ふふ、私ほど松竹新喜劇を観ている宝塚ファンはそうはいないんちゃいます？
すべてはトップスターOG、北翔海莉さんがきっかけでした。北翔さんのご主人だからこそ松竹新喜劇の団員である藤山扇治郎（ふじやま せんじろう）さんに注目したんです。扇治郎さんの祖父、藤山寛美（かんび）さんは松竹新喜劇の立役者だったそうですが私にとっては知らない人なんですよね、とにかく北翔さんがらみで気になりついつい足を運んじゃうんですよ。
今回の「喜劇発祥120年」公演はいつもよりワクワクと向かいました。
すんごく
げっすーい気持ち
があったんです。
扇治郎さんのライバルであろう、渋谷天笑（しぶや てんしょう）さんの扱いがどう変わったか気になって。
なぜ気になったのかをちょろっと述べてみます。
松竹新喜劇は
曾我廼家五郎八（そがのや ごろはち）さん
寛美さん（北翔さんにとって義理の祖父）
二代目 渋谷天外（てんがい）さん
を中心に栄えてきたそうです。そして平成から令和にかけて長く、二代目天外さんの実子である三代目天外さんが座長を務めていました。
今年になって三代目天外さんが年齢を理由に脇にまわったんですが・・・座長の跡継ぎが5人もいるんですよ。
藤山扇治郎 37歳
渋谷天笑 40歳
曾我廼家一蝶（いっちょう）42歳
曾我廼家いろは 年齢非公開でおそらく30代
曾我廼家桃太郎 38歳
（敬称略 年齢は2024年5月時点）
の5人ね。
皆さん立派な名字を受け継いでいますが先の「偉大な御三方」の直系は扇治郎さんただひとり。天笑さんも曾我廼家の3人さんも直系どころか親戚でもないようです。だからか曾我廼家の3人さんにはウィキすらありません。
なので本来なら寛美さんの実の孫である扇治郎さんがひとりで座長を継ぐのがスジなんですよ。だけど5人で継いだんです。
5人は平等ではなくいつも中心は扇治郎さん。これはひとえに血筋ゆえだと私は思っています、あくまで私の感覚ですが扇治郎さんってすごく優しそうだけど舞台人としての華がないんですよ。
とはいえ歌舞伎のごとく家柄を重視するっぽい松竹新喜劇ですからずっとこのままだと思っていました。
それが、2番手に大きな動きがあったんです。
今回の公演のYahooニュースにもさらっと載っていまして、
2番手な天笑さんのご挨拶に
>渋谷家に養子縁組いたしまして
とあるでしょう？なんと天笑さんは三代目天外さんに養子入りしたんですね。
先にも述べた通り三代目天外さんは戦後に松竹新喜劇を支えてきた二代目天外さんの実の息子です。そんな三代目天外さんには実の息子がいない（娘しかいない）んですが天笑さんが養子、つまり息子になったんですよ。
歌舞伎であるような「芸養子」じゃなく三代目天外さんの戸籍上の養子でのようですし、それも三代目天外さんの娘さんと結婚したわけでもなく単独で養子入りしたらしいです。
これまで血筋で圧倒的・絶対的に優位だった扇治郎さんにとって、後付けであれ血筋を得た天笑さんはいよいよ強力なライバルになるはず。扇治郎さんの奥さんである北翔さんは心穏やかではないでしょうきっと。
なんせ天笑さんって扇治郎さんよりはだいぶ華があります。顔が整っているし背が高いです。
声は扇治郎さんも天笑さんもよく通るのでおあいこ。
舞踊だと扇治郎さんが有利でしょう、だけど松竹新喜劇で披露するチャンスはなさそうです。
はぁぁ～、
いつも通り前置きが長くなっちゃいました。
ようは、今回の喜劇発祥120年公演って天笑さんが養子入りしてから最初の公演だから、天笑さんの役付きがどうなるのかとワクワクしながら大阪松竹座に向かったわけです。ひょっとしたら「RRR」の暁千星さんの如くトップスターを差し置くようなスーパー2番手な役付きになるかも？と。
結論としては、
天笑さんに飛び級感はなく「扇治郎さんへ配慮しまくりなまま」でした。
一幕の「幸助餅」は扇治郎さんがタイトルロールな餅問屋の幸助で、二幕の「村は祭りで大騒ぎ」にはハッキリとした主役がいなかった。強いて言えば二幕は特別ゲストの川中美幸さんが主役かな。天笑さんは一幕ではほんのチョイ役だったし、二幕では美味しい役だったけれど一幕の扇治郎さんほどにはアゲアゲされていませんでした。
ストーリーはどちらも超超超ドドド級の人情物。悪くはなかったです、これまで観た松竹新喜劇の中でも良い作品でした。
しかし！
松竹新喜劇の悪い特徴である
・とにかく冗長
・セリフを聞き逃すとストーリーを追えなくなる
が今回もひどかった。
80分のお芝居の二本立てだけどどちらのストーリーも60分に縮めたってまだ長いくらい。
「幸助餅」は100年以上前の作品だそうですから令和でそのまんま上演したらアカンでしょ。歌舞伎の超ド人情物といえば「文七元結物語（ぶんしちもっといものがたり）」を私は歌舞伎座で観たけれど、1902年の初演そのままじゃなく令和アレンジしているそうですよ。宝塚なら柴田侑宏ワールドかな、やはり今の演出家が何かしらアレンジしていますよね。
「村は祭りで大騒ぎ」は1990年代の設定で比較的新しいのに松竹新喜劇らしい欠点をそのまんま踏襲しています。とにかく役者のセリフが多く、さして重要でもないセリフとストーリー展開に関わる大切なセリフがごちゃまぜなんですよね。
私が観たのはほんの数本のストーリーですが松竹新喜劇ってなんというか、観客が全神経を芝居に集中する事が前提になっているんですよ。戦後の娯楽が少ない時代は観劇に熱中する観客が多かったのでしょう、そんな熱意を令和の観客にも求めているように感じます。
松竹新喜劇の「こだわり」は「昔のまんまなストーリー」だけじゃありません。舞台の大道具や衣装、ウィッグにも徹底的にこだわってお金をかけているんですよね。OSKが残酷なほどに予算カットされている一方で、OSKと同じく集客力が弱そうな松竹新喜劇にああもお金を掛けているのはバランスが取れていないように私は思います。
そう・・・
舞台は観客が来てくれてなんぼ
だと私は思うんです。
OSKはNHK朝ドラ「ブギウギ」で盛り返し今年の「春のおどり」にはいやらしいほどに予算が付いていたけれど、松竹新喜劇は予算をかけ続けているのにガラガラのまま。この度の120年公演にしても1階席こそそこそこ埋まっていたけれど定価の11,000円で購入した人はほとんどいないでしょう（後述します）。3,000円の3階席はマジでスッカスカでひとり3～4席使って寝そべれそうな勢いでした。
こうもガラガラだと
寛美さんの実の娘であり扇治郎さんの伯母である直美（なおみ）さんを座長に迎えれば良かったのに、って思っちゃいますよ。
そうならなかったのは松竹新喜劇に「座長は男性であるべき」なこだわりまであったからじゃないでしょうか。令和の現在でも5人の座長のうち女性だけを年齢非公開にしているんですから性別による差別は続いているように思います。
自分の名前だけで懐かしの大物歌手をゲストに招いた公演が出来る直美さんですから、松竹新喜劇にいればもっと集客出来たはずなのにね。私は生前の寛美さんを拝んだ事はありませんが直美さんは複数回拝んでいまして、顔も芸もまるっと寛美さんを受け継いでいると推測しています。
北翔さんは自身の25周年公演で寛美さんの作品にチャレンジしていたけれど私には物足りなかったです。寛美さん直伝であろう直美さんの「あほに徹する芸」を北翔さんは出来ていなかったように思いました。
松竹新喜劇の話に戻ります。
今回は団体が多いように感じましたがお姉様お兄様ばかりでしたし、個人の観客も8割ほどがそうでした。
でね、私はお姉様お兄様方が手にしているチケットを何枚も見たんですけど（偶然見えたというより意図的にお姉様お兄様の手元を見た事を認めます）、
貸切料金
って書いてあったんですよねどれも。実際は貸切公演じゃないのに。
お姉様お兄様はこぞって1階席に吸い込まれていましたが先にも述べた通りここの定価は11,000円。だけど私にはわかります、かーーーなり安価に入手しているはずだと。
だって、
1階席（といっても建物の3階にある）に
こーんな案内がありましたからね。
リピーターなら半額なんて言ってますが団体には最初っから半額で売ってるんちゃいます？他にもいろんな方法がありそうですから1階席の観客は誰も定価で買ってないんちゃいますかね？
それなら最初から1階席を5,500円で売れば良いのにね。松竹の公演は歌舞伎でも良席の価格が闇っている（定価はバカ高いのにあちこちで廉価販売があるし招待券も氾濫している）けれど新喜劇の方がえげつないです。
というわけで、
あくまで私の感覚ですが松竹新喜劇の今後はなかなかに厳しいと思っています。
集客力が弱い、つまり世間からは忘れられつつあるのにいろんなこだわりをキープしているんですからいつか存続の危機に陥るでしょう。ってか今でもそうなんじゃないですか？
ここまで読んでくださったありがたーい方々に伺いたいです、興味を持ちました？扇治郎さんvs.天笑さんの事とか松竹新喜劇とかに。
でね、私の勝手な推測を続けますと、北翔さんも松竹新喜劇の将来を心配しているかもしれません。もともと松竹新喜劇そのものがヤバそうなのにメンバー内でトップ争いが勃発しかねないんですもん。
それゆえ北翔さんはご主人が肩書上のトップであるにも関わらず自分は松竹新喜劇に入らないし、ゲスト出演すらしないんちゃいます？息子さんのデビューにしたって本来なら松竹新喜劇でやるのがスジなのに自分の25周年公演でやったんだし。
ふふ、
ご主人の公演を観たのになんかむしょーに北翔さんを拝みたくなりましたよ。ビルボード公演など効率の良さを重んじているようですがどうか3,000円くらいでも拝めるリーズナブルな公演もやっていただきたいです。
コメント
記事拝見してまず思ったのは・・・松竹新喜劇て、いつまで続けられるんかな・・・です。私が子供だった頃が全盛期で、それも寛美さんが居たから盛り上がり人気を得られたのでしょう。あのアホに徹して笑いを取る芸は他の人では無理だと思います。天外さんについては名前を知っているだけで、どんな芸をお持ちだったのか記憶がありません。
要するに松竹新喜劇＝寛美さんなので、天外さんの子供や孫が居ても歯が立たないように思えます。
寛美さんが居たから大人気でチケット完売、なかなか買えなかったのです。
人気商売というのは大変ですね。
今、チケットが取れないと大騒ぎの宝塚も少し前、100周年以前だとガラガラが普通でした。新聞やさんの景品でA席引換券とかB席引換券とか大量に出回っていて、私も束でもらったことがありました。当日引き換えなので並んで座席券と換えてもらってました。松竹新喜劇のチケットも、もしかしてそんな感じなのでは？
めいさんにとっても「松竹新喜劇＝藤山寛美」なんですね。
夫もそう言ってたんです、歌舞伎で言う團十郎みたいなもんだと。「俺は渋谷なんとかは知らない、歌舞伎なら獅童より下の存在ちゃうか？」とも言ってました。夫だけだと頼りないけれどめいさんもおっしゃるなら寛美さんが松竹新喜劇の象徴だった事を信じます。
はい、人の心は移ろいやすいですし、人気稼業は大変ですね。
昨日ベルばら50に行ってきましたがこれまたキャスティング次第でチケ難だったりその逆だったりで。
宝塚って以前はチケット捌きが大変だったようですね。
創業家一族が追い出されてカネカネカネな運営陣に変わったからこそ持ち直したのかもしれません・・・しかしながら功罪は必ずセットになっており、今の宝塚は罪が目立っています。
一応改革を謳ってはいるけれどさして変わらないように私は思うんです。昨日のNHK「おはよう関西」でHHホーは増収増益とニュースになっていました、今までのやり方で儲かっているなら変わらない気がします。
めいさんは株主総会に出席されるんですか？もしそうなら様子を記事にしていただけると幸いです。パソコンを新しくされたんですね。私のパソコンも寿命が迫っているしウィンドウズ11に対応していないので勉強になりました。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
まだ株主総会の案内は来てませんが、行くつもりです。今年は歌劇関連で発言を希望する人が多いでしょうから、当ててもらえるかわかりませんが、手は挙げると思います。どう考えても歌劇団員の待遇は悪過ぎですから、その点の是正を求めたいですね。
このコメントも一昨日買った中古パソコンで書いてますが、付属品マウスの乾電池の接触が悪い以外は特に不具合はありません。このスペックで￥26980はお得です。officeも予めインストールされています。それまで使っていたパソコンは処分業者（リネットジャパン）にネット申し込みしました。回収は佐川急便で回収日や時間も指定できます。中古の入っていた箱に入れて送りました。配送にかかる費用や回収は無料でした。
念のため、送る前にパソコンからハードディスクを取り外しておきました。後日、燃えない家庭ゴミの日に出します。これが一番安心できる処分方法です。
めいさん、今年のHHホー株主総会に出席予定なんですね。良ければ感想をお聞かせください、おそらく例年以上にYahooニュースになるでしょうがもしめいさんが感想を伝えてくださったら私は他のどんな情報よりも信じます。
私が呼びに使っているパナソニックのノートパソコンも中古で3万くらいだったかな、何ら問題なく使えています。オフィスは入っていませんがブログ運営には不要ですし。
自宅でメインに使っているノートパソコンもパナのノートパソコンもウィンドウズ11に対応しておらず買い替えが必要です、我が家はコンパクトなのでノートで中古を探してみます。
ハードディスクは気になりますよね、実は私は昔購入したノートパソコンを捨てられないままです。タワーならハードディスクを外せるけれどノートは怖くって。
ネットはしなくてもCDプレイヤーとしては動いてくれるし。完全に壊れるまで保管してしまいそうです。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
こんばんわ！
松竹新喜劇も応援頂きありがとうございます…と北翔さん推しとしては申し上げるしかありません。
還暦の僕も寛美さんはテレビでしか見たことはないのですが…芸風としてはアホ芸を基本として要所はとてつもなく長い台詞を立て板に水の如くまくしたて拍手をもらう…って感じでしょうか？
子供の頃には既に吉本新喜劇に押されて大衆芸能より伝統芸能に近くなり我々からは縁遠くなっていたように思います。金持ちのボンボンなんかは家族で観に行っていたような(笑)
京都では今でも南座の新春公演は松竹新喜劇ですね。
北翔さんは藤山直美さんに憧れているとかねてより公言されてるし藤山家の後継者を産まれたからには機会あれば出演するおつもりなのかと思ってましたが…どうなんでしょうね？
松竹座の客入り今一つですか…何年か前の直美さん座長された寛美追悼公演は南座で観劇しましたが満員でした。やはり名前だけで客を呼べる直美さんが座長になられるのが劇団的には望ましいんでしょうね。
今回は気をつけて投稿しますね。
アラカンじいさんさん、おはようございます。
先日はすみませんでした、キツくお伝えしすぎました。
北翔さんの影響力って凄いです。記事にもした通り私が松竹新喜劇を観るようになったのは北翔さんがきっかけだし、扇治郎さんとのお子さんもいるんですから今後もなんやかんやで気になるでしょう。
はい、寛美さんはとにかく「あほ芸」が基本だったようですね。志村けんさんにも影響しているそうです。
そう、松竹新喜劇はセリフが長い。しかもセリフをしっかり聞いていないとストーリーを追えなかったりします。「喜劇」なんて言っといてけっこう真面目に観ないとアカンのです。笑いのシーンは案外少ないしね。
アラカンじいさんさんのおっしゃる
>大衆芸能より伝統芸能に近くなり
はすっごく適切な表現です。
今のままお高く止まっているとヤバいです、っていうかすでにヤバいんですけどね。
はい、南座でも松竹新喜劇をやっていますね。
あら、南座での寛美さんの追悼公演をアラカンじいさんも観たんですねー、私も観ました。2022年のではないですか？歌舞伎役者の中村亀鶴さんも出演した充実のお芝居でした。
直美さんは本当に忠実に「あほ芸」に徹しています。初めて直美さんの演技を観た時は「この人は本当にそうなのではないか」と勘違いしてしまったくらいです。トークが素晴らしいのに終演後にトークしてくれる事がほとんどなくて残念。
北翔さんが25周年で寛美さんの芸を再現しようとした（かったのでしょうが実際はそうでもなかった）のも、直美さんへの尊敬の念もあるのかもしれません。
にしても、北翔さん・扇治郎さんの息子さんが松竹新喜劇ではなく北翔さんの公演でお披露目した事を直美さんはどう思っているんでしょうね。
松竹新喜劇はいつもガラガラです。そして高齢者が多い。
いつだったかな、大阪松竹座の改札前で「年寄りばっかりやないの！いややわぁー」と大きな声を出して愚痴っているお姉様がいたのですが彼女にしたって80は超えているはずなビジュアルでした。
今後どうなるんでしょうね、密かにトップ争いが勃発しているかもしれないし、扇治郎さんには直美さんや北翔さんの支えが必要かもしれません。
いつもありがとうございます。
ホンマ、先日はすみませんでした。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
松竹新喜劇の情報ありがとうございました。
私は吉本新喜劇を山田花子さん目当てで、最近も
テレビで見て見たのですが、さっぱり笑えませんでした。
松竹新喜劇も喜劇といっても気軽に笑えるものではないのかなとたー様の今回の記事を見て思いました。
北翔海莉さんといえば今年のクラブセブンは
留依まきせさんと女性陣枠？です。留依まきせさんは、勝手な印象ですがおしが強いイメージです。
お二人共芸達者でしょうからどんな舞台になるのか気になります。
北翔さんのお子さん、ご主人のインスタで時々拝見しますがとてもお子さんらしいかわいらしさで、
すくすく育って欲しいと思いました。
かなえさんは吉本新喜劇を見て「さっぱり笑えませんでした」だったんですね。私もちっとも笑えないんです、吉本新喜劇よりは松竹新喜劇の方がまだマシです。
松竹新喜劇のまどろっこしさにもイライラしますが、吉本新喜劇の手っ取り早く笑いを取ろうとするやり方も好きじゃなくって。
そう・・・「気軽に笑う」って実はとても難しいんですよね。
昨日ベルばら50を観たんですが留依まきせさんが出演していたのに確認する事が出来ませんでした。私の中ではネバセイでの娘役姿が一番記憶に残っているかな。
クラブセブンに出演するんですね、機会あれば観たいです・・・って、東京でしかやらないんだぁ大ショック！まさしの名前もあるし興味あるんだけどなぁ。
北翔さん・扇治郎さんの息子さんははい、可愛い男の子でした。舞台での指しゃぶりがやめられない極めて普通の男の子だったかと。
うちの娘も2歳の頃は「親指が溶けてなくなるんちゃうか」ってなほどに指しゃぶりしていたんですよねぇ、懐かしい。
北翔さんとしては息子さんを舞台で活躍させたいかもしれないけれど、今は歌舞伎役者でも大卒がデフォですから芸だけでなく学業も重視して欲しいです。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
いつも読み応えあるブログを共感しながら拝読してます。
私もたまたま縁があって何度か松竹新喜劇を観劇しています。
松竹新喜劇に対して思うことは、たーさんが仰る通りの事です。
良い作品も面白い作品も色々とあるのに、スターがいないからか、体質が変わらないからか、このまま消えちゃうのも勿体無いけど、どんどん忘れられていく感じです。
達者な役者さんもいるのに勿体無いですね。
北翔さんは加入すると先輩方に気をつかうし、ゲストと違って大変な気もします。
来月、錦織一清さんの演出でつかさんの「熱海殺人事件」を扇治郎さん、天笑さん、ほか曽我廼家の若手の皆さんで上演するようですよ？
そちらの方も面白いかもと思っています。
マリモーネさん、はじめまして。いつも私のブログに遊びに来てくださっているとの事、ありがとうございます。
マリモーネさんも何度か松竹新喜劇を観ているんですね。なかなか他の方の感想を聞く事が出来ないのでご意見をいただけて嬉しいです、しかも私の記事に共感くださって。
そう・・・松竹新喜劇には良い作品もいろいろあります。ただし令和的な脚色が必要ですね。
役者さんは皆さん芸達者で、扇治郎さんにしたってとても努力家な事がヒシヒシと伝わります。だけど扇治郎さんが決定的なスターになるのはまず無理だし、天笑さんにしたって単独で絶対的なスターになるのは難しいでしょう。
天笑さんにはいろいろ企みがあるのか、マリモーネさんが教えてくださった「熱海殺人事件」は「TENSHO座」なんですねぇ。ふふ、キャストのトップクレジットは扇治郎さんなのに「天笑座」なんだ。
興味ありますが期間が宙組公演とガッツリ被っているのでまずは宙組の結果待ちです。
にしても、先日の喜劇発祥120周年公演で熱海殺人事件の宣伝をしてくれなかったのはどうしてだろう？大阪松竹座内で川中美幸さんのCDを売っていたんだから隣で熱海殺人事件のチケットを売っても良かったのにね。ぴあどころか松竹ウェブでもチケットを買えないっぽくてどうしましょう、問い合わせ先のメールアドレスはGmailだし！
つかさんには興味あるし蒲田行進曲（宝塚では「銀ちゃんの恋」）の方ですもんね、マジで観たいんだけどなぁ。
演出がニッキってのが気になるんですけどね。
大阪松竹座でニッキ演出の「サラリーマンナイトフィーバー」を観たんですがダメダメで・・・天笑さんだけでなくジェンヌOGさんも2人出ていた力作のはずなのに。ニッキも舞台に出てきたけれど「腰が痛くって」と天笑さんが差し出した椅子に座っており、長い年月が過ぎた事を痛感しました。
この度は本当にありがとうございました。
マリモーネさんは熱海殺人事件を観ます？もしそうならどうやってチケット入手したか教えていただけると嬉しいです。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たーさん
色々な舞台に興味を持たれていて足を運んでらっしゃるのが凄いなーと思います。
TENSHO座……確かにこれは天笑さんの座組ですね。
多分、自主公演ぽいので、流石に大阪松竹座では宣伝させてもらえないんでしょうね。そう言うところが堅いと言うか、小劇場との違いですね。
扇治郎さんの評判で聞こえてくるのは「お人柄が良い方」で、北翔さんのファンの方からも聞こえて来ます。北翔さんの舞台を観に行った際にも客席にいらっしゃるのをお見かけしました。
北翔さんが伸び伸びと活動出来るのは、あのお二人ならでは良い関係が出来上がってるのかも知れません。
（松竹新喜劇の未来とは別に……）
それと、扇治郎さんより天笑さんの方が貪欲で強かな気がします（もちろん、良い意味でです）
熱海殺人事件は、私は東日本側の住人なので、興味はあるのですが新幹線に乗ってまでは行かないと思います。
大好きな水美舞斗さんの全ツがあるので我慢です。
東京なら行くのになぁー
確かにチケットはGmailですね。
私も行くとしたらこちらに問い合わせるしかないです。お役に立てずにすみません。
松竹新喜劇のお話をたーさんと出来るとは思いませんでした。嬉しいです。
これからも読ませて頂きます。
そして時々お話が出来たら嬉しいです。
マリモーネさん、私ってめっちゃ貪欲でしょー。トシとってから観劇を始めたからか、いろんなジャンルを味見したくてたまらないんですよー。
でねぇ、私は思うのです。天笑さんも相当に貪欲だろうと。マリモーネさんは「良い意味で」っておっしゃってますけど私は天笑さんは普通に貪欲で強欲だと思いますよ。
扇治郎さんをひたすら支えるつもりなら「TENSHO座」なんてやらないですよ。しかも自身のファンクラブまであるんですよ天笑さんには。非会員でも公式サイトの一部画像をチラ見出来るんですが何とニッキとゴルフしてるしー！老いたニッキですが一度は天下を取った少年隊ゆえアラフィフ以上の日本人への知名度がむちゃくちゃ高いですもん、天笑さんはホンマ強かですよぉ。天外さんとの養子縁組だって何かしら企みがあるはずです。
扇治郎さんって良くも悪くもボンボンなんですよね。ガツガツしていないのは長所でもあり、歌舞伎の家に産まれていたら良いバイプレイヤーになっていたように思うんです。小柄で可愛い顔だから女形に良かったんんちゃいますかね？NHKでもバイプレーヤーとして良い味をだしていましたし、そういった俳優としては文句ありません。
だけど自身がドンッと前に出るには向いていない。まして雲行き怪しい松竹新喜劇を立て直すなんて無理。すぐ隣には生き馬の目を抜きそうな天笑さんがいますしもうホンマやばいですよ。
直美さんや北翔さんの希望もあるでしょうが現体制のキープは厳しいんちゃいますかね？
北翔さんの25周年公演では扇治郎さんだけが息子さんを抱っこしていたのですが、息子さんの様子からして平素から扇治郎さんが抱っこしまくっている事がよくわかりました。
はい、北翔さんが伸び伸びと活動出来るのは扇治郎さんの支えがあっての事でしょう。
松竹新喜劇ではなく北翔さんの公演での息子さんのデビュー、直美さんの気持ち、天笑さんの存在・・・扇治郎さんもいろいろ大変そうですし出来る範囲で今後も様子を拝みたいです。
熱海殺人事件はとても興味あります、ご紹介本当にありがとうございます。
そうですね、自主公演かも。橋之助さんや尾上右近さんも自主公演に励んでいますが歌舞伎座や南座、大阪松竹座では宣伝してくれないんですよね。TENSHO座にしたってそうなっても仕方ありません。
心斎橋角座ってコロナ前はOSK公演でけっこう行ってましたし久しぶりに行きたいです。本来なら道頓堀のZAZAの方がアクセス良好でわかりやすいんですけどね、ここはもともと中座という有名な劇場があったそうです。
私にしたって新幹線に乗ってまでこの公演には行きません～。
宝塚でさえ普通は遠征しないしね、次の宙組公演だけは特別扱いですけど。明日が大劇場公演の抽選結果発表日ですからハズレたら心斎橋角座に行くスケジュール調整をします、おおかたGmailに問い合わせれば振込先の案内があり、振込すればチケットを郵送してくれるんじゃないですかね？
こんな私ですから月全ツも梅芸がハズレたら諦めます。マリモーネさんは遠征を検討中なんですね、水美さんの様子など是非感想をお聞かせください。私は案外天紫さんの事も気になっていたりします。
宝塚もたいがいマイナーですが松竹新喜劇はいよいよマニアックですよね。コメントで語り合える方と出会えて嬉しいです。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます。
たーさま こんにちは
観劇ライフ充実しまくりですね！
扇治郎さん、華もハッタリもないというか、北翔さんと並ぶと身長差だけでなく、夫妻というより妻夫、婦唱夫随感が漂って見えるのですが。
またまたワタクシ…全盛期の寛美さん覚えてまして、小学生の頃だけど土曜日の昼過ぎに【泣き笑い劇場】という松竹新喜劇の舞台を放送する番組ありました。今より民放局少ない時代に北海道でも放送してたんですよ。長いセリフの内容も物語もようわかりませんでしたが・・・渋谷天外と曽我なんとか長い名前は当時の記憶あります。
寛美の後継者は芸風も顔立ちも直美さんなんだと思います。だいぶ前にNHKswitchで、香川照之さんと直美さんの対談ありまして、唯一覚えているのが香川さんの『寛美を襲名しないのですか』の問いに『イヤですよ〜あんな借金じじい』みたいにかわしていました。もしかしたら男子が継ぐものって気持ちもあったのかも。
直美さんは南座で『笑うカドに福きたる』観て声もいいなぁと、『おもろい女』の良席取ったのですが、療養のたまに中止になってしまってガックリしたまま更新できていませんでした。たーさまの記事読んでまず直美さんの公演スケジュール検索してしまいました。観たいのは扇治郎でなくて直美さんですから。
さてさて水美舞斗さん。月組替え→トップ説諦めていません。どっかの人事ブログみたいですけど、本来月城さんの後継は暁さんでよかったはず。それを星に出して、超高学年トップに引き継がせるってことは・・・どう考えても鳳月杏・風間柚乃のワンツーは地味すぎるし。お披露目公演セニョール・クルゼイロ再演プリーズ！です。
ちぃさまさん、はい、先週はホンマ観劇三昧でした。
扇治郎さんはそうですね、北翔さんと並ぶと「婦唱夫随」感が漂っています。だけど、だからこそ夫婦でいられるんですよきっと。どちらも主役級では夫婦関係を続けるのは難しいはずです。
北翔さんの25周年公演での扇治郎さんがホンマに献身的で、この調子で松竹新喜劇もやってくれたらなぁと私は思うんですけどね。
あら！ちぃさまさんは全盛期の寛美さんをご存知なんですかー！
さらに天外さんや曾我廼家さんもご存知なんですね。私は子どもの頃テレビでかなり漫才などを観ていたんですが松竹新喜劇は観た記憶がありません。
はい、寛美さんは写真と松竹新喜劇で流れていた映像でしか拝んでいないんですが直美さんとすっごく似ています。
へー、香川照之さんとのトークがあったんですかー。はい、直美さんはSPICEだったかな、ちゃんとしたところのインタビューでご自身で「私は男尊女卑」と言い切り、扇治郎さんについて「この子は男に産まれてくれた」と褒めちぎっていました。おそらく扇治郎さんに寛美を襲名して欲しいでしょうし、北翔さんが扇治郎さんより目立つのは嬉しくないかもしれません。
ちぃさまさんは「おもろい女」は2018年の全ツだったんですね。せっかくチケットを取ったのに観劇が叶わず残念でしたね。
今後だと新歌舞伎座での前川清さんとの公演があります。私はここで以前、南野陽子さんを招いての直美さん公演を観ました。立地が良く新しくてキレイで3階まできっちりエスカレーターがある今どきの劇場でした。緞帳を撮影させてくれなかったのが残念でしたけど。
わかります、扇治郎さんと直美さんなら直美さんを観たいですよね。寛美さんの「あほ芸」をまるっと継いだのは直美さんだけでしょうし。
さて、
水美さんどうなるんでしょうね。確かにちなゆののワンツーは地味だし学年が開きすぎています。
ただ舞台での風間さんの「私は絶対にトップになるっ！！！」な主張ぶり、ハツラツぶりが凄くって、短期であれ水美さんを受け入れてくれるのかなぁって思っちゃう。
しかも嫁はどうするんですかね、水美さんなら天紫さんスライドでも受け入れてくれそうではありますが、、、
月組は娘役の今後も大変ですね、一旦は宙組に移動すると発表した以上きよらさんに何らかのフォローが必要っぽいし、実力もメイク技術もスーパーな白河さんも気になるし。
セニョールクルゼイロはだいぶ前に配信で観たんですがどんなストーリーだったかなぁ？今キャストチェックしたところ綺城さん聖乃さん一之瀬さんと路線男役が揃っているし舞空さんのお名前もありますね。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
こちらの話題に２度目のコメントです。
北翔海莉さん、最近埼玉県富士見市で舞台があったみたいです。
「赤いハートと蒼い月」というお芝居で北翔さんのホームページにも告知がありました。
私は音くり寿さんのＳＮＳで、観劇した事と後輩の夏葉ことりさんという方のお名前を知りました。
北翔さんが出ておられたら、芝居の実力は間違いなさそうですよね。
出演者に小出圭介さんのお名前があります。
小出さん、少し前に音くり寿さんたちと滝廉太郎を話題にした舞台にも出られていました。
やらかす前はすごい売れっ子でしたよね。
もう一つ、つかこうへいさんの話題をコメントさせてください。
つかさんが生前、東京都北区につかさんの劇団があり、私もむか～し田端駅でお見かけしたことがありました。
昨年末、北区の劇場で「つか版忠臣蔵」という舞台があり見てきました。
なんと演者さんが大衆演劇の劇団の役者さんたちがメインで、つかさんの劇団にゆかりのある方が少し
という構成でした。
北区や浅草に大衆演劇の劇場がありそちらに出入りする劇団みたいでした。
当日まで、事情を知らずにチケット買って席についたらお隣のソロ活の方が大衆演劇に詳しくて、私も少ない宝塚の知識などを披露し幕間楽しく過ごすことができました。
「蒲田行進曲」もですけど、ザ昭和な感じでちょっとあわないかもと思いながら見ていました。
大衆演劇というと梅沢富美男さんとか早乙女兄弟位しか知らないのですが、演者の皆さん稽古期間もそんなになさそうだったのに熱演されていました。
お隣の方が、役者さんたちや劇場の支配人の話題など解説してくださり助かりました。
かなえさんはホンマに情報ツウですねー、私もたまに北翔さん公式サイトをチェックしているつもりでしたが「蒼い月」については知りませんでした。教えてくださりありがとうございます。一昨日の日曜日が千秋楽だったんですね。
はい、北翔さんは脚本や他の出演者に納得して自身も出ると決めたと思いますし舞台でも華があった事でしょう。
小出恵介さんですかー、懐かしいー
ちょっと目立ってきた男性俳優が女性問題で芸能界を干されるのってままありますね。っていうか男性はそうゆう過ちを犯しがちなんでしょう、政界でもパパ活を理由に辞職した議員がいたし。
テレビに出たい人はゴマンといるんですからケチがついた小出さんはもう難しいかもしれませんね、それでも舞台に活路を開く事が出来ているならオッケーでしょう。
へー、「つか版忠臣蔵」ですかー、歌舞伎の仮名手本忠臣蔵がとんでもなく長いストーリーなものですからつかさんはどこの場面を採用したのだろうと確認したところ、忠臣蔵の存在そのものを揶揄るようなフィクションのようですね。いいですね～。
大衆演劇の役者さん達を採用したのもストーリーゆえかもしれません。
蒲田行進曲は確かに昭和ですよね、私にとってはイミフなラストだったし。それでも若かりし頃の風間杜夫さんや原田大二郎さんのイケメンぶりや松坂慶子さんの美女ぶり、まだお元気だった頃の高見知佳さんを拝めるんですからありがたいです。ただ同じ作品を全く思い入れのない面々でやられると観ようとは思わないかな。そんな雰囲気がつか版忠臣蔵にもあったかもしれませんね。
大衆演劇は家族旅行で行った箕面の大江戸温泉で観た事があります、いや、正確にはチラ観しただけで退散してしまいました、まだ観劇慣れしていなかったんですよね。その数年後にハウステンボスに行って歌劇に触れてこちらはかなりしっくり来たんですけどね。今の私なら大衆演劇も大丈夫かも？機会があったら観てみたいです。
かなえさんの「隣りに座っていたのが偶然にも大衆演劇に詳しい方だった」「しかも親切に解説してくれた」のってある意味運命なんですよね。私も娘を皮切りにいろんな方々の影響で観劇好きになりました。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。