歌舞伎座の贅沢ぶり紹介&香川照之親子出演「新・水滸伝」感想

歌舞伎・芸舞妓

先月初めて歌舞伎座に行った時は地下鉄を使ったのですが、今回は新橋から歩き、資生堂パーラー銀座本店や和光の時計台を経由して歌舞伎座に到着しました(記事はこちら)。

ついでに周辺を探索して知ったのですが、歌舞伎座の周辺には安価な店がなく(プロントくらい?)、おそらくコンビニもないけれど、

道路を挟んだ反対側に行けばコンビニがたくさんあるんです。ローソンやファミマが多かったですね。セブンはなかったかも?

今回はファミマでチョコバーを購入。眠気防止のために観劇前の食事はごく少量にしています。
残念だったのが、

ゆで太郎 銀座5丁目店

庶民の味方「ゆで太郎」を発見したのに改装中だったんですよね。ここがやっていたらコンビニに行かずかけそばを食べていたでしょう。改装後に訪れたいです。

ルノワールもありまして、興味がありましたが公式サイトを見ても「店舗によって価格が異なります」なんて書いてあり怖くて入れず、、、
たまたまですが新橋演舞場の場所がわかりましたし、観劇前に充実した観光が出来ました。

続いて歌舞伎座の紹介をしますね。

18時開演の公演で、開場は17時20分。
ごくごく、ちーーーさい字で「歌舞伎座場内見学はできません」なんて案内があったりします。そう、チケットがないと中に入れないんです。当たり前と言えば当たり前なんですよね、東京宝塚劇場もこのスタイルだし。改札の手前まで「誰でもお入りください」な宝塚大劇場はホンマに特別な劇場です。

だけどね、歌舞伎座もある意味、ホンマに特別な劇場なんですよ。
内装の豪華さといえば帝国劇場も素敵だけど(感想記事はこちら)、歌舞伎座は、、、

山茶花(さざんか)の局 (美人琴弾図) 亀井志一(かめいしいち) 1890年

展示されている日本画のゴージャスぶりが半端ない!
カネを取れる日本画を無料で拝めて、しかも撮影し放題なんですよ!!

これでっせ、これ!
額に顔をくっつけて拝みたくなるほどの超スゴ日本画!
繊細な上にデカいので生で拝むと迫力もすっごいんですよ。拝むのに集中しすぎて呼吸するのを忘れそうでした。

多くの日本画は2階に展示されていまして、

たくさんのお客さんが出演者のうちわを撮影していたけれど、私としてはそばにある

春宵 伊東深水(いとうしんすい) 1950年 注意:画像は日本画全体ではなく一部です

こちらに夢中になりました。もうホンマにホンマ、すんごいクオリティでっせ!

基本的に人物画(特に美人画)が好きなんですが、

犬(庭の一隅) 小林古径(こばやしこけい) 1932年 注意:画像は日本画全体ではなく一部です

この犬には見入っちゃいましたねぇ。

ご紹介した日本画数枚を観るためだけに歌舞伎座にまた来たいくらいです。
しかも撮影自由ですよぉ、照明が額に反射してキレイに撮れないんですが記念としては十分です、撮影一切不可な東京ステーションギャラリーにも見習ってもらいたいなぁ。

歌舞伎座は客席にしたって配慮がちりばめられていて、

格安の3階席でも階段の傾斜がマイルドなんですよぉぉぉ。やたら急傾斜な南座の3階席と大違いなんです。

しかも緞帳が複数枚あり数分ごとに入れ替わります。緞帳の価格もすんごいんでしょうが、入れ替える電気代も相当かかっているでしょう。

私は断言します・・・
たとえ歌舞伎に興味がない人でも、歌舞伎座という劇場の見物は楽しめる!
って。
さして場数をこなしたわけじゃないけれど、歌舞伎座は国内屈指の劇場だと心底思っています。しかもね、公演によってチケット代は変わりますが最も安価な座席だと3,500~4,000円くらいですからチョー破格なんです。
あ、4階の「一幕見席」は独立していますから日本画を楽しめないのでご注意を(記事はこちら)。海外の方の利用が多いようですが、海外の方にこそ通常席で日本画なども楽しんでいただきたいです。

そろそろお芝居の話に入りましょうか~

先月は上手と下手に2つあった宙吊りワイヤーですが今回は下手にひとつだけでした。
澤瀉屋さんはスペクタクルっていうんですかね、素人な観客にもわかりやすい派手さをウリにしている気がします。先月は香川照之さんが大きな凧に乗り、今月は中村隼人さんが龍の乗り物に乗ってドンブラコッコしていました。

ただ・・・
この度の「新・水滸伝」は私にはフィットしませんでした。
歌舞伎ビジュアルのストレートプレイなんですよね。1幕の終盤で1曲だけ合唱していましたが(イヤホンガイドによると曲名は「水滸伝の歌」らしい)、歌詞にも旋律にもインパクトがなかった。
ストーリー、ビジュアル、1曲のみの歌・・・いろんな事が中途半端かと。
どうも私にはスーパー歌舞伎のたぐいよりガチ歌舞伎の方が良さそう。先月観た「菊宴月白浪(きくのえんつきのしらなみ)」はとても楽しかったですし。
違いはやはり、脚本家かと。新・水滸伝は現在60歳の横内謙介さんという方の作品・演出で40歳の杉原邦夫さんという方も演出担当しているそうですが、現代人だからか過度な表現がないんですよ。悪く言えばすんごい無難。しかも間延び感もかなりあり、2幕通しにせず舞踊との2本立てにしてくれる方が私としては嬉しかったです。
菊宴月白浪の作者は「ぐろの天才」、鶴屋南北。とにかく気持ち悪いけれど面白かったんですよね、3幕仕立てになっていましたが一切退屈しませんでした。

新・水滸伝は9月に南座で上演するので歌舞伎座で気に入れば南座でおかわりするつもりだったけど、、、スルーかな。

この作品は香川照之さんが息子さんと出演している事でも注目されています。
香川さんは恐ろしいほどにメイクが上達し、先月はシワシワでたるみまくっていたお顔が今月は一気にピシッ!としていました。見た目だけでは香川さんだとわからないくらい(でも声でわかる)。

息子さんは香川さんと顔もプロポーションも全く似ていない、わりと整った顔立ちでシュッとした高身長の男の子でした。香川さんの前妻さんはよっぽど美人で高身長だったのでしょう。
いつの間にか香川さんは親子ほども年の離れた方と再婚し息子さんをもうけたそうですね。数年後には舞台で拝めるでしょうから楽しみです。

なんともムシムシとした日でしたが首タオルで乗り切りましたw

もちろんイヤホンガイドを借りまして(800円)、普通にシンプルなままでホッ。7月の南座公演ではイヤホンガイドにうっとおしいプラスチック札が付いており随分と不愉快でした(記事はこちら)。
ああ・・・
あんなに好きだった南座なのに、歌舞伎座を知ってからはハード面でもソフト面でも魅力を感じにくくなっています。

7月の澤瀉屋さん公演の感想記事です。

コメント

  1. おかちゃん より:

    日本画素晴らしいですね。
    伊東深水作品もあるのですね。伊東氏の本妻ではないけれども、愛した女性から生まれた娘さんが朝丘雪路さんでした。娘を溺愛しすぎているからと小林一三が宝塚歌劇団に迎え入れたのは昔らしいエピソード。宝塚歌劇団って花柳界しか女性には昔は舞台がなかったのを良家の子女が安心して演じられる場所として作ったもの。
    今やこの歌舞伎の舞台に歌舞伎役者の血を受け継いではいるけれども、女性の寺島しのぶさんが立つのですから令和と言う新しい時代まだまだ変化を受けとめないと。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさん、ビックリしましたよ、伊東深水(1898-1972)と小林一三(1873-1957)が友達だったなんて!しかも深水は朝丘雪路さんの父親なんですね!
      朝丘さんといえば音楽学校入学にあたりウラだった事をあっけらかんと話した事で有名ですよね、父親とイチゾーが話し合って決めたといった感じで。だけどその父親が有名画家だとは知りませんでした。
      ケイオー卒のイチゾーと小学3年生にして学校を中退し看板屋での奉公を始めた深水がどう知り合ったのか興味あります。可能性としてはイチゾーが深水の日本画を気に入りアプローチしたりとか?そう推測したくなるほど素晴らしい日本画です。確か「大阪の日本画」でも深水の日本画を拝んだような気がしますが撮影は出来なかったので歌舞伎座では良い記念になりました。
      どこでどんなつながりがあるかわからないですねぇ。
      今や宝塚は良家(&お金持ち)の娘さんじゃないとほぼ入れなくなりました。

      寺島しのぶさんが歌舞伎座の舞台に立つにあたり反対意見が少なくないようですね。
      私は先月のガチ歌舞伎ではそう思ったんです、わざわざこの世界に女性が入る必要はないやろ?と。宝塚の舞台に男性が立つような違和感で。
      だけど今月のアレンジ歌舞伎を観た時は「こういった作品なら女性が加わる方が楽しいだろう」と思いました。歌舞伎メイクであれ東宝やホリプロの舞台みたいな感じでしたから。
      さて、寺島さんが登板するのはどんな作品なんでしょうね。ご縁があれば拝みたいです。松竹が今後継続的に寺島さんを歌舞伎座に立たせるかどうかは結局、チケットの売上次第だと私は思っています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. かずこ より:

    たー様こんばんは。ご無沙汰してました。

    9月になりましたが、まだまだ暑いですね。自分の老後、どんな気温になるだろうと憂鬱です。

    こちらの公演、2週間位前に観劇しました。
    私はいつもコメントが遅いのですが、心身とも疲れていて余裕がなくて。
    歌舞伎の同じ公演を観ていたのでコメントしたいと思ってましたよ。

    同じ公演を観ていても感想は全く異なることが多いものですが、この公演の感想はたー様の思ってたことには同感です。
    5月から観ていた澤瀉屋さんの舞台のなかでは、内容がやや単調なんですよね。
    せっかくイケメン隼人さんが主役なのにつまんないエピソードばかりだったような。
    サブキャラに良いロマンスがあったので主役にこのエピソードを入れてほしかったです。

    とはいえ歌舞伎座らしからぬスーパー歌舞伎をはじめて体験できて良かったです。
    派手な演出なんで見応えありましたし、大変カッコ良い隼人さんを拝めて嬉しかったです。
    大変な状況ですが、澤瀉屋さんの舞台をまた拝見したいです。

    そして。
    星組の本公演、観劇出来ました。
    ただし、本当の観劇日は前日に中止が発表されました。本当にショックでした。

    いろいろあたって千秋楽前日にリベンジ観劇が叶いました。
    9回裏2アウトランナー無しでなんとかつないで走って追加点をとった選手みたいでしたよ。

    リベンジ観劇した時は復帰したトップスターが主演を努めてましたが、苦い思いをしたので手放しでおめでとうとか思いませんでした。

    この公演を観劇したときは、星組観劇が出来ず落ち込んでいたときでしたので、無事観劇出来ることがありがたかったです。

    お付き合いあるヅカ友さんには電話やリベンジ観劇前に素直な感情を口にして慰めてもらいました。たー様にはとてもいえない内容です。。

    たー様が私の星組本公演の観劇を祈ってくださり感謝しています。
    私は、何の心配もなく観劇出来た、8年前の月組初演をいい思い出とします。
    こんな思いはもう経験したくありません。

    不快な内容でしたら、心よりお詫びします。ごめんなさいね。

    歌舞伎座は、秋はあまりぱっとしない演目続きで、隼人さん主演だったらなぁとか思ってしまいます。
    でも歌舞伎座は私も大好きなので、幕見席でふらっと行くかもしれません。

    まだまだ暑い日が続くのでお体ご自愛のうえお過ごしください。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かずこさん、こんにちは。コメントいただくのは約ひと月ぶりですね。

      はい、9月になってもまだまだ暑いです。が、自宅でソロ活している私は今、エアコンなしで扇風機だけですごせています。おそらく暑さの超ピークは過ぎたのでしょう。
      夫や娘に合わせて温度設定すると私は体が冷えすぎてしまうので扇風機からの生暖かい風が気持ち良いくらいです。

      かずこさんは「新・水滸伝」を観たのかなと気になっていました、なんせ私より澤瀉屋さんのファンですもんね。
      やっぱり観ていたんですね。ご多忙のところ感想をくださりありがとうございます。かずこさんも今回の舞台は「やや単調」と思ったんですね。
      そう、若くイケメンな隼人さんを活かしきっていなかった。宙乗りにしたって箱型の乗り物ごとですからインパクトに乏しいですね、しかも下手側のみだったし。菊宴・・・では香川さんが大凧に立ち乗りして下手と上手をどんぶらこっこしたんですからよっぽどインパクトありましたよ。
      水滸伝ではサブキャラのロマンスは悪くはなかったけれど、立役も女形もビジュアルがイマイチでした。立役を歌之助さんにしてくれていたらなぁ。團子さんでも良いけどまだまだメイクやお芝居が荒削りかと。かずこさん的には團子さん、どうでした?あまりにも香川さんと似ていないと思いません?顔も体型も全く別人。いとこの香川さんとえん之助さんが体型や輪郭などああも似ているのに、親子な香川さんと團子さんがこうも似ていないとここだけの話、私が香川さんの友達だったらDNA鑑定を勧めてしまいそう。

      かずこさんにとっては初めてのスーパー歌舞伎だったんですね。
      私はころな禍の真っ最中、本来南座で上演されるはずだったのに中止になった「オグリ」が無料配信されていたので生ではないもののスーパー歌舞伎の初体験になりました。小栗判官伝説がベースです、宝塚でもやっていますね。
      タイトルロールな美男子、小栗判官はえん之助さんと隼人さんのWキャストでした。実力が申し分ないえん之助さんは美貌が足りず、美貌がスペシャルな隼人さんは体力不足で立ち回りの後に肩で息をしていました。
      滝のような派手な本水も使っていましたし、新・水滸伝よりかなりボリューミーで見応えあったかと。生で観たいので是非再演して欲しいです。

      さて、
      1789を東宝で観たんですね。千秋楽前日にリベンジ出来たとの事、本当に良かったです。
      はい、千秋楽前日ならロナンは礼さんに戻っていましたね。観劇前はいろんな感情が込み上げてきたんですね、そうなって当然なほどにいろんな事がありました。
      本来なら舞台俳優は、まして主役は、観客に不安を与えてはいけないんですよ。かずこさんが自分を苦しめた星組公演にネガティブな感情を抱き、初演の月組公演を良い思い出にしたくなるのも当然です。龍さんは開演早々壁登りしていましたが礼さんがこれをしなかったのも、今思うと礼さんの体調をふまえてだったのでしょう。そうゆう事を考えると舞台を純粋に楽しめなくなりますよね。

      私達には宝塚の人事に関わる事は出来ないけれど、観る・観ないは自由だし、他ジャンルに浮気するのも自由です。
      歌舞伎座はホンマに素晴らしいですね、私にとって宝塚大劇場に並ぶ大好き劇場になりました。幕見席は劇場そのものを楽しむ事は出来ないけれどふらっと利用出来るのがありがたいですね。

      お互い元気にすごしましょう。
      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. かずこ より:

    たー様こんばんは。

    先日は暑い日が続くと述べましたが、確かに普通の暑さになりましたね。
    夜はエアコン無しでも行けるくらいです。
    今年は異常な暑さだったので、ホッとします。

    今日は、1週間前に購入した7月歌舞伎座の視聴終了日だったので、時間ギリギリまでパソコンで菊宴月白浪を観てました。
    ほんと面白い内容でお金がかかっているだろうし、松竹の気合いの入った作品でしたね。

    たー様のお返事で團子さんについて質問があったので、私見(しかも私もにわか)ですが再コメントしますね。

    私が團子さんを初めて認識したのが5月の明治座「不死鳥よ波濤を超えて」の代役主演公演でした。長身小顔のイケメン、スッキリしたお顔で香川さんとは確かに似てないです。
    きっと母親似なのでしょう。千之助さんも母親似だし、にほんのこうぞくのご兄弟もそれぞれ父親似・母親似ですよね。

    代役主演公演のお役は宝塚的な白い二枚目役で、観てないけど休演されたお方より若いぶん似合ってたと思います。
    壱太郎さんヒロインのサポートも素晴らしく、客も代役とわかってましたし。

    6月の歌舞伎座公演でも拝見してます。出番も多くない若者役でしたが普通に良かったです。

    8月の新・水滸伝は私的においしい役はロマンスのあった脇役カップルのみで、團子さんの役も他の役も単純すぎて評価しにくいのです。隼人さんに抱かれて亡くなる役でしたね。

    ただ橋之助・福之助・歌之助さん兄弟も拝見しているので、比べると團子さんは演技が淡泊というか、線が細いかもしれません。今後澤瀉屋さんのホープとして頑張ってほしいです。

    私は嫌な感情は引きずる人間で、1週間前はネガティブマックスでSNS断ちしてました。
    涼しくなり、少しだけ落ち着き、こうした感情も時間が解決すると思います。

    そういえば、和希さんの公演いかれたのですね。
    私は、初演を観てました。懐かしい。
    内容はチョットアレなのは初演と同じでしょうか。
    思い出のある作品なので、またコメントしたいです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      かずこさん、おはようございます。
      はい、昨日は日中は暑かったけれど夜はエアコンなしで大丈夫でしたし、今朝もわりと涼しいですね。このまま涼しくなってくれたら嬉しいけれど、冬は冬で異常な寒さになりそうで気がかりです。

      かずこさんは菊宴月白波の配信を買ったんですね。今松竹のオンデマンドを調べてみたんですがなさそうでした。配信が終わったのかな?
      はい、この作品はホンマに面白かった。ぐろいんだけどそれがまたハマるんですよね。大変に気合の入った作品でした。もうどうにもならない事ですが、本来のキャストで上演していたらもっと凄かったんじゃないかと思ってしまいます。

      團子さんについてかずこさんの私見を教えてくださりありがとうございます。
      明治座公演、私も観たかったです。歌唱も多く「男バージョンの宝塚」なんて評判でしたね。
      大変に緊急で突発的な代役を担う事になり團子さんも大変だった事でしょう。皮肉にもあの公演は代役になってからチケ難になり高額転売すらありました。

      やっぱ團子さん、香川さんに似ていませんよね?
      とはいえああ、確かに・・・にざ様と孝太郎さんと千之助さんにしたって全く似ていません。身長にしたってにざ様は177cmなのに孝太郎さんと千之助さんは163cmくらいだそうですし。
      團子さんのお母さんは高身長で顔の小さな女性なのかも。香川さんの現在の奥さんもそういったタイプなのかな?数年後には次男さんがデビューするでしょうし拝みたいものです。

      團子さんは代役主演でも6月公演でも「普通に」良かったんですね。なんかわかるような。
      はい、新・水滸伝ではあまりに存在感の薄い役でした。隼人さんをかばって斬られ、束ねた髪がほどけ、隼人さんに抱かれて亡くなっていましたが・・・実のところいなくてもストーリー展開には困らないわけで。そう、おいしい役はロマンスがあったふたりだけでした。だけどふたりのロマンスにしても「纏足」がキーワードで、日本では馴染みのない文化ですし知らない人もいるかもしれません。いやー、良かったぁ、日本は中国の文化をコピーしまくっていますが纏足は真似しなかったので。

      團子さんを超絶御曹司育ちの中村3兄弟と比べるのは可哀想かもしれませんね。演技力だけでなくメイクにしたって團子さんは3兄弟にとても及びません。
      橋之助さん27歳、福之助さん25歳、歌之助さん21歳、團子さん19歳。歌之助さんがすでに完成しまくっているだけに團子さんが2年後、現在の歌之助さんに並ぶ存在になっているようには・・・私は、思わないです。
      團子さんの持って生まれた才能は、歌舞伎役者としてはあまり向いていないような気がします。高身長だしイケメンだけどここぞというパワーや華がない。
      父親が表舞台の実力者で母親が舞台裏の実力者な上に結束力が強そうな3兄弟と、父親が歌舞伎役者としてはまだまだな上に継母と年の離れすぎた異母弟と頑張らなくちゃいけない團子さんですから環境的にも不利でしょう。
      それでも團子さんは澤瀉屋の希望の星なんですから今後も拝みたいとは思っています。

      さて、
      嫌な感情を引きずるのって当然なんですよ。悪いのは「嫌な感情を引きずる自分を嫌いになる事」です。めいいっぱい引きずるだけ引きずる方がスッパリ縁切りしやすいし、縁切り出来ない事でもうまく付き合っていけるようになります。
      SNS断ちは賢明でした。自分が負の感情に覆われている時に多くの(偏った)情報に触れるとロクな事がありません。脳だけに負担がかかっている時は身体にも負担を与えると脳がラクになる事が期待できますから適度な運動がおすすめです。
      そう、大抵の事は時間の経過によって解決していきます。

      はい、和希さん主演の「双曲線上のカルテ」を観ました。ぴあの先着順で購入したので「手数料は高く座席はいまいち」でしたが生観劇出来て良かったです。
      かずこさんは初演を観たんですね、是非感想をお聞かせください。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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