OSKが改善した事、改善出来ていない事

OSK

さーて、ひっさしぶりにOSKを取り上げてみましょうか~
去年12月、私が観劇するはずだった回の「近松TRIBUTE」が中止になった時にこちらの記事にして以来です。宝塚では推しを決めきれぬ私ですがOSKでは桐生麻耶(きりゅう あさや)さんがNo.1。OSKの前トップで現在は特別専科な桐生さんは私にとって特別な存在で、リアル生活で悲しい事があると「抱きしめて欲しい」と思い浮かぶほどなんです。物理的にも雰囲気的にも包容力豊かなんですよね。なので桐生さんが主演するお芝居にご縁がなかったのは本当に辛くて正直、OSKまるごとへの気持ちが冷めてしまいました。

それゆえOSKが7月に「レビュー Road to 2025!!」を上演する事を知ってからもなかなかエンジンがかからなかったのですが・・・やっぱ観に行こうかなと。
にしても、なんだなんだ?

以前「1789のポスターはレミゼに似ている」と記事にしたのですが(こちら)、レビュー Road to 2025!!のポスターは1789に似ている気がしません?しかも「!!」は宝塚のダイスケっぽいし。

それはさておき、OSKのポスターにしては頑張った意匠だと思います。
ですが・・・詰めが甘い!

娘役さんの手が、手首のところで切れてしまっているのが何とも残念でたまりません。よく見ればこれ、ドレスのスカート手で広げているんですよね。せっかくの決めポーズなのにこんなところでカットしたら台無しです。私の感覚だともし自分の娘なら一生忘れられないほどOSKのポスター制作部にガッカリした事でしょう。

しかもね、ポスター裏面には「いかにもOSKらしいしくじり」があったりします。

この「黒いベースに白い文字」がそもそも私は嫌い(老眼に辛い)なんですがそれは我慢出来ます。しかし黄色く囲ったところに注目してくださいよ、

OSKのポスターは「わかりにくい」が頻発

レイアウトが悪すぎてチケット代がわかりにくすぎるんです。
座席表にもっとも近く、かつ大きな文字で載っている「3,000円」は、配信の料金なんですね。
で、座席表の左側にS席とプレミアムシートの料金が載っているんですが・・・けったいなんですよぉ、座席表には水色で「プレミアムシート」、オレンジ色で「S席」を枠取りしているにも関わらず、「プレミアムシート9,000円」を何故かオレンジ色にしているんだもん(しかも非常に読みにくい)。S席にしたってわかりにくいし。

今回だけじゃなく「OSKのポスターはえてしてわかりにくい」んですね。特にチケット代がわかりにくい。なかなかに致命的だと思います。

というわけで、タイトルと逆ですみませんがOSKが改善出来ていない事を先に熱弁してしまいました。

改善した事はね・・・支払い方法です。選択肢が増えたんですよ。

これまでは決済はクレジットカード限定で、セブンイレブンで発券するか劇場受付窓口で受け取るかの選択しかありませんでした。
しかし今回、受け取り方法に配送が加わっていたんです。
そして、

セブンイレブンのみではありますがコンビニ払い・コンビニ発券に対応していました。
さらに代引きも追加されていたんです。手数料が高めですが、カード決済&コンビニ発券なセディナやぴあでもやったら高額な手数料を取るようになりましたから代引きでこの金額だと良心的にすら感じます。

チケット購入方法ってすごく重要ですから明らかに改善しているのは嬉しいです。ただ、以前はあった学割はなくなってしまったのかな?安価な自由席もないし・・・ってあら?褒めたまま終わるつもりだったのにまた不満を述べちゃった。

文句を長めに言いましたが観劇するつもりですので、感想を記事にしますね。
ちなみに、

「レビュー Road to 2025!!」6月22日11時での空席状況

チケットはまだまだ余裕あり!
ご興味ある方はこちらのページの、

「IDをご存知でないお客様はこちら」の、青い「WEBチケットサービス」からお求めください。登録は不要です。

コメント

  1. おかちゃん より:

    この公演は見たいなと思ってたんです。会場は悩ましい、でも大阪松竹座でおこなわれるよりも私には素敵な舞台。OSKも今度の朝ドラ放送よりも前に見ておきたくて観劇を考えています。自分の財布の中身を出して観劇するならチケット代金の記載は眺めますよねえ。チラシに見にくいのは何か意図があるのでしょうか。が、この頃は主婦ゆえに土壇場で予定が狂うというか家族ネタで行けなくなるなど悲しいのでチケットは行けると確定したときに買えたなら行こうと思っています。
    私はこちらにお邪魔するときに文楽を見るお話をしています。
    本来、牛若丸との恋のお話があった浄瑠璃を知ろうと考えていたのでしたが、ドタキャン。専業主婦は遊んでいると私の場合は怒られることが多いのですが(環境が悲しいですね)、家族のために自分を圧し殺しのネタも多いのが専業主婦(笑)です。たーさんがあれこれと頭をひねりながらも観劇をおこなうお話はとても有意義です。
    OSKは大阪市内の活動なのでそちらの人が盛り上げてほしいですね。
    私も文楽をコツコツ鑑賞したいなと思います。って次は夏の公演まで休憩。映画のように劇場に当日に訪ねて買えるチケットが嬉しいなと買えない劇団公演は無理しないことにしています。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おかちゃんさんもご興味あるんですね。はい、会場は悩ましいですよね。私はまだクールジャパンパーク大阪に行った事がないので大阪松竹座でやってくれるより嬉しいです。
      朝の連ドラに出演するのは翼和希(つばさ・かずき)さんという方で、名前だけでなく「小柄で歌ウマ」なところが和希そらさんと被ります。和希さんの方がドスのきいた低い声かな。翼さんは顔がキレイですからテレビ向けだと思います。

      はい、観劇においてチケット代は重要ですよねぇ。OSKには学割やOSK初体験の方向けの「はじめて割」などがあったのに、今回は強気な価格設定で驚きました。S席の後列2~3列を自由席か、指定席にしても6,000円くらいにして欲しかったです。
      OSKのチラシのわかりにくさは意図というよりもコスパの問題ではないでしょうか。どうも以前の公演のデザインを再利用しているっぽい。ベースが黒いのもずっとそのままで高級感を演出したいのかもしれませんが、客の年齢は上がりっぱなしですし視認性を高めて欲しいです。
      チケット入手はギリギリで大丈夫ですよ、間に合います。私も宝塚以外は極力ギリギリです。そう、主婦ゆえ土壇場で予定が狂う事もありますしね。

      文楽には牛若丸と弁慶の出会いを描いた「五条橋」という作品があるそうですね。だけど恋はどうでしょう?お相手は静御前ですか?

      専業主婦は何かと肩身が狭いですね。子どもが小さく毎日必死だった頃はわからなかったけれど、子どもが成長してちょいと落ち着いてみるとどれほどに自分のやってきた事が社会から軽視されているかを痛感します。
      「世間知らずのバカ」「金食い虫」の代名詞ちゃいます?専業主婦って。政府も暗にそう思っているから配偶者控除をやめるだの、認知症の高齢者も施設じゃなく自宅で(=専業主婦に面倒をみさせる)なんて考えているんですよ。

      もうねぇここは、開き直りが一番です。他人様がどう言おうと自分が楽しけりゃ良い、のスタンスで。
      専業主婦を一番苦しめているのは専業主婦をバカにする他人様達ではなく専業主婦である事に劣等感を抱く自分自身なんです。他人との関係は切れるけれど、自分自身とは死ぬまでのお付き合い。自分の中でどうやって折り合いを付けていくかが日々の生活を楽しくするか逆にするかのポイントでしょう。今の私は本当に観劇が楽しいので、懐具合や夫の機嫌とバランスを取りつつ続けていきたいです。

      さて、OSKの話に戻りますが、なぜ2023年に「レビュー Road to 2025!!」をやるかって大阪万博を意識しているからなんですよね。
      そう、OSKは(一応新橋演舞場でも公演しているけれど)大阪市内が活動拠点なので、大阪市に応援してもらうつもりなのでしょう。実際大阪市は配慮していますよ、2021年12月の「大阪文化芸術祭」にもOSKが出ていたし。

      おかちゃんさんは文楽をコツコツ鑑賞、なんですね。とはいえしばらく休憩をとるそうで。
      そう・・・レジャーなんですから気軽に楽しみたいですよね。当日朝の気分でチケットを買えると嬉しい。
      そう、無理は禁物。自分の体力・精神力・経済力に合ったレジャーを楽しみたいですよね。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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