ちょいと出遅れましたが、彩風咲奈さん、朝月希和さんのトップお披露目が「シティハンター」に決まりましたので言いたい放題してみます。
雪組「シティーハンター」について
「ジャンプの黄金期」を楽しんだ私
観劇はアラフィーでデビューした私ですが漫画は子どもの頃から読んでいまして、「週刊少年ジャンプ」の黄金期(1985年~90年頃)をね、リアルタイムで楽しんだんです。
「シティハンター」は大人気ってほどでもなかったかなぁ、「ドラゴンボール」「北斗の拳」「ジョジョの奇妙な冒険」あたりがすごかったですからね。
そうそう、私が「たー」を名乗っているのでついでに紹介すると「ジャングルの王者ターちゃん」も面白かった。どこまでも徹底的に、底抜けに下品なギャグでした。
リンク付けたけれどピュアな宝塚ファンには不向きでしょうから要注意ですよwww
とにかく当時のたくさんの子どもから大人まで、ジャンプ販売日の月曜日を楽しみにしていた気がします。自腹購入するのは難しかった貧乏家庭育ちの私も親族に借りたり、貸漫画屋を利用したりで。
そんな、大人気だったジャンプにも欠点がありましてとにかく、読者が飽き果てるまでダラダラ続けがちだったんですよね。「シティハンター」もまさにそう。
無理矢理な展開(ありがちなのが死んだはずのキャラが生き返る)→マンネリ→連載打ち切り、がお約束のパターンでした。
この傾向はジャンプと同じ集英社の少女漫画「りぼん」(これは週刊じゃなく、月刊)でも同じで、「ときめきトゥナイト」や「星の瞳のシルエット」・・・懐かしけれど、そういえば完読していません。この記事で話題にした作品すべて、完読していないです。
「シティハンター」の印象的な話
本題に戻りますが「シティハンター」は、冴羽遼の相棒だった槇村秀幸が亡くなるところが実に印象的でした。だいぶ初期の話です。
違法薬物を扱う悪い組織が槇村を買収しようと、アジトに誘い込んで上半身ハダカのセクシーな女性をはべらしたりするんですが槇村はキッパリ断ります。この女性(悪い組織によって薬漬け)は自分を更生させようとしてくれる槇村の優しさに心打たれ、槇村をかばって悪い組織に撃たれて亡くなります。
命からがらアジトから逃げた槇村ですが、結局その後、この組織がよこした薬漬けのチンピラに殺されるんですね。
それで槇村の妹(といっても血はつながっていない)である香が冴羽遼の相棒になったんです。
こんな感じだった・・・はず・・・
ン十年も前に読んだので間違っているかも。
とにかくふたりはコンビになったわけで、その後「美女からの依頼が来る→解決する」を繰り返し、水戸黄門のごとくマンネリ化していった気がします。
齋藤吉正はジャンプっ子かも?
脚本・演出担当の齋藤さんは1971年産まれのアラフィーだそうで。この年齢なら中学・高校時代ガッツリ、ジャンプっ子だった可能性が十分にあります。
「シティハンター」の長い長いストーリーのどこを切り出すかわかりませんが、楽しみです。初期を持ってくるような気が、私はするのですが。
シリアスさも強いですがギャグも濃くってね、そのあたりを四国&関東のカップルがどう表現するかも気になるなぁ。
タレ目な朝月希和は不利かも
で、前置きが長くなりましたが・・・
ビジュアル面が正直、気になります。
作者の北条司さんは「シティハンター」前作の「キャッツ・アイ」から人気があって、描くイケメンや美女は必ず「面長で切れ長の目」でした。「北条美人」なんて表現もあったくらい。
香は一応美女ではない扱いではありますが、実際は美しいんです。しかも、ショートヘア。
もうねぇ、どこをどうオマケしても、ウルトラ級にタレ目な娘役、朝月希和さんの印象にマッチしないんですよ。
熱烈なシティハンターファンで、「冴羽獠は、槇村香は、こうあるべき!」なこだわりが強い人がすんなりと朝月さんの香を受け入れるのは難しいような、そんな気がします。
香は男役がやっても良さそう
香は先に述べたようなキャラでね、男役がやっても良さそうなんです。
朝美絢さんなんてどうだろう?
あとパッと浮かんだのは、水美舞斗さん。
水美さんのボーイッシュな娘姿を見たい、私の個人的な願望も入っています。
私にとっての冴羽獠ジェンヌ
主人公なのに後回しになってしまいましたが、私の感覚だと、彩風さんの冴羽獠は「アリ」です。朝月さんの槇村香ほどの違和感はありません。
超ぴったり、とも思わないんですけどね。
冴羽獠のプロポーションってね、筋肉質なんですよ。
ジェンヌでやるなら、水美さんがピッタリ!
・・・そうなんです、冴羽獠も、槇村香も、水美さんが浮かぶんですよ私は。
水美さん大好き!ってのもあるんですが、ホンマにね、水美さんのビジュアルは北条作品にピッタリです。
余談ですが、
3時間ずっと電話をかけ続けてもディナーショーのチケットを取れなかったあたりから、水美さんの事がやったら、頭に浮かびます。ディナーショーの後に、何があるんだろうと・・・
ベルばらアゲイン?
ベルばらも当初さんざん宝塚化を反対されていたのに、やっちゃえば大フィーバーだったんですよね。
シティハンターも、細身な冴羽獠とタレ目な槇村香でどうにかなるんでしょう。
ベルばらと違い、シティハンターのファンは圧倒的に男性が多いでしょうしね。
とにもかくにも、チケットが取りやすいといいなぁ。
そうそう、曲は「Get Wild」もいいけれど、私は小比類巻かほるさんの「City Hunter~愛よ消えないで~」も是非、採用してもらいたいです。
コメント
私も漫画が大好きなのでシティハンターも上演決定前から読んでいました~!
(ターちゃんも読んでます笑 そして、同じく最終回を知らない)
なのでこの時代の集英社名作漫画は引き延ばしがすごくて最終的に
どうなったのかわからないもの多数なのもめちゃめちゃ頷けます!
今話題の鬼滅の刃はそれがなかったからよかったとか…って話がそれました。
冴羽リョウ(※漢字が出ません)、美人が大好きだけど実は紳士的でめちゃくちゃ強く、
やる時はやる、少年漫画というよりは青年漫画の主人公っぽかったなあ…。
そして実は女性にモテモテ(死語)という。そういう意味ではトップスターっぽいのかな?
朝月さんは依頼人の美女(オリジナル)の可能性もあるのかもしれない…
お披露目からヒロイン立ち位置の香ができないのは辛いですが…。
そしてこういう(下ネタギャグ多めの)少年漫画は、
女性に都合のいい価値観満載の宝塚と合うのか問題は感じます。。。
北条美人は初めて聞きましたが、北条司先生の描く女性ってかなり写実的なのに
すごく美人で、あと体の線がとても綺麗でエッチだった(笑)印象がありますね~。
言われてみればシティハンターに出てくる美女はすごく水美さんの顔立ちに
似ている気がします。なんかこう、すっと鼻筋が通っているイメージです。
牧村兄のエピソードをやるなら野上冴子もかなり重要人物になりそうですが
今の雪組にこの人がやるだろうな、というジェンヌがあまりいなくて…
ほんと、どうなるんでしょうね。組替え必須でしょうか。
でも、もし朝美さんが東上を決めた雪組にトレードではなく水美さんが組替えするとしたら
それは色々なものの終わりの始まりを感じるのでとても辛いのですが…。
毎年宝塚はこのくらいの時期にクリスマスプレゼント(爆弾)のように
衝撃人事を発表してくるのでざわざわします。
年末で最近めちゃくちゃに忙しく一周年お祝いコメントもタイムリーにできませんでしたが、
2歳3歳とブログを続けていただけるよう陰ながらお祈りしています。
少し早いですが、メリークリスマス~
congaさん、宝塚超ベテランなのにターちゃん読んでたんですね!嬉しいなぁwww
私は結婚してからさして漫画を読まなくなり、鬼滅の刃もまったくわからないんですがcongaさんは読破しているんですね、すごいなぁ。
大人気のさなかに連載が終了したそうですが、ネットが普及して人が皆、短気になったのかもしれませんね。もう、かつての集英社のような連載引き伸ばし作戦は通用しないのでしょう。
ちなみにcongaさんはワンピースも読みました?私はこちらも読んでいないのですが、さっきターちゃんの作者、徳弘正也さんを調べてみたらなんと、ワンピースの作者の尾田栄一郎さんはもともと徳弘さんのアシスタントだったそうですよ。まさにターちゃん時代にアシスタントをしていたそうです・・・って私も話がそれちゃいましたw
はい、冴羽遼は青年漫画のヒーローっぽかったですね。ストーリーもギャグもあくまで男性向けで、宝塚にフィットさせるのはかなり大変だと思います。
北条作品の女性はこぞってセクシーでグラマーな美女でしたねぇ。キャッツアイの三姉妹もあんなピタピタのレオタード姿だったしwww
私は大人になれば自分もあんな身体になると思い込んでいたんですよwww男役みたいな仕上がりになっちゃったけどwww
原作での野上冴子や海坊主、私はほっとんど覚えていないんです。冴子も香も同じ様な顔をした美女なのに冴羽獠からすると冴子は美人で香は普通、そんな区別がおかしいなと思った記憶がかすかにあるくらいで。
そうですね、組を無視するなら海乃美月さんなんて抜群に冴子っぽいですが雪組だとどうだろう?あと海坊主は誰がやるのかな?
そして、水美さんのお顔!
そうなんですcongaさん!!
あのスッとした鼻がまた、北条作品にぴったりなんです!!!
アウグストゥスの後の花組がエリザベートをやるって噂が流れまくりですがそしたら水美さんの居場所がなくなっちゃうから、いっそ雪組に組み替えして槇村(兄)とか?なんて妄想も出ちゃいます。彩風さんの方が期が上だしね。果てしなく花男な水美さんですがとにかく、とにかく残ってもらいたくって。朝美さんのバウ・東上は嬉しかったけれど、私もなんか、色々なものの終わりの始まりを感じます・・・
宝塚は毎年クリスマスに爆弾のような発表をするんですね。
はぁ、ホンマぞわぞわします。
お忙しい中、コメントありがとうございます。
お祝いコメントもホンマ、めっちゃ嬉しいです!
還暦になってもブログを続けたいです!
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
ちょっと早いですが私も、メリークリスマス~