芹香斗亜は下駄を体内に吸収した

ジェンヌさん

下駄感のない芹香斗亜

芹香斗亜の輝きが炸裂、「アクアヴィーテ!!」

NHK BSプレミアムの新春宝塚スペシャル「アクアヴィーテ!!」 では、宙組ナンバー2である芹香斗亜さんのカッコ良さが炸裂しています。私は大劇場でも観劇したのですが、さらに自宅でもおさらい出来るのはありがたいです。ライト経済力ゆえすべてのブルーレイを買うわけには行かず、NHKに感謝です。

わかりやすい下駄

芹香さんは「親が有名人」というわかりやすい下駄を抱えて歌劇団に93期生として入団しました。成績は50名中28番と真ん中より後ろです。

花エリザでは下駄が見えた気がする

2014年のエリザベートで、当時花組だった芹香さんは、ルドルフとして出演されています。

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あくまで私がブルーレイで見た感想ですが、「下駄履いてるんだ」「成績が特別良かったわけじゃないんだ」という色眼鏡で見れば、芹香ルドルフに、下駄感を感じないでもないです。

これは初演のエリザベートのブルーレイを見て「マイ・ベスト・ルドルフは香寿たつき」に決定した事も影響していると思います。香寿さんの声や歌がものすごく私の好みなので、比較してしまうんです。超・大好きな明日海りおさんもルドルフをされていますが(2009年月組公演、遼河はるひさん、青樹泉さんとの役替り)、ルドルフに関しては、香寿さんがいいなって思っています。

群盗では見えなかった!

さて、このように芹香ルドルフを色眼鏡で見てからさほどしないうちに、「群盗」を観劇する事になりました。私は色眼鏡を片手にシアター・ドラマシティに向かい、席につくと

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「どらどら、下駄娘を生で拝んだろ」みたいな心境で緞帳が上がるのを待っていたんです。

それが!!!

うわっ!!!同じ人???

なほどに、芹香さんはキラッキラに輝いていました。メイクも、歌も、格段にパワーアップしていて別人のよう。 後ろの方の席に座っていた私までオーラが届き、しびれるような感動がありました。

注力するように

私は、芹香さんを下駄娘扱いした事を恥ずかしく思うと共に、現在の芹香さんの華やかさを素晴らしいな、相当に努力されたんだなと感じました。この事があったため、その後の宙組公演の観劇では芹香斗亜さんにものすごく注目するようになりました。

もはや身体の一部

両親ともに有名人なのですから、下駄は相当に大きく重かったはずですが、芹香さんはうまく履きこなしました。

というかもう、脚の一部になっていて、体内に吸収したかのようです。

芹香斗亜の下駄

芹香斗亜さんは父親が野球選手、母親がジェンヌOGです。

野球好きな私の夫は、いつまでたっても芹香さんの名前を覚えず、「アクアヴィーテ!!」を一緒に見ていても

山沖の娘、元気そうやな

なんて言います。ジェンヌである芹香さんよりも、プロ野球選手だった父親、山沖之彦(やまおきゆきひこ)さんの方が夫にとってインパクトが強いのでしょう。大活躍した投手だったそうです。

夫はスポーツ全般が大好きで、中でも野球は格別。私はスポーツ関連の一切に興味がないのですが、世の中にスポーツ関連に興味がある人はたくさんいて、とても影響力があるんだなと感じます。

履きこなした先輩

先輩、涼紫央

芹香さんは去年の「オーシャンズ11」でラスティーを演じていました。「オーシャンズ11」の初演は2011年で、ラスティーは涼紫央さん。1996年から2012年まで星組で活躍されました。涼さんは「コーナン姫」と呼ばれていたそうでこれは、関西人なら、一度聞いたら忘れられない呼び名です。なんせあちこちに「ホームセンターコーナン」がありますから。私が子どもの頃は「コーナン」と「ジャパン」がホームセンターとして熾烈に競っていたのにいつのまにかジャパンはあまり見かけなくなりました。コーナンの話に戻りますが社長が涼さんの父親なんですね。涼さんは「親が半端ない金持ち」というわかりやすい下駄をお持ちでした。

涼さんがもやもやした番手で退団して久しいですが、ホームセンターコーナンは星組の貸切公演を続けていて、応募期間になると店内にチケットプレゼントのポスターや応募用紙があふれています。宝塚を好きになる前からチケットプレゼントをしている事は知っていましたが、好きになると、「なぜかいつも、星組公演だけだな」と気になったんですね。で、調べて、涼さんの事を知りました。

どちらのラスティーも素敵

私はDVDで初演のオーシャンズ11を予習してから去年のオーシャンズ11を観劇しました。

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涼ラスティーと芹香ラスティー、どちらのラスティーも素晴らしいです。涼さん、現役時代を拝めなかったのが残念なほどに素敵です。下駄感ゼロ!初演とあって、涼ラスティーの方が見た目をブラッド・ピットに寄せていますね。

超ハイスペック下駄といえば!!!

松岡修造さんの娘さんである稀惺かずとさん。説明を省き手っ取り早く言うと「ダイヤモンドの下駄を履くジェンヌ」でしょう。去年の第105期生文化祭での活躍はあちこちのブログで見られましたが(私は抽選に外れて行けず)、みんな言わないけれど、稀惺さんに与えられた下駄がかつてないほどに特別だとわかっています。 稀惺さんがうまく履きこなしてくれたらいいなと思います。新人公演が楽しみです。友の会でのチケットは当たらないでしょうから、体調を整えて当日券に備えます。

追記:芹香斗亜の父親や母校

芹香斗亜さんのお父様や母校についての記事をご紹介させていただきます。

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