宝塚以外を取り上げた記事は基本的にビュー数が少ないのですが、にしても、
吉村知事と横山市長を抱き合わせたってOSKの注目度は低いようです。本当はすごい話なんだけどなぁ、なんせ大阪府及び大阪市の血税がOSKに流れているって事なんですから。
それはさておき、私はこのレビューを観てからOSKの地方公演に興味を持ったんですね。主演は私が大好きな桐生麻耶(きりゅう あさや)さんだし。
見てくださいよぉ、
チケット代がだいぶ違うので内容だって違うはずなのに、栃木公演と福井公演のポスターが酷似しているんですからいじらしいでしょう?
栃木県と福井県なら絶対に栃木県!と思いました。だって、
夫が埼玉県で単身赴任しており、紫の◯で囲ったあたりに住んでいるんですから。
栃木県は隣県です。紫の□で囲った栃木県内の駅なら余裕で日帰り出来る、と思いました。
栃木といえば雪組の全ツ先でもありますが、
宇都宮市文化会館は宇都宮駅から徒歩圏ではないものの、
複数の駅からバスがたくさん出ていて、JR宇都宮駅からのバス代は220円。県庁所在地内なのですからおそらくタクシーも流れていそうですしさほど高額にはならないかと。チケットを入手出来ませんでしたが、行くとしたら夫の住むアパートから十分に日帰り出来るでしょう。
これが・・・
OSKの会場である「真岡いちごホール(真岡市民会館)」だと・・・
県庁所在地である宇都宮市からちょいと離れているらしく、公共交通機関があまり機能していないのです。
「真岡鐵道」は地域民じゃないと乗りこなせない路線図&時刻表でした(公式サイトはこちら)。
そして、一応JR宇都宮駅からのバスがあるようですが、
本数が少ない(開催日の日曜は最も少ない)上に、バス代は940円!片道ですよ?
私は駅弁を出ていますのでこういった地域の状態について想像が付きます。
・時刻表では片道50分となっているけれどおそらくもっとかかる
→地域民が自家用車を走らせまくっているから案外渋滞する、バスは優先すべき存在じゃなく邪魔者
・タクシーはかなり高額になる
→宇都宮から真岡いちごホールまで距離がある上に、帰りも乗るには待機してもらう必要があるかもしれない(会場周辺を日常的にタクシーが流れているとは考えにくい)
つまり・・・
OSKの栃木公演会場に安心して向かうにはレンタカーを使う事になりそうです。3~4人いればタクシーもアリかもしれませんが私はソロ活ですし。
なんてハードルの高い遠征先でしょう!私は真剣に検討したけれど、調べれば調べるほど「諦めるしかない」の気持ちになりました。
宝塚の全ツでも複数人でタクシー又はレンタカー前提の会場があったりします?
詳しい方に教えていただきたいです。
・・・
以上で地方公演の話は終わりですがオマケを少々。
かつては私のブログのビュー数は間違いなく「OSK>歌舞伎」でした。とにかく歌舞伎記事には人気がなかったんです。
しかし、
今は提灯記事みたいなタイトルを付けたって歌舞伎記事のビュー数はそこそこありまして、
歌舞伎座初体験記事のビュー数はふたつとも万を超えました。
本当に皮肉な話ですが、某歌舞伎役者による事件が影響しているような気がしてなりません。
コメント
関西の、たー様
いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。
OSKの真岡市公演は、桐生麻耶さんが真岡市出身であることをアピールされていたり、各公演のオープニングアクトに地元の子供たちによるミニステージがあり、親子席もご用意と、関東のOSKファンの遠征を見込むというよりは、地元の人が自家用車で行くお祭りイベント的な意味合いが強そうですね。
個人的には、越前市文化センターのたけふレビューにちょっと興味が湧いたのです。遠征ついでに越前ガニ♪と思ったのですが、公演期間は越前ガニ解禁日(11月6日)の前日までなのです。越前市にとって、たけふ菊まつりとOSK公演は、蟹ツアー団体客が押し寄せる前の閑散期を盛り上げてくれる大切なイベントなのだと理解しました。でも福井まで遠征するなら蟹も食べたい!
追伸:「俊寛」の配信での染五郎さんは、2009年の上演の録画なので今よりは痩せていらっしゃいました。千鳥を演じた中村雀右衛門さんは、まあ若さは無かったですが、鹿児島の離島の海女のおばちゃんっぽい生命力とか、別離を嘆く演技力はあったと思います。外国の方が見れば、中年の再婚カップルの話と思われそうですね。
こんちゃんさん、桐生市は群馬県にあるけれど桐生さんは栃木県出身なんですよね。ま、「真岡(もおか)」だと歌劇団員の名字にはフィットしにくいかな。
真岡市の人口は約78000人なのにいちごホールの収容人数は1100人もあるんですから明らかにオーバースペック。市民の1%がかけつけてもまだ空席まみれになってしまいます。
それでも今年で3回目だそうですから、OSKにとっても真岡市にとってもメリットがあるのでしょう。
たけふレビューは今年で第43回なので歴史があります。ここでは正2番手が主演するのが常なのですが、今年はそうあろう翼和希さんがNHK朝ドラ出演で忙しいので桐生さんが背負う事になったと思われます。
そうですね、菊人形とともに越前市にとって越前ガニ解禁前の大切なイベントなのでしょうね。菊人形ってもうレアレアかも?大阪だとひらかたパークが有名でしたが2005年に定期開催を終えています。
私もカニは大好きですが値段が上がりっぱなしですよね。ウニ、いくら、うなぎ・・・大好きな食べ物がみんな値上がりしている~
さて、
配信の「俊寛」は2009年なんですね。確かに鹿児島の離島の海女ならおばちゃんっぽい生命力があるほうが説得力あるかも。私が生観劇した時の千鳥は千之助さんでしたからお顔が姫君みたいでした。本当にキレイなんですよね、そして薄幸感がある。「私だけ船に乗せてくれないなんてイヤイヤ、もう死んじゃう!」と踊るシーンも良かったです、その後にざ様が船から降りて駆けつけての「ジジマゴ共演」が始まりました。
従来の歌舞伎的キャスティングならシワシワの扇雀さんが千鳥を演じたっておかしくないんですが若く美しい千之助さんにしてくれて嬉しかったです。扇雀さんは「俊寛」とセットの「吉原狐」で年齢相応の役を演じていました。
歌舞伎はビジュアルが独特ですから罰ゲームキャスティングでも海外の方にはウケるかも?それにしても歌舞伎座には海外の方が多かった、南座や大阪松竹座では経験した事のない光景でした。
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
私は鉄道好きなので、時刻表をみてルートを考える趣味があります。昔、フルムーンパスで旅行していたときも時刻表から乗り継ぎ考えるのが楽しかったです。
あり得ませんが、悠浦さん主演OSK公演が真岡であったら~と考えてみました。
起点はとりあえず埼玉県大宮にしてみます。
9月10日9:12 11番線発 JR湘南新宿ライン小金井行き
10:02 小山着 乗り換え
10:10 15番線発 JR水戸線 友部行き
10:30 下館着 真岡鐵道に乗り換え 真岡鐵道は元はJRなので乗り換えは簡単です
10:35 下館発 真岡鐵道SL 茂木行き 日曜なのでSL運行です!ただし\500余分にかかりま す。
11:03 真岡着 真岡駅からいちごホールまでは真岡市のいちごバスに乗り換え
いちごバスは真岡市のコミュニティバスです。年末年始以外毎日運行。1乗車¥100。
https://www.city.moka.lg.jp/material/files/group/47/R050401ichigobus3.pdf
真岡駅前でお昼ごはんとか休憩をして
いちごバス右回り7便 12:25発に乗ると12:49に真岡市民会館着 14時公演観劇
片道交通費はJR代が\1166+真岡鐵道\560+SL料金\500+いちごバス\100 です。
めいさーん、時刻をめっちゃ細かく調べてくださりありがとうございます。
大宮をおよそ9時に出発していちごホールに到着するのが13時前って事は4時間近くかかるんですね。しかも電車なりバスなりひとつでも逃すと相当遅くなりそう。それに帰りは?ハラハラですよね~
これが車だと大宮からいちごホールまで高速利用で105キロ、1時間35分だそう。高速代は2750円。ハイブリッド車か軽自動車ならリッター20キロは走るはずなのでガソリン代は1000円かからないはず。レンタカー代を入れるとひとりだと贅沢ですがふたり以上ならベストのように思いました。
しかし大宮からの遠征先が金沢歌劇座になると話がマルっと変わります。車なら高速利用で457キロ、5時間39分。高速代はETC利用で6540円。まず運転時間が長すぎて日帰りは厳しいです。これが大宮から金沢まで新幹線だと2時間で、金沢市内に歌劇座があるんですから金沢駅からバスなりタクシーなりですぐのはずだから日帰り出来ちゃう。
あらためて・・・「新幹線ってすごい!」と思いました。高いけど~
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。