星組千秋楽ライブの、純粋じゃない感想

大劇場公演

もう4日も過ぎて今更?かもしれませんが私も観たんです、星組千秋楽のライブ配信。

なんせ私は楽天の、おダイヤモンド会員様なのです。割引クーポンがじゃかじゃか届くのでホンマお手頃に楽しませていただきました。

「眩耀の谷」への純粋な感想としては、「お披露目にしては暗いなぁ」に尽きます。
暗さといい服装といい「阿弖流為」と似ていますね。楽天TVのタカラヅカ・オン・デマンドプレミアムで阿弖流為を観たのですが、その後移転後の日本青年館ホールのこけら落とし公演がこれだったと知りまして、「こんな暗い作品を持ってこなくていいのに。もっとヅカヅカした、派手派手でパァァァっとしたのにすれば良かったのに」って思ったりしたんですよね。なので眩耀~には阿弖流為アゲイン?リフレイン?そんな感じで。

しかし!
純粋じゃない感想もあるんですよ。懐かしかったんです。私はこの作品を2月25日火曜日、つまり新人公演の日に当日券で観ました。本公演のチケットはすでに友の会で手に入れており、新人公演のチケットだけが目的でしたが思いがけず本公演のチケットも購入出来たんです。

そしてこの日の本公演では私の前の席に、すんごい人がやってきました。

記事にもしたので良ければ読んでやってください。楽しく書いたつもりですが、この記事の「みかんハガキさん」のような方が自分の前に来るのは今後ごめんこうむりたいというのが正直な気持ちでした。

その後、コロナ禍で公演は中止となり手に入れていた本公演のチケットは紙切れに(もちろん返金はしてもらっています)。公演は復活したもののどうも、当日券制度は復活しそうにありません。
私は気持ちよく目覚めた朝に「今日は元気だから大劇場に行ってみるか」なノリで当日券観劇するのがとても好きでした。ごく一部の激烈人気な公演を除き、たいていの公演は平日なら9時ごろまでに大劇場に行けばどうにかなったものです。
当たり前のように享受していた宝塚の恩恵がなくなっちゃった、本当になくなったんだと痛感しています。今となってはみかんハガキさん元気かな、私の前でいいからまた大劇場に来てくれたらいいな、なんて思っています。

ショーはちょっと内容が変わっていたような。全体的に派手になっているような感じがしたんですよね。わかりやすさラブな私としては嬉しかったです。
あと確か2月では、礼真琴さんと愛月ひかるさんがサシで、剣でやり合う場面があったような。それが今回の配信ではなかったような。
私は2月、サシのシーンを観て「やばいなぁ、愛月さんがトップに見えてしゃーないわ」なんて思ったんです。愛月さんの腕脚があまりにも長く、プロポーションが良すぎて、どんなに控えめにしていても礼さんより目立ち、輝きまくっていました。あくまでたー目線です。

あと、またまたいいたい放題しますが私は礼さんの歌声って明日海りおさんの歌声に似ているフシがあるように感じるんです。聞いていて心地良い声。
ただ、礼さんはリキが入っているように感じるんですね。このリキがあるからこそ、ロミオはピッタリだと思います。もしお願い出来るなら「1789」のロナンもやってもらいたいです。
表現がイマイチかもしれませんが、礼さんには「向こう見ずな若者」の役が似合っているように感じます。「アルジェの男」のジュリアンや「ロックオペラ モーツァルト」のウォルフガングがそんな感じで、礼さんの良さを活かしまくっているなと感じました。あくまで私が、ですよ。
基本的には力の抜けた演技や歌が好きなので、今の礼さんを愛しつつ、今後抜け感が出てくれたらなぁ~なんて密かに期待しています。って、ブログに書いているんだから「密かに」じゃないか。

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これは公演と関係なしの余談なんですが、連休中のライブ配信は専業主婦には不向きかもしれません。夫や子どもに飲み物やつまむものを持ってきたり、夫に付き合って飲んだりして、ライブに集中しにくくて。配信や円盤と違って巻き戻しも一時停止も出来ないのに、自宅にいるだけにどうしても気が緩みがちになっちゃいます。ライブ配信が始まってそうそうに眠くなってしまい困りました。

なので、多くのファンの方々がさぞ心配されたであろう、

中断も、私にとっては助け舟でしたね。中断している間にコーヒーを飲んだりお手洗いに行ったりして元気になりました。もちろん中断が良いって言ってるわけじゃないですよ。

やっぱり、生の舞台を見に行くのがいいですね。10月の月組観劇が楽しみです。

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