瀬央ゆりあは礼真琴の任期を削るのか[星組公演感想]

ジェンヌさん

1週間ほど前に95期の4人について思う事を書いた時は、最も文字数が少なくなった瀬央ゆりあさん。しかも有沙瞳さんの事をからめており、瀬央さんそのものについてほぼ書いていません。
まぁその、あの時は瀬央さんへの関心が薄かったんですよ。どうも私は、順風満帆そうに見える方には興味を持ちにくくって。
あの時は花組全ツと銀ちゃんを観劇した影響が強く、水美舞斗さんに感じるあんな事、こんな事で頭がいっぱいでしたし。

正直、星組公演を観ても瀬央さんにすごく注目する事はなさそうな気がしていたんです。
しかし実際に観劇してみると・・・瀬央さんの爆上げぶりにビックリ!
「順風満帆そう」どころじゃないんです。
むちゃくちゃ、勢いのあるお姿でした。

まずもって開演前に手にしたプログラムがすごいんですよ。
愛月ひかるさんのお写真の隣のページに、瀬央さんがおひとりで写っているんですから。

花組の、瀬戸かずやさんが正2番手退団する公演のプログラムでは瀬戸さんのお隣に水美さん、永久輝せあさんが写っていました。
この公演はお芝居でもショーでも番手がボカされており、とどめに永久輝さんがエトワールをしていましたから、瀬戸さんの後釜に座るのが水美さんか永久輝さんか、ヅカファンの中でも意見が割れていました。私は直感で水美さんと判断していたけれど迷いはあり、その後の銀ちゃん主役の発表が本当に嬉しかったです。

が、この度の星組の、愛月ひかるさんが正2番手退団する公演のプログラムでは愛月さんのお隣に写っているのは、瀬央さんおひとり。
ひょっとしたら長年のヅカファンからしたら当たり前の風景かもしれませんが、私はすごくすごく、驚いたんです。

表情は
水美さん→優しそう、ほんのり微笑んでいる
永久輝さん→エコモード(読者さんの表現を拝借しましたw)で無難なキリッ顔
なのに対し、瀬央さんはエコモードじゃない、ゴリゴリに気合いが入ったキリーッ!なお顔なんですよね。
「私はヤル気マンマンです!」
といった気合いを惜しみなく放出しているんですよ(私の主観ですが)。
でね、しばしマジマジと見つめずにはいられなかった。
お隣の愛月さんがほんのりと微笑んでいるので余計に瀬央さんのキリーッ!ぶりが引き立っています。

このプログラムでジャブをくらって開幕を迎えたわけですが・・・
私は「柳生忍法帖」の漫画版を読んでいますので、七本槍のボスが瀬央さん演じる漆戸虹七郎である事はわかっていましたし、最後に死ぬんだろうという大方の予想はついていました。
その通りでしたが、実際の瀬央さんは想定よりう~んと目立っていましたね。
衣装もすごかったなぁ。七本槍のメンバーすべてかなりオシャレでしたが、瀬央さんに一番お金がかかっていそうなんですよ。肩にかけている黒いマントは1階A席から見てもゴージャスで、「生地の質感が良さそうやな、出来るものなら頬ずりしてみたい」と思わせるお品でしたし。

ショーでも「せおっちタイム」が印象的でした。
銀橋を歩きながら
(?)パッショーン、パッショーン♪
って歌っていまして。
(?)部分ですが、theなのか、yourなのか私の耳にはっきりと聞き取れなかったんです。
そう・・・瀬央さんはねぇ・・・
私の主観で言うと、滑舌がとびきり良いとか、あと、ホンマに正直に書きますが歌がすごく上手いとか、そうゆう方ではないように、感じるんですね。
加えて「高身長は正義」がまかり通る、宝塚の男役の中でどちらかというと背は低いような。
愛月さんとの並びだと小さく見えます。ウィキると愛月さんは173cmで瀬央さんは172cmとありますが、舞台で見ると身長差が1cmとは考えにくいです。

だ、け、ど!

瀬央さんにはモーレツな勢いを感じます。
私は95期のメンバーに注目しだしてからずっと、「野心ナンバーワンは桜木みなとさん」と思っていました。が、ここにきてその上に瀬央さんが登ってきた感じ。しかも登る様子は「ひょいと軽やか」というより「ガムシャラ」っぽいんです。

「トップスターの同期引き継ぎはそうそうあるものじゃない、まして礼さんは長期だろうから、余計に」
という気持ちが今もないわけじゃあないけれど・・・
この調子が続いたら、ひょっとしたら礼さんの長期な任期を少々削り落としてでも引き継ぐかも???
という気がしてきました。

しかも、この星組公演では娘役2番手がボカされていて、有沙瞳さんがエトワールでその次に小桜ほのかさんが極美慎さんと一緒に階段を降りてくるんですよねぇ。どちらも瀬央さんの相手を勤めているだけに「どちらかを嫁にするのか?」と気になります。となるとおふたりとも期が2桁だし、トップ娘にするなら急がないと・・・

瀬央さんに勢いを感じるだけでなく、礼さんチョイスがね、どうにもひっかかります。
なんというか、高身長なトップスターに似合う役を好んでいるような気がしまして。
柳生十兵衛は大きな男のイメージだし、次の「王家に捧ぐ歌」も歴代のラメダスふたりがどちらも高身長だし。
しかも、トップスターになってから演じているのがメンタルがヤバヤバだったり(ロクモ)、地味だったり(眩耀の谷や柳生忍法帖)、殺されたり(アルジェの男やエル・アルコン)、自殺したり(ロミジュリ)な役なんですよね。王家に捧ぐ歌は観た事ないんですが、もしこれまで不幸(あるいは地味)なラストなら、私の中での不幸役担当といえば望海風斗さんでしたが礼さんは抜かす勢いです。
私は礼さんにはみんながハッピーな、ブロードウェイ・ミュージカル的な作品もやってもらいたいです。長期就任ならそういった役を演じる必要もあるような気がします。

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私が読んだ漫画版の柳生忍法帖はこちら。全11巻です。読者さんとコメントでやりとりしたんですが、内容はかなり、宝塚っぽくないえろぐろです・・・

コメント

  1. comugi より:

    たーさん、こんにちは。
    モの副反応から不死鳥の如くカムバックしてからの記事2連発、面白かったです。
    やはり、たーさんの感想なしに、観劇しようかなどうしようかな、を決められないような。
    生観劇絶賛自粛中の身の上でしたが、記事でのショーの愛月さんの「うっすら紫がかった白い」衣装やリスペクト二番手退団振りを猛然と見たくなりチケットを見ると9月は緊急事態宣言中で無理ですが、10月はまだ取れますね!で悩んでおります。
    正直「柳生」の方はいかがでしょ?絶対見ておくべし作品でしょうか。愛月さんの高身長の人が合う衣装や、せおっちの勢い振りは柳生も見た方がいいんでしょうかね、すみません、またブログ村を探索するとモゴモゴの感想が多いような気がしまして。。

    とにもかくにも、たーさんの観劇感想が早めにあがってうれしかったです。
    ではまた。

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      comugiさん、はい、愛の力で副反応からカムバックしましたw
      愛ちゃん(というより「愛さま」な感じ)、ホンマに素敵でしたよ。他の方がコメントくださっていますがホンマ、王子様なんですよ!
      花組では「かれいあきら」の仲良しぶりも堪能させていただいていたので、星組にそういった要素がほぼなかった(ように思う)のは寂しかったけれど、愛さまは星組生え抜きではないので仕方ないんでしょうね。

      で、本題に入りますが・・・
      柳生そのものはねぇ、「絶対見ておくべし」とは言いづらいですね。前作のロミジュリの方がそりゃ、作品としての完成度は高いですよ。
      柳生は原作(私が読んだのは漫画版だけど原作と呼ばせてもらいます)でも登場人物がすごく多いんですが、時間をかけてそれぞれのキャラを描いてくれています。一方宝塚版は登場人物の多さはそのままなのに、ストーリーは原作のつまみ食い状態。イミフと言うのは失礼かもと「難しい」くらいでモゴモゴする感想があがるのも当然です。

      でもまぁ、こうゆうのが宝塚らしいんじゃないですか?
      作品そのものだけがウリじゃないですもん。
      確かに原作に触れておけばかなり役立つんです。宝塚のやりたい放題なアレンジぶり(かと思えば忠実なところもある)を楽しめますから。
      けれど原作ノータッチ、さらにはプログラムもスルーしたって、宝塚ファンなら楽しめます。ストーリーは追えなくなるけれど愛さまのカッコよさ、舞空瞳さんの美貌と美歌唱に集中出来ますし、七本槍の路線5人のうちトップになる可能性があるのは2人だけだろうと予測する事も出来ます。礼さんは実力の安定振りはさすがですが、地味ですね。そのあたりの再確認も出来ます。

      どんな事も、悩む時はやらない方が良いと私は思っています。
      星組公演はまだひと月続きますし、どーんと構えておきましょう~
      おのずとcomugiさんご自身で決断する時がくるはずですので。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. 昭和っ子 より:

    今日、星組観劇してきました

    ター様のご意見も読み、愛月さん、瀬央さん中心にがん見❗️

    今回 友の会が大の親友になってくれ
    S席かなり前のどセンター当ててくれ

    それでもオペラでしっかり見ました

    もう私の大好きな下級生探しもやめて

    愛月さん、瀬央さんと忙しく見てきました

    瀬央さんって ザ、宝塚男役のお顔

    愛月さんは宙組時代から知っているからがん見しなくてもわかるが、ショーでは時々行方不明になるから探しました
    1人で出て来られたらわかるのですよ
    宙組時代の愛月さんのショーのイメージができない上に
    星組になってからは舞台を拝見してなかったので今回見たら

    王子様

    まるで凰稀かなめさんではありませんか?

    愛月さんは宙組時代はお芝居はすごく印象に残ってるんですが ショーは何人ぶちみたいな感じだったのかな?

    それか?私が寝てた?

    ショーのイメージがまるで花組、宙組

    礼さんはまるで真矢みきさん
    瀬央さんのところは紫吹淳さん

    そして愛月さんはお芝居は大空祐飛さんみたい

    なんか星組ってこんなイメージだったのか

    あくまでもイメージだから悪い意味ではありません

    ター様の95期イメージどうなるでしょうかね
    切磋琢磨してみんなで競い合って欲しいですね

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      昭和っ子さん、星組観劇されたんですね。
      S席かなり前のどセンなんて羨ましい~

      瀬央さんって「ザ、宝塚男役のお顔」なんですか?
      私はファン歴が浅く、最初にドハマリしたのが明日海さんだった事もあり、瀬央さんのお顔にはモーレツな男臭さを感じます。
      ピン写りしているプログラムのお写真をホンマ、マジマジと見つめてしまいましたw

      私は宙組の生観劇はオーシャンズ11からなので、愛月さんの宙組時代を生では一度も拝んでいないんですね。
      なのでショーでの「何人ぶち(調べましたがこれ、メインキャストを支える群舞って事ですか?)」についてはピンと来ないのですが、今回の

      王子様

      という表現はすごーーーく、わかります。
      凰稀かなめさんっぽいんですね。凰稀さんも色白な感じですね。

      私はまだまだダンスの「○組っぽさ」がイマイチわからないんですが、「ダンディズム」という単語には花組や宙組っぽさを感じます。どちらかというと花組?瀬戸かずやさん!
      で、この度の星組公演のメンバーですと礼さんと言うより、愛月さんや瀬央さんに似合っているような気がします。
      私はどうも礼さんは、似合う服より着たい服を好んでいるように思えて。
      次はエジプトものだけどこれもどうなんだろう?

      真矢さんや紫吹さん、大空さんについて教えてくださりありがとうございます。
      お三方とも、ベテランファンの方の中でよく話題になっていますね。

      宝塚は・・・いろんなイメージをさせてくれるのがいいですね。
      イメージ通りにいく、いかないの結果が気になりますし。
      95期は本当に気になりますが3桁期だって頭角を現している方はいて、これまたいろんなイメージを楽しませてもらっています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. 昭和っ子 より:

    何人ぶち

    これも宝塚用語かな?

    下級生のその他大勢から8人位で真ん中で踊る
    5人3人2人ってなって行ってだんだんセンター近くて踊れたりするのは矢張り下級生の希望でしょうね

    以前は私は偏った観劇だったけど

    娘の関係で雪組、宙組はよく観劇もし、新人公演も観劇させてもらいました

    大空さん、凰稀さんの主演の時代が
    その新公の主演が愛月さんか オーシャンズで退団された蒼羽りく(そらはねりく)がされてたイメージで

    またどちらか?他に誰も居ないの?って感じでした

    なんと御曹司って言われた桜木さんはこの2人が新公を卒業されてから二回だけ(ついでに95期つながりで朝美さんも二回)

    多分愛月さんは四回位されてます

    大空さんも凰稀さんもクールなイメージで大空さんは大人のかっこいい男性、凰稀さんはビジュアルとスタイルが売りの男役さん

    そんなイメージは愛月さんにはあってたのかな?

    愛月さんのイメージが変わってきたのは朝夏まなとさんになってからかな?
    王子様からおじ様へ?もう中堅になられて来てたからでしょうね

    ほら!私、俗に言う星風担じゃないですか
    別箱、新公では桜木さんの相手役

    本公演の「王妃の館」では愛月さんがお相手役だったのですがおじさんとギャルみたいな役で愛月さんはウィグをかぶってる金持ちみたいな

    その辺からかっこいいから上手い役者みたいになって来たのかな?

    久々に星組になった愛月を見たら王子様が蘇ってきました

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      昭和っ子さん「何人ぶち」について教えてくださりありがとうございます。時代劇では「二人扶持」なんて言ったりするらしいですね。

      大空さん、凰稀さんの主演の時代に愛月さんや蒼羽さんが新公で活躍していたんですね。蒼羽さんはオーシャンズ11と、あとガラコンでもお見かけしましてその麗しいお姿にうっとりでした。澄輝さやとさんと競っていたイメージですが、愛月さんとも競っていたんですね。麗しい3名が誰もトップスターにならなかったという事実に、宝塚の厳しさを感じます。

      桜木さんも御曹司だったんですね。私がヅカファンになってからの御曹司は3桁期ばかりで。
      で、御曹司でも新人公演は2回だけだったんですね。朝美さんもまた然りで。95期がどれほどに粒ぞろいだったかを感じます。ああ、95期がもっと低学年のうちからヅカファンになっていたかった、、、って、こうゆう事を言ったって何のメリットもないか。これから先を楽しみにします。

      王子様だった愛月さんがオジサン役ばかりになってしまった、というコメントは以前に他の読者さんからもいただきました。ラスプーチンあたりからはそうかもしれませんね(不滅の棘はイケメンだけど)。王妃の館はまだ観ていないんです。楽天で配信されるといいなぁ。

      ふふ、昭和っ子さんは星風さんの「担」なんですね。
      確かに慣れたらわかりやすい表現かもしれません。普及するのもわかるような気がします。

      愛月さんの王子様ぶり、素敵でしたね。
      本当に舞台映えする方です。
      あと1度は観る予定なので楽しみです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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