拠のないデマは常に流れます。昔なら科学的根拠そのものが乏しかったんですから地位や名誉がある人すら「藁にもすがる」事は多々あったのでしょう。
      あら、ノストラダムスは実在していたんですね。ラスプーチンが実在していた事は知っていたのですがノストラダムスは架空の人物だと思い込んでいました。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. 東のつばめ より:

    たー様こんばんは。東のつばめです。

    松健さんは声がいいんですね。
    昔の時代劇でも、上様の声がいちばん張りがありましたしね。
    エンタメの王道スターとして、末永く活躍していただきたいものです。

    2017年の「細雪」のOGは2人でしたか。全員だと思いこんでいました。
    例のエキストラは本当にウィン・ウィンで、
    プロカメラマンに舞台写真を撮ってもらえた可能性もありそうですし。
    お嬢様にチャンスがあれば良い記念になるし、何よりご主人様が大喜びでしょう。

    それから、しょーもない黒歴史の話を聞いていただきありがとうございました。
    男性の勘違いについては、間々あるようですね。
    女の自分にはさっぱり理解できませんが。
    甘えているのか、コレクションのつもりなのか。

    あとクズ男の成功体験は、たー様のおっしゃる通りです。
    多分、手口も年々巧妙化していたと思います(振り込め詐欺かっ)
    「虫干し」いい言葉ですね。
    太陽に当てて心もカラッと爽やかにを目指します。

    「ノストラたーの大予言」シリーズは読みたいです!
    ネタができたら是非是非。
    締めのセリフまで、どうぞパクっちゃってくださいませ。

    ノストラつばめとしては、
    たー様がお好きに観劇を楽しまれるようになる事をいつも願っています。
    これは私が観劇記を読みたい欲から来ているのでウィン・ウィン。
    どうぞお気になさらず。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      東のつばめさん、こんにちは。

      はい、マツケンさんは声が良かった、しかも響くんですよね。顔もスペシャルに良いんだしホンマ、昭和のスーパースター感がありました。今後も活躍していただきたいです。

      明治座では2017年と2019年に「細雪」をやっていたんですね。2017年では2人、2019年では3人がジェンヌOGですから次はジェンヌOGコンプリートな4姉妹の可能性があったかも・・・とはいえAさんの無念を思うとOGを積極的に使う事は当面なさそうですね。
      はい、セリフもダンスもないエキストラを一般人にやらせるのはウィン・ウィンでした。ただし感染症対策としてはデメリットまみれですからこれまた当面なさそう。ひょっとしたら2019年も当初はウィン・ウィンプランを採用するつもりが、ころなでナシになったのかもしれませんね。

      さて、
      私は「(某)ちゃんねる」な掲示板が好きで今もよく読んでおり、匿名の一般人による投稿は作家の創作より「人間の業」をリアルに伝えていると感じています。そして異性にだらしない男性女性の行動に「テンプレ」があると知りました。男性は前のコメントでも述べた通り別れた恋人や妻がいつまでも自分を想っていると勘違いしがちだし(実際は女性はサクッと気持ちを切り替えている)、女性は浮気や不倫がバレると開口一発「違うの!」と言いがちらしいですね(実際は何も違っていない)。いずれにせよ自分勝手で自己中って事です。
      そこらの一般人のみならず、皇族、政治家、大企業のCEO・・・立派であって欲しい方々も自分勝手で自己中に出来ていると思わずにいられません。

      自己中の度合いは人それぞれで、強い者が弱い者を食い尽くそうとする気がします。
      しょーもない男性ほど自分に都合の良い女性を見つける事が上手いんですよ。東のつばめさんはダメージが深刻になる前に関係を断てて幸いでした。自分をしっかり愛しているから、自分のために当該男性と縁を切る覚悟が出来たんです。こういった決断を出来ない女性は基本的に自分自身を愛しておらず「愛されたい」気持ちばかり強くなっています。
      にしても東のつばめさんに迷惑をかけた男性は今頃どうしているでしょうね、私の推測としては誠実さのないまま金も若さもないしょーもないオッサンになっているような気がします。

      ネガティブな感情の虫干しですが、無理にすべてをカラッと爽やかにさせる必要はありません。湿ったまま閉じたって良いんですよ。引き出しを開けた瞬間に感じた気持ちに従って欲しいです。
      私の中には「一生恨み続ける引き出し」だけが何段も詰まったタンスがありまして、中をじっくりと眺めていられる引き出しもあれば開けた瞬間「やばっ!」と慌てて閉める引き出しもあります。

      匿名の専業主婦な私なのに、応援してくれる読者さんがいて本当に嬉しいです。
      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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