いやー、その、なかなか、思う通りにはいかないもんですね。
8月2日に歌舞伎観劇デビューを果たした私ですが、実のところ観劇前に、記事にどんな事を書くかを大まかに決めていました。
とことん玉三郎さんをアゲアゲしまくる。
というのがメインメニューではあったのですが、裏メニューとして、
中村橋之助さんをディスる。
というのがありました。
私にとって大切な大切な「ポーの一族(以降「ポー」)」に泥を塗った!と、けっこう恨んでいたんです。
2018年の11月から宝塚ファンになった私は、2018年1月に上演された宝塚版のポーは円盤でしか観ていません。
まだ3年にも満たぬファン歴ではありますが、これほどの傑作はそうそうないと思っています。作品そのものが素晴らしいだけでなく、キャスティングに宝塚につきものの忖度めいたものがなかったんですね。本当に、みんな適役で。
そんな私にとって、梅田芸術劇場での「ポーの一族」観劇は、待ちに待ったものでした。夢が叶い本当に嬉しかった。
さらに別日に、娘を連れて当日券にチャレンジしたところ紆余曲折を経て超良席で観劇出来たんですね(その時の記事はこちら)。もう私たち母娘にとってかけがえのない想い出です。
ただ・・・
キャストのうち橋之助さんだけはどうにも、ミスマッチのように感じました。
演じたジャンはストーリーにおいてキモ中のキモな人物。しかも、色男でモテモテな想定です。
宝塚版で演じた鳳月杏さんはまんま、ジャンでした。
一方橋之助さんのジャンは、はっきり言いますがビジュアルはイモ、演技は大根。
それでも観劇した当時の私は橋之助さんを「イモ大根」とは表現しませんでした。橋之助さんについて一応記事にもしたけれど、「ま、仕方ないか。こうゆうのもアリか」くらいにまとめておいたんです(その時の記事はこちら)。
しかしその後・・・
橋之助さんにスキャンダルがありました。事実婚状態の女性と同棲中でありながら、他の女性と付き合っていると。
しかもなんと、その女性とはポーで知り合ったって。
ジェインを演じた女の子でした。
籍を入れていない以上、ジェインとの関係は不倫ではありません。
それにたとえ既婚者が不倫をしても、民法上の問題であり警察に捕まるわけではないんですよね。
そもそも、橋之助さんが何をしようと私の生活が脅かされるわけじゃない。
わかってはいるけれど、不快になる気持ちを止められませんでした。
イモ大根がコネで大役を掴み、さらにはキャスト仲間に手を出すなんて、って。
橋之助さんが大嫌いになりました。
でもやはり、直接被害を被っているわけじゃないしね、忘れていたんです。
そんな私に、橋之助さんを思い出させる出来事が。
OSKの観劇のために行った大阪松竹座で、玉三郎さんをアゲアゲしまくるおばあさんの熱弁に心を鷲掴みにされたんですね(その時の記事はこちら)。
どんな宣伝よりも魅力的な熱弁で、何としても玉三郎さんを観たくなったんですよ。そしたらタイミングよく南座で公演してくれるそうで。
しかも・・・
共演者に橋之助さんのお名前があったんです。ふたりの弟さんと揃って三兄弟での出演です。
つまり、
稀代の女形である玉三郎さんを拝めるだけでなく、イモ大根ジャン橋之助さんの本業での働きぶりを確認出来る、絶好のチャンスなんですね。
宝塚を好きになり、OSKや四季にも触手を伸ばしている私ですが、歌舞伎だけはちょっと敷居が高いというか、苦手意識がありました。チケット代もネックでした。
しかし、玉三郎さん橋之助さんが一緒に出演するならもう、チャレンジするしかないっ!
というわけで、
私の歌舞伎観劇デビューに、南座での坂東玉三郎特別舞踊公演を選んだんです。

初心者なのでプログラムを買い、あと宝塚にはないサービス「イヤホンガイド」を利用する事にしました。イヤホンガイドが想定外に良かったです。初心者の歌舞伎観劇におけるマストってなくらい。お芝居中、女性解説員さんがしっとりした声で、実に的確なタイミングで懇親丁寧に説明してくれるんですよ。しかも、幕前や幕間にはお芝居以外のトークも満載。なんとナビゲーターとして紅ゆずるさんも登場しますので、宝塚ファンはよりいっそう楽しめます。
一方プログラムは写真豊富で厚みがあるのに1,600円と、意外に良心的価格ではありましたがあらすじが本当に、荒いw なので今後はまぁ、観た後に買うかどうか決めてもいいかなと思いました。
で、舞台そのものの感想ですが・・・
プログラムにせよ、ポスターにせよ・・・
美しい玉三郎さんを、予習しすぎていました。
生で観た玉三郎さんは、おばあさんにしか見えなかったです。
双眼鏡を使わない方が良いかもしれない。
所作で女性らしさを満喫するにも、この度の演目で玉三郎さんが演じる女性はそういったキャラじゃないんですね。普通の女性っぽいお姿はすぐに終わってババアになり、さらには毒々しく荒々しい鬼蛇になるんです。若手の女形には不向きな役ですね。
ババアの時に大ガメに入っているお酒をグビグビ飲んでフラフラ踊ったりするところがちょっとした見ものの時間です。その姿は間違いなく、オッサンじゃなくババア。
面白いなぁって思いました。
女性しかいない宝塚では男役のトップが絶対的な存在なのに、男性しかいない歌舞伎では娘役のトップが絶対的な存在なんですね。今回は娘というよりババアなトップだったけどw
逆の性別を演じる事がどれほどに難しく尊いか、って事でしょう。
玉三郎さんは年齢こそ感じましたが、男性には見えなかった。
カツラにせよかんざしにせよ着物にせよ、すごく重たそう。古希を超えた玉三郎さんがいつまで現役でいられるかはわかりません。おそらく30年ほども前に撮影されたのであろうポスターやプログラムでのお姿とのギャップは感じたものの、この公演を観る事が出来て良かったと思いました。
で・・・
お酒グビグビババアの玉三郎さんに立ち向かうのが、橋之助さんだったんですね。
もう、むちゃくちゃ驚きました。
橋之助さんのオーラがすごくって。
出てきた瞬間から「おおっ!」な感じで、イケてるオーラが全開。
当初「この人誰やろ?」って思ったくらいです。
が、イヤホンガイドは「スサノオミコトの登場です」って言ってるし・・・
この役は橋之助さんと弟さんとの役替りではありますが、橋之助さんが演じている事を確認して初日に観に来たんです。
あわわ、ホンマにあの、ジャン?
って脳内がグルグルしていました。
それなりに重たそうな衣装に身を包んでいるのに、むちゃくちゃキビキビ動くんです。
カエルのようにピョンと跳ねたりする姿もカッコ良かった。
ジャンではやぼったそうに見えた鼻や輪郭も、歌舞伎メイクではむちゃくちゃ華やかで。表情が素敵でねぇ、寄り目っていうんですか、ああゆうのもキマっていました。
声も、ジャンでは冴えないと思っていたのに歌舞伎では独特な発声法とでも言いましょうか、すごく良かったです。
というわけで・・・
当初の予定だった「玉三郎アゲ、橋之助サゲ」は崩壊し、
玉三郎さんは女性にしか見えなかったが、高齢である事を強く感じた。演目上、女性らしい所作を満喫する事は出来なかった。
橋之助さんはまごうことなき歌舞伎界のスーパースター。若手の花形として今後の活躍が楽しみ。
ついでに言うと、餅は餅屋。梨園の御曹司なんだからミュージカルにチャレンジなんぞせず、歌舞伎に専念して欲しい。
とお伝えする事になりました。
私にとってホンマ、正直な感想です。
あと、ここからは「歌舞伎」そのものについて述べてみますと・・・
ヤバい、ヤバいんです。
思っていたよりうーんと、フィットしました。
私がイメージしていた「高尚な世界」とは真逆の、通俗的な世界が広がっている事に気付いてしまいました。
冗談抜きで、今後も観たいです。
歴史があるぶん予習しやすいし、イヤホンガイドもあるしで、「意味がわからない」になる事はなさそう。紅さんによると「宝塚は洋風の歌舞伎を目指した」そうなので、宝塚が好きなら歌舞伎も好きになる可能性はあって当然なんですね。
そうそう、今回の演目では演技だけでなく、凄腕奏者の三味線バチさばきにも随分関心したんですよ。
もうとにかく、いろんな楽しみがありました。

14時スタートで、20分ほど「鶴亀」という舞があり(こちらはイヤホンガイドなしだと退屈しそう)、20分ほど休憩してお芝居の「日本振袖始」が始まり、15時35分ごろに終了。
けっこう、短いですね。
三等でも5,000円と、高いし。
しかも観劇を続けていたら絶対、良席で観たくなってくるんだろうなぁ。
・・・
さて、
大劇場、南座、梅芸と3日間連続でナマの舞台からパワーをいただいた私は、明日からの3連休、家族サービスに専念します。連休明けそうそうに雪組公演が待っていますしね、頑張ります。
パソコンには触れませんので、コメントのお返事など遅くなるかもしれませんがどうかお許しください。
ではまた たーでした
コメント
たーさん、こんにちは。
ちょっとお久しぶりです。
でもたーさんのブログ記事、コメントのやり取り含め欠かさず読んでますよ~。
今回の記事はとっても勇気が出ました。私も歌舞伎は敷居が高かったですけど、
イヤホンガイドとか、京都のスタバとか、京都に行って歌舞伎を見てみたいと初めて思いました。
紅さんのお声も聞きたいし、私もイヤホンガイド、必ず借りたいと思います。
行動派で正直感想のたーさんの記事だから、こんな気持ちになったのかも。
しかし、歌舞伎といい、宝塚といい、我が家に受験生がいるため、どこかで直接観劇ができなさそうな雰囲気になってきました。どこで切るかですが、夏なら大丈夫と思っていたのに、このデルタ株、、、CH(真似してみました)、チケットあるんですが、やはり自粛すべきか。
とりあえず、せっかく贔屓となった月城さんのお披露目は時期的に無理そうですし、つぎの宙組のネバセイも、、やばいかも。
ネバセイ発表後の真風さんの去就に注目が集まっていましたが(キキちゃん関連の噂話のタメ口さんの記事、、すごかったですね。)、突然の愛月さんの退団発表で大荒れ、ちょっと忘れた感が。
ネバセイが退団じゃなかったら、直接観劇はスキップできるかもと胸をなでおろしていますが、わからないのが宝塚ですね。(この演目で退団じゃないことを祈っています、、となるとタメ口さんの情報が気になったりしますが)
とにかく、いつもびっくり、はっきりなたーさんの記事、今回は歌舞伎へのハードルがおかげさまでさがったので、どうもありがとうございました。のコメントでした。
comugiさーん、コメントはちょいおひさですね!でも私はわかっていましたよ、いつも読んでくださっているとw
いやー、楽しかったですよ歌舞伎!結局初日に行ってもフィナーレやカテコ、挨拶のたぐいが一切ないのが寂しかったんですが、そうゆう流儀なのでしょう。
イヤホンガイドはホンマありがたかった。歌舞伎が伝統芸能の地位にあぐらをかかず、新規ファン獲得のために努力している事がわかります。
はい、床スタバに六角堂スタバと京都オリジナルなスタバも楽しくって、とにかく京都って特別ですね。本当なら泊まりにして、観劇と観光をセットにしたいなぁ。
comugiさんには受験生のお子さんがいらっしゃるんですね。デルタ株も気になるし、ラムダ株なんてのも出てきましたし。
いろいろ心配しながら観劇しても楽しめないので、ここは腹をくくって受験が終わるまで配信専門になる方が良いかも。
宝塚って止まらないから、ちょっとでも離れているとすぐにトレンドからはずれそうで心配になるの、すごくわかります。私がブログを休んでいた3日間でもCHが始まり、朝美さんが2番手羽根を背負った事が話題になっていたようで、付いて行くのが大変~
そうそうcomugiさんがすでにお持ちのCHチケット、今月中の公演なら払い戻し対象になっていませんか?ま、他にもいろんな方法がありますよw あ、チケトレって事ねw 不正はダメよダメダメw
にしても、払い戻しで大劇場に戻ってきたチケットはどうやって再販されているんだろう・・・
CH、私はナマで観ます。葛藤中のcomugiさんにとって何の足しにもならないでしょうが感想を記事にしますので読んでいただけると幸いです。
comugiさんは月城さんがご贔屓なんですね。川霧の橋が博多座のみでむちゃくちゃ残念。月城さんは和モノが合うし、海乃さんは不幸キャラだしで「和製ダルレークの恋」っぽいニオイがプンプンしません?www 今の私はとにかくナマ派なので、配信はパスするかも。
大劇場お披露目は必ず観ます!愛月さんの事があったので星組はチケ難かと思いきやそうでもないようですし、まだまだ今後も大劇場公演はチケ易のようです。comugiさんのように、宝塚が大好きでも諸般の事情で観劇を断念しなくちゃいけないファンが多いのでしょう。
宝塚は時としてなりふり構わないところがあるので、今後も収益アップのためにいろんな事をするんじゃないかと。
ホント、今後どんな発表があるかわからないですね。私は当初、ネバセイは真風さんのリクエストで実現し、その次の宝塚的な2本立てで退団と思っていたんです。が、タメ口さんの発言がいつまでも脳にこびりついています・・・
私は思った事をそのまんま記事にしています。感謝のコメント、ホント嬉しいです。
ああ、毎日観劇して、ブログを書いてすごしたい~
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
関西の、たー様
いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。
紅さんのイヤホンガイド、聞きたいです!最近自演しているうちにリアル紅さんがどんなのだったかあやふやになってきたので、本当の紅さんに会いたい!
たー様の観察眼、描写力、歯に衣着せぬ批評、いつも感嘆しております。まあ、評論家やファンはわかっていても「玉三郎は熟練の芸の力で16歳の娘の役を見事に演じた」と言うのがお約束ですが、ねえ。私は玉三郎さんをシネマ歌舞伎でしか拝見したことが無いのですが、大画面いっぱいに映し出されると、さすがに・・・ねえ。
玉三郎様、19歳の頃三島由紀夫に「美貌が特権的に人々の心をわしづかみにする」と言わしめ、女形でTVドラマに出ていないのに、歌舞伎を知らない一般人にまで名前を知らしめ、戦後の文化の洋風化で大衆人気を失いつつあった歌舞伎に若いファンを呼び、歌舞伎の寿命を現代まで生きながらえさせたすごい方だったそうですよ。女性遊びのうわさも全く無く、芸一筋。
歌舞伎では、踊りでは女形がメインですが、お芝居では主役は男役(立役)で、女形がトップ(立女形)になる芝居は滅多にないそうです(やっぱり江戸時代の価値観の芝居ですからね)
玉三郎さん、平成になっては、海老蔵とか勘九郎とか、早くに父親を失って困っている御曹司たちと積極的に共演して大役をさせて経験を積ませ(孤児となった御曹司が、父親が健在な御曹司と共演すると、当然その家の子が大きな役をもらうので、海老蔵や勘九郎でも番手が下がる)歌舞伎界は玉三郎さんがいなかったらどうなっていたのか、彼の後継者はいるのか?
あ、玉三郎さんの絶頂期、女形として主演した貴重な映画「夜叉が池」リマスター版が、大都市部で順次リバイバル上映&ブルーレイ発売だそうですよ。私は未見なのですが、大阪でも上映されるかもしれません。ご興味があればいかがでしょう。
「宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ」管理人こんちゃんさん、いつもありがとうございます。
宝塚を本命としておきながら歌舞伎に浮気した私なので、イヤホンガイドで紅さんの声を聴きハッとしましたw
ま、紅さんは現役時代に歌舞伎を観劇していたそうですし、そもそも宝塚が歌舞伎を意識していたそうですから、掛け持ちしてもオッケーですよね。
わかっていても、言わない。
ってルールはありますよね。私もリアル生活では気をつけるようにしています。けれどまぁ、観劇ブログでは思った事をそのまんま書いてもいいかなと。
今回の歌舞伎観劇デビューでは、「若いって素晴らしいんだな」と再認識しました。
熟練の芸の力より若さが優位なキャラもある、と思ったんです。
古希を超えた玉三郎さんが娘1で、記事にはしませんでしたが娘2の河合雪之丞さんも50歳。娘1は後にババアや鬼蛇になるからそこそこ高齢でもいいけれどもうちょっと若いほうが良かったし、娘2は生贄として捧げられる15そこらの女の子なのでいよいよもっと若い方に演じていただきたかったです。なのに娘1の玉三郎さんはおばあさん、娘2の雪之丞さんはおばさんで・・・
そんなメインキャストふたりの後に出てきた橋之助さんですから、若さがありがたかったですね。キビキビした動きにほぉぉ~となりましたし、ディスるつもりが高評価となりましたw
玉三郎さんも雪之丞さんもお若い頃は美少女、じゃなかった美男子だったようですが・・・失った若さを技術力でカバーするにも限界があるように感じます。
若かりし頃の玉三郎さん、三島由紀夫さんに接点があったなんて知らなかったです。ひょっとしたら三島作品に、玉三郎さんをイメージしたキャラが出ているかもしれませんね。
宝塚もたいがい高齢ファンが多いけれど、先日の南座では観客の高齢化がもっと進んでいるように感じました。3階席は階段がかなりキツくって、移動の際よろけていた方も・・・
あの3階席でもへっちゃらな若いファンを取り込むにあたり、若い歌舞伎役者の活躍が必要ですね。海老蔵さんしか知らない人も、あの橋之助さんを観れば魅力を感じる可能性は十分にあるし。
イヤホンガイドなど、歌舞伎は存続をかけて努力していると思います。玉三郎さんも貢献者ですよね。で、とにかく若い役者さんを使って欲しいです。
にしても玉三郎さんの跡継ぎはどなたになるんでしょうね。私もとても気になります。今更こんな事を言ってもしょうがないですが、玉三郎さんが独身を貫いた(子どもを持たなかった)のですから、もっと早くから他の血筋から候補を数名立てて育てておくべきだったのでは?なんて思ってしまいます。
あ、「夜叉ケ池」は先程、注文しました!お手頃価格だったし!
到着が楽しみです!おすすめくださりありがとうございます!
これ、原作が泉鏡花なんですね。OSK観劇デビューした「海神別荘」も泉鏡花ですごーく良かったから、夜叉ケ池も相当に良い作品なんだろうと。
良い作品といっても道徳的なものなんぞ全く求めておらず、ドロドロぶりに期待していますw
いつもありがとうございます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
歌舞伎の感想ありがとうございます、楽しみにしていました!
たーさんは本当に腹白い人ですね(笑)
玉三郎をぐびぐびババアという感想、今後見ることあるのかな。
本当に声を出して笑っちゃいましたよ。
でも何も知らずに見に行ったら、やっぱりこんな感想になる気がします…
過去から見ている人はきっと、自分の網膜に過去の玉三郎さんが見えているんでしょうし。
それはすごく羨ましいことですね。
橋之助さんに関しても本業を見て良かったですね!
宝塚ファン的に彼は珠城さんやだいきほファンというイメージの方が強いのですが
(ブログが完全にファンで面白い)
やっぱり西洋の登場人物 ※日本人の創作物だとなおよし はタカラジェンヌに、ですね。
宝塚が洋風歌舞伎、わかるような気がします。
ちょっと調べてみると歌舞伎を成り立たせているのは、芝居、踊り、音楽らしくまさに宝塚…
私は、特にウエクミはすごく歌舞伎を意識してるなあと感じるのですがどう思いますか?
歌舞伎って昔の娯楽だけあって(?)題材はかなりドロドロしているなあと思っていました。
シネマ歌舞伎でそんな感じのする籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)
をやっているので気になっていたんです。
シネマ歌舞伎でもイヤホンガイド、使えるようなんですよね…
いつもフットワーク軽くいろいろなことにチャレンジされていて、
とっても参考になりますし素晴らしいと思います!
congaさん、記事には書かなかったんですが私、ナマの玉三郎さんを観ても玉三郎さんだとわからなかったんです。役柄的にそうだとわかったものの、ビジュアルではわかりませんでした。
なんだろう、「勝手にしやがれ」の頃の沢田研二さんのみを予習してコンサート会場に向かい、現在の沢田さんを観たら同じような気分になるかも? あああ~ あああ~
他の方のコメントにも返信したとおり、玉三郎さんだけでなく娘2の雪之丞さんがまた、役の設定よりだーーーいぶかなり、年上だったのもイタかったです。
昔からの歌舞伎ファンなら若かりし頃の玉三郎さんや雪之丞さんのお姿を観ているからオッケーなのでしょうし、私も今後、慣れてくるとは思います。
ですがレジャーが増えっぱなしな現在、浮気っぽい若者の心を掴むにはやはり、若い役者が必要でしょう。
橋之助さんには今後も歌舞伎で(これ重要w)、頑張っていただきたいですね。ブログはしばらく更新が滞っているようなので、こちらも頑張ってもらいたいです。歌舞伎役者として宝塚を愛する発言をして欲しい。OGとミュージカルで共演したい~、とかじゃなくw
宝塚と歌舞伎には十分にかぶるものがあるとホンマ、思います。
ウエクミですが、桜嵐記は歌舞伎を意識しているように感じます。珠城さんのやったらキンキラと派手な衣装とか、舞台両袖からプッシューとキンキラが飛んできたりとか。今後も歌舞伎っぽさのある作品を出して欲しいです。泉鏡花モノにチャレンジして欲しいなぁ。
そうそう、宝塚がやたら衣装にこだわるのは歌舞伎由来かも。先日南座で観た玉三郎さんの真っ赤な打掛、目が痛くなりそうなほどの真紅で凄まじいこだわりを感じました。宝塚でも使って欲しいですあの真紅。海乃美月さんに似合いそう。
シネマ歌舞伎の「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」、現在は東京でしか上映していないようですね。
まさに「にざたま」もので、興味シンシンなのにざんね~ん。
他の読者さんに勧められた映画の円盤を注文したので、まずはこちらを観てみます。
シネマ歌舞伎でもイヤホンガイドが使えるそうですが、それならもう、イヤホンガイドの音声が同時に再生される状態での配信で良いかなな気もします。
でも、楽天で配信してくれたらいいのに「歌舞伎オンデマンド」なる新しいサービスを作っちゃって、新規登録する気になれなくって。
今後も当面はナマになりそう。
フットワークなんですけどねぇ、リアル生活ではもっと頑張っているんですがなかなか報われず苦しいです。今は苦しみや怒りを観劇へのパワーに変換出来ていますが、いつかとんでもない事をしてしまいそう。長所と短所は背中合わせですからね。
ま、その時はその時です。とりあえず今、出来る事をします。まずはCH観劇だ~w
いつもありがとうございます。
お互い一日一日を大切にすごしていきましょうね!
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
玉三郎さんは生い立ちのこともあるし、病があったのでお一人なのかなあ。ジェンダーレスなのかなあ。まっ今の歌舞伎で客が集まるのは玉三郎さんと海老蔵さん。
大阪府の池田市では逸翁美術館で市川團十郎展を開催しており、そこの学芸員さんから歌舞伎とはその演者の成長も愛でるから楽しいものと教わりました。宝塚歌劇のジェンヌさんもまさに同じですよね。ただジェンヌさんは女性でいずれは嫁にということで未婚だけとなったのでしょう。一三翁のエゴですよね(笑)。
歴代の團十郎も面白い人生を歩んでいます。血筋を絶やさぬためにの子どもも複数の女性からなしていたり。演目だけでなくて人の成長をたにまちは応援するのだと知ったら若い人に観劇に入ってもらわないとますます橋之助さんが外部の演劇に手を出しそうと過去の出演作にむーっとなってます。明治座の檀れいさんとのお芝居なんて配役を聞いたときに無茶やんと思いましたよ
夜叉が池はWOWOWでも放送で私は三ヶ月で一月金額にふらふらと加入。時間貧乏しています。
。
おかちゃんさん、いつもありがとうございます。
玉三郎さんは稀代の女形として長年活躍されているのですし、独身となるとジェンダーレス疑惑も出てきますよね。
ジェンダーは気にならないけれど、後継者をカッチリ決めておいて欲しかったです。
海老蔵さんのお姿も是非、舞台で観てみたいです。眼ヂカラありそうですよねw
公演数は東京の歌舞伎座が一番なのでしょうが、自宅から日帰りで大阪松竹座と南座に行ける環境ってラッキーかと。
歴代の市川團十郎さんって長生きしている方がいないんじゃないんでしたっけ?
なにかのブログで読んだような・・・海老蔵さんのお父さんもけっして長寿だったとは言い難いですし。
どうにか海老蔵さんには長生きしていただきたいものです。
歌舞伎役者がテレビドラマで重宝されるようになって久しいですが、やっぱり歌舞伎でも頑張っていただきたいですね。
橋之助さんはミュージカルには不向きだし、テレビもたぶんイマイチじゃないかと。というか、舞台でのお姿が素敵だったのでもっと極めていただきたいんですよね。
でも、ご本人なりに葛藤がいろいろ、あるんでしょうね。
ジェンヌOGさんでも、ミュージカルに専念したらいいのに・・・な逸材さんが微妙な事務所を選んでいますし。
池田市の逸翁美術館、ご紹介くださりありがとうございます。娘を誘ってみます。
阪急文化財団なのに歌舞伎を特集しているんですね。
夜叉ヶ池は残念ながら娘が興味を持ってくれず、夫も然りで、私ひとりの時にひっそり観る事になりそうです。
今日は大劇場でCH観劇していたし、お盆休みも間近だしで、お盆後になるかな・・・
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
初めまして。かずこと申します。アラフィーの、宝塚ファンです。
たー様のブログ、いつも楽しみに拝見しています。
宝塚はもちろん、宝塚以外の内容でもとても面白く、かつわかりやすい文章で、いつかコメントでお伝えしたいなあと思ってました。
私も今まで歌舞伎に興味がなかったのですが、桜姫東文章に興味を持ち、4月に初めて歌舞伎を観劇しました。
感想は、たー様と同様、すごーくフィットして、そしてハマりました。。
桜姫東文章の内容も、何とも刺激的で、仁左衛門さんも玉三郎さんも名前だけ知ってる程度の予備知識でしたが、お二人とも大変色っぽくて素敵でした。
後で、二人とも70超えたおじいさんと知りびっくりでしたがw、3階席で観るぶんにはわかりませんでし。
植田紳爾先生の作品が植田歌舞伎と良く伺いますが、実際に歌舞伎を観て、その所以がわかりました。
そして、上田久美子先生も歌舞伎の演出方法を、上手く取り入れてますね。桜姫の観劇後に桜嵐記を観て、私も思いました。
私は本当庶民だし、身の丈にあった観劇しか出来ないのですが、宝塚、そして今年から歌舞伎も時々生観劇して元気をいただいてます。
本当は、あまりクレジットカードは持ちたくないのですが、東京で、早めに安い席をゲットするには会員になるしかないので、歌舞伎会にも入会したんです。
本日、無事12月公演のB席をゲットしました。最後列ですが、玉三郎さん観劇します。
たー様の、宝塚以外の観劇記録も興味深く拝見してます。
細々でいいので、続けていただけたらとお伝えしたかったんです。
つたない文章ですが、思いが伝わりますように。
かずこさん、この度は勇気を出してコメントくださりありがとうございます。
桜姫東文章で歌舞伎デビューしたんですね、いいなぁ。私は観ていませんが、ウィキであらすじなどを読みむちゃくちゃ興味持ちました。
仁左衛門さんとタマ様のポスター、ホンマに美しいですよね。撮影から35年以上過ぎた現在もお二人ともたいへん色っぽくて素敵だったんですね。
私は日本振袖始で広角7倍の双眼鏡越しにタマ様を拝みまして、予習しすぎの悪影響が出てしまいました。今後は出演者に合わせて、場合によっては双眼鏡なしにしようかと。
巨匠な植田紳爾さんですが、私はまだ作品に触れていないんです。歌舞伎っぽいんですね。
宝塚でおなじみの「正面を向いたまま戦う」なんかは歌舞伎そのまんまですが、植田さんは歌舞伎の様式美に惚れ込んでいたのかもしれませんね。
ウエクミの桜嵐記はそもそもあの派手な出で立ちが歌舞伎っぽいですね。舞台両サイドからプシューとキラキラが飛び出てくるのは確か、獅童さんのバーチャルトップ娘歌舞伎でもあったような気がします。
歌舞伎会、私は悩みましたが入っていません。はい、やはり、クレジットカード加入がネックで。歌舞伎座公演は南座や大阪松竹座よりチケ難なんですね。
あら!歌舞伎座の12月公演ってば、南座の吉例顔見世興行に対抗すべく(?)、メンバーがゴージャス!
私としては七之助さんがどれほどに美しい女形なのか拝んでみたいです。令和の現在で若く美しい女形はまだ、壱太郎さんしか拝んでいませんからw あと気になるのは香川照之さんですねぇ。猿之助さんともども、ドラマだけでなく歌舞伎での活躍も拝みたいところです。猿之助さんは無料配信で観たスーパー歌舞伎「オグリ」で体幹の素晴らしさに惚れ惚れしました(超イケメン、という設定はフィットしないように思いましたがw)。
ここは宝塚ブログだけに、宝塚以外の観劇記録はむちゃくちゃビュー数が少ないんです。
読んでくれている方から応援していただくとすごく励みになります。
実は今日これから書く記事も宝塚以外だったりしますw
でも宝塚とのつながりはちゃーんとあるんですよw
お楽しみにぃ~、なんちゃって。実のところ楽しい内容にはならないかも、です。
ホンマこの度はコメントありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。