宝塚歌劇団は110周年、
雪組は100周年、
週刊文春は65周年、
そんな2024年ですが梨園では「近松門左衛門 没後300年」だそう。歌舞伎に興味がない方でも「曽根崎心中」くらいは聞いた事がありません?宝塚ファンなら「心中・恋の大和路(感想はこちら)」の原作が近松の「冥土の飛脚」だとご存知の方も多いでしょう。
そんな大物歌舞伎脚本家を敬うため、南座での花形歌舞伎はふたつのプログラムを用意したんですね。
松プログラムでは「河庄(かわしょう)」、桜プログラムでは「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく、以降「女殺」)」です。抱き合わせの舞踊「忍寄恋曲者(しのびよるこいはくせもの)」は近松ではなさそうなので何故選ばれたのか不思議でしたが観ればわかりました、女形と立役ひとりずつだけの舞踊なのにそこそこ華やかでしたから。なんせ近松モノは辛気臭いから、幕間を挟んだ後はパーッとした作品でお口直ししたくなるんです。
そう、近松って辛気臭い。
私はこれまで「堀川波の鼓(感想はこちら)」、「曽根崎心中(感想はこちら)」、そして「(冥土の飛脚が原作な宝塚公演の)心中・恋の大和路」を生観劇し、女殺はNHK「古典芸能への招待」で観ましたがどれも辛気臭かった。
でもってこの4作の中で女殺は格別に後味が悪いんですよ。
「曽根崎心中」と「冥土の飛脚」は心中もの。
「堀川波の鼓」は夫の留守中に浮気してしまった妻が自害します。
いずれもかなり辛気臭いものの殺人はありません。だけど女殺は主人公の与兵衛が何の罪もないご近所さんを自己中な理由で手にかけるんです。
もうホンマ、後味悪すぎてテンションだだ下がりでした。
与兵衛がどこまでも果てしなくクズクズのカッスカスなんですよね。親の愛もご近所さんの親切心も踏みにじる「自己中の権化」なんです。片岡愛之助さんのすっさまじい演技力がクズカスぶりを極めていて、観終わった後しばし放心状態になりました。
なのでラブリンラブな私としては愛之助さんの与兵衛は生観劇を見合わせるかも、しかしこの度の南座公演は花形(=若手)歌舞伎ゆえに、52歳の愛之助さんではなく
30歳の中村隼人さんが与兵衛を演じるんですよ~。
文句なしの高身長&美形です、ミュージカル界で例えると古川雄大さんみたいな感じ?なのに私は隼人さんにも古川さんにも「何かはわからない、だけど何か物足りない」な気持ちがありまして、そんな隼人さんがどんな与兵衛を演じるか興味津々でした。
「片岡仁左衛門 監修」と記載されている通り与兵衛はにざ様の十八番だったそうですから隼人さんにとって相当なプレッシャーのはず。私は正直「荷が重い(ゆえに演じきれない)んじゃないか」と推測していたんです。
それがね、上から目線ですみませんが意外に良かった。
隼人さんが超ド真面目に取り組んだ事がヒッシヒシと伝わってきました。
だけど「何か物足りない」はありまして、原因がわかったような気がします。隼人さんの「超ド真面目」ぶりは長所であり、そして短所でもあるんですね。与兵衛はクズカスなのに隼人さんはド真面目すぎるんですよ。
与兵衛は・・・
幼い頃に父親と死別したものの母親から愛されていたし、母親の再婚相手からも大切にされていました。ご近所さんにも恵まれていた。なのに放蕩三昧で悪いスジからも借金してしまい、返済日が迫り焦ってご近所さんの奥さん(お吉)に助けてもらおうとするも断られ、それで、命もお金も奪った。与兵衛の親もお吉の夫も油屋を営んでおり殺戮のシーンで油まみれになるのが作品タイトルの由来です。
ね?与兵衛ってとことんクズカスでしょ?
で、お吉に借金を申し込むにあたり平身低頭になったり強く言い張ったり、挙句の果ては色仕掛けまでするんです。
この「色仕掛け」が、隼人さんの与兵衛では随分と唐突に感じました。NHKで観た愛之助さんの与兵衛は色仕掛け直前の間合いや色仕掛け中の表情にグッとくるんですね。拝んだ事はありませんがにざ様の与兵衛もきっとそうだったのでしょう。隼人さんは終始ド真面目にドクズを演じていたけれどそこに「物足りなさ」を私は感じたんです、お金にも女にもだらしない与兵衛のキャラとド真面目な隼人さんのキャラにギャップがあった。
にざ様も愛之助さんもリアル生活での遍歴が豊富そうですからお芝居での色仕掛けに活きているんじゃないですかね?そしてええっとその、余計すぎる余談なんですが、貴城けいさんのご主人なら相当に見応えある与兵衛を演ってくれそうだと思いました。高身長イケメンで演技力バリバリでそして、経験豊富そうですから(喜多村緑郎さんのイケイケぶりを述べた記事はこちら)。ま、緑郎さんは55歳ですから花形(若手)じゃないんですけどね。
この度の花形歌舞伎では最年長の中村壱太郎(かずたろう)さん(中央)もまだ33歳。尾上右近さん(右)は31歳、隼人さん(左)は30歳ですし将来が楽しみです。数年後にまた隼人さんの与兵衛を拝みたいし、右近さんの与兵衛も拝んでみたい。辛気臭くて後味悪い女殺ですが役者の成長を感じるにはうってつけかと。
宝塚が本命であれ歌舞伎への興味も尽きません。歌舞伎デフォだった「高齢役者が美形の若者を演じるトンデモ配役」はここ数年で激減していますし、松竹が新規客ゲットに必死になっている様子も楽しんでいます。
なんと今回は
英語版のイヤホンガイドまで用意していたんですよ~、コケイジャンの女性スタッフまで添えて。ただし戦略ミスでした、
たくさんの人が並ぶ日本語版イヤホンガイドのコーナーを何故か南座の中に設けて、英語版を改札前に設けたんですから。アホやなぁ、何としても両者は近くに設置すべきだったのに。混雑している日本語版の影響で英語版に興味を持つ海外の方が出てきたはずだから。私が眺めていた限り英語版を借りた方はひとりもいませんでした。
私はもちろん借りまして、思いのほか舞踊の「忍夜恋曲者」で大活躍してくれましたよ。天皇になろうとしたものの2ヵ月で討伐された平将門の無念がベースになっているんですが将門は登場しませんから、イヤホンガイドがなければちーーっとも諸事情を理解しないまま舞踊を拝むところでした。
タイムスケジュールです。桜プログラムは拘束時間が3時間20分もあり宝塚より長いです。
帰宅が遅くなる公演は極力避けたいのですが、桜プログラムが午前の部に変わるまで待ちきれず夫にお願いして午後の部を観ましたので
終演後、南座を記念撮影した後すぐに帰路に付きました。
コメント
たー様こんにちは初コメント(たぶん)です。
名前はHNがないのですみれ募金で予科生さんにお名前を聞いたら答えられた言葉にしてみました。
三月花形歌舞伎・桜をご覧になったんですね。
隼人さんの真面目さは分かります。
松の河庄では妻子がありながら遊女に入れ上げる弟を心配し、侍に化けて遊女に会いに来るお兄さんを演じてて。
ニセ侍のコミカルさと弟思いの兄の心情の演技が沁みました。
右近さんは近松の演目より将門の光圀が好きです。
ヤキモチ焼きだったり、思い切りの悪い役よりも、キッパリした武士の方が性に合ってるんじゃないかと。
女殺油地獄の壱太郎さんは設定年齢が近いからか、姉のように気にかけてくれるご近所さん、小さい子供たちを残して殺される無念さ、理解しやすかったです。
将門は松と桜で演出がかなり違いますが桜の方が派手で好みでした。
名乗るほどの者ではございません。さん、初めまして。
はい、去年に続き今年も花形歌舞伎を観ました。去年は5人だったのに今年は3人なんですよね、とはいえ今年は隼人さんが加わってくれて嬉しかったです。
2022年に堀川波の鼓で初めて隼人さんを拝んだ時は「どっひゃー!イケメン~」とウットリ、、、なのに、猿之助さんの代役として主役を張った去年の「新・水滸伝」ではどうにも物足りなかった。2番手だった「マハーバーラタ戦記」でも存在感が少なめだったかと。どこが物足りないのか当時はわからなかったのですが、この度の与兵衛の様子に隼人さんの「どこまでもド真面目」ぶりが時に不利に作用するのかもとか、あの端正なお顔立ちも存在感の面では損をするかもしれないとか、そういった気持ちになりました。
河庄の方が隼人さんのキャラにフィットしているんですね。教えてくださりありがとうございます。
右近さんですが上方より江戸が合いそうに私は思います。はい、「キッパリした武士」など。あと武士ではないですが魚屋宗五郎なんてどうでしょう?私はNHKで菊之助さんの宗五郎を観たんですが右近さんにもこういったキャラが似合うように感じました。右近さんだって音羽屋だし、先代の菊五郎さんの超・血縁なのに当代の菊五郎さんや菊之助さんと共演しないのが不思議です。マハーバーラタ戦記の隼人さんのお役を右近さんが演じてもおかしくないのに。
はい、壱太郎さんのお吉すごく良かったです。町娘から姫までオールオッケーな壱太郎さんですが高貴な身分より庶民の方がフィットしているように私は感じます。姫は米吉さんが良いです~、関西にはあまり来てくれないようですが。
将門は松と桜で演出が違う事はイヤホンガイドが教えてくれていましたが、桜の方が派手なんですね。教えてくださりありがとうございます。好みは人それぞれですが近松モノの後には派手で明るい作品が合うように私は思っています。
この度はコメントをありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
お返事ありがとうございます。
右近さんの魚屋宗五郎なるほどぜひやってって感じです。
庶民なら江戸っ子の方が似合うと思います。
米吉さんのお姫様は可愛らしくて豪華なお衣装を取っ替え引っ替えするヤマトタケルも見たかったなぁ。
これからも感想楽しみにしています。
名乗るほどの者ではございません。さん、すみません。せっかくおかわりコメントをいただいていたのに他の記事のアップを先にしてしまいました。記事をアップする前にコメントをチェックするよういつも心がけているのですが忘れてしまう事があります。どうかお許しください。
右近さんの魚屋宗五郎、名乗るほどの者ではございません。さんも賛成なんですね。お酒をグビグビのシーン、右近さんバージョンもホンマに拝んでみたいです。
はい、庶民なら江戸っ子の方が似合いそうですね。
そうなんです、米吉さんのお姫様はマジマジでラブリーですよね。はい、ヤマトタケルでも拝みたかったです。壱太郎さんがアカンってわけじゃないんですけどね。
今後も感想を楽しみにしてくださるとの事、とても嬉しいです。
名乗るほどの者ではございません。さんにとって不快な記事もあるかもしれませんがどうかお許しください。
お返事遅くなりすみません。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たーさま
こんにちは。
中村隼人さんは2月にヤマトタケルご出演ののち京都南座だったんですね。
ジェンヌにたがわぬお忙しさですよね。
本番をこなしながらお稽古して取材対応してかなりの過重労働です。
以前は休演日もなかったんですよね。
歌舞伎はとうぶん見る予定はありませんが、4月の刀剣乱舞シネマ歌舞伎は見る予定です。
やすみさん、こんにちは。
はい、隼人さんもご多忙ですよね。愛之助さんも馬車馬のように連チャン登板ですよ、今月と来月は歌舞伎座ですが私はもう歌舞伎座には行けないのですごく残念、、、
ヤマトタケルなんですけどねぇ、大阪では隼人さんの役替りはなくて團子さんだけなんです。私は新・水滸伝でどうにも團子さんに華を感じる事が出来なかったんですが果たしてヤマトタケルで判断が変わるかどうか。
ヒロインも東京では米吉さんだったのに大阪では壱太郎さんで、壱太郎さんに不満はないんですが先月も今月も拝んでいますから違うヒロインも拝みたかったなぁ。
はい、以前は歌舞伎に休演日はなかったようです。團十郎さんが率先して休演日を設けるように働きかけたそうですよ。5月は歌舞伎座で團菊祭ですね。
やすみさんは刀剣乱舞シネマ歌舞伎を見る予定なんですね。私は生が好きなのでこだわってみます、宝塚と異なりチケット入手しやすいですしね。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たー様こんにちは。
たー様のタイトルは分かりやすくて要点押さえてますよね。
私はシネマ歌舞伎でこれ観て、酷い話だけどインパクトあって面白かったです。
実際、リアルでこんなことあったら嫌ですが、演目にもよるけど歌舞伎は不思議と気になりません。川や池が出てくると必ず物騒な場面になりますし。
私は隼人さんの真面目キャラの役しか観たことないので、いつか今回のようなお役を拝見したいです。
それから、前回の憂鬱な仕事は年に数回もないけどありますよ。
まぁ楽な仕事なんてないですよね。
良い週末をお過ごしください。
かずこさん、記事のタイトルはとても大切ですね。センセーショナルなタイトルにしたくなる気持ちもありますが抑えめにしているつもりです。
かずこさんはシネマ歌舞伎で女殺油地獄を観たんですね。はい、インパクトありますよね。私が観た他の近松は冗長さが目立ちます。女殺にしてもそうゆう傾向はありますが殺戮のシーンでハラハラしました。
そう、そうなんです。リアルであったら困り果てるんですが歌舞伎だと不思議と気にならないんですよ~。私は歌舞伎には気色悪さや怖さを求めています、宝塚がやらないようなやつw
はい、現在の隼人さんはド真面目なキャラの方が向いていそうですね。とはいえ色悪や実悪にもガンガンチャレンジしてもらいたいなぁ。
かずこさんは年に何度か憂鬱な仕事があるんですね。確かに仕事ってなかなか楽には済まないものです。
かずこさんも良い週末をお過ごしください。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
たーさん
お久しぶりです。。。
ちょっと事情があり宝塚から遠ざかっていたのですが、たーさんのブログは欠かさず読ませていただいておりますよ。
あまり宝塚のことは語れないのでコメントも控えていたのですが、
こちらの記事の3月歌舞伎を昨日見に行きましたので、コメントさせてくださいね。
でもその前に、たーさんが南座の記事を以前からあげてくださったので、私は歌舞伎デビューできましたのでお礼を申し上げます。ど素人から見ると歌舞伎はおハイソ、敷居が高くって、言ってることもわからないだろうと喰わず嫌いでしたが、たーさんが果敢にもトライしてくださってイヤホンガイドも紹介してくださって、ど素人でも(失礼)楽しめるということがわかってから見に行けるようになりました。今回の近松は、昨日は千秋楽近いということもあり、与兵衛がめちゃよかったのです。お吉への色仕掛けに至るところが確かたーさんは唐突と書かれていたような。。実は今回はとても納得感がありました。役者さんは公演期間中に成長されるんでしょうかね。余りによかったので明日もチケットをとり行く予定です。南座はお着物率も高いし目の保養しつつ楽しみます。かなりお年を召したおばあさんでも布を巻き付ける感じでも着物をきているのを見てすさまじく、歌舞伎はそういう意味ではよい社交場なのかなぁと思いました。
さて、名古屋遠征されるんですよね。実家が東海地方なのでよーーーく名古屋を知っておりますが、読者さんがたくさん紹介していられるようで、もう予定を入れる隙もないかもしれませんが、私からも。。。名古屋はコメダの本店があり、本店横には、「おかげ庵」というコメダ経営なのにおにぎりやお団子を楽しめる和風の珍しいお店がございます。コメダはいろいろ試行錯誤しているようで、本店横の店は以前は履物を脱いで高級に珈琲を味わう店でしたが、それがフィットしなかったようでその店をやめ、今はおかげ庵になっております。。名古屋有名モーニングがおにぎりってのが変わり味でよいかもしれません。(しかし超地元の我が両親には、おにぎりに珈琲ってと不評です)不評だからこそ、また店がなくなってしまうかもしれませんので今のうちにという意味で紹介させていただきます。
すみません、久々すぎてのコメントで沢山書いてしまいました。
それでは名古屋遠征お楽しみくださいませね。
comugiさん、めっちゃお久しぶりです~、その間もブログに「欠かさず」遊びに来てくださっていたとの事、すごく嬉しいです。ありがとうございます。
宝塚とは遠ざかっていたんですね。趣味なんですから自分のタイミングで近づいたり遠ざかったりすれば良いと私は思います。
comugiさんは歌舞伎と近づいているそうで嬉しいです。しかも私の影響だなんて!ブロガー冥利に尽きます~!
南座の花形歌舞伎の感想をありがとうございます。
をを~、隼人さんの与兵衛が進化しているんですね。なんせドイケメンだし高身長だしで、さらに演技力もアップとなると敵なしですね。
私が拝んだ時の隼人与兵衛はなんていうかなぁ、出来杉くん?色仕掛けも唐突で、まるで出来杉くんがいきなりのび太くんのごとく寝坊したり宿題を忘れたりしたかのようでした。
そもそも多重債務者っぽさがなかった、こういった人のだらしなさやいい加減さを感じなかったんです。一方でド真面目ぶりはひしっひしと伝わってきて。
南座でのお稽古だけじゃなくそばの一力茶屋で遊んだりもしたら良いのに~、なんて思っちゃったんですよ。こういった余計なお世話発言をしたくなるほどに魅力的な方なんですよね。なんせ若いしイケメンだし高身長だし、なによりド真面目な雰囲気だしで。
おかわり観劇されるんですね。是非感想をお聞かせください。
ふふ、「お着物率が高い」って事は一等席なんですね。三等だと一気にカジュアル化しますよw
高齢の方には1階での観劇を勧めたいです、南座は特に。3階の傾斜がひどすぎますから。ですが実際は足腰にハンデのある高齢の方が多かったりします(着物姿ではないけれど)。
んま~!comugiさんは名古屋に詳しいんですね。
コメダ本店とおかげ庵を紹介くださりありがとうございます。めっちゃ行きたいです~!
おかげ庵は首都圏には進出しているのに関西圏にはないんですね。関西人はコスパにシビアだからかな?でも実はコメダってそんなにコスパ良くないですよね?なのに関西でも流行っているんだから不思議です。
ちなみに私は「おにぎりとコーヒー」な組み合わせ、全然平気ですよ~。
名古屋遠征、本当に楽しみです。
久しぶりのコメント、本当にありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
ああ良かった、ブギウギの前にお返事出来た(予約しているけどリアルタイムで観たい)。
おはようございます!
油地獄行かれていたのですね!!完全に見落としてました。
義太夫どうでした?? 最後の殺陣の場面の…
凄すぎませんでしたか?譜面(って言わないでしょうが)あるのでしょうが2人の動き観ながらのアドリブのような三味線。
なんか劇の内容よりも三味線と、終演後の麩糊の処理が大道具さん大変やろうなあという印象が大きすぎて…
隼人さんは三国志も出てたかな?←南座で観たのに忘れてます(笑)
NHKの大富豪同心も隼人さんでしたよね。最近時代劇ってNHKのBSしかありませんしね。雲切シリーズなんかすごく面白い。
これからも歌舞伎に疎い私にも楽しめる演目あればお教えいただければと思います。
アラカンじいさんさん、おはようございます。
油地獄での義太夫、良かったですよ~。だけど他の作品より飛び抜けて良かったかはわかりません、隼人さんと壱太郎さんに注目しすぎていたかも。
はい、油に見立てたネバネバ(麩糊って言うんですね、教えてくださりありがとうございます)を掃除するのは大変でしょうねー。
いやん、南座での隼人さんって「三国志」じゃなく「水滸伝」ちゃいます?
私は歌舞伎座で観ました、隼人さんが主役でしたね。実のところストーリーにはあまり惹かれませんでした、しかも隼人さんの「宙吊り」がウリのはずなのに乗り物に乗ってるし。
NHKでは「大富豪同心」というドラマをやっているんですね。うちはBSは観る事が出来なくって悲しいです。隼人さんは超イケメンだからテレビでも映えるでしょうね。
アラカンじいさんさんの方が歌舞伎にお詳しいですよ、私はほんの数年しか観ていません。どうかいろいろ教えてくださいね。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
ご指摘ありがとうございます。
そうでした…水滸伝でしたね。
ホントは〇之助だったのに事件で隼人さんに替わったようですが…
猿△〇さん、上手いけど舞台上での見栄えは隼人さん良かったので私的には問題ありませんでした。
いえいえ全然歌舞伎には詳しくないですよ(笑)
キワモノが好きなので獅童の超歌舞伎とか、昔なら先代猿之助さんを少し観たくらい。
最近は娘が好き(壱太郎さんのファン)でつられて観てるくらいです。
アラカンじいさんさん、はい、水滸伝でしたね。
そう、猿之助さん主演の予定が隼人さんになりました。
猿之助さんの実力ぶりは、ころなで上演中止になり期間限定で無料配信された「オグリ」で感じました。体幹がしっかりしているし声がよく通るしで。だけど・・・「非常に美しい」というオグリの設定にフィットしているビジュアルではなかったんですよね。役替りは隼人さんでこちらも期間限定無料配信されまして、満点すぎるほどのビジュアルでしたから余計に猿之助さんと比べちゃったんです。だけど演技力は猿之助さんがだーいぶ良かったですね、動きも体力も猿之助さんが遥かに上である事がわかりました。
あんな事があって猿之助さんが舞台から去った一方で隼人さんは大活躍。いつか生の舞台で拝みたいです、成長した隼人さんのオグリを。
あら!アラカンじいさんさんの娘さんは壱太郎さんが好きなんですね!私も大好きですよ!愛嬌ありますよね。
お父さんのがんちゃんが太りっぱなしですが、かずちゃんには太って欲しくないなー。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。