私も気持ちを述べてみる

昨日ニュースになった遺族側の公表について私も気持ちを述べてみます。

あくまで私の想像ですが劇団は遺族に対し「公にさえしないのならパワハラを認めて謝罪するし、賠償にも満額応じる」といった提案をしているような気がするんです。しかしながら遺族にとっては「公にする事こそ最重要」なのですから解決はありえません。

次に双方が面談するのは来月後半だそうですから、すでに半分の中止が発表されている東京宝塚劇場での宙組公演は最後までやらない、というかやれないでしょう。劇団はとっとと公式サイトで完全中止を発表すれば良いものを、本日掲載されたのは

ご遺族のお気持ちやお考えを真摯に受け止め、誠実に協議してまいる所存です。ご遺族には、改めて正式な謝罪を申し上げる機会をいただけるように努めてまいりたいと考えております。

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20231128_4.html より引用しました

で終わるしょうもないコメントでした。
このコメントについて一定の歩み寄りを感じる意見もありますしそれはそれで良いのですが、私は丸ごと否定しています。
だって劇団は、
誰に何をした事についての謝罪なのか
明確にしていないんですから。
そもそもAさんの名前を出していないのが異常なんですよ。さらに亡くなった理由について一切触れず、亡くなった事(だけ)について「重大なことと受け止めており」なんて言われたってお詫びと認める事は私には出来ません。
私の感覚だとこんな謝罪には余計に腹が立ちます。表向きは丁寧っぽい態度をとっておきながら実際はAさん及び遺族を侮辱し、遺族の願いを頑なに拒否っていると私は思うから。

今後、双方は長い時間をかけて法廷で争う事になるかもしれません。
そうなれば時が経過するほどに双方に「焼け野原」が広がるでしょう。
私は裁判する事なく劇団が遺族に歩み寄ってくれるよう願っています。

だけど願いとは裏腹に悪い想像ばかりしてしまいます。劇団及び阪急阪神ホールディングス(HHホー)は時間が経つほどに、まして裁判になれば態度を硬化させるんじゃないでしょうか。公演中止で莫大な損失が発生しているだけでなく、アンバサダーの活動停止やNHKでの放送見合わせなど事実上の懲罰をすでに受けているんですから、さらに裁判になれば「ここまできたら後には引けない」と、何が何でもパワハラを公には認めないまま貫こうとしたって不思議じゃありません。これまでの態度からして、傍目にはどんなに異様な決断でも劇団及びHHホーにとっては「我らこそ正義」である事は明らかです。

遺族にしたって交渉が長引くほどに態度を硬化させる可能性は充分にあります。
ただし法廷で争うとなると・・・精神的にも資金的にも不利すぎるんです。Aさんを失った悲しみで苦しんでいる上に経済的な損失もこうむり続ける事になりますから。弁護士はタダでは動きません。遺族はどこでどんな事業をしているかをゴシップ誌が明かしてしまっていますが、一般人よりは豊かであろう資金力にしたってHHホーにはかなわないでしょう。

遺族はすでに世論を味方につけていますから、不利な状況を乗り越えて劇団やHHホーに勝てるかもしれません。
それでも私は手放しで「ガンガン法廷で争って欲しい」とは思えないんです。
だって勝利したところで、その先に待っているのは・・・決してAさんが帰ってくる事のない焼け野原なのですから。
一方で劇団及びHHホーは法廷で負けたって抱える鉄道や球団がなくなるはずもなく、おそらく宝塚も残り、焼け野原はやがて再生するでしょう。それこそ、何事もなかったかのように。

公の場で次期劇団理事長が「証拠を出せ」とほざくくらいなのだから、劇団及びHHホーは暗に法廷で争ったって構わないと考えているのかもしれません。
命は決して戻ってこない事を知らないはずないのに。

悪い予感ばかりしてしまうけれどどうか、どうか裁判をする事なく遺族の要望が認められて欲しいです。
遺族は何よりもパワハラの認定を求めています。遺族が抱える、決して回復する事のない焼け野原がこれ以上広がらないよう、切に願っています。

コメント

  1. とと子 より:

    こんばんは。

    難しいですね、謝罪をすればその人物が今回の出来事の誘因原因だと見做されるし、誰なのかも最終的にはっきりします(すでに週刊誌では暴露されてますが)
    そしたらそのジェンヌさんは今後舞台に立つのは難しいことと思います。
    前代未聞の退団になるかと。
    なので劇団的には認めるわけにはいかないのでしょうか。

    私はやっぱり、芹香さんの代で始まったことではないと思います。
    そして宙組だけのものでもない気がします。組によって程度の差はあるでしょうけど。

    あとですね、完全に妄想なんですが2番手が長かったのも何か要因があるのかなぁとか思ったりします。歪んだのかなというか。
    後輩たちはもう退団公演なんですよね…

    劇団はどう落とし前をつけるつもりなんでしょうか。
    進むに進めず、引くに引けず。

    もう観劇しないのか、それともするのかヅカオタその人個人によって決めることだと思うんですが、今回は世間の目がありますよね。
    宙組は存続させるのなら今の体制では難しいかな、とは個人的に思います。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      とと子さん、こんにちは。

      いったんこじれた関係は簡単に収まる事の方が珍しいでしょう、難しい状態にあるからこじれたのですし。

      他の企業でも「安易にお詫びするな。非を認める事になるから」といった教育をするところがありますね。しかしながらこの方針では顧客との関係がこじれる事が避けられないので、製品や対応に問題があるかないかといった話の前に「当社の製品(や対応)によって悲しい思いをさせてしまい申し訳ございません」とお詫びする方が早期解決に繋がるそうです。ってこれ、社会人だった私が四半世紀前に受けた研修での内容だったりします。
      この研修通りだと、宙組では取り返しのつかない事が起っただけに何が何でも謝り通す事になりますね。実際劇団はそうしているかもしれません、が、遺族が最も重視する「パワハラ」でこじれているように私は思っています。

      はい、芹香さんがやたら長く2番手を務めていた事も少なくない影響があったと私も思っています。
      安蘭けいさんがコラムで「長く2番手として甘んじていた」と書いていました。おそらく芹香さんの2番手期間はもっと長かったのではないかと。トップになれるのかなれないのかわからない状況がえんえんと続き、さらにころなもあり、精神的に追い詰められていた事は想像に難くないです。

      そう、芹香さんを追い抜いた柚香さんはもう退団が決まっています。
      芹香さんは現時点で旬を過ぎつつあり、今後劇団と遺族の膠着状態が続くかもしれませんがその間も芹香さんは若さをさらに失います。
      裁判をするのなら年単位で時間がかかるはずで、誰にとってもメリットはないと私は思っています。
      私は裁判をせずに劇団がパワハラを認める事が最良だと考えています。認めようと認めまいともう、「パワハラはあった」が世間の常識になったんです。拒否れば拒否るほどマスコミとネット民が騒ぐでしょう。

      はい、観劇する・しないは各々の判断で良いはずですが、堂々と「観る」宣言する事が難しくなりましたね。
      体操教室で再三に渡り宝塚好きを公言していた私にしてもレッスン前にクラスメイトのお姉様達から詮索されたんですよ。ウヤムヤな回答だとお姉様達の憶測が止まらないと判断して「ジェンヌさんには中卒が多く、言ってみれば世間知らずの女の子達が狭い世界に閉じ込められて搾取されているんです。宝塚にいろんな問題があるとわかっていながら、それでも私自身が幸せになりたくて観ていました」と答えところひとまず落ち着きました。ちなみに今後も宝塚を観る気マンマンである事は伝えていません。

      宙組を今の体制で続けないとなると、他の組にも改革を求める声が上がってくるでしょう。
      ホンマ、どうなるかわからないですね。私は「公演があるなら(そしてチケットが手に入るなら)観る」を続けます。

      この度はお初コメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. なな より:

     知人の会社は、既に3年パワハラ認定で係争中です。

     私は記者会見2時間フルで観ましたが、今回の劇団の公式発表は、特に劇団の対応が和らいだわけではなく、記者会見でも似たような事を何回も質問されて似たような答えを何回も返されていました。

     調査書にも似たような事が既に記載されてますよね。

     世間は上級生の人権無視で、簡単に謝罪しろ、認めろと騒ぎますが、劇団は上級生の人権侵害をする訳にもいかないので、あのような発表にならざるをえないですし。

    「パワハラがあった」という立証責任は、そもそも遺族側にあるので、劇団に再調査を頼まず、遺族側がすれば良いのでは…?と思います。

     上級生の指導の行き過ぎあるいは、過失の認定を求められているのかと思っていたら、パワハラ認定とかなり強い要望で…。長引くのを覚悟の上なんでしょうね。

     私の周辺は、様々なニュースにコメントをつけて騒ぐ世間にウンザリしている状態です。

     96期事件を知る方々ばかりなので、あの時より劇団は遥かにまともに対応しているので、皆さん劇団への不満も特に無さげです。

     宝塚の闇慣れしてるせいもあるかもしれませんが。最初から観たく無い、観ないと言う方は1人もいなかったですね。観れなくなって残念だと言う方ばかりです。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      ななさん、知人さんの会社がすでに3年係争中なんですね。ええと、知人さんが代表取締役であり、元従業員がパワハラを認定するよう求めているって事でしょうか。
      裁判が長引くと有利になるか不利になるかは最初から決まっていそうですね。知人さんの会社の場合、運営に影響がないのでしたら長引いても有利でしょう。一方で元従業員は長引くほどに精神面だけでなく金銭面でも不利になるはずです。
      劇団と遺族の場合は長引くほど公演中止を引きずりかねない劇団が不利なようで、実際は遺族が不利だと私は思っています。どれほどに望み通りの判決が出たって決してAさんは帰ってこないのだから、最初から負け戦なんです。Aさんが存命ならどれほどに長引けど裁判をする価値はあったように私は思っています。

      遺族がパワハラについて劇団に再調査を頼んでいるのは表向きの名目じゃないでしょうか。
      本心は「パワハラを認めて欲しい」だけど、そうダイレクトに伝えるのもアレなので再調査を依頼したのではないかと。
      でもって劇団もまた表向きの回答しかしていない。こじれにこじれるコース、まっしぐらです。
      遺族は長期化を覚悟しているかもしれません。しかしどんだけ時間をかけて理想を追求してたとえ裁判で勝利したって、終わった後に待っているのはAさんのいない焼け野原です。

      今はヤフーニュースも宝塚のネガティブな記事があふれており、さらにOGが出演する公演の提灯記事も混在しているのでいよいよウンザリします。
      かねてより宝塚の闇をひっくるめてファンを続けている方々からすると「観れなくなって残念だ」になりますよね。私にとってもそうです。宝塚からエネルギーをいただくのが当たり前になっていたため、現在は酸素が薄くなったかのよう。他ジャンルの観劇は新鮮な栄養になってくれるけれど、宝塚は酸素なんですよ。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. おかちゃん より:

    こちらに住むので宝塚観劇する時間を持つようになり共通話題の人間の多さに楽しんだりもしていましたが、自分の娘たちをその世界にとは絶対に考えなかった親をしたのは、私の個人的な考えかもしれませんがジェンヌを辞めたらどうするの?と考えていたからです。我が家には娘たちに素敵な許嫁はいませんから。

    世の中は法律で男女雇用機会均等法が生まれてから変化しています。女性の生き方として一生を考えると一瞬の華やかさだけという職業は選択肢に我が家は無いなと。
    人気のキャビンアテンダントのことも私に言わせれば何で空の上で、お客のためにお運びをしないとだめなのさ!というお粗末な意見の持ち主です。

    親御さんの悲しみに寄り添わないと行けないのですが、なぜ彼女はジェンヌを目指すことになったのかしらと該当の生徒の進路選択に疑問です。
    退団予定だったという報道もあるのでそこを上級生たちには知らせてたのかしら?とか勝手な考えではありますがなんだか逃げ場を作れなかったっていう状況については悲しみを覚えますし、今後遺族に対してパワハラを認められるようなことがあったとして誰が幸せになるのかしらとも。これも問題発言なのでしょうか。たーさんが述べられるように命は戻りません。このまんま穏便にだなんてことは私も願いませんが、どこが良い着陸位置なのかと思案でしょうね。激しい物言いならば、音楽学校の受験生がいなくなりゃ良いと思われますけれども。需要と供給ですから。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      ああーっ、おかちゃんさん、またやっちゃいました、記事に集中するあまりコメントを見落としてしまってたんです。お返事遅くなりすみません。
      ちょうどコメントについての記事をアップしただけに、コメントの対応をミスってしまった事をいつもより深く反省しています。

      おかちゃんさんも「娘はジェンヌにしない」と考えていたんですね。私の娘が通っていた私立校でもそう考えている親はいました。一方で親子で宝塚受験を頑張っているケースも少なくなく、学校での子ども同士の付き合いに影響していたように思います。

      歌舞伎と違い宝塚には家族制度がありません。にもかかわらず宝塚が「現役時代しか輝けない」ように生徒を育てているのは明らかです。だからか、多くの宝塚ファンが退団したジェンヌさんに興味を持たないですよね。
      少々経済力があっても親は老いるものですし、いつまでも支え続ける事は出来ないでしょう。宝塚を楽しみつつ、退団後を考えると我が娘を宝塚に入れる事は考えられないのはとても冷静な判断だと思います。宝塚を知っているからこその判断でもありますし。

      そうですね、キャビンアテンダントにしたって飛行機の中でやっているだけで価値がめっちゃ上がっているけれど、実際はコンビニやファミレスの仕事に近いかもしれません。若さを失う事によるデメリットが目立ちやすい職業である気もします。
      男女平等なんて言っても、女性って若さや美貌で勝負する職業が多いように思います。

      Aさんはお母さんが宝塚ファンだったという噂がありますね。その真偽はさておき、若く美しい女の子とその親がが宝塚の舞台に憧れるのはごく自然だと思います。冷静ではないかもしれないけれど、冷静になれないほどに魅力がありますから。
      私も娘がぶすでぶちびじゃなければ考えていました、断言します。
      Aさんは生真面目で、自分を苦しませてきた宝塚であれ礼儀正しく退団したかったのかもしれません。結果、先に退団した同期の方々にとっても深い悲しみとなりました。
      アラフィフにもなればふてぶてしいのがデフォだけど、半分の年齢では真面目な子も少なくないのでしょう。真面目にしても報われず損をする経験を積み、ふてぶてしいおばちゃんになるんですから。

      裁判になっても遺族にとって負け戦です。そう、Aさんの命は決して、かえってこないから。最初から本当の意味での勝利がありません。
      一方で劇団やHHホーは、裁判で負けたってやがて回復するでしょう。劇団がなくなる可能性は低いと私は思っています。

      何をもって「問題発言」とするかは人それぞれですね。私としてはこちらのお願いを聞いてくれない人から自由奔放な発言が届くだけで充分に問題です。

      遺族と劇団・HHホーの価値観はかけ離れていますから着地点を見つける事は難しいでしょう。お互いが相手に問題があると思っています。
      私としては劇団・HHホーが全面的に遺族の主張を認めるよう望んでいます。

      音楽学校の受験生はどうなるんでしょうね。すでに減り続けていますし。
      だけど決してゼロにはならないと私は思っています。アイドルでも頻繁に問題が出てきますが志願者はいなくなりませんし。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • おかちゃん より:

        ブログの運営はコメントを開放しているといろいろと気持ちをぶつけられてしまうのですね。私へはいつも丁寧なお返事をいただいておりありがとうございます。

        阪急電鉄沿線の教育の熱心さは他の地域からこちらに住むことになった私には驚きがたくさんでした。私立の学校が沿線に多数あることも理由なのかも知れないですね。神戸は言い方は悪いですが、どや街があった街なので女の子の教育は私立の女子校が優位だったのかもしれません。宝塚音楽学校の清く正しく美しくは確か甲南女子学園の校訓から一三翁が真似をしたと聞いたことがありますよ。色の世界でしか女の人の芸事が披露できない世の中だったことから守りたいのと、少女という無垢さを舞台に立たせたいことが歌劇団のそもそもは目的だったかと。あちこちのものは潰れて、まあOSKが今は脚光ですが。あそこも一旦は解散したあとに結成がなされたんですよねえ。
        一三翁は音楽学校の校歌を作曲した人間が労組を歌劇団に作りたいという話題を提示したときには音楽学校の校歌作曲者Wikipediaでも掲載ですがそれを却下し退職させたと。殿堂にも作曲者は入っていません。阪急電鉄は創業者がそもそもジェンヌを物言う労働者という存在では見ていません。
        私はそういうことを調べてしまう母親です。娘には残念な親だったようです。もっと蝶よ花よと楽しく友人と過ごしたかったと恨まれています。
        脱毛とか歯科矯正とか二重の目の美容整形とか何でも許す親であって欲しかったと言われる今の暮らしに阪急電鉄沿線の女の子のお育ちってなんなのだろうと感じてしまいます。美容ネタは少し愚痴でしたごめんなさい。

        一三翁がの行動のネタがあまりふさわしくなければ掲載なさらないでくださいね。

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          おかちゃんさん、私はコメントは双方向であって欲しいと思っています。これまで「ご縁がなかった」と私が判断した方それぞれに個性があるけれど、「私のお願いを無視している」が共通しているんですよね。私が「挨拶しない人は苦手」と伝えたら「今どき挨拶を求める?さすが主婦!」とバカにした返事を寄越すとか、「記事の内容に沿ったコメントをお願いします」と何度伝えても記事に無関係な自分語りに専念しっぱなしとか、そして今回の記事のように「もう~しないで」なお願いをまるっと無視するとか。こういった方々はえてしてマウントを取ろうとしますね。だけど個人のブログにコメントしたところで決して、管理人より有利にはなれません。
          おかちゃんさんと私は価値観の違いがけっこうありますよね、だけどお互いに否定しないからやり取りが続くのでしょう。
          私はいろんな価値観に触れてみたいです。だけど自分の正当性を主張するにあたり他人の否定をセットにする人は嫌いです。

          私が宝塚南口に住んでいたン十年前から阪急には高級なイメージがありました。残念ながら私の母は「阪急が好き」だけ言ってりゃ良いのに必ず阪神を否定していましたね、両電鉄の合併にはむちゃくちゃ驚いていたし。
          はい、確かに阪急沿線には私立校が多いように思います。甲南女子ですかぁ、娘が小学生の頃に見学に行きましたよ~、めっちゃ懐かしい。坂道がキツくって、ゼェゼェしながらようやく到着した際には真っ先に「ここの生徒さんは皆さん毎日この急な坂を上り下りしているんですか?」と質問したものです。ここに娘が進学したら授業参観に来るにも大変だーって不安になるレベルの坂だったかと。そして夫は、思いがけず元有名野球選手(監督経験もあり)と遭遇し終始ご機嫌の極みでした(後ほど調べたところ当時娘さんが通っていたそうです)。残念ながら校訓はチェックしていませんが、宝塚の「清く正しく美しく」に繋がったんですね。

          そうですね、どうしても女性はイロとご縁がありますね。歌舞伎はもともと女性の集団だったのにイロ傾向が強まったゆえ男性の集団になったそうですし、舞妓にしたって親以上に年の離れたおっさん、おじいさんに水揚げされるのがデフォだったようでから。日本だけじゃないですよね、ドガの「バレエのレッスン」は複数の幼いバレリーナを杖をついたおじいさんが物色している様子を絵画にしたようですし。

          世界共通で少女の無垢さは貴重なのでしょう。年齢は16がピークですかね?
          イチゾーは言ってみれば少女の無垢さで客寄せしようとしたんじゃないかと。綺麗事だけではないはずです。男性を寄せ付けなかったのは男性がいると暴力沙汰になりかねず面倒くさいからだと田辺聖子さんに伝えたようですし。

          朝ドラ人気は相変わらずですね、OSKはまたとないチャンスを得ました。とはいえ宝塚とは開きすぎたように思います、ここも近鉄がもっと頑張っていれば宝塚に並ぶ存在になっていたかもしれません。

          前にもイチゾーが労組の結成を徹底的に拒否ったとコメントくださっていましたね。そう、イチゾーは決して善人ではないんです。今の強烈な搾取スタイルにしたってイチゾーの頃から始まっているのでしょうし。

          私はこういった事を調べようとせず、ただただ宝塚の華やかさに憧れていました。宝塚を初体験した頃の私は困った事が連発していたんですが、観劇によってこの上ない癒やしを得たし現実逃避出来たんです。
          娘がああもぶすでぶちびでなければホンマ、受験を勧めていたでしょう。

          おかちゃんの娘さんたちはおかちゃんさんに不満があるんですか?ま、大切に育ててもらった子ほどそういったワガママを言うものです。
          脱毛ってどこのです?私は自分が娘を産んでからワキ脱毛をしてハッピーになりましたから娘もやりたいなら勧めます。ホンマね、脱毛前は剃った直後から青々としていてぴえんだったんです。基本的に保険診療だけど自由診療でレーザーを使っている形成外科・皮膚科でやるのが良いかと。
          歯列矯正は自由診療のみのクリニックだと審美性を重視するあまり過矯正になるリスクが大きそうなので、これまた基本的に保険診療だけど自由診療で矯正もやっているクリニックを探すかな。ただうちの娘は歯並び(だけ)はかなり美しいです。歯列矯正はスピーディーさをウリにしているところは絶対にダメ。神経を取らず(絶対条件)、抜歯も極力しないところで年単位で付き合ってくれる歯科医を探して欲しいです。
          二重の整形はアイプチじゃだめなんですかね?これまたやりすぎると痛々しいですよね、私としては二重はグレー、だけど目頭切開はアウトです。ってこれ、若かった頃の私がやろうと思っていた事なんですけどね。とにかく自分の顔が大嫌いだったから。だけど今は老化したにも関わらず若い頃ほど悩んでいません(ただしマスクは今後も愛用しますw)。

          阪急沿線のお嬢様達はバブルの頃は派手なビジュアルとA4はもちろんB5のノートすら入らない小さなカバンが特徴的でした。
          宝塚南口から武庫之荘に引っ越したって結局は阪急沿線でしたから華やかな女子大生を見慣れまくっていたんです。なので自分が進学した駅弁では地味な女の子がたくさんいて驚きました。

          イチゾーネタ、歓迎いたします。ただし劇団から訴えられたら直ちに消しますからねw

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

          • おかちゃん より:

            本当にね。女の子は色が付きまとうのです。
            ビートたけしさんで有名なコマネチさんも、夜伽のために悩んだのでしたから。

            宝塚歌劇団とは離れた話でごめんなさい。

            女の子の母親は本来は守りたいなら武装。稼ぎたいなら(笑)突撃なのかなあ。

          • 関西の、たー 関西の、たー より:

            おかちゃんさん、はい、若い女の子は男の欲の犠牲になりやすいんですよね。前もお伝えした通り、ほすとによる搾取も深刻です。
            コマネチにそんな事情があったとは知りませんでした。が、違和感はありません。体操やスケートの選手ってジェンヌと似たところがありませんか?むしろジェンヌよりピークが早く、ほんの子どもの頃から特殊な環境で英才教育を受けるケースが多いですし。

            私達はどちらも娘を持つ身ですし、自身もかつては若い女の子だったんですから、女性について語りたくなるのは当然です。

            >女の子の母親は本来は守りたいなら武装。稼ぎたいなら(笑)突撃なのかなあ。
            ホンマそうですね。後者のイメージが強いかなぁ。なんせギリシャ神話の時代から女の子はモノ扱いで、政略結婚なり戦利品として犠牲になっていたんですもん。でもって今も名残はありすぎるほどかと。
            あの事務所では対象が男の子だったため大きな騒ぎになり崩壊したんです。が今も、女の子が搾取される場はそこかしこにあるはずです。

            いつもありがとうございます。
            今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. 右利き より:

    たーさま
    はじめまして、右利きと申します。

    たーさまの正直な体験記ブログを日頃から頷きながら楽しみにしております。
    多分同じ年頃、同じくらいの金銭感覚で勝手に親しみを覚えております^ ^

    色んな意見があってよいとフラットに受け入れてくださるかなあ、と初コメントさせていただきます。

    文章にするのが下手くそで伝わるかどうか…

    音校受験生について、たーさまやブログのゲストの方は芸事しか頭にない、ろくに食べずにガリガリ、退団後に潰しのきかないのに、親子で無知なおばかさん…みたいな登場の仕方で少し悲しくなってしまいました(捉え方がナーバスかもしれません)
    実際の体験からの実像かと思いますが、全く違うパターンもあるとお知りいただきたく。

    例えば、高校生徒会会長、リレーではアンカー、部活に励み、好成績、よく食べよく眠る、退団後のセカンドキャリアのプランあり、そんなにおばかさんではない

    そんな娘がいます。こんなタイプだから過年度に合格していないのかもしれませんね。3次試験までは行ったのですが…

    さてこの娘、大学に進学するのか宝塚受験をするのか、どうするでしょうか。
    ちなみに宝塚受験は母(私)は勧めてもいなければ止めてもいませんでした。
    (レッスン費用を捻出しただけです。)

    たーさまなら、今後の宝塚受験を止めさせるでしょうか。母の私は困っています。
    困るなら止めたらよいのですが、急ブレーキの弊害も気になります。
    コメントのような相談のようなことになってしまいました。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      右利きさん、はじめまして。私はニックネームには人柄がにじみ出ていると思っていますからちょっと興奮しています。

      はい、私は私を含む他人を否定するのでない限り、いろんな意見があって良いと考えています。この度のコメントの内容はちっとも下手くそじゃないですよ、めっちゃわかりやすくて嬉しかったです。

      私が述べる音楽学校受験生の特徴ですがそう、あくまで私が娘を通して知った数名(よりは多いかな、ン十人くらい)だけの話です。私は日々「吾輩は管理人様であーる、コメントを送る際は吾輩への配慮を欠かしてはならーぬ」と通達していますから、コメントも私の意に沿う内容になりがちなのでしょう。

      右利きさんの娘さんについて教えてくださりありがとうございます。
      うちの娘の周りにもいたんですよ、そういったお嬢さんが何人も。で、推薦でそうけいなり私立医大なりに進学したようです。音楽学校を受験したお嬢さん達も浪人せず大学生になりました。

      でね・・・
      右利きさんの娘さんの受験先ですが、音楽学校を受けたいと娘さんが考えているのなら受けさせるべき、というか「受けさせなきゃいけない」と強く思います。
      ただし大学受験もセットです。音楽学校を目指すなら指定校推薦はNGだし、一般推薦にしたってもう締め切ってますよね?なので共通テストに専念して頑張ってもらうのが一番かと。共通テストさえ出来ていれば関西ならかんかんどうりつ・さんきんこうりゅう、首都圏ならそうけい・まーち・にっとうこません、どこでも合格出来ますから。共通テストを受けないならどこかひとつの私大に絞り5つ6つのパターンでの受験をおすすめします。そうそう、もし今通っている学校に附属大学があるなら最も安全パイですよね。

      大学は浪人するテもありますし実は何歳になってからでもチャンスはあります、だけど音楽学校はそうはいきません。なので娘さんに少しでもその気があるならラストチャンスですし絶対に受験させる方が良いと私は思います。右利きさんの娘さんは3次まで進んだ事があるそうですから可能性がありますしね。大学はどうにでもなりますよ。

      親ってまともにやっているとしんどいですよね。子どもは好き放題にしたがるくせに、困った時は助けを求めてくるんですから。
      ま、どんな進路を選択したって「困った時の親頼み」の可能性はあるんだから、もし娘さんが音楽学校に合格したら「辛い時はすぐに頼って」と念押ししておけば良いんじゃないでしょうか。劇団は親にすら相談する事を禁じているようですが守る必要はありません。

      この度はコメントをありがとうございました。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • 右利き より:

        たーさま
        再び右利きです。
        早速お返事ありがとうございます!
        ご贔屓様からお返事いただいたような喜びを感じてしまいました

        右利きのネーム、人柄でてしまいましたか、、ちょっと焦ります
        地域、本名を避けて自分の属性から匿名性を感じた部分です。

        ネット上で身バレするわけにはいかないのですが、たーさまの眼力ではあっという間にバレてしまいそうですね。

        進学についてのあれこれも、まさにたーさまのご推察のその通りでございます。

        困ったときの親頼み、ジェンヌ になったらとんでもないレベルになるのでしょうね。。親は本当にしんどいです。
        財布でアッシーでメッシーで屁負比丘尼で…でも頑張ってるからと色々甘やかしてしまった自分もいます。

        この件に関して状況を理解する人でフラットな立場の人は身近にまずいないので、受験生親は孤独に悩みがちだと思います。
        たーさまのご意見を伺えてよかったです。

        我が家の結末に関してこちらでご報告はできないかと思いますが
        またブログに訪問させていただきますね(^^)
        ありがとうございました

        • 関西の、たー 関西の、たー より:

          右利きさん、「左利き」ならニックネームにするのもわかるんですが「右利き」ゆえ驚いたんです。ようは「普通の人」って事ですよね。とはいえニックネームに「普通の人」ではなく、ほぼ同じ意味でありながらインパクトの強い「右利き」を採用する事に個性を感じました。きっと普通の人じゃないんでしょうねw

          大切に育てた子どもって「何かあっても親が助けてくれて当然」だと思ってるんです。忘れ物をしてもママが学校まで届けてくれる、の延長ですね。実際に届けてしまった私が悪いんですけど。
          だからこそ安心してノビノビと好き放題出来るわけで、親としてはやはり我が子は可愛く応援してやりたい気持ちになります。が、親にも限度がある事は伝え続けなくちゃいけません。
          宝塚はまぁその、親が金持ちなら合格しやすいし合格後もアゲアゲしてもらえそうですね。とはいえトップスターは親の経済力だけでは無理っぽいかな?トップ娘なら可能性がありそうだけど・・・って、具体的に誰かを思い浮かべているわけじゃないですよー、って事にしてくださいw

          宝塚の受験には在学中の学校の推薦状が必要なのでしょうか?もしそうでないなら、学校(右利きさんの娘さんなら高校)を含めてどこにも伝えずに受験したらええんちゃうかなと私は思います。
          こんな状況でも倍率はそれなりにあるような気がするんです。それにもし娘役志望なら、高3という学年がかなりハンディかもしれません。
          とはいえ実際にどうするかは娘さんに決めさせたら良いと思います。仮に娘さんが右利きさんに相談したところで実際は自分の中で決断しているんでしょうし。「相談」ってほぼ「事前報告」な気がします。
          ご健闘をお祈りいたします。

          この度はありがとうございました。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. やすみ より:

    たーさま
    こんばんは。
    先日、れいちゃんのコンサート行ってきました。
    れいちゃんは、さすがショースターという感じで華やかです。
    当時の映像も流れて懐かしさいっぱいでした。
    客席おりもたくさんあったのですが
    お触りなどマナー違反もなく、楽しいひと時でした。
    カツラは自前だし、アクセサリーも周りの方々と合わせて作りたいへんですよね。
    どうかジェンヌの皆さんが安心してお稽古して舞台に立てますように。
    こちらは祈ることしかできません。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      やすみさん、かれいコンサートの感想をありがとうございます。柚香さんはやはり華やかなんですね。女装はありました?クールビーストでの女装がすごく良かったなぁ。
      客席おりがたくさんあり、観客がマナー遵守していて良い雰囲気だったんですね。
      はい、ウィッグやアクセサリーが自前というのはやめて欲しいです。特にアクセサリーは手作りにこだわる必要なんぞないはずだし。

      やすみさん、私は舞台人は総じて、安心して舞台に立つのは難しいと思っています。たとえ金銭的な心配がなくなったって、自分が舞台に立ち続けるために競争しっぱなしなのですから。
      歌舞伎だと家柄の良い役者さん達は安心して芸に専念出来ますね。ですが観客としては物足りなくなる事もあります。一般出身の役者はどんだけ努力してもなかなか報われないし、家柄が良い役者さんは若いうちからプリンシパル入りが当然で、それがルールだとはわかっているけれど理不尽さを感じる時もあるんです。

      皆が平等で安心してすごせる世界ってないかもしれません。
      それでも1日1日をすごさなきゃ。
      お互い心身の健康を大切にして年末年始を迎えましょうね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  6. 東のつばめ より:

    たー様、お久しぶりです。東のつばめです。
    この2ヶ月は、猛暑を理由にサボっていた雑用を片付ける日々でした。
    最初にコメントしたのは10月初めで、その節はありがとうございました。
    あれから私自身の気持ちも大きく変化したので、たー様にお伝えしようと思います。
    長い自分語りとなりますがお許しください。

    自己紹介で「宝塚を気にかけている」と書きましたが正確には、
    ・『歌劇』を読む→図書館で!
    ・OGのエッセイや宝塚ファンのライターの本を借りる→これも図書館で!
    ・NHKの舞台中継を観る→自宅で!
    という状況だったので、じゃにーずでは「茶の間」と言われる立場かと。

    このような状態でも宝塚の闇は感じ取れました。
    なので少し前に「予科生が体調不良になった為、規則を緩和した」との報道が出た時は、
    劇団が自ら動くなんて珍しいな。令和に合わせているのかなと思っていたのですが、
    B誌によれば未遂だというではありませんか。

    知った時、あ~この組織は自ら変わる気なんか毛頭ないんだなと心底納得した後、
    何ともいえない白々とした感情が胸いっぱいに湧き上がり、
    それは109羽のシラケ鳥と化して、西の空へと飛んでいきました。

    この年になっても初めて味わう感情ってあるもんですね。
    これが大嫌い!だったら、素晴らしいスターや作品で反転もあるでしょうが、シラケたら駄目ですね。
    昔の観劇の記憶は思い出箱に大事にしまっておきます。

    ですが、宝塚歌劇団と阪急阪神ホールディングスの上層部の今後の行動については見つめていきます。
    歌劇の富の源泉は、ジェンヌさんと良い作品(を生み出す演出陣)だと思うのですが、
    どちらも大事にできずに問題だらけ。果たしてどうなるのか。
    個人的な邪推では、本当に本当のトップの中では、
    売却の下準備の下準備の、そのまた根回しの根回しの下準備の下準備を画策しているような予感がします。

    …と、勝手なことをいいました。お気にさわった点があれば申し訳ありません。

    そして今後もブログは読ませていただきます。
    観劇記は面白いですし、大阪の街の様子も興味深いです。

    何より、たー様のブログには中毒性がありますね。一度読んだらやめられないみたいな。
    あと、他人に「やってみようかな」と思わせる力もあると思います。
    私が「鴛鴦歌合戦」の配信を観たのは、演目が決まってからの数々のブログを読んだからです。

    気忙しい12月になりました。
    どうぞお体を大切にお過ごしください。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      東のつばめさん、ちょっとお久しぶりですね。
      はい、最初にコメントいただいたのは10月あたまでしたね。当時は夏のように暑かったのに、2ヶ月過ぎた今は真冬の寒さです。

      東のつばめさんは図書館を活用しているんですね。複数の読者さんから図書館を勧めてもらったのに私はまだ行ってないままです。偏見かもしれないけれど図書館って我が物顔ですごしている高齢の常連さんがたくさんいて居心地悪いようなイメージがあって。

      「茶の間」、わかりやすい表現ですねー。
      むしろ茶の間にいる方が冷静に宝塚を分析出来るかもしれません。生観劇するといろんな感覚がまひしちゃいますから。闇を感じつつ、華やかパワーを拝む事を優先していました。

      はい、本科生から予科生へのいじめを禁じられたのには大きな犠牲があったんですね。重大な事が起こらないと変わらないといえばお役所も。柵や信号がなく危険なまま放置されていた道路は人命と引き換えにあっという間に整備されるし、大阪の小学校のブロック壁にしたって危険を指摘されていたにもかかわらず地震後に子どもが下敷きになるまで取り壊されませんでした。
      なぜ劇団とお役所が似ているかって、努力してもしなくてもお給料が同じだからじゃないですかね?このシステムだと頑張る意欲は失せ最低限の仕事しかしなくなるでしょう。だから、マジマジで深刻な事が起こらないと動かないんです。
      それでも役所は直ちに道路を整備しブロック塀を取り壊すけれど、劇団はここまで泥沼になってもまだ本気で動いていない。いまだ頑張ろうという気になっていない。
      そう、今もなお、自ら変わる気なんぞさらさらないんです。

      こんな劇団ですからシラケて当然です。
      昔の観劇の良い記憶を思い出箱に大事にしまいつつ、距離を置く。東のつばめさんの決断を私は尊重します。
      たとえお金をかけなくったって図書館に行ったりNHKを観る事により宝塚に労力と時間をかけているんですからもったいなく思って当然です。

      劇団幹部とHHホーの今後を見つめるのは気持ちと体力に余裕がある時だけで良いかと。絶対にプラスにはなりませんから。
      100年以上かけての搾取のシステムです、旨味を知っている幹部達は今後もそのままにしようとするでしょう。劇団はHHホーの出世街道からはずれた人たちの拠り所であり、定年退職した人たちの天下り先でもあるようですから売却の可能性は低いと私は推測しています。

      全然「お気にさわった」なんてないですよ。
      ふふ、ホンマにおもしろい事に、ガチで「お気にさわった」なコメントを寄越す人たちは決してお詫びをしないんです。あくまで自分が正しいと思い込んでいます。
      迷惑な人を取り上げて記事にしたって実際に反応するのは迷惑じゃない(むしろありがたい)方々なんですよね。わかっていたんですが先日もそういった記事をアップしてしまい、同じ結果になってしまいました。

      東のつばめさんは今後も私のブログに遊びに来てくださるとの事、とても嬉しいです。ですが冷めたら冷めたで構わないんですよ、冴えない専業主婦による匿名ブログなんですから暇つぶし程度にお付き合いいただけると幸いです。

      私のブログの「中毒性」ですが、おそらく「気に入らない記事もある」からなんでしょう。どの記事も自分好みだと飽きてしまうんですよね、たまには不快に感じるくらいの方が執着につながります。
      宝塚観劇にしたって、楽しい経験だけが続く方はやがてフェードアウトし、納得出来ない事もそれなりに経験しつつ楽しい経験も重ねている方はハマるんです。
      愛だけでも憎しみだけでも気持ちは続きません。愛憎どちらもあるからこそハマります。

      あら!私の記事には他人に「やってみようかな」と思わせる力もあります?だとしたら私は記事にするにあたりネガティブな経験も含めているからでしょう。読んだ方は私のネガティブな経験を活かしてスムーズに「やってみようかな」と思うんじゃないでしょうか。

      東のつばめさんが鴛鴦歌合戦を観たのは数々のブログの影響なんですね。表面的にはタカヤによる楽しいトンチキでしたが、肩書上の2番手と事実上の2番手の苦悩を知っているとまた違う気持ちにもなる作品でした。

      はい、師走になりましたね。
      お互い心身の健康を大切にしてすごしましょう!

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  7. 東のつばめ より:

    たー様、こんばんは。
    お返事ありがとうございました。

    また、私の決断を尊重していただき感謝します。
    私もまた、たー様の決断と行動を尊重いたします。

    「華やかパワーを拝む事を優先していました」は分かります。
    歌と踊りのある舞台は特別な華がありますもんね。

    むか~し、帝国劇場で「ラ・カージュ・オ・フォール」を観劇しまして、
    主演は岡田真澄さんと近藤正臣さん。OGで上月晃さんと毬谷友子さんも出演していました。
    舞台はフランスのナイトクラブで、ダンサーは全員男性というお話だったので、
    元々長身の男性陣がハイヒールを履いて、ハイレグのダルマ姿で、頭には羽飾りをつけて美女になり踊る。
    そりゃあゴージャスで心を奪われ、少し無理して4回通いました。
    たー様が行かれた喫茶店の存在も知っていましたが、
    ハタチそこそこの小娘には敷居も値段も高く、入ることはありませんでした。

    阪急阪神ホールディングスはお役所的みたいなんですね。
    プレジデント・オンラインというサイトで、ホールディングスを批判する記事があったので貼っておきます。
    https://president.jp/articles/-/76129
    題名は「なぜ宝塚歌劇団は「いじめ疑惑」に正面から向き合わないのか…阪急阪神HDに共通する「冷徹さ」という大問題」です。
    一般ビジネスマンが読む媒体でも取り上げられて、劇団が少しでもマシになればよいのですが…ね。

    図書館についてですが「我が物顔ですごしている高齢の常連さんがたくさんいて居心地悪いようなイメージがあって」
    うーん、あるかもしれませんが、かなり小さな規模の所ではないでしょうか。

    メインとなる中央図書館とその他の館では、広さ・設備・サービス・本の数などで結構格差があります。
    もし行かれるなら、中央図書館をお勧めします。
    昭和40年代にできた建物が建て替え時期なので、新しくなった所なら、
    ・広くて明るい
    ・スタッフは親切で、本の貸出は自分で機械を操作
    ・一人で使う閲覧席あり
    ・警備員さんが巡回
    ・飲食スペースやカフェがあったりする
    という感じです。

    地元の中央図書館も、設備やサービスはなかなかだと思っていたのですが、
    今年の初めにに父の相続手続きの為、大宮駅から徒歩15分の新大宮区役所へ行ったついでに、
    同じビルの3階を占める図書館も覗いたのですが、まー!!!広い!!
    端から端まで歩いたら数分はかかりそうで、席数も十分。
    いやーさすが埼玉県で一番栄えている街の図書館だけのことはありました。参りました。

    今回も長々と書いてしまいましたね、すみません。
    たー様のブログの魅力は、文章や写真の間から見える、人間臭さだと思います。
    正直な気持ちを書くとか、わかっていたのにやっちゃうとか。

    はい、冷めるまでは、ずっと読者でいさせて頂きます。
    たー様が冴えない専業主婦なら、こちらは子なし夫なしのつばめでございます。
    80代前半の母と90歳の伯母の二人を送るまでは、元気でいなくてはいけません。

    お互いに心身の健康には気をつけましょう。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      東のつばめさん、おはようございます。
      お互いの行動を尊重してお互いに幸せになりましょうね。簡単なようで難しい事かもしれません。

      ラ・カージュ・オ・フォールですか~
      去年梅芸でやってたんですよ~、市村正親さんと鹿賀丈史さんでした。すっごく興味あったんですがご縁がなくって・・・かなりベテランなおふたりですが、その前(初演)は岡田真澄さんと近藤正臣さんが演じていたんですね~!女装するのはザザですから近藤さんでしたか。岡田さんがしても綺麗だったかも?

      梅芸がアカンというわけじゃないですが帝劇はとにかく素敵ですもんね。東のつばめさんはラ・カージュ・オ・フォールで4回通ったんですね。
      当時からあの喫茶店は敷居も値段も高かったんですか~、アラフィフのおばちゃんな私にとってもそうだったけれど良い記念になりました。今も時折帝劇スプーン・フォークを眺めています。

      リンクありがとうございます。さっそく読みました。
      ええっと、ちょっとダラダラ長いかな?しかも真面目すぎて私には読みにくかったです。「プレジデント」ですね、いつか雑誌も読んでみたいです。

      図書館なんですが立地も大切ですよね。娘が幼い頃によく連れていった図書館は古くて(まさに昭和40年代の建物)、高齢者が多かったけれど駅もスーパーも近くにあり便利だったんです。別の場所に建て替えになると知った時はとても楽しみだったけれど、出来てみると立地が悪い上に無料駐車場がなかったので通わなくなってしまいました。カフェもありましたが民間に丸投げなので高かったし。たしかに綺麗で、本がたくさんあって、スタッフさんが親切だったんですけどね。

      新大宮区役所、さいたま市の公式サイトで画像を見ましたが綺麗ですね。大宮東口ですか~、10月に夫と大宮ラクーンの中にあるしゃぶ菜に行きました。8月に行った(当時「無限生ビール」をやっていた)やきとりセンターもこのあたりにありました。もう行けなくなると思うとぴえんです。
      お父さんの手続きはスムーズに行きましたか?役所でって事は不動産ではないですよね?私は義父名義の夫実家を義母名義に変えるために法務局を訪ね、3度目にやり遂げました。

      私は思った事をそのまんま記事にしているので人間臭さもそのまんまなのでしょう。
      感情の起伏が激しいので内容にむらむら、じゃなかったムラが多いです。今後も暇つぶしがてら遊びに来ていただけると幸いです。
      東のつばめさんと私は置かれた状況が異なるんですね。だけどネットによってご縁があったのですから嬉しいです。うちは義母がまもなく80、実母が70半ばです。

      はい、お互い心身の健康を大切にすごしましょう。
      こちらこそ今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  8. 東のつばめ より:

    たー様、こんばんは。
    お返事ありがとうございます。

    ラ・カージュ・オ・フォールにご縁がなかったのは残念でしたね。
    ハッピーエンドの作品ですし、次の機会に恵まれますように。

    私の時のザザは近藤さんでした。美しくて繊細な雰囲気でしたから、
    彼女と呼んで「あなたの頑張りをわかっているよ」と寄り添いたくなりました。
    岡田さんなら、うーん、美しさは負けないでしょうが、
    彼女というよりも雰囲気は姉御という感じになる気がします。

    帝劇は美しく風格があるので、中での飲食などマダムしか許されないと思っていました。
    たー様なら十分に資格はありますし、よい記念とのことで私も嬉しいです。

    プレジデントオンラインは確かに長かったので、私も飛ばしつつ読みました。
    阪急阪神ホールディングスの関係者で読んだ人もいるでしょうが、きっとスルーでしょう。

    たー様は、新しい図書館も行っていたんですね。
    あれこれ偉そうに語ってしまい、失礼しました。
    立地は大切ですよね。不便なのに無料駐車場がないなんて、サービスの視点がズレてますよ。
    本はけっこう重いですしね。

    大宮ラクーンは役所の帰りに覗いてみました。
    食べる・飲む・遊ぶが全部完結するエリアですね。
    東京観劇記も好きだったので、私もぴえんでございます。

    父の件は有価証券でした。
    先方の担当者が、いんぎんかつ不親切なのは、
    手数料が取れない人間は客でないせいと割り切れましたが、
    半年ちょっとかかりました。

    「相続登記と、明日海りお退団公演と」の記事も読みましたが、
    ご自分で3回目で完了とは凄いですね。
    ウチも古い実家の登記はセレモニーホール提携の司法書士さんにお願いしましたが、10万以上15万以下だったかな?
    お役所への書類は間違えたらやり直しが多いですから、相当神経も使われたでしょうね。

    「起きなさい」の声は、きっと舞台の神様からのメッセージです。

    さっき新しい記事を読みました。
    ごゆっくりされていますように。
    また、ご主人様、お嬢様、お母様、義母様のご健勝もお祈りしております。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      東のつばめさん、おはようございます。
      はい、私は市村さんが好きなのに「ラカージュ・オ・フォール」も「生きる」もご縁がありませんでした。チケットが高く、しかも直前の購入では超カスカス席しか残っていなかったので買わなかったんです。前もって購入しておけば良かったんです、今後に活かします。

      私は近藤さんをあまり知らず、子ども時代に観た「懐かしのドラマ」みたいな番組で「足でピアノを弾く人」と覚えてしまいました。舞台人としてのお姿も拝んでおきたかったです。近藤さんならまだ拝めるチャンスはあるかもしれませんが岡田さんは故人になりましたね。ファンファン大佐のイメージが強いです。

      帝劇は本当に美しく風格があります。公演そのものが微妙でもインペリアルパワーで満足しちゃいそうw
      喫茶はかなり狭いので本当に優雅なマダムにはイマイチかもしれませんが(それこそ帝国ホテルのカフェがフィットかと)、私のような年齢だけマダムになった身には素敵な想い出となりました。

      プレジデントオンラインの記事はあらかじめ文字数を指定されていたのかもしれませんね。本当に面白い文章なら長くても読めますが、引き延ばしたダラダラ感がある文章だと読む側もダラけてしまいます。
      HHホーもまぁ一応は読んでいるでしょうがB誌ほどには注目していないでしょう。そういえば私は以前タカホの朝食を酷評した記事をアップしたんですが、閲覧履歴にHHホー関係のIPがたくさんありました。

      図書館の件、ぜんぜん失礼じゃないですよ。悪いのは不便な地に建て替えた行政ですw
      立地って大切。そう、せめて駐車場があれば良いのに。利用しなくても利用料(税金)は取られていると思うとちょっと悔しいかも。

      大宮ラグーンのしゃぶ葉は、平日に2名以上だと食べホ飲みホプランが3時間なんです。普通は90分なので倍ですね。夫も私も大満足でした。
      東京も埼玉もまだまだ楽しみたかったです。

      お父さんの件は有価証券だったんですね。
      担当者がいんぎんかつ不親切だったのは残念ですね。私も法務局で相談したひとりめが酷く、「あんさんはシロウトやさかい(標準語訳:あなたはシロウトだから)」とバカにされました。シロウトだから相談に来ているのにね。幸い2回目の相談ではとても紳士的で丁寧な方が担当してくれて、3回目も同じ方だったので無事にやり遂げる事が出来ました。
      そう、お役所への書類はとても細かい。紳士さんにしても丁寧ながら非常に細かく修正を求めてきました。誤字はひとつたりとて許してくれなかったし。
      だけど、ド素人の私でも3回で終わらせる事が出来たんですから、これで10万以上も取るのは高すぎるようにも思います。ま、「なんとか士」を頼るにはお金がかかるって事でしょう。
      相続登記はだいぶ前の話ですが、今年は夫婦で自筆証書遺言書保管制度を利用しました。読者さんが教えてくれまして、観劇ブログなのにリアル生活に役立つ情報もいただけて私はラッキーです。司法書士に相談したものの見積もりが高額だったゆえ自分でチャレンジして一発OKでした。エレガントな遺言書ではないかもしれないけれど、深刻な不備があれば法務局から指摘があるはずなので大丈夫だと思っています。

      私は人生の節目節目で脳内に声が届くんです。そして、それまでさんざんゴチャついていた感情がスッキリします。
      明日海さんの退団公演の時も、事前にチケットを入手出来なかった上に相続登記でそれなりにくたびれていたのですが「声」でスッキリしました。
      もし当日券の制度が現在も残っていたらある日の未明に「起きなさい、そして雪組観劇のために大劇場に並びなさい」の声が聞こえていたかもしれません。この度の事があっても宝塚が好きだけど、チケットを入手出来ないのは本当にストレスです。正直ちょっと冷めました。

      お泊りもあと2時間ちょいで終わります。楽しい経験となりました。
      チェックアウト前に感想記事をアップしたいけど難しいかなぁ、画像たっぷりに仕上げたいので。
      特に必要でもない(しかも近隣の地での)外泊が出来るのも皆が元気だからです。私達家族のために祈ってくださりありがとうございます。東のつばめさんとご家族の皆様もお元気でいらっしゃるようお祈り申し上げます。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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