歌舞伎座「マハーバーラタ戦記」とゴシップ誌 感想 

歌舞伎・芸舞妓

どーゆータイトルやねんっ!

って思いました?
思いますよねぇ。
これが決して、アオリでもツリでもないのです。

どうか聞いてください、私がどんだけビックリしたかを。

宝塚記事が気になり、新幹線のお供を兼ねてゴシップ誌を買ったのに、

目次より手前になんと、「マハーバーラタ戦記」の2番手、中村隼人さんが出ていたんですよ~!

その後は本来の目的である宝塚記事に目を通しました。
このゴシップ誌(B誌)は
・ネタのストックを小出しにする
・あたかもネタ切れになったかのように見せかけて大きいのを出す
スタイルで連載しているんですね。で、今回はもともと予定していた内容に加えて劇団の機関紙について突っ込んでいました。機関紙ネタのおかげで予定よりページ数が増えた印象です。本来なら機関紙については劇団が対策出来たはずなのに、どこまで悪手を続けるんでしょうか。

どうしても特定のジェンヌさんが批判を受けがちな状況の中、B誌は阪急阪神ホールディングスCEOの自宅に押しかけてCEOが取材を完全に拒否った様子も記事にしていました。先々週号では前理事長にも取材を試みて失言をゲットしているし、B誌の取材には気合を感じます。
おそらく連載は当面続くでしょう。
どうかジェンヌさんへのフォーカスを控えて、もっと前理事長やCEOをフォーカスして欲しいです。私は株を持っていないので来年の株主総会の様子も記事にして欲しいです。

やはり今回も気持ちが沈む宝塚記事ではありました。
それでもパラパラとページをめくっていたら、あら!

連載に「マハーバーラタ戦記」を取り上げた記事があったんです!

いやー、やっぱ良いですね紙媒体。
ネットだと、たとえ全記事読む権利を購入したって気になる記事しか読まないでしょう?
宝塚記事単品でも220円とか330円とかするらしいし。
もう何度もお伝えしましたが、記事を読むなとは言いませんからどうか紙媒体を手にしていただきたいです。買わなくてもネットカフェ(記事はこちら)や喫茶店(記事はこちら)で読めますし、私はまだ未経験ですが図書館だと完全無料ですから。
今週の連載では草笛光子さんが良かったです、なんでも映画であの佐藤愛子さんを演じる事が決まったそうで。愛子さんは男運が悪かったんですが文才でもって苦境(ズルくて弱い元夫の莫大な借金)を乗り越え(元夫の借金なのに何故か愛子さんが完済した)、さらに(太く短い人生でもおかしくないのに)アホアホ元夫より長生きして100歳を迎えた現在もご存命ですから、完璧に人生勝ち組なんですよ。草笛さんがどう演じてくれるのか楽しみです。

ネットで欲しい情報を得やすくなった事はありがたいけれど、特定の情報ばかり集まりがちな欠点を伴っています。いただいたコメントを読んでいると、脳内の大部分を宙組の件が占めている方もいるようで心配です。宙組について悩む事が悪いんじゃない、だけど、同時進行で他の情報にも触れていただきたいです。

さて、
タイトルは歌舞伎を先にしておきながらゴシップ誌の感想を先に述べちゃいましたね。
そろそろ「マハーバーラタ戦記」の感想に入りましょうか~
吉例顔見世大歌舞伎の昼の部なんですが、

夜の部は何故か「松浦の太鼓」なんですよねぇ。なんで「何故か」って、この演目は忠臣蔵外伝ですから本来なら年末向けなんですよ。
しかもポスターに使っている仁左衛門さんの写真がゆうに30年以上前のだし!ああ、私もこの頃を生で拝んでおきたかった。とはいえ今年7月に「俊寛」で拝めて良かったです(感想はこちら)。

あら!また余談になっちゃった。
今度こそ本当にマハーバーラタ戦記の感想を述べますね。
インドの「マハーバーラタ」はギリシャでいう「イーリアス」のような叙事詩で、意味は「マハー(偉大な)」と「バーラタ(バラタ族)」を組み合わせた「偉大なバラタ族」だそう。めっちゃ大長編で複数の人物が出てくる叙事詩だそうで、この度の顔見世大歌舞伎ではカルナという英雄が主人公になっていました。

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/843 よりお借りしました

主人公は尾上菊之助さんです。菊之助さんを拝むのは2度目で、初拝みは先に話題にした仁左衛門さんの「俊寛」でした。あとNHK「古典芸能への招待」でも菊之助さんが出演している作品を複数観ていまして、私の中で菊之助さんはすっかり「歌舞伎界の月城かなと」になったんです。どうにもその、真面目なカタブツ男ばかり演じているような気がして。しかもかなりイケメン設定だったりします。月城さんは本当に超美形ですが菊之助さんはどうだろう?(私の主観です)。
芸の幅が広い役者さんが好きな私は、そのあたりがかなりタイトそうな菊之助さんへの興味が薄れつつありました。それでマハーバーラタ戦記でとどめを刺しておこうと思ったんですよ。きっとこの演目でも菊之助さんは最初から最後までイケメンで真面目なんだろうけど自分の目で確かめたくなりまして。
それに、夫の埼玉への単身赴任が年内で終わるので私は歌舞伎座とのご縁がなくなりますから、シメとしても菊之助さんを拝んでおきたかったんです。

で・・・
やっぱり推測通りでしたぁ☆
おわり。

って、こんな感想じゃダメですよねぇ。
だけどホンマにそうだったりします。
菊之助さん演じるカルナは神と姫から産まれた尊い存在で、青年期になるまで理由(後述します)あって素性を知らずに成長したのですが誠実で努力家な青年に育ち、やがて己の天命を知ってからも人に優しく自分には厳しく、そして世のため人のため亡くなりました。まぁその、想定の範囲内だったかと。

ビックリしたのはカルナの出自の演出です。中村米吉さん演じるクンティー姫を太陽神が気に入るんですが、一切触れない(ってか舞台の上手と下手で5mほど離れたまま)クンティー姫は身ごもるんですね。そして瞬く間におくるみに包まれた赤ん坊(カルナ)を抱きかかえるんです。このシーンに観客席には「なんじゃそりゃ」と言わんばかりのどよめきがありましたし「まさかぁ」と言わんばかりのクスクス声すら聞こえてきました。
そんなどよめきやクスクスも一切気にせず舞台は進行し、太陽神はクンティー姫に「お前の身体は清らかなままだ!」なんて宣言しちゃう。ひぃぃ、聖母マリアの処女懐胎かよー

ここまでで十分にトンデモぶりでしたが、なんとクンティー姫は「私には育てられない」と、赤ん坊のカルナを箱に入れて、ご丁寧に観音開きの蓋を閉じ、ガンジス川に流しちゃう!!!
普通なら落命するはずですが神の子ゆえカルナは良い人に拾われて好青年に育ちます。拾われるシーンはありませんが桃太郎かよーって思いました。

でもってクンティー姫は別の神とも息子をつくるし(それが隼人さん演じるアルジュラ)、その後しれっと王に嫁いでたくさん子どもをもうけるんですよぉ、もうホンマにトンデモ設定で。ただし歌舞伎ゆえのアレンジではなく、クンティー姫が赤ん坊だったカルナを箱詰めして川流しにしたり他の神とも子をもうけたり王に嫁いだりするのは原作に沿っているようです。すげぇよクンティー姫!
歌舞伎では高齢の女形が美女を演じてガッカリさせられる事が珍しくないけれど、若く美しく、そしてどこか妖艶さもある米吉さんがクンティー姫を演じてくれて良かった。めっちゃフィットしていました。

なんせ休憩込みで4時間半、お芝居が正味3時間半以上あるんですから長かったですねー。とはいえ目まぐるしく物語が展開するので退屈はしませんでした。
ちなみに二幕目は菊之助さん達のダンスで始まりまして、イヤホンガイドによると「アールアールアールを参考にしている」そうですよ。そう、次の星組の大劇場公演もまたRRRをモチーフにしていますね。マハーバーラタ戦記は宝塚アレンジも出来そうですから、ひょっとするといつかやるかも?演出家はそうですねぇ、無難なイケコか、実力派ジェンヌOGを娶ったばかりのイクタなら手堅くて良いかな。宝塚は演出家でもトラブルが続発していますから安全第一じゃないとね。

歌舞伎ではエリートによる大きな事件がありましたが執行猶予が付き、一応の落ち着きを取り戻しています。あれほどのスーパーエリートが不在でも興行は続くんですね。
宝塚が今後どうなるかはわかりません。いちファンとして出来るのは、どんな結果であれ受け入れる事だけです。

その前に私は「夫の埼玉への単身赴任の早期終了」を受け入れる必要がありまして、

次はいつ来れるかわからぬ歌舞伎座を写真に収めておいたんですが、雨でね、、、
全体像を撮りたくて、

地下をくぐって道路の反対側に出て、懸命にシャッターを押しました。
私は歌舞伎座という劇場そのものもホンマに好きです。東京でスペシャルに気に入った帝国劇場・国立劇場・歌舞伎座のうち、歌舞伎座だけは今後も残り続けてくれるんですからいつかまた来たいです。

歌舞伎座は立派な劇場なのに安価なチケットがあるのも魅力。愛機があればお顔もハッキリわかります。

いつまでもメソメソはしていられません。

東京駅の地下にある「銀の鈴」

新幹線で関西に戻った私には、梅田芸術劇場での花組全ツが待っています。
楽しみにしています。

<PR>わが愛機です。

コメント

  1. おかちゃん より:

    歌舞伎は日本の文化。演劇や映画の歴史をかじると必ず歌舞伎役者が出没します(表現力なくてごめんなさい)。
    河原乞食と表現されていた歌舞伎があれよあれよとファンがついて高尚な趣味みたいになっていた間に雨後の筍のようにお芝居を生業にする劇団があちこち生まれそちらにファンが付きと芸能界ってのも就労人数が莫大な世界になったのだなあと感じます。
    ファンダムを無視しすぎた宝塚歌劇団問題は迷走してますねえ。阪急電鉄沿線の地価の下落か?までいわれだしています。

    線路をひいて、住宅を分譲したり、宝塚歌劇団や、なくなったけどファミリーランドを作ったり、野球のチームも所有した小林一三の壮大な事業もデジタル化やネットであらゆることができる時代の到来で古くさいのかもしれません。

    この場のコメントに不適切かも知れませんが、学校現場だと合唱コンクールのピアノ伴奏者のなり手問題が起こっているそうです。日本人の文化教養は家庭経済の豊かなお子さんが所有ですが、そのお子さんは今の時代だとお勉強もこなさないとダメなので、伴奏練習に暇を費やせるほど時間余裕がない。場合によっては伴奏をやらされると心を病むこともおこっているみたいです。
    阪急阪神ホールディングスは今のお子さんたちの時間の無さをあまりに知らないのでしょうか。

    あっ歌舞伎も三階さんと呼ばれる役割を担う人は減ってるようです。
    若い人は自分でバズらせるTikTokなど発表の場があるからそっちに流れちゃいますよねえ。

    時間泥棒と表現したのはエンデのモモという作品でしたが、モモのように人の話を聞くという能力こそがこれからは大切な時代になりそうですねえ。
    そのためには紙媒体の雑多な情報が掲載の新聞や雑誌に触れておくことは大切かなと個人的には思います。

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      おかちゃんさん、はい、歌舞伎は日本の文化ですね。舞台芸術の基礎を築きました。もともとは阿国という女性が始めたそうですがいろいろあって男性のみになったそうですね。どうしても女性が舞台に立つと売るのが芸だけではなくなりがちだったようで。

      何をもって芸能界とするかの定義にもよりますが、現在はいち個人でもスマホで芸を発信出来るようになったんですからいよいよ就労人数が莫大な世界になったかと。

      宝塚歌劇団が無視しすぎたのはファンダムもでしょうが、宝塚と無縁な一般人がメインだと私は思っています。結局はマイナーな趣味ですし、宝塚ファンなら一連の件を悲しみこそすれ、ジェンヌさんを安易に中傷しないと私は思うんです。
      一般人も注目するようになったからこそ阪急沿線の地価まで下がる噂が出てきたのでしょう。確かにあんな会見をするようでは、上級のブランド力が台無しになってもおかしくありません。

      あら、合唱コンクールではピアノ伴奏者が不足しているんですね。
      私の音楽コンプレックス(音符が読めない)を強めたのは小学生時代の合唱コンクールですねぇ、やっぱクラスにひとりふたりはピアノを弾ける子がいましたから。ピアノって経済力の象徴かと。
      そして経済力がある親なら我が子がピアノで身を立てる事はほぼ無理だとわかっているわけで、上品な趣味としてピアノをやらせつつメインでは勉強を頑張って欲しいんでしょう。

      うちの娘が幼稚園児だった頃から「今の子どもは時間がない」と言われていましたし、おそらく私が子どもの頃も忙しい子どもはいたのでしょう。だんだん子どもが少なくなって、ひとりひとりにお金をかける傾向が強まっているから多くの子どもが忙しくなったんじゃないかと。本来なら勉強が不向きなうちの娘のような子でも、親の願望で塾に通わされたりしているんですよ。
      ファミリーランドの跡地に出来た私立小学校に通っているお子さんたちの方が時間にはゆとりがあるかもしれません。よっぽどの事がない限り大学まで保証されていますからね。

      歌舞伎の三階さんですか・・・マハーバーラタ戦記には馬が出てきて、中の人はおそらく三階さんなのでしょうね。殺陣で斬られるならまだ顔を出せるけれど馬では重労働なのに顔を出す事もない。しかもお給料もおそらくそんなにあるわけじゃないんでしょう。若い子が重労働や苦労を避けてSNSで一発当てようとするのも自然の成り行きかもしれません。
      だけど!SNSで一発当てようとする子だってそう簡単には当たらない事を痛感するはずだし、下手すると犯罪組織に巻き込まれてしまいます。
      ラクに生きてゆこうとすればするほど実際は苦労するのだと私は思ってるんです。

      モモですかー、昔映画で観たかな?うろ覚えです。
      人の話を聞く事は大切だけど、それを得意としている総理大臣の人気は下落しっぱなしですね。
      匿名でブログをするにも人の話を聞く事ばかり重視していると辛くなってきます。かといって全く聞かないとそれはそれで問題ですからバランスが大切ですね。
      何か趣味があってもそれだけに集中せず、その他の情報も得ながら趣味を楽しむのが私にとっては丁度よいです。そんな私にとって紙媒体はありがたい存在です。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. やすみ より:

    たーさま
    こんにちは。
    歌舞伎でインドの感想を興味深く拝見しました。
    芝のぶさんなど若手の方々が大きなお役で頑張っているのが良いです。
    菊之助さんの息子さんの丑之助さんもご出演でしたね。なかなかの逸材では?
    寺島しのぶさんの息子さんは大河ドラマなどで拝見しましたが、セリフを棒読みですごかったです。
    歌舞伎座の地下の売店で豆大福とヨモギのあんこ入りの四角いお餅を買いました。
    両方ともすっごくおいしかったです。
    劇場内のおめでタイ焼きも白玉入りであつあつをいただきました。
    お弁当は1階の売店であなご弁当も食べ、どれも美味しくて、幕間をたのしく過ごすことができました。
    歌舞伎座っていいですね。

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      やすみさん、実際にマハーバーラタを観たやすみさんが私の感想に興味を持ってくださりとても嬉しいです。
      芝のぶさんって56歳なんですね、もっと若く見えました。どうも一般人出身のようですね。愛之助さん以外にも出世している歌舞伎役者がいるんだと嬉しくなりました。

      丑之助さんはまだ声変わりしていませんからどんな声に仕上がるのか楽しみです。そうですね、テキパキと動くし滑舌も良好かと。
      「め組の喧嘩」で團十郎さんの息子さんも拝みましたし、あとは右團次さんの息子さんも拝んでみたいところです。親子でテレビに出ている様子だとすごく利発そうに感じます。
      あら、寺島さんの息子さんは棒読みだったんですね。イケメンだから俳優やニュースキャスターを目指しても良いように思いますが、しのぶさんの様子だと歌舞伎役者になるんでしょうね。

      歌舞伎座の地下で豆大福やお餅が売っていたんですかー。私は「マハーバーラタ弁当」には気付きましたが2200円と高額でとてもとても手が出せず。だけど売れていましたねぇ。
      特製弁当を尻目に10mほど先にあるセブンイレブンで買い物しました。次に歌舞伎座に行く事があれば豆大福やお餅も買いたいです。1階にはあなご弁当もあるんですね。
      今回やすみさんが教えてくださった中で私も食べた事があるのは「おめでタイ焼き」だけです。はい、出来立てが美味しいですね。

      そーなんです、歌舞伎座って劇場そのものが気分アゲアゲになるように出来ているんですよね。
      ただチケットがないと(地下の売店を除き)入れません。宝塚大劇場はチケットがなくても楽しめるのが良いですね。
      夫の単身赴任終了で歌舞伎座との縁がなくなり、近場の大劇場はチケットが手に入らないんですから困ったものです。今の私はチケットなしで大劇場だけ楽しむのは辛すぎます、どうか星組公演に当選しますように。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      • やすみ より:

        たーさま
        こんにちは。コメント返信ありがとうございました。
        芝のぶさんのことをよく調べもせず、若手とかいてしまいました。
        ブログなどをチェックしたところ初めての大きなお役と書いてましたので、
        てっきりお若いかと思ってしまいました。
        年数が経っても大きなお役がつかず厳しい世界ですね。
        https://news.yahoo.co.jp/articles/4b9c4556a94ab7a65901677e42c708b22b4b65f3
        評判が良いようです。
        宝塚以外でも観劇が趣味なのですが、久しぶりにわくわくする感覚を味わってます。

        • 関西の、たー関西の、たー より:

          やすみさん、芝のぶさんはとても若く見えますよね。私も若手だと思っていました。アラカンに差し掛かって初めての大役を得たのはやはり、一般の出身だからでしょうね。
          そう、年数が経っても、どんだけ実力があっても、一般出身だとなかなか出世出来ないのが歌舞伎です。

          リンク先読ませていただきました。そっか、夜の部は「松浦の太鼓」ばかり注目していましたが、「鎌倉三代記」には中村時蔵さんと梅枝さんが出ているんですね。時蔵さんの長男が梅枝さん、次男がマハーバーラタでビーマを演じた萬太郎さんです。そして隼人さんは時蔵さんの甥ですから、梅枝さん萬太郎さんとはいとこにあたります。
          もうホンマ、家柄・命!ですね。
          ただ「中村時蔵」はもともと女形として最上級の名跡だったけれど当代の時蔵さんは玉三郎さんにだいぶお株を奪われたらしいです。玉三郎さんは一般の出身ですから、家柄が立派でもピンチになる事はあるんですね。時蔵を継ぐのは梅枝さんでしょうが国立劇場の妹背山婦女庭訓では立役でしたし、萬太郎さんは立役しか無理っぽい雰囲気。歌舞伎一家を続けるのも大変そうですね。
          菊之助さんにしたって大名跡ではありますが、菊五郎さんの体調がよくないようですし丑之助さんはまだまだ子どもですからいろいろ大変なのでしょう。ハーフの甥っ子の存在も気になるでしょうし。

          歌舞伎も結局、キャストに注目出来るところに私は魅力を感じています。
          家柄つながりを楽しめますし、一代限りの愛之助さんも素晴らしいですから。
          宝塚のごとく演目の内容にムラがあるのも良いですね。

          本当なら今後も毎月歌舞伎座に行きたかったです。歌舞伎座とのお別れが本当に悲しい。
          やすみさん、どうか今後も歌舞伎の感想をお聞かせくださいね。私も南座や大阪松竹座でほそぼそと歌舞伎ファンを続けるつもりです。

          いつもありがとうございます。
          今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  3. こんちゃん より:

    関西の、たー様

    ちょっとお久しぶりです。ライビュ専科の地方民です。

    この数か月で、ブログ村の雰囲気も変わってしまいましたね。私は宝塚について書くことが楽しいことばかりでなくなり、仕事や家族のバタバタもあり、更新頻度が減ってしまいました。

    劇団側の会見があった日は、ちょうどベルリンフィルハーモニーのコンサートに行った日でした。

    チケット代4万円にさすがに躊躇したものの、「高松でベルリンフィルが聴けるなんて、東京にコンサート鑑賞のために行くことを思えば、交通費がいらない分、実質タダ!」と清水の舞台から飛び降りる気持ちで参加しました。

    19時から21時まで、私の人生における劇場体験で、宝塚初観劇の時以来の、ほんとうに素晴らしい2時間を過ごしました。

    家に帰って10時のニュースを付けると、例の映像が映っていて…せめて一晩は余韻に浸らせて欲しかった。幸せな気分のまま感想文に興奮を書き留めたかった。本当に天国と地獄を味わった日でした。

    歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」昼の部のダイジェスト映像を拝見しました。「マハーバーラタ」と聞くと遠い世界のお話に思えますが、京都の見覚えのある仏像たちによる2.5次元舞台のようなノリの舞台ですね。

    文春の宮藤官九郎さんによる

    「まず、皆さんがイメージするマハーバーラタ、全然面白くないでしょ?それ、全く違うので消去するところから始めてください。まだ間に合います。頭空っぽにして東銀座に行ってください。ずーっとワクワクしてられます。」

    という宣伝が素晴らしいですね。さすが文春に寄稿するプロの文章は、アマチュアのブロガーとはモノが違う。

    マハーバーラタ聖書の4倍もある大大大大大長編なのですね。洋の東西を問わず、人類が考える最高に面白い展開とは似通うのですね。

    (モーセも川に流されるし、イエス様もたいがいびっくりな生まれですが、初期の聖書にはマリアの処女懐胎の記述はなく、時代を経るにつれて信者たちが「開祖様はこんなに凄い人だった、というか人間ではない神の子だ。生まれからして違う!」と設定をどんどん増やし、設定の矛盾を補うために解釈をひねり出し、解釈の違いでケンカになり、を繰り返しているそうです)

    歌舞伎オンデマンドで配信を買うことを決めました。

    生観劇ってやっぱりいいですね。香川では来年の4月のこんぴら歌舞伎の開催がほぼ決まっていて、母も「いちど歌舞伎を見てみたい」と言っているのです。

    これまで行っていない理由は、一般販売のチケット枠が少なく、チケットは「地元の町会議員に頼むと買える枠」「JTBが販売する琴平のホテル宿泊とのセット券4万円~」に流れているようです。

    雪組のチケットが飛んで傷心の私は、母に「香川に住んでいて、地元で1泊2万円~のホテルに泊まって、トータル4万円もお金を出すくらいなら、京都の南座に行っちゃおう。團十郎さんの子供たちも出演するよ」と持ち掛け、

    母も「海老蔵さんと小林麻央さんの子どもたちのその後が気にかかっていたので、見てみたいねえ。大きくなったんだろうねえ」と孫の発表会を見にいくようなことを言っております。

    無事に観劇出来たら、また自分のブログに記事をUPしますね。

    急に寒くなりました。たー様、ご家族のみなさま、体調に気を付けてお過ごしくださいね。共に元気で、宝塚の歴史的事件の推移を見届けましょう。

    • 関西の、たー関西の、たー より:

      こんちゃんさん、はい、ちょっとお久しぶりですね。
      そう、この数ヶ月でブログ村宝塚カテゴリーの雰囲気はガラッと変わってしまいました。更新頻度に変化があるのも当然です。

      あの会見の日にこんちゃんさんはコンサートに行ったんですね。ええーっ!4万円ですか???バレエやオペラがそのくらいだとは聞いていましたがベルリンフィルハーモニーもとは~!
      素晴らしい2時間だったんですね。なのに、その後あの冴えないおっさん3人をテレビで見て落胆する事になってしまったなんて。
      今後こんちゃんさんはベルリンフィルと聞けばあのおっさん達を思い出すかもしれません。仮にそうなってもおかしくないんですよ、こうゆうのってエピソード記憶と呼ばれるそうです。

      さて、
      歌舞伎座でマハーバーラタ戦記のダイジェスト映像を見たんですね。私はチェックが疎く、この動画の存在を知りませんでしたがこんちゃんさんの記事にリンクしてあったので見る事が出来ました。ありがとうございます。
      ふふふ、このダイジェストだけで菊之助さんがどんなキャラかわかりますね。まんまこの通りでしたよ。
      はい、しょっぱなにキンキラキンの神が複数出てくるんですが京都の仏像っぽさがあり親しみを感じました。ただし中央にいた菊五郎さんはしんどそうで、舞台で拝める時間は残り少ないんじゃないかと。

      B誌の宮藤さんのマハーバーラタ戦記感想はまぁその、提灯なんですよね。確かに読みやすいし魅力的な文章ではあります。
      私に言わせると「ずーっとワクワク」というより「随所にええーっ!」かなぁ。処女懐胎&赤ん坊の箱詰め川流し」だけでも随分ですが、ほかにもいろいろ。
      川流しの件、こんちゃんさんからモーセの例を出してもらって映画の「十戒」を思い出しました。確かにモーセも川流しになっていて(確かカゴに入っていてフタはされていなかったかと)、王に拾われるんですよね。だけど王の実子が嫉妬したんでしたっけ。モーセを演じたチャールトン・ヘストンは「ベン・ハー」にも出ていましたね。

      オンデマンドでマハーバーラタ戦記を購入予定との事なのであんまりネタバレしない方が良いんでしょうが、中村萬太郎さん演じるビーマにも「ええーっ!」な演出があるんですよ。
      兄弟複数とともに森に追放されるんですが、その際にビーマは森の美女と恋仲になるんですね。美女には兄がいるんですが交際に反対したので美女は兄を裏切りビーマを選びます(選ぶだけならまだしも兄を殺しちゃう)。そこまでしたのにビーマはさっさと都に帰っちゃってねぇ。
      でもってでもって、何年も後にビーマがピンチになった際に「父上様!お助け申します!」と丑之助さん(菊五郎さんの息子)演じるビーマジュニアがぴょーんと登場して助けようとするんです(けど逆に殺される)。
      タネツケだけして育ててくれなかった父親を命がけで助ける息子なんていませんよ。

      このビーマが宝塚版だと礼さんになるんですね(こんちゃんさんの記事を読むまで知りませんでした)。ふふ、礼さんも森で美女と出会うのかな?ジュニアは登場するのかな?
      ちなみにビーマの母親もクンティー姫(米吉さん)です。なので菊之介さんと礼さんは父親違いの兄弟になりますね。

      マハーバーラタ戦記もLUPINもトンデモ設定が随所にありましたが、はい、生観劇ゆえの良さはありました。
      こんちゃんさんはお母さんの「いちど歌舞伎を見てみたい」を叶えるべく南座に行く事にしたんですね。確かに近場なのにチケットが高く付くこんぴら歌舞伎より良いかも。
      南座はとにかく外観からして拝む価値がありますからねー、鴨川とのセットがもう、たまらない。歌舞伎座はそばに川がないですからねー
      無事観劇されたら是非、感想をお願いいたします。

      はい、急に寒くなりましたね。いたわりの言葉をありがとうございます。こんちゃんさんも、ご家族の皆様も、どうか元気におすごしください。
      はい、心身の健康を大切にして宝塚の今後を見届けましょう。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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