星組観た!2番手退団は花組の流れ!しかし3番手は!

大劇場公演

いやー、愛ですよね、愛。愛の力で乗り越えたんですよw
9月17日のお昼に2回目のモなワクチン接種後、

12時間で激烈な副反応に「命やばいかも」と苦しみ
18時間で命は大丈夫と確信するもヘロヘロ・グッタリ
24時間で回復の兆しを感じ
30時間で急速な回復を感じつつ就寝

そして12時間ほども眠りこけて迎えた19日、星組公演「柳生忍法帖」「モアーダンディズム!」のチケットが当選している日の朝(接種42時間後)は、
「これまでの苦しみは夢だったのか?」
なほどにスッキリ目覚めたなんて・・・宝塚への愛の力としか思えない!!!

友の会に抽選を申し込むにあたりいつも公演初日~早い日程を申し込むんですが、この度の星組公演の当選日が2回目接種2日後の9月19日になってしまって。
緊急事態宣言の延長に伴い返金してくれるとはいえ、宝塚が9月いっぱいのチケット販売を取りやめたんで19日を逃すと10月になるまで観劇出来ないわけで「そんなのは嫌!19日に観劇したい!」ってすごく思っていました。

読者さんの中には私がゲスで嘘つきで卑怯者のように思っている人がいるようですが(それも複数)、私は体調不良なのに観劇するとか、解熱剤を飲んで入場チェックを誤魔化すとか、そうゆう卑怯な事はしないんです。
それどころか今回は、19日に回復が間に合うか確認したくて解熱剤を飲まなかったんですね。苦痛のピーク時は飲むべきでしたがあまりのキツさにパニックとなり投薬が頭に浮かばず、夜中だったので夫や娘を起こす事もなくで。
あ、ネガティブなコメントのすべてを否定するつもりはありませんよ。実際私はゲスで嘘つきですから。
これから続ける星組の感想もすべて、嘘っぱちかもぉ~

柳生忍法帖の開幕時に撮影タイムあり!でもショーの時はなし…

この度の星組公演の撮影タイムはお芝居の前!ショーは(洋モノだけど)チョンパなので撮影不可!
なーんて、これも、嘘かもぉ~
ふふふ

さぁさぁ、物好きな皆様、レッツゴー!

・・・

書きたい事は山盛りですが、愛の力で副反応を乗り越えたんですから愛からスタートしましょうか。
そう、愛月ひかるさんからです。

私は愛月さんが星組に来た時から、愛月さんの素敵すぎるところが心配でした。見栄えが良すぎて、トップスターの礼真琴さんの立場を危うくするんじゃないかと。
大劇場のお披露目公演を観てその気持ちは一層強まりました。特にショー。礼さんとのサシではどうしても愛月さんが目立ち、トップスターに見えていました。

愛月さんは背が高い、腕脚が長いとはさんざん褒めちぎられていますが・・・
加えて愛月さんはね、肌が美しいんです。美しく、しかも白い。ここがまた、愛月さんの魅力なんですよ。
あの長い腕脚がくっついた長身のてっぺんに、美しく白いお肌のお顔が乗っているからああも見栄えするんですね。整ったお顔立ちが生きるのも、この美しく白いお肌とセットだから。

この公演で退団する愛月さんには、礼さんへの遠慮は不要なのでしょうか。
もうねぇ、惜しみなく美貌オーラを放ってくれました。

そう・・・春の花組公演、アゲインです。
猛烈なサンキューあきらぶりをご記憶の方も多いかと。お芝居でもショーでも、瀬戸さんがトップスターに見える瞬間が多々ありました。

今回の星組公演は原作が非常に有名ですし、柳生十兵衛は実在の人物なんですからさすがに、ジェンヌさんをひとりとして知らない人でも主役は柳生十兵衛だと思うでしょう。
ですが愛月さんの演じる芦名銅伯、すんごい存在感でしたよ。説明不要の、まごうことなきラスボス。
衣装がねぇ、これまたすごくって。
ただ豪華なだけじゃなく、高身長じゃなければ着こなせないこれは、そう、「赤いオスマンウェア」とでも申しましょうか。チラと壮麗帝を思い出しました。上着が床まで引きずるほどに長いオスマンウェアはあのふたりの主役には、って、今回は愛月さんの話なので省略します(もし興味あればこちらの記事へ)。
礼さんには着こなしが難しい衣装だし、そもそも柳生十兵衛はどうしても地味になってしまうんですよ。
なのにトップスターへの忖度を感じさせないゴージャス衣装を愛月さんが身にまとっていまして、宝塚が2番手退団を華やかにしたい気持ちがむちゃくちゃ伝わってきました。出番も多かったし!

そしてショー。
開幕前の撮影タイムがないのが残念でしたねぇ。しかも、この度初めてショーにおいて「あれ?」って思ったんです。なんかどうも古臭いと言うか。
1995年の初演「ダンディズム!」、2006年の「ネオ・ダンディズム!」に続いてのモアーなダンディズム!のはずですが、さして変更がなさそう。前ふたつのダンディズムを観ていない私がこんな事を言うのもアレですけどね。にしても、50年前の花嫁道具に入っているようなフランス人形を彷彿とさせる帽子をかぶった娘役にはちょいとうーんとなりました。

しかし!しかしですよ!
ショーの構成そのものは「?」でしたが・・・

愛月ひかるリスペクト

ぶりは、申し分ないものがありました。
特に印象的だったのが、うっすら紫がかった白い衣装。
この衣装の愛月さん、トップスターにしか見えませんでした。
先にも述べた通り愛月さんは美しく白い肌も魅力でね、この白い衣装に白いお肌が映える映える、キラッキラで、めっちゃ華やかで。
そうそう、黒燕尾でのダンスは礼さんではなく瀬央ゆりあさんとのサシで、これがまた、トップと2番手に見えまくりで。
瀬央さんがこれまた、すごかったんですよ。
2番手退団については花組アゲインでしたが、3番手の扱いは花組と星組でまったくもって異なっていたんです。
書きたい事が山盛りなので、次の記事で書こうっと。
あら?瀬央さんの事をタイトルに入れておきながら引っ張るなんて・・・私はやっぱ、卑怯なのねw

真面目な話に戻りますが、
今思うと、月組はひどかったですね。
美弥るりかさんの扱いが。
退団公演を生観劇しましたが、お芝居にもショーにも、美弥さんへのリスペクトがなかった。ただただ、「新生トップ夫妻をよろしくね!」な内容だったかと。特にショーは、トップ夫妻の結婚式のようなシーンがメインのようでしたし。
美弥さんがトップスターより年上の2番手であった事は、瀬戸さんや愛月さんと同じなのに・・・
しかも、美弥さんへのリスペクトを抜きにしてでもアゲアゲに励んだのに、その後のトップ夫妻の仲は(以後省略、もし興味があればこちら)。

私は、美弥さんの事がこの度の瀬戸さんや愛月さんの退団に活かされていると信じています。
今後も2番手退団は必ず出てくるはずで、どんどんスタイリッシュに進化するのではないでしょうか。
はっきり言いまして私は水美舞斗さんはいつそうなってもおかしくないと思っているのですが、この度は残ってくれていますね。宝塚オリジナルスケジュール手帳を買うのが楽しみです。2番手がズラと並んだページにマイティ様が載ってくれるんですから。
しかしながら優波さんが退団してしまいます。ベテラン娘役の真鳳さんも。
本当に宝塚の流れは絶えずして、しかももとの状態にあらずです。

夫は出張(前泊)に行ってくれたのですが、娘が塾から戻ってくるので今回はこの辺で。
今後、瀬央さんのごっついアゲアゲぶりや、事実上の4番手が極美慎さんであると感じたり、綺城ひか理さんのウィッグが今回は良くて安心したりだった事、そうそうお芝居が案外漫画版をモチーフにしている事や、娘役の2番手がボカされていた事も・・・あれこれ織り交ぜて記事にするつもりです。
言っときますが・・・真面目に読まないように。なんせ私はゲスで嘘つきで、卑怯者ですからw

ひとこ大好き!も嘘だしぃ~

コメント

  1. こんちゃん より:

    関西の、たー様

    いつも楽しみに拝読しております。ゲスの極み(元)乙女、ならぬライビュ専科の地方民です。

    ワクチン接種後、大変だったのですね。ご回復されてなによりです。

    ご無理はなされませんよう。

    私は、ワクチン接種2回終わりました。ファイザーでしたが、発熱どころか腕の痛みすらなく。一族全員そうなので、遺伝なのでしょうか。

    3連休は柳生忍法帖の原作を読んでいたのですが、文庫本上下巻、読破に6時間以上!

    内容は、グログロエロ、エロエログロ、エログロ エログロ・・・途中でエログロも飽きてきた・・・昔の文豪さんは描写が緻密だから、もう文字だけでおなか一杯・・・食欲が失せて痩せました(汗)清く正しいジェンヌさんが、これを読んだと思うともう・・・

    マンガ版は、「Y十M」でしょうか?一般誌連載だったようですが、やっぱり相当エログロなのでしょうか。

    宝塚の舞台版で、この原作のエログロは相当抜いているでしょうが、山田風太郎のエログロ抜きって面白いのでしょうか?

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ 管理人こんちゃんさん、いつもありがとうございます。
      こんちゃんさんは一族まるごと、ワクチンの副反応がなかったんですね。うちは夫と娘がファイザーですが夫は2回通して副反応ほぼ無しだったのに娘は1回目で発熱したので、2回目接種が気がかりで。まぁ、大変だったとはいえ回復したという経験も積んでいるんですですから、どうにかやり過ごすしかないです。

      柳生忍法帖、6時間かけて原作を読破したんですね!すごい!
      はい、私が読んだ漫画版は「Y+M」です。やっぱ、6時間くらいはかかったかなw
      原作にかなり忠実らしいですがもう、エロエログログロの極みでした。しかも女性はロリ顔にデカパイ・デカケツなんですよ。女性向けの漫画ではないですね。
      それでも私は、甲賀忍法帖の漫画版「バジリスク」と、魔界転生の漫画版も読みましたw エログロ度は低い順からバジリスク→柳生忍法帖→魔界転生ですね。
      山田風太郎は何を食べてどんな生活をすごし、あんな作品を執筆したんでしょうねぇ。
      ストーリーは「魔界転生」がメリハリがあって舞台化しやすいのにと思ったのですが、すでに舞台化されているんですね。
      甲賀忍法帖はあまりに哀しく虚しいラストなので(十兵衛がいないし)、残ったのが柳生忍法帖だったのかなと思っています。

      宝塚版だけあって漫画のビジュアルは完全スルーかと思いきや、極美さんはかなり参考にしているかもしれません。
      はい、ジェンヌさん達が原作なり漫画版なりを読んだかと思うと悩みますよねw
      もちろんエログロはほぼ抜いていましたが、明成が残酷なエロジジイである事をどうしても表現したかったのか、おとねをさらうシーンは採用されていました。

      あとやっぱ、あれこれ話を盛り込みすぎているかな。
      その分説明が足りなくて、わかりにくいシーンもありました。十兵衛とお圭が盲目の玄達とお園に扮するところなんて、特に。
      「あれ?なんで突然、まこちゃん十兵衛は目をつぶって登場してきたの?服も変わってるし、髪を降ろしているし」と戸惑う観客がたくさんいそう。

      まぁその、愛月さんがすごくカッコよかったし、舞空瞳さんも素晴らしく美しかったしで、宝塚的な楽しみはありますよ。
      ただ礼さんについては・・・地味だったなぁ。
      アテルイやげんようといい、礼さんは渋めキャラが好きかもしれないけれど、次はパーッと華やかなのにして欲しいですね。アルジェやロミジュリみたく死んでしまわないやつね。ロクモも結局は不幸な主人公だったし。
      無理だろうけどミーマイなんて良さそうなのになぁ。ブロードウェイミュージカルは歌上手ジェンヌさんにやってもらいたいです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. 0220 より:

    今回の記事、特にゲスな要素は感じませんでした。からの複数回ゲスで嘘つきで卑怯者アピール。
    イキり散らしてスベってる童貞の中学生みたいで笑ってしまいました。俺ってワルだからさーってベタなやつですね。このような諧謔み溢れる文をわざと混ぜてくるあたり、ユーモアがありますね。
    最後にもう一度入れてくるあたりなんて達人の域です。声上げて笑ってしまいました。天丼は基本ではありますが、素晴らしいですよ。サンドウィッチマンのコントのよう。ツッコミ待ちしてる時の富澤のドヤ顔が浮かびました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      0220さん、この文面で何故「天丼」が出てくるんだろうと思ったんですが、調べてみると「同じギャグやボケを二度、三度と繰り返して笑いをとる手法のことを指す」お笑い用語として普及しているんですね。その由来は、天丼には海老天が2つ入っているからだそうで。
      あと「諧謔」は「かいぎゃく」なんですね。読めませんでしたよ。もちろん意味も知らなかったんですが「面白い気のきいた冗談。しゃれ。ユーモア」だそうで。
      以前他の読者さんから「僥倖」を教えてもらった時と同様、自分が賢くなったような気がしました。ブログのおかげで語彙が増えて嬉しいです。

      結婚してからお笑い番組をあまり観なくなり、サンドウィッチマンのコントもわかりません。そんな私がお笑いの要素を使った記事を書いているのだとしたらそれは、小学校中学年から高校を出るまで尼崎に住んでいたからでしょう。この頃はテレビで漫才をよく観ていましたので。
      今後も諧謔的な記事をお届け出来たら幸いです・・・が、私はプロとは違い、笑いを狙う事はありません。

  3. シイこざくら より:

    こんにちは。
    愛月ひかるさん退団とのことで気合を入れて初日観劇してきました。

    星組の大劇場初日は初めてだったんですが、笑いが多くて驚きました。
    平坦な場面で笑い、真剣な場面で笑い、謎タイミングで客席から笑いが起きるんです。
    吉本の若手漫才師のネタ披露で、他の客にアピールする目的なのかコアなファンだけが先走ってカラ笑いすることがよくありますが、まるでそんな雰囲気でした。
    わたしのすぐ後ろにいらした女性(恐らく20歳前後)は終始「ぐふふ」「ぐふううう」と声を上げていらっしゃいました。

    台詞を言い始めた直後にすでに笑ってるからほんとにこれは初日なのかと段々疑問に感じてきましたよ。

    しかし、二日目に色んな方のブログを読んでいると「初日みたいな客席の笑いはなかった」と書かれていたため、これは初日特有のご祝儀みたいなものだった様です。
    つまり、初日・二日目と連続観劇されてる人も結構な数でいらっしゃるんですね。これまたびっくりです。

    肝心の愛月さんはとってもシリアスなお役かと思いますがわたしが想像(そして切望)していたよりは出番が少なくて。
    死ぬ契機もなんだか微妙・・・
    娘さんは若いのに愛月さんはお年寄りだし上原謙を思い出しました。

    たーさんのおっしゃる通り高身長ならではの愛月さんの衣装はとても素敵でしたね!!
    あの衣装ならカブキロックスも吃驚仰天ですね。

    次回は妙な笑いがない状態で観劇できると思うので落ち着いて拝見しようと思います。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      シイこざくらさん、初日観劇されたんですね。で、貴重な体験(?)をされたそうで・・・お疲れ様でした。
      初日特有のご祝儀っぽいんですね。うーん、私は春の花組公演の初日を観に行きましたがそういった事はなかったように思うんですよね。どこに座ったかも関係しているのかな。
      熱心なヅカファンには独特の風習がたくさんありそうですが、劇場にはライトファンや宝塚初体験な観客もいるんですから、あまりに目立つ行動は取らないで欲しいと私は思います。「ぐふふ」だの「ぐふううう」だの声をあげて何のメリットがあるんでしょうね。周辺の観客への迷惑ですよ。20歳前後という事はこれから何十年も「初日ぐふふ」を続けるのかなぁ???若いから連チャン観劇もこなせそうだし、怖っ!

      愛月さん、出番少ないように感じたんですね。私は予習の影響が強く、出番はむしろ多いと思いましたし死ぬ契機もまぁこんなものかと。漫画版の芦名銅伯はかなり気持ち悪い妖怪みたいな人物なので宝塚版ではすごくカッコよくなっていて嬉しかったしw そうそう、確かに銅伯とゆらが親子って変ですよね。漫画でも思いました。あと宝塚版でも漫画版でもゆらの母親がちっとも出てこないんですよ。

      愛月さんは本当に素敵でした。衣装のドクロなデザインは少々やりすぎかも、ま、愛月さんだからこそ着こなせていますけどw
      にしてもカブキロックスなんて懐かしいなぁ。イカ天観てました~

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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